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2007年5月29日(火)インドチェンナイ(滞在地)
世界一周24日目

今日の朝は、とても目覚めが良かったので、チェンナイ近郊の世界遺産があるママラープラムへ行くことにしました。
腹痛は、昨日のままでしたが、下痢の症状が無かったので、大丈夫だと思ったのですが・・・。

とにかく、初のローカルバスにチャレンジ。
バス停に到着して、CMBT(The Central Mofussil Bus Terminalの略称)へ行くバスを聞いたら、あのバスに乗れって言われて、ダッシュして飛び乗りました。
ちょっと忍者になっていましたね。

20分くらいでCMBTに到着したのですが、ちゃんとした薬局があったので、インドの胃薬を買ってみました。
深夜特急にも、インドの病気はインド薬でないと治らないと書いてあったので。
薬を購入しようと店員と話すと、1錠をイチタブレットと言ってきました。
私は、店員が私のことを日本人だと思ったから、日本語で数字の1をイチと言っているだと思い、日本語知ってるの?なんて尋ねてみたら、英語で言っているとのこと。
私の語彙力がなく、その場では、何で1がイチとなったのか分からなかったのですが、後で電子辞書で調べてみた結果、eachだったのかな?って思いました。
しかし、そんな使い方ってするのでしょうか。

とりあえず、薬を買ったことによって気分的には落ち着いた私は、これからの戦いに向かいました。
何かと言うと、バスの座席取りのことです。
バスは、だいたい30分間隔のようで、既に出発待ちで停車中のバスは満席でした。
片道約2時間くらい乗るらしいので、次のバスを待つことにしたら、後からママラープラムへ行くインド人がたくさんやってきました。
待ってから約30分後に、次のママラープラム行きのバスが来たのですが、 ここで戦いのゴングが鳴りました。
バスが止まるか止まらないかくらいに、たくさんのインド人がそのバスに飛び乗りました。
私も負けずに飛び乗り、タッチの差で席をゲット。
内心、インド人に勝ったと満足していたのですが、周りを見ると、バスに乗車している客の数が減ってきているような気がします。
あれ?って思い、隣の人に確認をしてみると、このバスは、ママラープラムへは行かないということでした・・・。

気を取り直して、ママラープラム行きのバスを探すと、またまた満席状態。
先ほど戦った家族などが既に座っていました。
どうしようかと思ったのですが、もう1本遅らせるとなると、さすがに厳しいと思ったので、立ちっぱなし覚悟で、そのバスに乗り込みました。
はっきり言って、私の完敗です。

しかし、もうすぐ出発という時に、天は私に味方をしてくれました。
座っていた客の1人が見送りだったようで、その席が開いたのです。
それも、私が立っていた目の前の席です。
もちろん、周りに気を使わずに、すぐに座りました。
体調不良だったこともあり、本当に助かりました

乗り心地最悪のバスに揺られること約2時間弱で、ついママラープラムに到着しましたが、さっそく暑さでふらふらしてしまいます。
チェンナイに来てからずっとそうですが、日中は、40度を超えているようです。
だから、体調を崩してしまったんですよね。
今におなかが痛いし、かなりテンションが低い状態でした。

とは言っても、せっかく来たのだから観光をしなくてはってことで、中央の小高い岩山へ向かいました。
その入口に、岩に彫られた巨大な彫刻があり、それをアルジュナの苦行と言うそうです。
物語になっているようですが、それよりも、巨大な像の彫刻が凄かったです。

クリシュナのバターホール更に岩山を進んでいくと、
クリシュナのバターホールというものがありました。
これは、巨大な岩の玉が途中で止まっているという奇妙なものです。
いつか動き出すではないかと思えるくらい、中途半端な場所で止まっています。
インド人は、動かないと信じているため、その玉の日陰で涼んでいました。

その後も岩山をぷらぷらとしていたのですが、どうも熱中症になりかけているのではないかと思いましました。
顔が凄く熱くなっているし、何も考えたくない状態です。
やっぱり、40度超の気温は凄いですね。

それでも、体に鞭を打って、ファイブ・ラタ(5つの石造り寺院)へ行きました。
暑くてどうでも良くなってきていた時に、インド人複数の家族から子供たちと一緒に写真を撮ってくれとお願いされました。
子供たち笑顔を見て、いくらか気分が紛れました。

海岸寺院最後に、ふらふらになりながらも世界遺産の
海岸寺院を見に行きました。
これを見るために、このママラープラムへ来たのですから、さすがに逃すわけには行かないですよね。
この海岸寺院は、その名の通り海の前にある寺院で、バックにベンガル湾とマッチして、とても心が洗われました。
と言っても、そんなことは何分も続くわけでは無く、やはり灼熱地獄は続くのでした。

一通り見終わり、こんな暑いところにずっといたらヤバいと思ったので、チャンナイに戻ることにしました。
腹痛に暑さも加わった最悪の体調に加えて、乗り心地最悪のバスです・・・。
CMBTで乗り換えて、どうにかホテルまで戻ってきたのですが、本当にヘトヘトで、その場で倒れてしまうのではないかと思いました。
本当に体調不良が目に見るように分かりました。

ホテルで1時間ほど休憩した後、薬を飲むためにも、何か胃に入れておかなければならないため、レストランでトマトスープとサラダを注文しました。
注文した時には、既に倒れそうになっていて、ほとんど何も食べられない状態でしたが、どうにかスープだけは全部飲み、その後、インドの胃薬も飲んでみることに。

正直、そのまま倒れて死んでしまうのではないかと思ったのですが、薬が効いたみたいで、数時間後には、どうにかこらえている(踏ん張っている)って感じになり、生きてて良かったって思いました。
やっぱり、インドの薬だから効いたのかな〜。

明日は、コルカタへ行く日なので、体調不良を引きずらないように、暖かくして眠ることにしました。
もうキャンセルはできないので、ちゃんと行けるように、シヴァ神のアソコにでもお祈りします。
(こんなこと書くと、ヒンドゥー教徒に殺されてしまうかも・・・)

<今日の支出!>

ミネラルウォーター:13Rs
(レーズンが1粒くらい付いている)菓子パン:3Rs
ローカルバス(チェンナイセントラル駅〜CMBT):4Rs
胃薬(10錠):22Rs
コカ・コーラ:10Rs
中距離バス(CMBT〜ママラープラム):22Rs
ペプシコーラ:10Rs
マウンテンデュー:10Rs
入場料(海岸寺院、ファイブ・ラタ共通):250Rs
パロータ クマラー:13Rs
ペプシコーラ:10Rs
ミネラルウォーター:15Rs
トイレ:3Rs
中距離バス(ママラープラム〜CMBT):20Rs
ローカルバス(CMBT〜チェンナイセントラル駅):4Rs
ホテル(1泊):170Rs
洋ナシ?ラッシー:20Rs
ミネラルウォーター:13Rs
トマト エッグ クリーム スープ:30Rs
ガーデン ベジタブル サラダ:20Rs

合計:662Rs(インドルピー) ⇒ 約1,986円(1Rs=3円で計算)



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