商業科とは? 商業科教員を目指す 商業科教員免許 教員採用試験 関連資格 関連職種 |
![]() 免許を取れば、あとは教員採用試験で採用されれば、晴れて教員になれるというわけです。 と言うことで、ここでは、教員採用試験について説明したいと思います。 <公立編> 公立の教員採用試験は、各県(政令指定都市は別)で行ないます。 どこの県も大体同じ形式(二次まで)で行なうので、簡単に紹介します。 [一次試験] ・ 一般教養(国語、数学、理科、社会、英語など) ・ 教職教養(教育原理、教育法規、教育心理、教育史、学習指導要領など) ・ 専門教科(商業科の場合は、簿記や情報処理など商業科の学習範囲全て) ・ 小論文 ・ 面接 [二次試験] ・ 小論文 ・ 面接 ・ 模擬授業 ・ 集団討論 この他に、申込書に記入している学歴・職歴や資格なども評価ポイントになります。 合格率は、教科によってかなり違います。 小学校や中高英語・数学などは合格しやすいと言われています。 逆に、中高社会(高校は、地歴科と公民科は別採用)は、ほとんど採用数がないと言ってもいいです。 各教科の倍率など、教員採用試験についての情報は、時事通信出版局の内外教育研究会のHPをご覧ください。 これをみると、教員になるには、最低でも一般教養と教職教養、専門教科の勉強をしなくてはならないので、長年の間、勉強から遠ざかっている人はやはり無理なの?って思われる方が多いかもしれません。 確かにその通りなのですが、県によっては特別採用枠があるんです。 [特別採用の種類] ・ 社会人(企業などで通算5年以上働いていたことがある者など) ・ 特技(英語がものすごくできる者やスポーツや芸術分野で世界レベルの大会に出場した者など) ・ 講師(常勤や非常勤の講師として通算3年以上働いたことがある者など) ・ その教科に必要な有資格者(商業科なら情報処理技術者や簿記など) 私の場合は、社会人経験が5年以上あるので、社会人特別採用枠で受けるつもりです。 この社会人特別採用枠は、一次試験の筆記試験の全部又は一部が免除されるので、普通に受験する人より、勉強する範囲はだいぶ減るわけです。 もちろん、その分書類や面接が重視されると思いますが。 社会人特別採用など特別採用を行なっている都道府県の確認は、文部科学省の各年度の教員採用等の改善に係る取組事例をご覧ください。 <私立編> 私立の教員採用試験は、各学校で行います。 試験内容も学校によりまちまちで、嫌な話ですが、学校によってはコネも強いという噂もあります。 実際は、採用者が決まっているのに、世間体を考えて公募ということで試験を行うところもあるというくらいです。 あくまで噂なので、実際はわかりませんけど。 試験内容は、公立と同じような試験を行うところもあれば、面接だけというところもあり、本当に学校によってまちまちです。 また、東京都などの一部のの私立学校協会では、私学適性検査を行っています。 これは、教職教養と専門教科(県によっては小論文も)の試験を行い、試験の評価(AやBなど)をするもので、採用試験ではありません。 実際の採用は、前述の通り各学校が行いますが、この試験の結果を採用の判断材料にしている学校が多いようなので、私立学校教員を目指す人は、受けておいた方が良いかもしれません。 下記に、私学適性検査の試験内容を書いておきます。 [私学適性検査] ・ 教職教養(教育原理、教育法規、教育心理、教育史、学習指導要領など) ・ 専門教科(商業科の場合は、簿記や情報処理など商業科の学習範囲全て) ・ 小論文 私学適性検査に興味のある方は、東京都私立中学高等学校協会(参考)をご覧ください。 どの都道府県も同じような形式です。(試験問題は、東京都のものを使いまわしているらしいです) また、私学適性検査を行っていない専門科目や私学適性検査自体を行っていない県でも、履歴書委託制度がありますので、そちらも有効にしてみた方がよいと思います。 最後に、私の経験談を書かせていただきます。 私は、私学教員を何校か受験しましたが、1校だけ内定を貰ったことがあります。 そこは、受ける時には、面接のほかに筆記試験と模擬授業があると言われていたのですが、学校説明会及び1次面接を受けた後に試験内容が変更になり、2次面接のみで内定を頂きました。 念願の教員になれると思い、本当に喜んだのですが、内定を辞退することにしました。 せっかく内定を貰ったのになぜ?って思われる人も多いと思いますが、私立では、採用と同時に専任教員になることは、ほとんどないんです。 私もこの時の内定は、常勤講師ということでした。 つまり、民間で言うと契約社員で、1年ごとの更新制だったんです。 それも、何年経てば専任になれるという約束はないものでした。 退職金規程以外は専任と一緒なんですが、そのような待遇の常勤講師が専任教員以上にいるということがわかり、専任にはなれないのではないかと思って、辞退したというわけです。 もちろん、常勤でも非常勤でも教員になって経験を積みたいという人には構わないと思いますが、この学校は他県にあったということもあり、生活を考えるとかなり厳しいと思いました。 私立教員を目指す方は、その辺も考慮して選んだほうが良いと思います。 |