0820日記

・ご挨拶＆世界一周に至るまで！・旅立つ前にしておくこと！・旅のルール！・旅の持ち物！・旅のルート（予定）！・旅行記！（現在地）　　アジア　　ヨーロッパ・北アフリカ　107日目　　南アメリカ　　北中アメリカ・旅を振り返って！・旅の思い出！　　写真集　　コラム　　食事・Home！		Home！　＞　旅行記！　＞　ヨーロッパ・北アフリカ編！　＞　日記！
		2007年8月20日（月）カサブランカ（滞在地）
		世界一周107日目果たしてヨーロッパへ戻れるのかどうか、不安の朝を向かえました。たぶん大丈夫だろうと思いつつも、かなり不安で仕方がありません。大荷物を持って空港まで行って追い返されたら、精神的にもかなりやられそうですよね。とにかく、空港へ向かって出発しましたバス停まで歩いていると、日本人のおばちゃん（たぶん母親くらいの歳）がかなり困っている様子で、モロッコ人に質問をしていました。私が近くを通ると、日本人に会えて助かったという感じで話しかけてきたので、どうしたのか事情を聞いてみると、ちゃんとしたガイドを雇いたいけど、どこでお願いして良いか分からないとのこと。いんちきガイドは、その辺りにウジャウジャいそうですが、ちゃんとしたガイドは、なかなかいなそうですね。もう少し詳しく話を聞いてみると、ジャマ・エル・フナ広場とスークへ行きたいだけで、サハラ砂漠はツアーに参加するからガイドは必要ないようです。私は、砂漠も含めたガイドを探しているのかと思ったのですが、どうもそうではないようです。そこで、マラケシュのジャマ・エル・フナ広場とスークだけなら、ガイドなんて要らないと答えました。すると、そのおばちゃんもそんな気がしていたようですが、1人で来たばっかりなのでちょっと心配だったようです。しかし、母親くらいの歳で、モロッコに1人旅とは凄いですね。その気力に脱帽です。私がその歳だったら、ツアーで旅をしてしまうかもしれませんし。いつものバスに乗って、空港へやってきました。すると、ブリディッシュ航空の人が入口で待っていてくれました。もしかしたら、たまたまいただけかもしれませんけど。実は、ブリディッシュ航空のオフィスが11時まで営業しているので、それまでに空港に行けば、その人からイベリア航空＆ロイヤルモロッコ航空へお願いしてくれることになっていたのです。ブリディッシュ航空の人が私のエアーチケットを持って、駆け回ってくれました。そして、イベリア航空のカウンターでチェックインができそうになったのですが、他のチャックインが終わってからということで、それまで待つことになりました。と言うことは、乗れるのは確実ってこと？今ひとつ確証が得られないまま、1時間ほど空港で待つことに。 11時30分になったので、カウンターに行ってみると、話が通っているのかどうかって感じです。良くわからない振りをしてそのままチェックインをしてしまおうと思ったのですが、やっぱりそうは行きません結局、他の客が全員チェックインが終わる12時25分に、再度チェックインカウンターへ来るように言われました。そう言えば、ブリディッシュ航空の人が、全員がチェックインした後にチェックインができるって言っていたような気がします。そして、運命の12時25分になりました。祈るような気持ちでチェックインカウンターへ行ってみると、もうちょっと待ってくれとのことです。いつまで待たされるのかと思ったのですが、12時45分頃に運命の時がやってきました。チェックインカウンターの人から発せられた言葉は、”impossible”（つまり不可能）でした・・・。もうすっかりマドリッドへ行けると思い込んでいたため、その場で倒れそうになりました。手持ちのDHも全部使ってしまったし、これからどうしよう・・・って感じです。空港にじっとしていても仕方が無いので、国際線のバスターミナルへ行きました。夕方の国際線のバスがあれば、一気にマドリッドへ行ってしまおうと思ったからです。しかし、そううまくは行きません。国際線バスのチケット売り場には、フランス語しか分からないというおじさんがいて、時間も金額も良く分からない状態です。そのうち、スペイン語が少し分かるということが分かったので、どうにか時間と料金を確認したのですが、マラケシュ朝5時30分発マドリッド翌日の朝9時着で、料金が1,060DHとのこと。時間も金額も微妙なところです。どちらにしろ、どこかで1泊をしなくてはいけないので、思い切ってカサブランカへ行くことにしました。国際線バスを乗るとしても、同じバスが朝9時にカサブランカに来るそうなので。そのように決めてから、約2時間後にカサブランカへ出発しました。このマラケシュからカサブランカの道も今までと同じように茶色の世界でした。モロッコは、国のほとんどが砂漠というか土の世界なんですね。モロッコで生活するのは大変だと思いました。カサブランカに到着すると、凄い都会でびっくりしました。 4～5年前に来た時は、1日しかいなくて、宿泊地も旧市街だったので、新市街がこんなに都会だとは思いませんでした。これからホテル探しなのですが、外も暗くなっているし、自分がどこにいるか全く分からない状態なので、どうしたら良いか困っていたので、バスの窓から見えたCTMバスターミナルのすぐ前にあるホテルに入ってみることに。新市街だから高かったらどうしようと思ったら、何と70DH（シャワーは別で10DH）という安さ。ホテルの質もじゅうぶんのため、この「HOTEL MIRAMAR」に泊まることにしました。ちなみに、アルヘシラスでメモらせてもらったカサブランカのホテルは、一番安くても80DHでした。ホテルは決まったのですが、ここがどこだか分かりません。ホテルには、地図は無いとのことなので、夕食を食べるついでに、ホテルの周りを見回してみると、ホテルシェラトンがあります。これは良いと思い、早速中へ入ってみました。なぜ良いと思ったかと言うと、ホテルシェラトンなら地図くらいあるだろうし、無料でくれるだろうと思ったからです。その考えは、見事に的中で、コピーの地図を手に入れました。ルームナンバーは？って聞かれてしまいましたけど。地図を見ると、ここは、駅のすぐ近くのようで、メディナにもすぐのようです。カサブランカの街は、中央に固まっているようですね。本当に、以前来た時の記憶が全くありません。ホテルに戻り、どうやってスペインへ行くか検討した結果、いくつかの案を考えました。 ①手持ちの航空券のルート変更をする。（マラケシュ発をカサブランカ発にする） ②格安航空会社でチケットを探す。（Esayjetなど） ③国際線バスで行く。（カサブランカ発マドリッド着） ④来た道と逆のルートでフェリーで行く。（タンジェ発アルヘシラス着）この4つのうち、④に決めることにしました。理由は、 ①は変更手数料がかなり高いし、変更する場合は、全部のルートを変更しなくてはいけない可能性もある。 ②はカサブランカからの飛行機が少ないし、搭乗日が近いとあまりや少ない。 ③は体力的にしんどいし、その割には高い。です。次は、ポルトガルへ行こうと考えているので、フェリーでアルヘシラスへ行き、その後は、マドリッドまで行かずにセビーリャからポルトガルへバスで行こうと思います。この案でうまく行けば良いのですが、相手がモロッコのため分かりませんね。＜今日の支出！＞（マラケシュ）パン：3DH 切手：14.5DH バス：3.5DH チョコレート：10DH チョコレート：6DH バス：3.5DH バスチケット（マラケシュ～カサブランカ CTM）：80DH 生絞りオレンジジュース：4DH 鳥の丸焼き：20DH コカコーラ：7DH バス荷物預け：6DH コカコーラライト：6DH 小計：163.5DH（モロッコディラハム） ⇒ 約2,420円（1DH＝14.8円で計算）（カサブランカ）ファンタレモン：6DH ホテル（2泊）：150DH マトンタジンセット（サラダ、ポテトフライ、ライス）：33DH ハリーラ：5DH ミネラルウォーター：6DH シャワー：10DH 小計：210DH（モロッコディラハム） ⇒ 約3,108円（1DH＝14.8円で計算）合計：約5,528円