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2007年9月21日(金)イギリスロンドン(滞在地)
世界一周139日目

朝起きると、かなりダルいです。
やはり、移動続きで疲れが出ているのかもしれませんね。
休息日もなかったですし。

とりあえず、B&Bのホテルだから、イングリッシュブレックファーストを食べなくてはと思い、朝食はどこかとレセプションに尋ねてみると、キッチンを自由に使って欲しいとのことでした。
つまり、このホテルは、ベッドだけだったんですね。
入口には、思いっきりベッド&ブレックファーストと書いてあったのですが。
朝食を諦めて、部屋に戻ろうとしたのですが、レセプションにいた(昨日、レストランを聞いた)男性が、日本人と言うか東洋が好きならしく、いろいろと話しかけてきました。
私は、特に急いでいなかったので、ちょっとと思って話し始めたら、途中にコーヒーまで飲んで、1時間くらい話してしまいました。

部屋に戻って準備をすると、異様にお尻と右側の腰が痛いです。
昨日から痛かったのですが、痛さが増していました。
患部を見てみると、とても大きなおできができていて、最悪な状況です。
しかし、まだ我慢できると思ったので、そのまま出発することにしました。

バッキンガム宮殿いつもと同じように、街のイメージを掴むために、歩くことにしました。
10分くらい歩いて着いたところが
バッキンガム宮殿でした。
バッキンガム宮殿は、エリザベス女王が現在も住んでいる宮殿です。
チケット売り場に行ってみると、長蛇の列ができています。
そんなに人気があるんだ〜って思ったら、エリザベス女王がスコットランドへ行っている今の時期しか一般公開をしていないようです。
全然知らなかったので、かなりラッキーでした。
なお、普段は、バッキンガム宮殿には入れないのですが、王室の美術品を展示しているクイーンズ・ギャラリーと王室の馬車や自動車と展示しているロイヤル・ミューズには、いつでも入れます。

1時間くらい並んでチケットを購入し、バッキンガム宮殿へ入りました。
このバッキンガム宮殿は、日本語のオーディオガイドを無料で貸し出してくれるので、とても分かりやすかったです。
ただ、一生懸命ガイドを聞いていると、そちらにばかり気を取られてしまい、実物を見逃してしまいそうになりました。

バッキンガム宮殿とは、元々バッキンガムさんの家を王室が買い取って宮殿にしたようです。
その費用は、膨大だったために、当時の政府は反対したようですが、ジョージ何世が強行で造り上げたそうです。
宮殿内には、応接間や絵画の間、ダンスの間など、本当にたくさんの部屋があり、全部見て回るのは、かなり疲れました。
なお、今年は、エリザベス女王の結婚60年という記念の年らしく、特別展示で、当時の結婚式の模様やウエディングドレスなどが飾られていました。

バッキンガム宮殿を堪能して、バッキンガム宮殿の正門の前に来ました。
そこには、ヴィクトリア女王記念碑の金色の天使像がありました。
また、その正門から衛兵交代式が見られるようでしたが、時間が合わなかったため見ませんでした。

トラファルガー広場この後も歩いて、ウェストミンスター寺院や国会議事堂(ビッグベン)など、ロンドンの代表的な観光名所を外から眺めて、向かった先はゴール地点です。
えっ?って思う人もいたかもしれませんが、あの猿岩石がゴールした
トラファルガー広場へ行ったのでした。
トラファルガー広場は、ナショナルギャラリーの前の広場で、観光客と地元民がたくさんいましたが、猿岩石のために、この広場を貸切にした日本テレビは凄いと思いましたね。
他の人には、ただの広場かもしれませんが、私が旅好きになったのは、猿岩石の影響もかなりあるので、この広場は、ちょっとした場所だったのでした。

ここで、ずっと歩いていたこともあり、ベンチで休憩をしたのですが、お尻などがかなり痛くなってきました。
ベンチに長い間座るとお尻が痛いし、かと言って、座らないと疲れてしまうしと、かなり悪循環になっています。
それに、外が寒いこともあり、体調も今ひとつになってきましたし。

ホテルに戻っても良かったのですが、近くに三越があったので、行ってみることにしました。
すると、かなりびっくりしました。
ここだけ、完璧な日本なのです。
従業員も基本的に日本人ですし、商品の表記も日本語です。
更に、本当にびっくりしたのが、中の本屋は、全て日本語の本のみです。
それも、品数豊富だったので、1冊本を買ってみました。
もちろん、本には、日本円の金額しか載っていませんので、いくらするのかと思ったのですが、びっくりすることに、約3〜4倍の金額でした。
それでも、日本語の本を買える場所は世界でなかなか無いので、かなり貴重な場所だと思いました。
世界一周をする場合に、ガイドブックなどを全部持ってくるのは、かなりの重さになってしまうので、ロンドンまでの分を持ってきて、それ以降の国のガイドブックをここで買うというのが良いのかもしれませんね。
もちろん、ガイドブックが必要では無い人には、関係ないですけど。

そして、近くのピカデリーサーカスへ行ってみました。
ピカデリーサーカスって何?って思っていたのですが、サーカスのことではなく、その辺りの一角のことをピカデリーサーカスと呼ぶようです。
ロンドンの中心地であり、中心にある広場には、エロス像が建っています。
この辺りには、たくさんのチケット屋があり、明日のプレミアリーグ(サッカー)の試合のチケットが売っているお店があったので、入ってみることにしました。
プレミアリーグは、基本的に、どの試合でも売り切れてしまうようで、このチケットは、通常販売ではありません。
そのため、かなり高いんですよね。
定価が分からなかったこともあり、買うのをやめてしまったのですが、アーセナル対デービーが85Lで、フラム対マンチェスター・シティが65Lでした。
どの席かも聞かなかったのですが、席によっては、お得だったかもしれませんね。
時間があれば、明日の試合開始前に、このお店に行ってみようと思います。
まだ売れ残っていれば、もっと安くなると思いますので。

この辺りで、かなりヘバってきました。
頭も痛く、熱が出てきたようで、どう考えても体調不良です。
お尻と右側の腰にも激痛が走っています。
歩くのがしんどくなったところだったので、どこかで休憩をしようと思ったところ、インターネットカフェがあったので入ってみることにしました。
何かを調べるというより、そのまま寝込んでしまいたいという感じで、1時間くらいインターネットカフェにいました。

少し回復したので、この後どうしようかと悩んでしまいました。
これがいけなかったようです。
結論として、ここから10分くらいにある大英博物館へ行くことにしました。
ちょうど金曜日ということもあり、遅くまで開いているとのことだったので。

大英博物館ふらふらして、お尻などの激痛に我慢しながら、
大英博物館に到着しました。
しかし、博物館を見る気力は残っていませんでした。
ギリシャのアテネで見たパルテノン神殿の柱の本物が、1本だけこの大英博物館にあるということを、アテネで確認していたので、それだけは見ておこうと思い頑張りました。
そして、限界を感じたため、ホテルに戻ることにしました。

何も考えたくなかったので、直通で最寄のビクトリア駅へ行くバスに乗るために、券売機でバスチケットを購入しようとすると、2Lを入れても反応がありません。
こんな時に勘弁して欲しいと思い、揺らしたり、叩いたりしたのですが、全く反応がありませんでした。
近くにいた数人に聞いても、良く分からないと言い、結局、その券売機に書いてある電話番号へ電話をしてみたらと言われたので、素直に電話をしてみました。
最近は、他の国でも英語で電話をしていたので、大丈夫かと思ったのですが・・・。
電話が繋がると、ネイティブスピーカーが早口で何か言っています。
正直、全然聞き取れませんでした。
1回は、ゆっくり話して欲しいとお願いしたのですが、結局良く分からないので、相手を無視して状況を説明しました。
しかし、それ以降が続きません。
2Lを諦めて、電話を切ってしまおうかと思ったのですが、バス停で待っていた青年に事情を説明して、電話に出てもらいました。
すると、バスの運転手にキーワードを伝えてくれとのことです。
そのキーワードで、本当にバスに乗れるのか心配でしたが、青年が乗るバスより先に私が乗りたいバスが来たので、その青年が運転手に事情を説明してくれました。
ありがとう!

へたり込むようにバスに乗り込み、終電のビクトリア駅まで行きました。
このバスは、イギリスならではのダブルデッカー(2階建てバス)でしたが、とてもそれを満喫する元気はありませんでした。
ビクトリア駅までが思った以上に遠かったので、逆に考えると、そんな距離を歩いていたのかと思うとびっくりです。

ビクトリア駅で薬局を発見したので、メンソレータムのような軟膏と冷湿布を買おうと思いました。
レジのところに、携帯用のワセリンという名のものが置いてあったので、メンソレータムと同じようなものだと思って選びました。
その後に、湿布を選ぼうと思ったのですが、今ひとつ分かりませんでした。
箱の絵で何となく湿布っぽいものがあったのですが、HEATと書いてあります。
私は、温湿布だと思ったので、黒人のおばちゃん店員に、これはホットか?と質問してみました。
すると、店員は、違うと言います。
いくら英語ができない私でも、そんなはずは無いと思い、ちょっと経ってから、ここにHEATって書いてあるけど本当にコールドか?と聞くと、何だか分からない様子なのですが、ホットではないと言います。
そこまで言うのならと思い、その2品を買ってホテルまで帰りました。
ホテルに帰るときは、片足を引きずるくらい重症になっていました。
それくらいお尻と右の腰に激痛が走っていたのです。

ホテルに戻り、湿布薬の箱を開けてみると、超びっくり!
ホットやコールドの以前に、湿布じゃなかったんですね。
サポーターの中に入れるカイロだったのです。
そこで分かったのですが、あの黒人おばちゃん店員は、私が暑すぎないかどうかを心配して聞いていると思い、ホットではないと答えていたんですね。
私は、サポーターも持っていないし、使いようが無いこの品物に約5Lも使ってしまって、かなりショックでした。
しかし、ショックは、これだけでは済みません。
こっちは間違いないと思っていたワセリンも、英語を良く読んでみると、乾燥肌&口唇用と書いてありました。
つまり、メンソレータムのような軟膏ではなかったというわけです・・・。
かなり悲しくなって、もうどうでも良くなった私は、そのまま寝てしまうことにしました。

このロンドンまで、休息日も取らずにずっと移動だったので、体が悲鳴をあげたようです。
この旅は、体が資本ということを少し忘れていたかもしれませんね。
もう若くないんですし。
ヨーロッパでは、どうしても駆け足になってしまっているので、ちょっとスケジュールを変更しようと思いました。
そのため、フランスとドイツでサッカーが見られなくなってしまうんですけど・・・。

<今日の支出!>

バーベキューチキン&ヌードル:3.95L
バッキンガム宮殿:13.5L(学割)
チョコレートドリンク:0.81L
スニッカーズ:0.35L
サンドイッチ:1.66L
本(日本語の小説):8.6L
インターネットカフェ:1.25L
バス:2L
乾燥肌&口唇用ワセリン:0.96L(メンソレータムだと思って買ってしまった)
サポーターの中に入れるカイロ:4.99L(湿布だと思って買ってしまった)
コカコーラ ウィズ オレンジ:0.87L
りんご(1個):0.26L
バナナ(1個):0.17L
パスタスナック:0.98L
パン:0.85L
不明(お釣りの間違い?)△0.01

合計:41.19L(イギリスポンド)約10,298円(1L=250円で計算)


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