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旅を振り返って!
改めまして、こんにちは。ひまな人です。
2007年12月31日夕方に、240日間の世界一周の旅から無事に帰国しました。

帰国した時の率直な感想は、終わってしまったという残念な気持ちと無事に帰国できて良かったという安堵感とが入り混じった状況でした。
この旅が長かったと言えば長かったし、あっという間だったと言えばあっという間だったし、とにかく約8ヶ月の間世界を回っていたという事実だけは、しっかりと自分の中に受け止めています。

帰国した今、出発をする時に考えていた達成感と充実感を味わうということに対して、どこまでそれらを感じられたのかと考えました。
このような観点からみると、地球を無事に一回りできたということや英語をろくに話せない私が、いろいろな人とボディーラングエージや片言のスペイン語を交えながらコミュニケーションを取って旅ができたことに対しては、じゅうぶんに達成感や充実感を感じています。
ただ、世界一周の旅をして、何が自分自身で変わったか?というと、良く分かりません。

この世界一周の旅で感じたのですが、世界一周の旅も短期の旅も1日だけ見れば、全く同じということです。
1日1日の積み重ねが世界一周の旅であると感じました。
つまり、世界一周だからと言って、それほどたいしたことではなく、行きたいと気持ちとある程度のお金などがあれば、誰にでもできることだと思いました。

この後は、私が出発前に気になっていたテーマに沿って、帰国した今の気持ちを書きたいと思います。

@お金
世界一周で一番気になるのは、お金だと思います。
金額については、コラムのほうで紹介をしていますが、だいたい1日1万円くらいを目処に考えていたため、そこまでキツキツの旅をしていないので、私の旅が、他の人の参考になるかどうか分かりません。
ただ、あまりキツキツで旅をして、やりたいことをやらないでいたら、後で後悔をしてしまうと思うので、思い切って使ったほうが良いと思っていました。
なんたって、世界一周は、一生に一度だと思うので。(たぶん)
抑えるところは抑えて、使う時は普通に使うといったスタンスです。

A言葉
お金の次に気になるのが言葉だと思います。
私は、何度も書いていますが、あまり英語が話せません。
それでも、1人で世界一周を回れたのは、いくつかの原因があると思っています。

1つ目は、とにかく話しかけること。
世界一周の旅は、何だかんだといろいろな人に助けてもらうことが多いのですが、待っていても誰も助けてくれません。
1人旅だからこそ、自分から話しかけて意思を伝えないと話にならないのです。
ネイティブスピーカーではないので、英語が完璧なわけが無いのですから、そんなことを気にせずに話しかけることが大切だと思います。

2つ目は、英語だけにこだわらないこと。
世界一周の旅では、やはり英語がメインになりますが、必ずしも英語にこだわらないほうが良いです。
なぜなら、英語を母国語としている国は、世界という目で見ると、ごくわずかであり、世界には、私も含めて英語を話せない人がたくさんいます。
そんな時に、無理に英語を話しても仕方が無いので、少しでも現地語を話したり、ボディーラングエージで伝えることによって、意思が伝わって、次第にミュニケーションが取れると思います。
もちろん、せっかくの機会なので、別の国の言葉を覚えるのも良いと思います。
私は、出発前にスペイン語を少しだけ勉強していましたが、この旅を通じて、スペイン語がかなり上達しました。
と言っても、赤ちゃんが幼稚園児になったくらいですけど。
ちなみに、英語で何でもかんでも済まそうとする人がいますが、そういう人は、相手のことを考えないでいる人で、どうなの?って思ってしまいます。
ただ単に、私が英語をあまり話せないから、ひがんでるだけかもしれませんけど。

もし、世界一周へ行きたいけど、言葉の問題で悩んでいる人がいるとしたら、ぜひ行くべきだと言いたいです。
もちろん、リスクも大きいので、他の問題がある場合はお薦めしません。
どうしても言葉が心配でたまらない場合は、日本人宿を転々として、日本人に引っ付きながら旅をするという裏技もあります。

B食事
私は、好き嫌いがなく、何でも美味しく食べられるほうなので、そこまで心配はいりませんでした。
この旅では、なるべく現地の料理を食べるようにしていました。
しかし、長い旅をしていると、食べたくなるのが日本食です。
今までの短期の旅では感じなかったのですが、やはり自分が日本人だと感じました。
なお、一番食事で困った国はアメリカです。
アメリカの食事というものが特にないので、何を食べて良いか分からなくなってしまいました。
無理に現地の料理を考えてしまったからいけないのですが。

C宿泊
泊まる場所をどうするかというのが、ある意味一番の悩みでした。
基本は、飛び込みでホテルを探して泊まっていましたが、ヨーロッパやアメリカなどの先進国の一部では、飛び込みでホテルへ行くのが難しい街もあったので、その場合は、予約をインターネット経由で予約をしました。
実際に、どこに何日泊まると決まっているのなら、全て予約したほうがかなり楽です。
それくらい、何気にホテル探しは面倒でした。

私のホテル探しのこだわりは、どんなホテルでも構わないけど、とにかくシングルルームということでした。
旅人の中では、安ければ良いということで、ドミトリー(相部屋)を好む人もいますが、私としては、夜は1人で落ち着きたいと思っていたからです。
昼間は、自分ではあまり意識していないつもりでも、何気に気を張っている場合も多いので、夜は、リラックスしたいと思っていたわけです。
ドミトリーでは、持ち物の管理も面倒臭いですし、もうドミトリーという年齢でもないので。

D期間
旅の期間は、結構悩みました。
出発の段階では、半年もあればじゅうぶんだと思ったのですが、いざ出発してみると、とても半年では足りませんでした。
もちろん、どう感じるかは個人差がありますが、私としては、もうちょっと必要だと思いました。
そうなると、いつまで旅をすれば満足するのかという問題にぶち当たります。
私が持っている航空券が1年オープンチケットのため、基本は、1年以上は旅ができないのですが、旅の途中の段階では、1年いっぱいや年明けまで旅を続けようと考えていた時もありました。
それでは、なぜ年内(12月31日)に帰国をすることにしたかと言うと、やはり旅は、非日常の世界だと思ったからです。
世界を旅していたからこそ感じたのですが、私は日本人で、これからも日本で生きていくと思った時に、この非日常をずっと続けているのはどうなのか?と思ったので、今年いっぱいで、この非日常をリセットして、来年から日本での現実に向けて、気分一新で新しい人生を歩んで行こうと決めたのでした。
あくまで個人的な考えなので、せっかくだから期限ギリギリの1年間をフルに使ったほうが良かったのではないかという意見もあると思います。

最後に、この世界一周の旅は、私1人の力では、やり遂げることができませんでした。
この旅を了解してくれた家族や応援・励ましをしてくれた友人たち、現地でお世話になった人たち、このホームページの読者に心から感謝し、この場を借りてお礼を言いたいと思います。
ありがとうございました!
これから、日本の社会に復帰し、ある意味、人生の旅に出ることになりますが、この経験を糧に頑張っていこうと思います。

(追伸)
個人的な考えですが、この世界一周の旅の記録を何か良い方法で残したいと思っていて、できたら
出版化したいと考えています。
出版化に興味がある方、手伝ってくれる方がいましたら、ぜひご連絡ください。

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