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2007年11月1日(木)アルゼンチンブエノス・アイレス(滞在地)
世界一周180日目

今日は、ちゃんと朝食を食べようと普通に起きたら、何だか体がだるいです。
これは、疲れもあると思うのですが、二日酔いの症状ですね。
昨日は、昼も夜もワインを飲んだので、ちょっと残っているようです。

朝食を食べにホテルのカフェテリアへ行くと、小さいカフェテリアの席が既に埋まっていました。
カウンター席だけが空いていたので、そこに座ってみると、あるものが目に付きました。
それは、営業時間の看板です。
このカフェテリアの営業時間は、24時間と書いてあり、朝食は、7〜11時と書いてありました。
昨日は、10時過ぎに起きたので、朝食時間が終わっていると思っていたのですが、起きてすぐにカフェテリアへ行けば、まだ間に合ったようです。
ケチくさい話ですが、一食分損をしました。
朝食と言っても、ミニクロワッサン2個とカフェのみですけど。

カウンター席に座っていると、アメリカ人のリタイア後っぽいおじいさんが隣に座ってきました。
そして、いろいろと話しかけてきます。
アメリカ人って、話好きなのでしょうか?
それとも、1人なので、人が恋しいのでしょうか?
どちらしても、いろいろと話しかけてくるので、二日酔いの中、そのおじいさんの相手をしました。
すると、私の英語力が無いのと私が乗り気で無いこともあり、話が今ひとつ続かなかったこともあったのですが、そのアメリカ人のおじいさんは、スイス人のおじさんが他の席に座っているのを発見すると、遠くにいるにもかかわらず、その人に話しかけるようになりました。
私は、この時に、アメリカ人の身勝手さを見ましたね。
自分から私に話しかけておいて何なの?って感じです。
私は、さっさと朝食を終わらせて、部屋に戻りました。
すると、アメリカ人のおじいさんは、スイス人のおじさんの席へ移動しました。
このブエノス・アイレスで、どんどんアメリカ人が嫌いになっていく自分がいます。

部屋で12時くらいまでだらだらしてから、サン・テルモ地区へ行くことにしました。
サン・テルモ地区には、サン・テルモ教会やレサーマ公園があるのですが、それらが目的ではありません。
ブエノス・アイレスに来てから、アルゼンチン料理である肉しか食べていないので、和食を食べるために、サン・テルモ地区にある日本人会館のレストランへ行ったのでした。
昼食は、カレーライスを食べて、その後に、サン・テルモ教会やレサーマ公園へ行ってから、ボカ地区へ行くことにしました。
なお、ボカ地区は、サン・テルモ地区の隣の地区なので、歩いて行けます。

ボカ地区とは、ブエノス・アイレスの港があった場所で、ヨーロッパなどからの移民が最初に到着した場所です。
ブラジルのサントスと同じですね。
そういう背景もあったため、ヨーロッパのいろいろな文化が融合されて、タンゴができたようです。
つまり、ボカ地区がタンゴ発祥の地というわけです。

このタンゴ発祥の地で、私が最初に訪れたのは、タンゴとは全く関係ないボカ・ジュニオルズスタジアムです。
日本の高原選手も在籍していたアルゼンチン屈指のサッカーチームのホームスタジアムです。
ヨーロッパやサントスのスタジアムと同じように、スタジアムツアーがあるということだったので、入ってみることにしました。
たぶん歴史があるからだと思うのですが、はっきり言ってスタジアムはボロいです。
電光掲示板も無いし、収容人数もそれほど入らない感じでした。
スタジアムに併設されている博物館は、今までのトロフィーなどが展示してあり、在籍していた選手の顔写真や情報がデーターベースになっていたので、高原選手を調べてみたのですが、出てきませんでした。
アルゼンチンの経済危機が背景で、高原選手を解雇したから、忘れたい過去なのかもしれませんね。
って、そんなわけは無いと思いますが。

実は、このスタジアムツアーの料金を払う時に、とんでもないことを言われました。
私が支払おうとした20$札は、透かしの顔がはっきりと見えるので、偽札とのことでした。
さっきの和食レストランで貰ったお釣りだったのですが、たかが20$札(約800円弱)の偽札なんて作るんですかね?
結局、受け取ってもらえなかったので、何とも言えない気持ちで、別の札を支払いました。

カミニート偽札のことがちょっとショックのまま、
カミニートへ行きました。
カミニートとは、何かの名前ではなく、ボカ地区の地名です。
カミニートの一角は、壁がカラフルの建物が多く、それが観光名所となっています。
これは、ボカ生まれの世界的な画家であるキンケラ・マルティンが始めたものらしいです。
確かに、この一角だけ奇妙な感じですが、建物を見ているだけで楽しい気分になり、偽札のことを忘れることができました。
ちなみに、カミニートは、とてもカラフルで、カフェやお土産屋がたくさんあるので、華やかさがあるのですが、ボカ地区自体は、下町という感じで、治安があまり良くなさそうでした。

バスでホテル近くに戻ってきた時に、売店で偽札を使ってみました。
店員は、ちゃんと札を見ていたのですが、何も言いません。
普通に買い物ができました。
たった20$札だし、本当に偽札だったのか、かなり疑問がありますね。
とにかく、諦めていた20$札が使えたので、気にしないことにしました。

ホテル近くのサン・マルティン広場まで戻ってくると、地元の人や旅行者など、たくさんの人が芝生の上で日向ぼっこをしていました。
私は、いまだに昨日のワインが抜けていない感じだったので、一緒になって芝生に寝転びました。
すると、天気が良いこともあって、本当に気持ちが良いです。
すっかりハマってしまい、2時間くらい横になっていました。
私は、ブエノス・アイレスまで来て、何をやっているのでしょうか?
ちなみに、1人で寝転んでいる人は、浮浪者っぽい人と私くらいでした・・・。

18時を過ぎたところで、繁華街をぷらぷらしてから、夕食を食べることにしました。
夕食も肉はやめて、イタリアンにしました。
実は、ブエノス・アイレスには、イタリアンレストランが多いのです。
なぜイタリアンレストランが多いかと言うと、アルゼンチンは、イタリアからの移民が多かったからだそうです。

夕食後も少し繁華街を歩いたのですが、すっかり暗くなったので、ホテルに戻りました。
3日ぶりに早い時間にホテルに戻ってきたので、部屋でゆっくりと過ごしました。

<今日の支出!>

地下鉄:0.7$
カレーライスセット:28$
ミネラルウォーター:2.7$
ボカ・ジュニオルズスタジアムツアー:17$
ローカルバス:0.8$
ペプシMAX:2.75$
マックフライドポテト:4.25$
コカコーラセロ:3$
4種類チーズ入りスパゲッティ:14$
ビール:8.5$
サービスチャージ:2$
チップ:0.3$

合計:84$(アルゼンチンペソ)約3,192円(1$=38円で計算)


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