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2007年6月29日(金)![]() |
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世界一周55日目 今日こそは、世界遺産であるアブー・ミーナーへ行くために、午前中にホテルを出発しました。 タクシーでセルビスターミナルへ行き、アブー・ミーナー行きのセルビスを探していると、アブー・ミーナーは、カイロからでないと行けないと言われました。 そんなはずは無いので、ガイドブックの写真を見せると、どうも私の発音が悪かったようで、違うアブー・ミーナーと勘違いしたようです。 その時に、私の発音を直させるため、アブー・ミーナーと何回も言わされました。 セルビスに到着すると、そこにいた男性が助手席に座れと合図をしてきました。 私は、後ろの席が開いていたので、助手席を指してOK?って聞くと、OK!との返事。 何も分からない私は、助手席に座っていたのですが、そこにドライバーがやって来て、何だかんだと言ってきます。 もちろん、アラビア語のため分からないので、分からないと身振り手振りで答えると、英語で7LEと言ってきました。(このドライバーは、数字のみ英語が分かるらしい) 何でその額なのかわからなかったため、ドライバーが間違えているのかと思い、紙に書いてもらっても、やっぱり7LE。 1人3.5LEのため、何でか聞いてみると、アラビア語で2と言っていることが分かりました。 そのため、私もアラビア語で、1(人)だと言うと、やっと分かってもらったような感じでしたが、その後も何だかんだとお金のことを言ってきます 分からない私は、次のセルビスに乗るからと助手席から降りると、運転手は、OKと言って助手席に私を乗せて、やっぱり2人分を要求してきます。 それを何回か繰り返したところで、後ろに座っていたおじさんが4LEと言ってきたので、私はこの席を希望していないし、あそこにいる男性がここに座れと言ったと英語で伝えると、後ろのおじさんは、私が言っていることが分かったようで、運転手に通訳してくれました。 後で考えてみたのですが、セルビスは、助手席が2人座れるワゴンのため、私が助手席2人分を占領していると勘違いしたのかもしれませんね。 助手席だから別料金という感じでは無かったですし。 ちなみに、セルビスとは、ルートが決まったワゴンタイプのバスのようなものです。 セルビスに約1時間乗って、アブー・ミーナーに到着。 ![]() 今日は、金曜日ということもあって、たくさんのコプト教徒やキリスト教徒が来ていました。 なぜ、金曜日にたくさん来ているのかと言うと、エジプトは、太陰暦を採用している国なので、金曜日が休日(つまり日本の日曜日)なのです。 私は、コプト教徒でもキリスト教徒でもなく、アブー・ミーナーが世界遺産ということだけで、ここまで来てしまいましたが、この修道院が世界遺産というわけではないんです。 あくまで、この地域が世界遺産らしいです。 この修道院の近くには、もう1つの見所として、聖メナス市遺跡があるということでしたが、あたり一面には、砂漠しか見当たりません。 あれ?って思って、修道院の係員みたいな人に確認をすると、このバスに乗れとのこと。 どこへ行くのか分からなかったのですが、出発まで待っていました。 バスは、道なき砂漠道をゆっくりゆっくり走って、廃墟に到着しました。 えっ?って思ったのですが、ここが聖メナス市遺跡のようです。 あまりにもひどい廃墟に、これが世界遺産?って疑ってしまいました。 確かに、世界遺産の登録は、観光を目的に決めているわけではないので、こんなところがあっても良いんでしょうけど。 アブー・ミーナーもこれで終わりのため、帰りのセルビスに乗り込むと、質問攻めにあいました。 たまたま若者が多く乗っていたので、みんな興味津々のため、四方八方から質問が飛んできます。 しかし、私は、ほとんど答えませんでした。 なぜなら、全部がアラビア語だったからです・・・。 1人だけ、ほんのちょっとだけ英語が話せる人が乗っていたのですが、他の人たちは、まったくと言って良いほど英語が話せません。 それでも、最初は、何とか理解しようと一生懸命に聞いていたのですが、やっぱり分からないものは分からないですよね? それでも、エジプト人たちは、めげずに質問をしてきました。 セルビスが出発すると、さすがに疲れてきたので、勘弁してもらいました。 エジプト人たちも、さすがに疲れたと思いますけど。 帰りも1時間ちょっとでバスターミナルに到着。 笑顔でエジプト人たちとお別れをして、ホテル近くに戻りました その辺をふらふらしようと思ったら、コーヒー専門店を発見してしまいました。 中には英語のメニューもあり、しかもアイスコーヒーが飲めるとのこと。 久しぶりに、アイスコーヒー(実際に頼んだのはアイスモカ)を堪能しました。 ちなみに、エジプトでは、アイスコーヒーという文化が無いので、なかなか飲める場所がありません。 ホテルに戻ってくると、枕元にある机の上に置いておいたチップが残っています。 実は、このホテルは、毎日部屋の掃除をしてくれるホテル(この旅で初めて)なので、チップを払ったほうが良いと考え、昨日も枕元にある机の上にチップを置いておいたのですが、そのまま残っていました。 チップは不要なのかなって思ったのですが、念のために、今日も置いておいたのです。 すると、すぐにホテルマンが部屋に来て、部屋の掃除をしたとわかりきったことを言ってきました。 すぐに、枕元にあったお金がチップかどうか確かめに来たと分かったので、3日分のチップと言ってあげました。 ホテルマンは、素直に喜んで、部屋を出て行きました。 やっぱり、チップって難しいですね? どうやって置いておけば、チップと分かるのでしょうか? チップに詳しい方は、ぜひ教えてください。 少し休憩した後、夕飯を食べに行きました。 アレキサンドリア最後の夕飯は、やっぱり地中海のシーフードと思ったのですが、1人で食べるには多いんです。 更に、魚の丸ごとフライがメインなので、どうしようかと思っていると、釜で焼いているピザ屋を発見しました。(エジプトのピザ屋は、どこもそうなのですが) 美味しそうなピザが見えたので、地中海と言えば、イタリアも地中海と訳の分からない理由を付けて、美味しいピザを食べました。 ホテルに戻ろうと思うと、インターネットカフェを発見。 昨日のことがあったので、たぶん日本語は使えないのだろうと思いつつも聞いてみると、読むだけでなく書くこともできるとのこと。 更に、料金が予想していた金額の半額。 スピードも速いし、素晴らしい発見でした。 ブラジルビザをどこで取得するか調べたのですが、どこが良いのかは、良く分かりません。 とりあえず、大使館等がある場所を確認したので、スペインのバルセロナかフランスのパリ辺りで取得したいと思います。 ホテルに戻り、明日にチェックアウトをするので、荷物の整理をしてから、眠ることにしました。 明日は、1日移動日で、行けそうなら、カイロ経由で砂漠の街のバフレイヤ・オアシスまで行きたいと思います。 オアシスって響きが砂漠って感じですよね。 <今日の支出!> 部屋掃除のチップ(3泊分):3LE サンドイッチ(2個):2LE タクシー:5LE セルビス:3.5LE コカコーラライト:2.25LE バス(聖メナス市遺跡循環):1LE セルビス:3.5LE トイレ:0.5LE ファンタワールド(パイナップル):2.5LE ミネラルウォーター:1.5LE 菓子パン:2.5LE タクシー:8LE アイスモカ:10LE ピザ:15LE インターネットカフェ:2LE 洗顔フォーム:11LE ステラビール:4LE 合計:77.25LE(エジプトポンド) ⇒ 約1,700円(1LE=22円で計算) |
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