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2007年12月20日(木)ドミニカ共和国サント・ドミンゴ(滞在地)
世界一周229日目

今日は、11時頃にホテルを出ましたが、特に行く場所がありません。
旧市街は、昨日でほとんど見てしまったのです。
と言っても、ホテルでじっとしているのもなんなので、外に出ることにしました。

ホテルの裏手を見たら、サント・ドミンゴ遺跡というのがありました。
しかし、ここは、遺跡と言えば格好良いのですが、ただの廃墟です。
ただの廃墟では、少ししか時間を潰せなかったので、街の中心地であるコロンブス公園へ行くことにしました。
公園のベンチで人間観察をしていたのですが、暑さにやられてきたので、インターネットカフェでくつろぐことにしたのですが、ずっとインターネットカフェにいても飽きてしまいます。
私は、いったい何をしているのでしょうか・・・。

いろいろと考えた結果、旧市街の外にあるコロンブス灯台へ行くことにしたのですが、そこまでは、さすがに歩ける距離ではないので、どうやって行くかを考えました。
タクシーで行けば何も問題が無いのですが、時間もあるので、地元民が使っている乗合ワゴンにチャレンジです。
どこで乗って良いか分からないので、乗合ワゴンがたくさん通る道で、その辺りにいる人に、コロンブス灯台へ行くかどうか尋ねる作戦をしてみました。
すると、すぐに乗合ワゴンをゲット!
かなりオンボロの乗り合いワゴンは、乗せられるだけ乗せるといったスタンスのようで、かなり窮屈になりながらワゴンに乗っていました。
15分くらい経ったところで、この乗合ワゴンの終着地に着いたようで、乗客が全員降りていきます。
時間を考えると、ちょうど良い時間だったので、コロンブス灯台に着いたのかと確認すると、ここから他の乗合ワゴンに乗り換えてくれとのこと。
しかし、料金は、前の乗合ワゴンの人が払ってくれたので、私は、素直に乗り換えました。

次の乗合ワゴンは、既にたくさんの人が乗っていたため、先ほどのワゴンよりも更にきついです。
ワゴンも更にボロくなったので、乗ってるだけで、しんどかったです。
そして、15分くらい経った時に、ここで降りろと言われました。
てっきり、ここがコロンブス灯台なのかと思ったのですが、そうではありません。
乗合ワゴンの人は、他の人に尋ねてと言っていたので、私は、ここから歩いて行けるのかと思ったら、そういうわけでもないようです。
ここがどこだか全然わからなかったのですが、どこかで見たものがありました。
それは、中華街の鳥居です。
実は、ホテルのすぐ裏が中華街で、空港からホテルに来る時に、タクシーの中から見ていたのです。
つまり、30分以上辛い思いをして乗合ワゴンに乗ったのに、結局、ほとんど進んでいないことがわかりました。
正直、このいい加減なドミニカ人たちに、かなりイライラしていたのですが、親切なドミニカ人が助けてくれて、コロンブス灯台へ行く別の乗合ワゴンに乗ることができました。

コロンブス灯台次の乗合ワゴンは、少し乗っただけで降ろされました。
しかし、ここでも目の前がコロンブス灯台というわけではないようです。
結局、そこから10分ちょっと歩いて、
コロンブス灯台に到着しました。
この時には、 いい加減なドミニカ人たちに振り回されて、もうヘトヘトです。
乗合ワゴンを経験しなくても良いから、タクシーで来れば良かったと後悔しました。

コロンブス灯台は、上から見ると十字架に見えるように造られていて、コロンブスや子孫の遺体が祭られているとのことでした。
私は、このコロンブス灯台の上に登るために、ここまで頑張って来たのですが、結局、灯台には登れないようです。
中は、博物館になっているのですが、あまり面白く無さそうだったので、入るのはやめました。

ロス・トレス・オホスの4つ目の湖このまま旧市街へ戻るのは、何となく寂しかったので、コロンブス灯台の先にある
ロス・トレス・オホスへ行くことにしました。
歩いて10分くらいだろうとたかをくくっていたのですが、実際に歩いてみると、30分くらいかかりました。
このロス・トレス・オホスとは、3つの目という意味ですが、3つの洞窟の中にある湖のことを指します。
地下の洞窟の中にある青い水の湖は、確かに見ごたえがあるかもしれませんが、観光客は、ほとんど来ていませんでした。
なお、2つ目の湖のところには、渡し舟がありました。
何かと言うと、その奥には、4つ目の湖があるのです。
つまり、本当は、ロス・クアトロ・オホス(4つの目)なのですが、発見当時は、3つしか見つからなかったので、ロス・トレス・オホスという名前になったようです。
4つ目の湖は、太陽が当たる場所にあるため、その太陽光が神秘的な感じがして、良い雰囲気を醸し出していました。

帰りは、旧市街側へ向かう乗合ワゴンに乗ればどうにかなると思ったので、その方向に走る乗合ワゴンに乗り込みました。
その乗合ワゴンは、予定通りに進み、繁華街へ入って行きました。
行きに中華街の入り口で降ろされたことにより、だいたいの位置がイメージできたので、ホテルの前の道との交差点で、乗合バスを降りることにしました。
つまり、このまま道なりに歩けば、ホテルまで戻れるということです。

乗合バスを降りると、そこは、旧市街よりも栄えていて、たくさんの車が荒っぽい運転で行き来し、たくさんのお店があり、たくさんの地元民で溢れ返っていました。
この辺りが地元民の生活する場所のようで、本当のサント・ドミンゴを見た感じがします。
そして、ホテルに向かって歩くと、行きに降ろされた中華街の鳥居まで来て、そこから5分くらいでホテルに到着しました。

ホテルで少し休憩をして、夜に夕食を食べに行きました。
ドミニカ料理を食べようと思ったのですが、ドミニカ料理は、空港に到着した時に、タクシードライバーに教えてもらったフライドチキンしか分かりません。
そのため、鳥専門のファストフード店で、フライドチキンのセットを食べて、夕食を終わりにしました。

20時くらいにホテルに戻ったのですが、その前に、明日のタクシー代を降ろすためにATMへ寄ったところ、私がATMを操作する真後ろにドミニカ人の青年がぴたりと並んできました。
その状況のままATMを操作をするのも不安だったので、一旦操作をやめて、怪訝そうな目で訴えたのですが、向こうは、私が交流してきたのかと思ったようで、握手をしようとしてきました。
そして、ATMを横からのぞくようにして待とうとしたので、さすがに困ってしまった私は、今からATMを使うから(どいて)と伝えると、そのドミニカ人は、僕もATMを使うと返しました。
どうやら、カッコの意味を汲み取ってくれていないようです。
仕方が無いので、そっちで待ってとお願いをしたところ、やっと分かってもらえたようでしたが、ドミニカ共和国では、他人のATMをのぞいたりすることは、普通のことなのでしょうか?
正直、かなりびっくりしました。

最後に、カルチャーショックを受けながらホテルに戻った後は、1人で缶ビールで乾杯して、ドミニカ共和国最後の夜を終わりにしました。
明日は、ついに最後の国アメリカに入国です。
このドミニカ共和国は、夏のように暑いですが、明日行くニューヨークは、死ぬほど寒いんでしょうね。
最後で体調を崩すのも嫌なので、寒さには、じゅうぶん気をつけたいと思います。

<今日の支出!>

アボカド:30RD$
ファンタオレンジ:27RD$
エム&エムズ:30RD$
スーパーマーケットがまけてくれた:△1RD$
インターネットカフェ:45RD$
ピザ2切れセット:60RD$
乗合ワゴン:15RD$
乗合ワゴン:15RD$
ロス・トレス・オホス:50RD$
ロス・トレス・オホスの渡し舟:10RD$
乗合ワゴン:15RD$
コカコーラライト:30RD$
ピカポジョ4コンボ(フライドチキン4ピースセット):180RD$
ビール:35RD$
ポテトチップス:15RD$

合計:556RD$(ドミニカペソ)約1,851円(1RD$=3.33円で計算)


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