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2007年9月11日(火)イタリアボローニャへ(滞在地)
世界一周129日目

3日間お世話になったこの家ともお別れの時が来ました。
最後に、老夫婦のお父さんとお茶を飲みながら話をしたのですが、そこで面白いことが分かりました。
深夜特急の沢木耕太郎は、お茶のスペルがアジアではCから始まるのに対して、ヨーロッパに入るとTからに変わってしまうけど、ポルトガルでCからに戻ることが分かった時に旅を終えることを決めたようですが、何とスロベニアでもお茶のスペルがCから始まるようです。
この老夫婦は、リュブリャナに健康茶のお店を開いているらしく、その話をしているうちに、こういう話題になりました。
ポルトガルは、ヨーロッパの端ということもあり、アラブからの影響か何かでCから始まっても不思議ではなかったのですが、周りを他のヨーロッパ諸国に囲まれているスロベニアまでがCから始まるのが少しびっくりでした。
その他にもいろいろと話したのですが、英語が分からない私には、半分くらいしか理解できませんでした・・・。

バス亭でバスを待っていると、周りは老人ばかりです。
私が滞在していたこの一角は、新しい静かな住宅街で、老人の街のようです。
綺麗に区画されていて、同じ形の家が並んでいました。

駅に到着して、自動販売機でジュースを買うと、お釣りが出てきません。
こんな話、以前もありましたね。
通りすがりの人に聞いてみると、自動販売機に元々お釣りが出ないと、スロベニア語で書いてあるそうです。
そんな自動販売機あるの?って思ったのですが、実際あるので仕方がありません。
欲しくもなかったポテトチップスを追加で買うことにしたのですが、ぴったりのコインを持っていませんでした。
一応、その通りすがりの人に、このコインを入れたらお釣りが出てこないってこと?って聞いてみたのですが、その通りとの回答でした。
急いで近くのカフェへ行き、小さいコインに両替してもらって、欲しくもないポテトチップスを買うことにしました。
カフェの人は、何も注文しなかったのに、よく両替してくれたと思います。

12時ちょっと過ぎに、クラーゲンフルト行きの電車は出発しました。
クラーゲンフルトへは、日本対スイスを見るためだけに行ってきます。
前回のオーストリア戦は、PK戦の末敗れているので、今日こそは、ぜひ勝って欲しいですね。
そんな希望を胸にクラーゲンフルトへ向かいました。

途中駅で乗り換えると、日本人の女性のおばさんが1人で同じ電車に乗るらしく、声をかけてきました。
話を聞いてみると、サッカーを見に行くとのこと。
ここで会ったのだから、当然と言えば当然なのですが、おばさん1人で応援に来ているというのが凄いと思いました。
結局、友人と現地で待ち合わせをしているとのことでしたけど。
そのおばさんは、日本代表の全試合を見に行っているらしく、この間のアジアカップや昨年のワールドカップも全部生で見たようです。
今回の2試合を見た後は、仕事があるから帰国すると言っていましたが、どんな仕事をしているんでしょうか?
普通の仕事では、そんなに休めませんよね。
ちなみに、このおばさんから聞いたのですが、前回のオーストリア戦のチケットは、地元の人に配ったこともあって完売だったため、当日にチケットを入手できたのは、かなりラッキーだったようです。

クラーゲンフルトに到着すると、おばさんとは別れて、街を適当に歩き出しました。
駅の近くに展示会場があり、何かイベントが行われている感じだったので、ドイツ語の意味もわからず入ってみることにしました。
住宅やペット、食べ物など各ホールでいろいろと展示がしてあったのですが、私が一番興味を持ったのは、やっぱり食べ物でした。
チーズのコーナーで試食ができたので、全種類のチーズを試食してみると、各チーズで味や歯ごたえが全然違うんですよね。
かなり美味しかったので、2周してしまいました。
ちなみに、この展示会場に来て、初めてメッセという言葉がドイツ語だと知りました。

その後も街をぷらぷらしてみました。
待ちの中心にある時計塔を見たり、メイン通りでウインドウショッピングをしたりしたのですが、クラーゲンフルトは、思っていたより都会でした。
前回は、夕方に来てホテルを探した後に、すぐにスタジアムへ行ったので、ゆっくり見ることができなかったので、よく分かりませんでした。

そろそろスタジアムへ行こうと思った時に、履いているジーンズのお尻に穴が開いていることに気が付きました。
それもかなり大きい穴です。
どうしようかと思ったのですが、ちょうどダイエーのようなスーパーがあったので、ジーンズを買うことにしました。
このジーンズは、この間、犬に噛まれた穴も開いていましたし。
この時に、勢いでアディダスのトレーナーなども買ってしまいました。
今後の寒い国で必要になるだろうし、帰国してからも着れそうだったので。

そして、スタジアムへ行こうと思ったのですが、バス停のすぐ近くに日本料理屋がありました。
久しぶりに日本料理を食べてから日本代表を応援しようと思って入ってみると、店員は全員中国人。
中国人が経営している日本料理屋でした。
何か騙された気がしたのですが、今更出られません
寿司を食べようかと思っていたのですが、何となく信用できないため、一番安い照り焼鳥丼を注文しました。
出てきたものは、予想通りの物でしたが、ご飯がとてもまずいです・・・。
水っぽくてべちゃべちゃのご飯で、この店に入って失敗したと思いました。
やっぱり中国人が経営しているからなのかもしれないですね。(ちょっと偏見)
クラーゲンフルトの人がこれを日本食と思って食べていると思うと、ちょっとショックでした。
しかし、一緒に頼んだ日本茶は、普通の味で美味しかったです。
当然ですが、ペットボトルの甘い緑茶とは違いました。

ベルターゼースタジアム前回と同様に
ベルターゼースタジアムへ行くと、思ったより日本人がいます。
前回は、招待席ということもあり完全アウェイ席でしたが、今回は、周りにパラパラと日本人がいて、一部には、日本人の集団がいました。
今回の席は、メインスタンドの良い席だったため、スタジアムとの距離がかなり近いです。
スタジアムに入った時に、ちょうど選手達のウォーミングアップが始まったところのようで、間近で選手達を見ることができました。
選手を近くで見られたのも良かったのですが、個人的には、元名古屋の小倉隆文をすぐ近くで見られたのが嬉しかったです。
彼は、相当良い選手(と個人的には思っている)でしたからね。

そして、日本対スイスの試合が始まりました。
前半は、スイスに一方的に攻められて、これでは勝てないと思う展開でした。
実際に、前半終了の時点では、2−0で負けていましたし。
しかし、後半に入るとスイスのペースが落ちたのか、日本のペースが上がったのか分かりませんが、得点ラッシュとなり、結局、4−3で日本が勝ちました。
正直なところ、結果的に勝ったのは良かったと思いますが、内容は、今ひとつだったと思います。
なお、隣のおじさんがスイスの応援をしていたようで、スイスが点を取った時は、凄く勝ち誇って私に何かを言っていました。
しかし、日本が逆転をすると、すっかり意気消沈。
その姿に、周りの観客も笑っていました。

試合が終わると、バスで街中まで帰り、その後は、歩いて駅まで行きました。
今日は、この街に泊まらずに、そのまま夜行電車でボローニャまで行く予定です。
ボローニャで乗り換えてリミニまで行き、サンマリノにちょっと寄ってからアンコーナへ行って、船でギリシャまで一気に行く予定です。
かなりのハードな旅程ですが、倒れない程度に頑張ります。

夜行電車は、予定通り23時58分にクラーゲンフルトの駅を出発しました。
私は、寝台車両を予約してあると思っていたのですが、いつも通り座席車両でした。
どうも2ndクラスには、寝台車両はないようですね。
ここまで来てやっと理解しました。

<今日の支出!>

(リュブリャナ)
バス:1ユーロ
肉詰めパンロール:2ユーロ
炭酸オレンジジュース:0.5ユーロ
ポテトチップス:0.65ユーロ
小計:4.15ユーロ約710円(1ユーロ=171円で計算)

(クラーゲンフルト)
パン:1.65ユーロ
コインロッカー:2ユーロ
EURO2008ノート:3.99ユーロ
ペプシライト:0.69ユーロ
スーパーマーケットでの値引き:△0.04ユーロ
展示会場入場料:3ユーロ(学割)
ビール:2.4ユーロ
ジーンズ:14.99ユーロ
アディダストレーナー:24.99ユーロ
パンツ:1.99ユーロ
コカコーラゼロ:0.99ユーロ
照り焼き鳥丼:5.7ユーロ
日本茶:2ユーロ
バス:1.7ユーロ
ビール:3.2ユーロ
バス:1.7ユーロ
不明(お釣りの間違い?):0.01ユーロ
小計:70.96ユーロ約12,134円(1ユーロ=171円で計算)

合計:約12,844円


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