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2007年11月9日(金)チリサンティアゴ(滞在地)
世界一周188日目

朝10時くらいにホテルをチェックアウトをして、昨日予約していた旧市街あるホテル
「Hostal Americana」へ移ることにしました。
外に出ると、思った以上に寒いです。
昨日は、涼しいくらいでしたが、今日は、ちょっと肌寒い感じです。
同じ南米でも、国によったり、その日の天気によって、だいぶ気温が違うので、体温調整が難しい今日この頃です。
予約していたホテルに到着すると、チェックインが14時からということなので、荷物を預かってもらい、旧市街を歩き始めました。

モネダ宮殿(自由広場側)まずは、ホテルから適当に歩き出し、自由広場へ行きました。
自由広場の目の前には、
モネダ宮殿があります。
このモネダ宮殿は、名前がモネダと言うだけあって、元は、国の造幣局だったようです。
モネダとは、英語のマネー、つまりスペイン語のお金(通常はコイン)という意味です。
ここまでの話は、たいした話でも無いですが、これからの話は、チリの歴史上、とても重要な話です。
この宮殿は、チリが選挙で一時的に社会主義国になり、それがうまく行かなくて、軍によるクーデターにより空爆され、その結果、大統領が自殺(もしかしたら暗殺)に追い込まれたようです。
現在は、すっかり修復されてしまったようですが、壁には、その時の銃痕の跡などが残っているらしいです。
このモネダ宮殿の裏には、憲法広場があり、モネダ宮殿は、この憲法広場側から一方通行で通り抜けができるはずだったのですが、警察が憲法広場を見張っていたため入れそうもありませんでした。
念のために、見張っている警察に、モネダ宮殿を通り抜けできるかどうか尋ねてみたところ、今日は無理のようで、日曜日なら大丈夫と言っていました。
内部がどんな感じなのか見てみたかったのですが、とても残念です。

カテドラルここまでは、何も考えずに歩いていたのですが、ここからは、ツーリストインフォメーションで貰った地図に書いてあるルートに沿って歩くことにしました。
そのルートは、この後に、国立裁判所(つまり日本の最高裁判所と同じ)→プレコロンビア芸術博物館→国会議事堂となっていて、その後に、街の中心地である
カテドラルに到着しました。
カテドラルの中には、他のカテドラルと違って、中央のキリスト像の地下に聖具安置所があり、その他に、日本史の授業にも出てきたザビエルの木像などがありました。
ちなみに、カテドラルの裏には、近代的なガラス張りのビルがあります。

カテドラルの隣には、アルマス広場があります。
アルマス広場は、サンティアゴの憩いの場所でもあるようで、本当にたくさんのチリ人がいました。
その中で目に止まったのが、チェスをやる人々。
アルマス広場には、広場用のチェス盤のテーブルが置いてあり、普通に知らない人同士でチェスをやっています。
これには、少しびっくりしましたが、ほのぼのとしていて良いと思いました。

このアルマス広場には、カテドラル以外に、中央郵便局や国立歴史博物館なども隣接していて、これらの逆側は、歩行者天国のショッピングストリートとなっています。
このサンティアゴの街を歩いて思ったのですが、南米のどの国の都市よりも都会なのではないかと思いました。
旧市街と言っても、びっくりするくらい都会ですし。
なお、リオ・デジャネイロやブエノス・アイレスなどと比べて、街の雰囲気がとても良いし、生活しやすそうな街だと思いました。
最後に、アルマス広場近くにあるサンティアゴ博物館に寄ってから、ホテルに戻ることにしました。
ちなみに、地図に載っているルートは、もう少し続きます。

ホテルでちょっとだけ休憩をして、再び出発しようとしたら、雨が降ってきました。
これは、もっと休憩をするべきってことですかね?
私は、そのように受け取り、夜まで部屋でのんびりしてから、夕食を食べに行きました。

夕食は、チリ名物のカスウエラというシチューを食べようとレストランを探したのですが、なかなか見つかりません。
結局、探すのが面倒臭くなったので、安そうなレストランでシェラスコを頼みました。
シェラスコと言っても、チリのシェラスコは、ブラジルのように串焼きではなく、鉄板焼と聞いていたので、どんなものか見てみようと思ったのです。
しかし、出てきたものは、ハンバーガーでした。
チリのシェラスコは、普通パンに挟んで食べるということでしたが、最初から挟まっていると思っていなかったので、ちょっとびっくりです。

この後は、すぐにホテルに戻らずに、昼間に歩いていない方角へ歩いてみました。
すると、レストランの黒板に書かれているメニューに、カスウエラという文字を発見しました。
ハンバーガーだけの夕食も味気なかったので、せっかくカスウエラを発見したこともあり、このレストランに入ってみることに。
メニューを見ながらレストランのおじさんに聞いてみると、パンとジュースとサラダ付きで1,000$とのこと。
本当にそんなに安いの?って疑ったのですが、本当にその金額でした。
そんな料金体系で経営が成り立つのかと、余計な心配をしてしまうくらいです。
ちなみに、昨日の新市街での夕食は、飲み物1杯で2,500$もしました。
20時30分を過ぎたくらいで、急に暗くなってきたので、そろそろホテルに戻ることにしました。

サンティアゴは、思った以上に良い街なので、日数が少ないのがちょっと残念です。
やはり、JALサンパウロ支店のミスにより、1日ロスしたのがもったいなかったですね。
いつまでもそんなことを言っても仕方が無いので、気持ちを切り替えて、明日もサンティアゴの街を楽しもうと思いました。

<今日の支出!>

地下鉄:380$
ホテル(2泊):20,400$
焼エンパナーダ:590$
ビッフェ・ポブレ(ステーキの上に目玉焼きを乗せたもの):2,750$
オレンジジュース:590$
コカコーラセロ:660$
国立歴史博物館:300$(学割)
ミルクコーヒー:790$
サンティアゴ博物館:400$(学割)
シェラスコ(チリでは鉄板焼肉)のハンバーガー:900$
コカコーラライト:550$
カスウエラ・デ・ベクーノ(シチュー)セット:1,000$

合計:29,310$(チリペソ)約6,741円(1$=0.23円で計算)


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