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2007年5月21日(月)インドバンガロール(滞在地)
世界一周16日目

朝、目が覚めると、周りのインド人が既に準備を終わらせていました。
それは、つまりバンガロールに到着することを意味していたのです。
私もすぐに準備して、到着を待つことにしました。
ちなみに、今回は、3段式の一番上の席だったため、回りに気を使わずにいられたのは良かったのですが、3段式では、私の体のサイズにはちょっと厳しいことが分かりました。
次の寝台からは、ケチらずに2段式にしたいと思います。

バンガロールに到着すると、恒例のホテル探しです。
今までは、特に考えてなかったのですが、いつも1泊約300Rsなので、今回もそのあたりのホテルを探すことにしました。
とりあえず、駅前のオートリキシャーを振り切り、駅近の安ホテル街を目指しました。
すると、必ずいるのが客引き。
ただ、このバンガロールはほとんどいなくて、1人だけに声をかけられました。
私は、自分で探すのは面倒だったので、2軒ほど回ってもらって、「Hotel Karthik palace」に決めました。
いくつかの街に泊まって分かってきましたが、街の物価が違うため、同じ料金のホテルでもグレードがだいぶ違いますね。
やはり、ムンバイは、インド1〜2の都市と言うだけあって、300Rsの部屋はひどかったと思います。(名前もホテルではなく、ゲストハウスでしたしね)
その時は、インドに来て最初の街だっだから、こんなものかなって思っていましたが。

ホテルで軽く睡眠を取り、昼食を食べに出かけました。
適当にレストランに入ると、私のすぐ後にインド人が1人入ってきました。
たまたま客は2人(出る頃には満席)だったのですが、呼んでもないし、聞いてくるわけでもなく、そのインド人は、私の前に座りだしました。
いきなり何〜?って思いましたが、まあ良いかと思って話をしてみると、そのインド人は、ケララ地方(一番インドの南)のカリカット出身で、UAEのアブダビに出稼ぎに行っているとのことでした。
今日は、兄弟の家に来ていて、明後日にカリカットの家に帰るというのですが、いきなり一緒に来ないか?なんて言われました。
正直、意味不明でしたが、そのインド人は、すっごく積極的に誘ってきて、明日、そのインド人の携帯に電話をくれの一点張り。
しかし、ケララは、私の向かう方向と逆方向であり、カリカットは、ガイドブックに名前くらいしか載っていない場所なので、わざわざ行くべきではないと思いました。
正直、ちょっと気になりましたが、やはり初対面でよく知らない人に付いて行くのもどうかなって考えました。
結局、一緒に行くのを断ると、話がどうも変な方向に向かっていきます。
とりあえず、話がしたいから電話だけ欲しいとか、この昼食代は、おごってくれるの?とか・・・。
もう相手をするのも嫌になったので、自分の分は自分で払うことにして、レストランを出ることにしました。
レストランを出てからも、電話が欲しいとしつこく言われたのですが、本当に何度も断ると、ブランデーは好きか?と言ってきました。
ブランデーという言葉が聞き取れなかった私は、意味不明という態度を取っていると、近くにあった立ち飲みバーみたいなところに行き、私のおごりで飲まないか?って話に。
さすがに、もう勘弁して欲しいと思ったので、そのインド人と別れることにしました。

その後は、駅やバススタンド周辺が、街として栄えていると思ったので、その辺をぷらぷらしてみると、今までのインドとは違う風景がありました。
それは、バーが普通にあることです。
インドは、あまりお酒を飲む習慣がない(宗教が原因でもある)ために、バーというものをあまり見かけませんでした。
アウランガーバードで行ったバーも外からは暗くなっていて、ちょっと闇でやっているって感じでしたし。
夜になったら、久しぶりにビールを飲んでしまおうと思った時に、1杯10Rsという破格の値段?でビールが飲めるお店があったので、昼間でしたが飲んでみることに。
小ジョッキに注がれたビールは、とても美味しそうに見えましたが、実際に飲んでみると・・・。
一切冷やされていないため、飲めたものではありませんでした。
インド人は、昼間っからこのぬるいビールを美味しいと思って飲んでいるのでしょうか?

さらに、ぷらぷら歩いていると、路上のお店でパンツを買ってみようと思いました。
料金を聞いてみると、35Rs。
相場が全然分からず、適当に20Rsでどう?って言ってみたら、何も躊躇なく交渉成立。
日ごろは、いったいいくらで売っているのでしょうか。

ティープー・スルターン宮殿こんな感じで、ずっとぷらぷらしていたのですが、ちょっと飽きてきたのと自分がどこにいるか分からなくなってしまったため、オートリキシャーで、
ティープー・スルターン宮殿へ行くことにしました。
この宮殿は、小さいのですが、インドでは珍しい木造建築の宮殿です。
歴史が良く分からないのですが、マイソール王国の支配者だった人のようです。

この宮殿からシティマーケット(庶民の市場)が近いということなので、ちょっと寄ってみました。
この市場は、庶民の台所といった感じで、食べ物などがたくさんありました。
私がイメージしていた通りの市場でしたが、特に欲しいものがなく、残念ながら何も買いませんでした。
その中で、面白いと思ったお店は、バナナの葉っぱ屋です。
南インドは、バナナの葉っぱをお皿にして食べるプーリーが有名ですので、そのために、お皿としての需要があるようですね。

その後、市場の周りぷらぷらとしていたのですが、特にやることもなく、疲れも出てきたので、ホテルに戻ることにしました。
ここからホテルは、そんなに遠いはずがなかったのですが、オートリキシャーは、渋滞が凄いからどうのこうのと言ってきます。
宮殿へ行くときもそうでしたが、この料金交渉が大変です。
相場が分からないので、こちらからいくらと言えないですし。
そこで、私が考えたのは、何台かのオートリキシャーに声をかけて、だいたいの相場を確認してから、その次に来たオートリキシャーと勝負をするという方法です。
誰でも考え付く方法ですが、これをやると時間がかかるので面倒です。

ホテルに戻ると、知らない間に寝ていました。
やっぱり、寝台の疲れがあったのかもしれませんね。
目が覚めたら外も暗くなっていたので、夕飯として、インドで初めて中華料理を食べました。
メニューに「ヌードルズ」としか書いてなかったので、どんなものが来るのかと思ったら、油がぎっとりと入った焼そばでした
カレーに飽きていた私には、油ぎっとりでも美味しく感じられましたが。
ちなみに、中華のメニューは、他に3つあったのですが、全て最後にMachrianと書いてありました。
後でこの単語の意味を辞書で調べてみると、「満州の人」などの意味でした。
これらは、どんな料理なんでしょうか?
全然想像ができませんでしたが、気が向いたらチャレンジしてみたいと思います。

最後に、バンガロールは、南インドでもそれほど暑くないです。
街を歩いていても感じましたが、ホテルにいてもA/Cなしでも全然大丈夫なくらいです。(下手したら寒いくらい)
ハイダラーバードのホテルが異常に暑かったのもありますが、やはり庭園都市と言われているだけあって、ちょっとした軽井沢のような場所のようです。
街中も特に変な風に絡んでこないし、観光名所は少ないですが、普通にいる分にはとても良い場所であると感じました。

明日は、ちょっと高級地区のMGロードへ行って、久しぶりに本格的な日本食を食べようと考えています。
インドでは、かなり高いようですが、たまには贅沢も良いでしょう。

<今日の支出!>

トイレ:1Rs
ホテル(1泊):300Rs
チキン ビリアニー(チャーハンのようなもの):40Rs
7up:15Rs
電車のチケット(バンガロール〜マイソール CCクラス):305Rs
電車のチケット(マイソール〜チェンナイ CCクラス):715Rs
パンツ:20Rs
ビール:10Rs
オートリキシャー:35Rs
ティープー・スルターン宮殿:100Rs
リムカ:11Rs
ミネラルウォーター:12Rs
マンゴ−ジュース:102Rs
オートリキシャー:50Rs
ヌードル(中華焼そば):30Rs
チャイ:5Rs
ミネラルウォーター:14Rs
ホテル(1泊):300Rs

合計:1,973Rs(インドルピー) ⇒ 約5,919円(1Rs=3円で計算)

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