8日目 日目(2004年2月28日 土曜日)
朝6時頃ベンチから起き上がり、トイレで髪型を整え、歯磨きをしてすっきりしました。
しかし、やっぱりベンチでは良く眠れない・・・。
ほとんど起きていた状態でした。
その後もなかなか行動する気になれなかったのですが、7時30分頃入国することに。
外は、まだ霧がかかっていて明るくない。(前日が雨っぽかったです。)
どうしようかと思ったのですが、結構、旅行者も動き出していたので、一緒にどこかへ向かうことに。
観光案内所で地図を貰い、とりあえず、近くの有名なクリークサイド公園へ行って、のんびりしようと思いました。

ここで、簡単にドバイの街について説明します。
ドバイには、真ん中にクリークという川が流れていて、その両側が街になっています。
ドバイについての詳しい情報は、こちらこちらをご覧ください。

空港のバスターミナルへ行き、クリークサイド公園へ行きたいというと、そこはタクシーで行くしかないとのこと。
ここでタクシーを拾うと高いので、ちょっと外に出て流しのタクシーを拾ったほうがいいよと言われました。
なので、ちょっと歩いてタクシーを拾うと、クリークサイド公園は10時からだと言わたので、近くの川沿いまで行ってもらうことにしたら・・・。

運転手は、最初に言ったクリークサイド公園に行き、わざわざ休みだと確認させて、川沿いの道をどんどん進んでいきました。
この辺で降ろしてほしいなと思っていても、そのまま走っています。
メーターを見ると、かなり金額が行っていたので、急遽降ろしてもらうことに。
ドバイのタクシーは、日本までは行かないですが、他の国と比べると高いので焦りました。
滞在は1日だけだったので、そんなに両替してなかったので。ラクダの銅像
とりあえず、川沿いで降ろしてもらい、ぷらぷら歩いていたのですが、特に何もなし。
すると、ベンチが見えたので、1時間くらい寝ていました。

9時になり、本格的に動き出すことに。
川沿いを歩いていると、ラクダの銅像がありました。
これを見て、やっぱりドバイだな〜って、改めて思いました。
その後もずっと歩いていると、あっという間に暑くなり死にそうになりました。
ドバイは、本当に暑いです。(死ぬ〜!)
ゴールド・スークの入口そして、ドバイ1有名なゴールド・スーク(金・市場)へ行きました。
スークは、その名の通り一面金ショップですが、屋根もあり、ちゃんとお店が仕切られているので、モロッコのスークとはイメージが全然違って、商店街みたいでした。
世界的にも有名な場所なのですが、私は貴金属にはまったく興味がなかったので、普通に通過しちゃいました。

その後、対岸へ川を渡るためにずっと川沿いを歩いていると、橋がない?
対岸へは橋を渡って行くと思っていたので、橋がないとどうやって対岸へ行くのかさっぱり分かりませんでした。
いつか橋が出てくるだろうと思って歩いていると、ついに海に出てしまいました。
そこまで行っても橋がなく、外は暑く死にそうでした。
正直言って、ホテルで寝たいって思いましたね。

仕方がないので、地図を確認。
あれ?橋がない?今、気づきました。
しかし、海のところで地下道があるみたいだったので探してみると、ちょっと分かりづらいところに地下道がありました。
そこを通り、やっとの思いで対岸へ行くことができました。

対岸に到着し、ヘリテージ・ビレッジという所へ行きました。
ドバイの昔の生活(伝統文化)の展示品があり、お土産の民芸品も売っていました。
その後、隣にあったダイビング・ビレッジに寄りました。
その時には、暑さでグロッキーになっていて、今までアラビア諸国だったんで、長ズボンと長袖を着ていたのですが、半袖短パンに着替えました。
ちょっと休憩した後、シェイク・サイード邸へ行きました。

シェイク・サイード邸シェイク・サイード邸は、ドバイの首長であるシェイク・マクトゥムの祖父、シェイク・サイードが住んでいたところで、今は、博物館になっています。
ドバイの伝統的な手法で建てられていて、具体的には石灰と珊瑚で作られているらしいです。
中には、歴代の首長家族の写真と周辺諸国の貨幣が展示されていいました。
貨幣には、インドのルピーもありました。(個人的にインドネタを書きたかっただけです。)
ここは、 ドバイっぽくなく、歴史を感じられる建物です。


ドバイ博物館昼食を食べた後、ドバイ博物館へ行きました。
ドバイ博物館は、18世紀後半に建てられたアルファヒディ・フォート(砦)を利用して作られたもので、ドバイの歴史を知ることができます。
中には、ラクダや人の模型があったり、VTRがあったり、英語が分からなくても分かりやすくなっています。
そこそこ中は大きく、ドバイの中ではここが一番の見所ではないかと思います。
まあ、ドバイのすべてを見たわけではないので分からないですが・・・。


博物館から出ると、やはり外は猛暑。
またまたしんどくなってしまった所に、タイミングよく2階建てのツーリスト(循環)バスが現れました。
西洋人旅行者家族がバスに乗ったので、私も便乗して乗ってしまったら、さあ大変。
なんと、そのバスの1日券が4,000円位したのです。(1日券しか扱っていません。)
ドバイには、1日しか滞在しない予定だったので、そんなお金はありません。
運転手にお金がないと泣いて頼むと、運転手は良い人で、次のバス停で降ろしてくれました。
もちろん、無料で。
危うく一文無しになるところでしたが、うまく切り抜け、ドバイ・オールド・スークをぷらぷらしました。
しかし、ここもモロッコのスークに比べると面白みがありません。
普通の商店街って感じなんです。

ぷらぷらしていても、やはりとても暑いので、近くにあったグランド・モスクで30分くらい昼寝をしました。
モスクは、大理石で作られているので、冷たくてとても気持ちいです。
ちょうど日陰になっていたので、最高でした。お勧めです。
その後も疲れていたこともあり、モスクの隣にあるクリーク沿いの芝生で、1時間くらいまたまた昼寝しました。
やはり、前日よるにほとんどちゃんと眠れなかったので、本当に眠かったです。

夕方になったので、そろそろ動き出そうと思い、その芝生の近くから出ているアブラ(水上タクシー)に乗りました。
アブラは、ドバイの人々の足で、クリークの往復を頻繁に行っています。
料金もとても安く、一度は乗ってみたほうがいいと思います。
ちなみに、アブラに乗らないと、私みたいに海のほうまで歩いて地下道を通らないと対岸に乗れませんので、かなり歩かなくちゃいけないんですけどね。

対岸に戻り、夕飯を食べたら、外はすっかり暗くなってきました。
しかし、日本への飛行機は、深夜2時過ぎ出発。
まだまだ時間が有り余っていたのですが、空港へ行くことにしました。
体力的というか本当に眠くて仕方がなかったので、空港のトランジットホテルで休憩しようと考えたのです。
空港に19時30分頃到着し、チェックインを済ませ、いざトランジットホテルへ!
「あ〜。やっと休める!」と思い、料金を確認すると、なぁ〜んと約2万円と言われ腰を抜かしてしまいました。
さすがにそんな大金は払えないので、敢え無く断念・・・。
仕方が無いので、免税店を寄った後、ずっと横になれるベンチで寝ていました。
ドバイの空港では、ずっとベンチで寝ています・・・。


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