0727日記

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		2007年7月27日（金）コルドバ（滞在地）
		世界一周83日目ちょっと早めに起きて、メスキータに行くことにしました。昨日調べたように、メスキータは、10時までに入れば無料ということなので。メスキータに到着すると、既にたくさんの観光客が来ていました。みんな無料の時間を狙って来たようですね。メスキータとは、イスラム時代に造った大モスクをカトリックがコルドバを再征服した後に改造したもので、元のモスクの姿はほとんど無いようですが、他の都市のカテドラルなどと比べると、イスラムっぽい建物でした。メスキータの内部は、とても広々としていて、円柱がたくさんあるのが特徴です。窓がカトリックへの改造によってふさがれてしまったために、中はとても暗いのですが、それが返って雰囲気を出しています。中にあるカテドラルでミサを行っていたので、そちら側には、入れて貰えませんでした。カテドラルに入るなら、10時以降に8ユーロ払えってことですね。メスキータの中で、久しぶりに写真を撮って貰おうと、そこにいたイタリア人（後で分かった）に英語で頼むと、何を言っているのかわからなかったようで、私を見て、日本人？こっち来てと言って、誰かに助けを求めようとしました。私は、どこ行くの？と思いつつ、スペイン語で写真と伝えると、やっと理解して貰えたみたいでしたが、何と思ったのですかね？正直、ちょっと焦ってしまいました。メスキータ観光を終えて、コルドバの目的は達成しました。なぜなら、コルドバと言えば、メスキータだからです。この後は、シナゴガという教会やカサ・アンダルシ（時間前で開いていなかった）という家へ行った後に、アルカサルへ行きました。アルカサルは、イスラム最後の砦であるグラナダへ対抗するための拠点であり、コロンブスが新大陸発見へ向けての資金援助を求めるためにカトリックの王様に謁見した城で、その後には、宗教裁判所としても利用されたという由緒ある場所です。中には、綺麗なアラブ式庭園があり、アラブ式風呂跡もありました。なぜ、昨日アルカサルへ行かなかったかと言うと、イスラムの影響なのか、金曜日が無料なのです。これで、メインどころの観光も終わってしまったので、どこへ行こうかと悩んでしまいました。なぜなら、この時点で、まだ11時くらいだったので。ホテル近くに戻り、ポトロ広場にやってきました。ポトロ広場には、ドンキホーテに登場し、ドンキホーテの作者であるセルバンテスも泊まったという旅籠屋ポトロがあるというので、探しに行ったのですが、なかなか見つかりません・・・。本当にあるの？って思いながらも、その辺りをぐるぐると回ってみると、目の前にある工事中の建物が旅籠屋ポトロでした。言われなければ、その建物が旅籠屋ポトロと分かる人は少ないと思います。金曜日が無料ということなので、ポトロ広場の前にあるフリオ・ロメロ・デ・トーレス美術館へ行きました。ここは、ほとんど女性を描いた絵が展示されていました。裸の絵も多かったのですが、特にいやらしい感じではなかったです。これだけ回って、やっとお昼です。ホテル近くにいたので、1回ホテルに戻ることにしました。チェックイン時に3泊すると伝えたのですが、2泊に変更して貰いました。本当は、今チェックアウトしても良かったかな～って感じですけど。昨日のチェックイン時に、ホテルの人が1泊？って聞いてきた意味が分かりました。普通に観光しても、1泊でじゅうぶんのような気がしますし、だいたい1泊が普通なんでしょうね。ちょっと早めのシエスタを取って、昼食を食べに行きました。本当のシエスタは、昼食後なんでしょうけど。コルドバか南スペインだか分かりませんが、名物のフラメンキンを食べました。フラメンキン？って思ったのですが、これは、ハムを筒状に折って揚げたカツにチーズを付けて食べるというものです。日本語で言うなら、ハムカツチーズとでも言えば良いのかもしれませんねその後は、午前中に開いていなかったカサ・アンダルシへ行ってみました。カサ・アンダルシとは、12世紀に造られたアラブ式の家を再現した場所です。私の前の客がオランダ人だったのですが、何とオランダ語の説明書があるとのこと。それなら、日本語もあるだろうと思って聞いてみたのですが、はっきりNOと言われてしまいました・・・。ちなみに、そのオランダ人は、オランダ人（自分）のことをダッチと言っていました。ムンバイで会ったオランダ人も同じように言っていて、私がドイツ人と間違えてしまったことがありましたが、カサ・アンダルシの人も私と同じように間違えて、ドイツ語の説明書を渡してしまい、指摘されていました。その後は、特に行くところも無くアラブ街抜けて、デパートへ行きました。デパートの中にある薬局で、前からあれば良いなって思っていた物を買おうとしたのですが、なかなかうまくいきません。何を買おうとしたかと言うと、まずは、のどスプレーです。使い切った空の容器を持っていたので、それを元にジェスチャーをしながら買いたいと伝えると、におい消しを渡されました。最初は、それがのどスプレーなのかと思ったのですが、どう見ても違う感じです。そして、知ってる単語とジェスチャーでのどスプレーなの？って質問をすると、やっぱり違うとのことで、そんな物は無いと言われてしまいました。のどスプレーは、日本にしかないのかもしれませんね。次に買おうとした物は、メンソレータムです。電子辞書で、メンソレータムやメンタムと検索しても、当たり前ですが出てきません。軟膏と検索して、店員に見せたのですが、今ひとつ違う物（スキンクリームのようなもの）が出てきました。英語でもなんて言っていいか分からず、残念ながらこれも買えませんでした。最後にトライしたのが筋肉痛などに効く薬です。これは、電子辞書で筋肉という単語を見せて、続けて痛いという単語を見せると分かって貰えたのですが、ムースみたいなものか湿布のような貼り薬を渡されました。私としては、プラスチックの容器にスポンジと言うかガーゼのようなものが付いていて、そこを押し付けると液が出てきて患部を塗るやつが欲しかったので、それを説明しようとしたのですが、うまく説明できません。絵を描いて説明をしたら、シャワー？なんて言われてしまいました・・・。結局、そんな物は無いということで、何も買うことができませんでした。食事や通常の買い物、場所を聞くなどのスペイン語は、少しはできるようになってきたのですが、こういう会話は無理ですね。英語でも説明できませんし。その後は、駅まで行ってセビーリャ行きの電車について質問をしてみると、電車でも3通りの行き方があることが分かりました。 1つ目がスペインの新幹線AVEや特急で、2つ目が急行電車、3つ目がローカル電車です。 AVEや特急だと26～7ユーロと高いですが、約45分で行けて、急行電車だと13～4ユーロで、約45分で行けて、ローカル電車は、6～7ユーロと安いですが、約1時間30分かかるそうです。そう思うと、急行電車が良いですよね？ただ、急行電車は、本数があまり無いようなので、時間が合わない場合は、ローカル電車にしようかと思います。さすがに、来た道を歩いて戻るのは面倒臭かったので、バスに乗ってホテルに戻りました。またまたホテルで休憩をした後、夕飯を軽く食べて、今日は終わりにしました。明日は、セビーリャへ行きますが、滞在日数をどうしようかと悩んでしまいます。コルドバと同じようなら1泊でも良いのかなって。更に、スペインにだいぶ長く滞在しているので、ちょっとスピードアップして、次の国モロッコへ行こうかとも思いました。＜今日の支出！＞ミネラルウォーター：0.8ユーロ朝食セット（サンドイッチとミルクコーヒー）：3.5ユーロペプシコーラ：0.5ユーロインターネットカフェ：1ユーロ昼食コース（パエーヤ、フラメンキン、デザート、白ワイン）：8.56ユーロチップ：0.44ユーロチョコミントアイス：1.9ユーロカサ・アンダルシ：1.5ユーロ（学割）コカコーラライト：1.6ユーロバス：0.95ユーロビックキングコンボ（バーガーキング）：4.95ユーロトマトジュース：0.8ユーロ生ハム：1.3ユーロチョコレート：0.5ユーロ合計：28.3ユーロ　⇒　約4,839円（1ユーロ＝171円で計算）