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2007年9月26日(水)イギリスロンドン(滞在地)
世界一周144日目

今日は、特に予定を決めていたなったので、何をしようかと考えました。
今日もだらだらと寝ていても良かったのですが、それでは、ただの堕落した人になってしまうと思い、いろいろと考えてみると、イギリスでの旅のテーマを決めてなかったことに気が付きました。
本当は、<ドーヴァー海峡を越える>と決めていたのですが、パリ行きをキャンセルしてしまったし、更にバスで行く場合は、昔と違ってバスごとフェリーに乗り込むのではなく、電車に乗り込んでしまうようで、<ドーヴァー海峡を潜る>になってしまうことに気が付きました。
と言うことで、改めて決めたのが、次のテーマです。

イギリスでのテーマ<テニスの聖地ウィンブルドンへ行く!>

ヨーロッパでは、いつもサッカーをメインに考えていましたが、このイギリス(イングランド)のプレミアリーグは、他の国と違って、どんなゲームでも当日券が買えないほど込んでいるということだったので、他のスポーツに思考を変えてみることにしました。
テニスもスクールに通っていたこともあって、かなり興味がありますので。

まずは、インターネットカフェへ行き、更新の他に適当にネットサーフィンをしていたところ、今日にプレミアリーグがあることを発見しました。
正確には、プレミアリーグではなく、カーリングカップというカップ戦なのですが、戦うチームは、プレミアリーグのチームが参加します。(下部のチームも出ている)
そして、チェルシーのホームページを見てみると、チケットが余っている感じでした。
これはどうして?買えるなら買いたい!と思ったのですが、残念なことにアウェーの試合でした。
それならば、他のロンドンのチームがホームという可能性もあると思い、フラムのホームページでチケットの情報を見ると、こちらもまだ買えるようでした。
ただ、このことに気が付いたのが、インターネットカフェの制限時間ギリギリだったので、直接スタジアムへ行ってみることにしました。

すぐに、ウィンブルドンへ行こうかと思ったのですが、先ほどのフラムの情報あったので、もう少し経ってから行くことにしました。
フラムのスタジアムは、ウィンブルドンの近くだったので、あまり早くにフラムスタジアムへ行ってしまうと、チケット売り場が空いていないのではないかと思ったからです。

それで、向かった先は、旅行代理店。
実は、明日の手術もあるために、ロンドンに長く滞在するため、友人と会うウィーンへは、飛行機で行こうと考えたのです。
飛行機のチケットなら格安航空会社で買うことも考えたのですが、格安航空会社は、出発日より早くに申し込むと安いというシステムなので、今回のように、出発日が間近の場合は、代理店にお願いしたほうが返って安いのではないかと思いました。
本当は、フランス、ドイツと渡ってオーストリア入りする予定だったんですけどね。

旅行会社に、ウィーン行きのチケットを確認すると、席がないとのことでした。
それならばと、友人と会う1〜2日前にウィーン近くの都市へ飛行機で飛んで、そこから当日電車でウィーンに入れば良いと考え、ハンガリーのブダベストやチェコのプラハ、スロヴァキアのブラチスラヴァ(ここは直行便が無い)、同じオーストリアのザルツブルク、ドイツのミュンヘンと調べてもらったのですが、どこも席が無いとのことでした。
なぜそんなに席が無いのかと尋ねてみたら、たぶんフランスで行われているラグビーのワールドカップの影響だと言われました。
日本では、あまり人気が無いラグビーですが、ヨーロッパでは、かなり人気があるんですね。
何ともタイミングが悪いです。
結局、取れそうなチケットは、朝一便のフランクフルト行きくらいとのことでした。
しかし、飛行機を使ってまでフランクフルトへ行くメリットがあまり無いんですよね。
更に、料金を確認すると約150Lですし。
結局、チケットを手配するのをやめて、夜行バスや電車、格安航空会社などを駆使しながらルートを考えることにしました。

この後、三越に寄って本を1冊買ってから、ウィンブルドンへ行くことにしました。
しかし、代理店で相談するまでに、かなりの時間を待たされたため、予定より遅くなってしまいました。
最寄の駅から地下鉄に乗り込み、ウィンブルドン博物館がある駅の1つ前の駅まで行きました。
なぜ1つ前の駅かと言うと、ウィンブルドン博物館がある駅からゾーンが上がるため、別料金が発生するのです。
ロンドンの地下鉄はゾーン制になっていて、中心地から郊外へ行くに連れてゾーンが増えていきます。
料金もゾーンごとに増えていくわけです。

1つ前の駅に降りると突然の大雨。
タイミングが悪いと思ったのですが、すぐにバスが来たので助かりました。
私は、地下鉄&バス共通1日券を持っていて、バスならゾーンが無いので、どこでも乗れるのです。
そのため、セコい考えですが、次の駅までバスで行くことにしたのでした。
しかし、バスを乗っているうちに、間に合わないことが分かりました。
ウィンブルドン博物館は17時までということだったのですが、時計を見ると、既に16時30分を過ぎたところでした。
このペースでは、次の駅についてダッシュしても17時までにウィンブルドン博物館に到着できないという感じだったので、今日は、ウィンブルドン博物館へ行くのをやめることにしました。
お尻の状況からして、ダッシュもできませんし。

途中のバス停で降りて、逆方向へ進む同じ番号のバスに乗り、終点まで行きました。
なぜバスを乗車した所ではなく、バスの終点まで乗ったかと言うと、そこがフラムスタジアムがある駅なのでした。
バスを降りると、まだ誰もユニフォームを着た人が見当たりません。
さすがに、試合開始の3時間前では、誰もいないですかね?
プレミアリーグは熱いと聞いていたので、既に熱気ムンムンなのかと思っていたのですが。
とりあえず、スタジアムの場所も分からないため、駅にあった地図を基にスタジアムへ行ってみることにしました。
すると、スタジアムと言えばスタジアムなのですが、スクールか何かで子供達がサッカーをしていました。
紛らわしい表記をしないでよ!って突っ込みたくなりましたが、嘘は書いてありません。
地図に書かれていたのは、地元の公園の真ん中にある広場のことでした。
それでは、フラムの試合会場であるフラムスタジアムはどこにあるの探してみると、地図に載っていません。
プレミアリーグのチームのスタジアムが最寄駅で配布している地図に載っていないってことがあるの?って思ったのですが、それがあったのです。
これを見て、私は、駅を間違えたのかも知れないと思いました。
とりあえず、駅に戻って聞いてみようと思ったのですが、間違えた公園のスタジアムの反対側に、フラム宮殿というのがあるらしいので、そっちに行ってみることにしました。

宮殿は、たいしたものではありませんでした。
こんなものかと思い、駅に戻ろうとしたのですが、宮殿から出てきたインド人にスタジアムがあるのかどうか聞いてみました。
すると、ここから5分くらいの場所にあると言います。
地図を見せて確認をすると、ちょうど地図が切れているこの部分と言うのです。
たまたま来た宮殿がスタジアムのすぐ近くだったとは、とてもラッキーでした。

フラムスタジアムに到着したのですが、何だか閑散としています。
ポルトガルのベレメンセスの試合を思い出しました。
プレミアリーグは、熱いサポーターがいっぱいいると思っていたのですが、これはどういうことなのでしょう?
時間は、試合開始まで2時間を切っているのですが、今から準備といった感じでした。。
今回は、あまり重要視されないカーリングカップだから、サポーターもやる気がないのかもしれませんね。

チケットオフィスへ行くと、今回の試合は、どこの席でも一律15Lと言われたので、センターライン上の後ろの席を購入しました。
このスタジアムには、2階席が無いため、サッカーを見るには、一番良い席だと思ったからです。
チケットはあっけなく買えてしまったのですが、これからどうしましょう?
まだゲートは開いていないし、周りには、お店が1軒もありません。
住宅地にいきなりスタジアムがあるという感じなのです。
結局、オフィシャルショップを見た後は、寒い中、ゲートが開くのを待っていました。

試合開始1時間30分前くらいに、やっとゲートが開きました。
チェックなども軽いもので、全然厳重ではありませんでした。
フーリガン対策って言うのは、どこへ行ってしまったのでしょう?
何だかどれもこれも予想と違うので、拍子抜けの連続です。

スタジアムに入ると、やはりプレミアリーグのスタジアムだと思いました。
それは、サッカー専用はもちろんのこと、スタジアムと客席の距離が近い。
特に、ゴール裏の席は、ゴールラインから1mくらいだと思います。
もし、ボールを追いかけて、そのままゴールラインへ走っていった選手はどうなってしまうのだろうと思いました。
予想では、勢い余って客席に突っ込むんだと思いますけど。

フラムスタジアム(フラム対ボルトン)20時になり、ついにフラム対ボルトン試合が始まりました。
閑散としていた
フラムスタジアムも開始間近になって人がたくさん入ってきました。
しかし、それでも満席には程遠いです。
なお、フラムとは、以前稲本が在籍していたチームで、ボルトンとは、以前中田英(西澤も)が在籍していたチームです。

試合は、ホームのフラムが良い展開で試合を進めていたのですが、先取点はボルトンで、このままボルトンが勝つのかなって思った時に、フラムが同点ゴールを決めました。
そして、試合終了!と思ったのですが、カップ戦のため、延長戦があるとのことです。
私としては、90分で終わりにして欲しかったです。
なぜかと言うと、帰りが遅くなるのも嫌でしたし、それよりも何よりも、とてつもなく寒かったからです。
ニット帽に手袋、マフラー、ウィンドブレーカーと寒さ対策はしていたんですけど、それでもかなりの寒さでした。
更に、ずっとお尻をかばって座らなくてはいけないので、腰なども痛くなってきていたので。

そんな私の願いを聞いてくれるはずもなく、延長戦が始まりました。
ずっとフラムが押していたのですが、結果的に点を取ったのはボルトンでした。
サッカーって、結構、こういうことってあるんですよね。
結局、2対1でボルトンが勝ちました。
日本人が昔所属していたチーム対決は、中田英(西澤)の勝利で幕を閉じました。

結局、延長終了後に帰ったため、ホテルに戻ったのは、深夜0時近くでした。
疲れていたのですが、明日の手術を考えると、ちょっと寝付けませんでした。
先日の話だと、手術ってほど大げさなものではないらしく、医師は、膿を抜くとか何とかと言っていましたが、具体的にどんなことをするかがわからないので、不安は不安です。

<今日の支出!>

インターネットカフェ:1.5L
ケンタッキーセット:3.99L
コカコーラゼロ:0.99L
地下鉄&バス共通1日券:5.1L
本(小説):8.3L
サッカーチケット(フラム対ボルトン):15L
サッカープログラム:3L
ホットドッグセット:5L

合計:42.88L(イギリスポンド)約10,720円(1L=250円で計算)


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