メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ 46日目
  南アメリカ
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記!

2007年6月20日(水)エジプトアスワン(滞在地)
世界一周46日目

今日は、ルクソールの西側を観光するために、早めに起きて、チェックアウトを済ませました。
意気揚々と自転車で出発すると、プッチーンという音が。
チェーンが外れたのかと思ったら、何とチェーンが切れてしまったのです。
時間が無いのにどうしよう・・・って思ったのですが、仕方がありません。
レンタサイクル屋へ行って、新しい自転車と変えてもらいました。

気を取り直して再度スタート。
ナイル川の西側に行くために、フェリーに乗りました。
船長が写真を撮らしてくれるというので、バクシーシは無しと何度も言ってから、写真を撮らしてもらいました。
すると、あることに気が付きました。
それは、自転車の鍵と布のカメラケースがなくなっていたのです。
カメラケースは、最悪なくなってもどうにかなるのですが、自転車の鍵は、はっきり言ってまずいです。
フェリーが動いている間ずっと探していたら、鍵は、自転車の下に落ちていました。
ちなみに、カメラケースは、写真を撮ったときに落としたようで、船長がいる2階に落ちていたらしく、船員が拾ってくれました。
もちろん、バクシーシと言われましたが、ケースを奪い取って逃げました。

西側の街を軽快に走っていると、いつも以上に声をかけられます。
なぜかと言うと、アブトレイカ。
カイロで買ったアルアハリのアブトレイカのユニフォームを着ていたからです。
アルアハリは、エジプトですごい人気のあるサッカーチームで、その中でアブトレイカは、エジプトの英雄と言っても良いくらいの選手のため、みんながみんな知っているんですね。
ちなみに、レンタサイクル屋に、そのユニフォームはいくらだった?と聞かれたので、素直に16LEと言うと、それはかなり安いと言っていました。
ルクソールなら、25〜30LEといったところらしいので、カイロならもうちょっと高いくらいが相場だったんでしょうね。

ハトシェプスト女王葬祭殿アブトレイカ効果は絶大のまま、
ハトシェプスト女王葬祭殿へ行きました。
入口のお土産屋でもアブトレイカのユニフォームで人気者でした。
そんな感じで、お土産屋と話していたら、日本人ツアー客が入口に戻ってきたところで、昨日のお兄さんだ〜!って、言われちゃいました。
すると、昨日の音と光のショーに来ていなかった(オプショナルツアーだったらしい)人は、誰?誰?って感じになり、ちょっとした有名人でした。
昨日の3人組もいましたが、時間が無かったので、挨拶だけしかできませんでした。

ハトシェプスト女王とは、エジプト初の女王らしいです。
ここも、もちろん石造りの神殿で、ちょっと飽きている自分もいました。
更に、17時の電車に間に合うかどうかも心配だったので、あまりちゃんと見ずに終わりにしてしまいました。
ここで、イギリスから来た黒人の男の子と仲良くなりました。
日本の文化(マンガやゲーム)に興味があるらしく、ぜひとも連絡が取りたいということなので、メールアドレスを交換しました。
ふと思ったのですが、イギリス人とも普通に会話をしている自分が何だか不思議です。
ちょっとは、英語が上達したってことですかね?

ハトシェプスト女王葬祭殿の後は、ルクソール最大の観光名所と言って良い王家の谷へ行くことにしました。
時間的にも王家の谷を最後にすれば、ちょうど良い感じでした。
王家の谷は、普通に自転車でも行けるのですが、舗装道路で行くには、とても大回りをしなくてはいけないらしいので、何か良い案がないかと思ってガイドブックを見てみると、ハトシェプスト女王葬祭殿の横の山道を抜けると王家の谷へ抜けられると書いてあったので、その道で行くことにしました。
その時は、この道で行ったほうが早いと思ったんですが・・・。

かなり急な山道を登り、道があるのか無いのか分からないところを歩き始めました。
途中、同じホテルのフランス人おじさんがいたのですが、そのおじさんもこの道は初めてのため、どこが王家の谷か分からない模様。
そのうち、フランス人おじさんは、途中で写真を撮るというので、時間が無い私は先に行かせて貰ったのですが、全くと言っていいほど王家の谷が姿を現しません・・・。
失敗したな〜って思いつつも、戻ることもできないためにひたすら進んで行き、1時間くらい歩いたところで、お土産屋などがある道を下の方に発見しました。
やっと着いた〜って思ったのですが、お土産屋も閉まっていたりと閑散としています。
何かおかしいと思いつつ、やっとその道に到着すると、何とそこは王妃の谷でした。
王妃の谷の中にある有名な墓が現在閉鎖中のため、客はほとんど来ていません。
王家の谷へ行きたかったのに、王家の谷よりかなり遠くの王妃の谷に来てしまったわけです。
日本語では、一文字違いでも、かなりの間違いです・・・。

疲れ果てていた私は、コーラを一気飲みをしてから、この後、どうしようか考えました。
王家の谷へは、ここから歩いて行けるわけもないし、もう歩きたくないというのが本音です。
山道を歩いている最中に、帰りはタクシーでハトシュプスト女王葬祭殿まで連れて行ってもらおうと考えていたのですが、周りを見渡してもタクシーなんていません。
どうしようかと売店の人に相談してみると、オートバイで王家の谷まで連れて行ってくれるとのこと。
料金を確認すると、50LE。
余計な出費でしたが、他に方法もないため、お願いすることにしました。

王家の谷オートバイは、快適に飛ばし、
王家の谷に到着しました。
王家の谷とは、各王たちの墓が集まっている地域で、60を越える墓があるそうです。
現在は、10数ヶ所がオープンしていますが、1チケットで3個の墓が見られます。
ただし、トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)は、別料金でした。

時間が無いので、真っ先にトゥトアンクアムンの墓へ行きました。
切符切りのエジプト人おじさんは、本当にやる気が無く、何と!?寝ていました。
仕事だろ〜!って突っ込みたくなりましたが、普通に起こして、中へ入れて貰いました。
別料金だし、地下に潜って行くので、どんなものが出てくるのかと思ったのですが、特に何もない感じでした。
これなら、後で見たラムセス何世の墓のほうが凄かったような気がします。

トゥトアンクアムンの墓以外は、どの墓でも良かったので、近くの3つの墓に入りました。
1つ目の墓で、特にカメラを預けなかったので、写真撮影OK!と勝手に思い、普通に写真を撮っていると、切符切りのおじさんが急にやる気を出して、フラッシュがどうのこうのと言い寄って来ました。
たぶん、写真撮影禁止と言っているのは分かったのですが、敢えて何を言っているかわからない振りをしていると、ポリスがどうのこうのと言っています。
そして、私が日本人とわかると、日本人は友達だからバクシーシをくれればOK!と言ってきました。
バクシーシなんて払いたくないので、ポリスへ一緒に行こうと逆ギレして、そのまま逃げてきましたが、特に追いかけてきませんでした。
本当にポリスへ行くとなると、自分が仕事をしていなかったことがばれて、いろいろと問題になるんでしょうね。
普通の日本人なら、たいした額でもないので、バクシーシを払って終わるところなのでしょうけど、私はそうは行きません。
他の墓でも、バクシーシをくれれば写真を撮っても良いと言う切符切りのおじさんばかりで、ある意味、エジプトが良く分かる場所でした。

これで、ルクソール観光は終了です。
オートバイで、ハトシェプスト女王葬祭殿まで送ってもらい、自転車に乗ってホテルに戻りました。
時間を見ると、15時30分だったので、かなり安心しました。
シャワーを浴びさせてもらい、16時15分くらいにルクソール駅に到着。
カイロとルクソールの間の都市で”移動通信工程”(中国語で書いてもらった)の仕事があるという怪しい中国人と筆談をしたり、日本語が話せる韓国人と少し会話をしたりして、電車を待っていました。
しかし、出発時間の17時になっても電車が来る気配はありません。
確かに、自分がルクソールに来たときも2時間くらい遅れたわけだから、時間通りに来るわけが無いのでした。
結局、1時間遅れの18時頃に電車がやってきました。
電車の中は、ルクソールへ来た時の電車よりも快適で、コンパートメントではなく、普通の座席でした。
普通にリクライニングもできるし、この電車なら寝台でも大丈夫だと思うのですが、アスワンからカイロへ帰る電車は、どのタイプなのでしょうか。
結局、3時間ちょっとでアスワンに到着しました。

もうすっかり夜なので、今からホテル探しは大変なため、ガイドブックに書いてある
「Nubian Oasis Hotel」に泊まることにしました。
バストイレ・エアコン付きで30LEとお手頃価格でしたが、部屋より前にアブ・シンベルへのツアーについて聞かれました。
ショートトリップとロングトリップどちらが良い?っていきなり聞かれて、意味がさっぱり分からなかったのですが、アスワンに来る旅行者は、必ずアブ・シンベルへ行くため、ツアーに申し込むのが当たり前のようです。
ショートとロングは、10LEしか変わらないため、ロングトリップをお願いしたのですが、その違いは、良く分かっていません。
たぶん、アブ・シンベルのみかアスワンの観光名所も回るかの違いだと思います。
ちなみに、出発は、朝の4時だそうです。
私は、明後日のツアーをお願いしましたが、明日のツアーに申し込む場合は、いろいろと手続きが必要だったようで、いきなりツアーのことを先に聞いてきたみたいです。

今日は、何だかとても忙しい一日だったので、明日は、休息日にしようと思いながら、眠りにつきました。

<今日の支出!>

(ルクソール)
ファンタオレンジ:1.5LE(ホテルの付けを精算)
コカコーラ:1LE
フェリー(往復):2LE
コカコーラライト:3LE
ハトシェプスト女王葬祭殿:15LE(学割)
ハトシェプスト女王葬祭殿内部の乗り物:1LE
ミネラルウォーター:2LE
ペプシコーラ:3LE
王家の谷(3つの墓):35LE(学割)
王家の谷内部の乗り物:4LE
トゥトアンクアムン(ツタンカーメン)の墓:40LE(学割)
コカコーラライト:3LE
ミネラルウォーター:4LE
オートバイチャーター:50LE
ファンタオレンジ:1.5LE
コシャリ:3.5LE
コカコーラ:1.5LE
スプライト:3LE
小計:174LE(エジプトポンド) ⇒ 約3,828円(1LE=22円で計算)

(アスワン)
ホテル代(3泊):90LE
アブ・シンベルツアー代:75LE
マウンテンデュー:2.5LE
ミネラルウォーター:1.5LE
ターマイヤ(パンの中いろんなものを詰めた物):1LE
小計:170LE(エジプトポンド) ⇒ 約3,740円(1LE=22円で計算)

合計:約7,568円



前日
          このページのtopへ          翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.