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2007年11月27日(火)ペルークスコ(滞在地)
世界一周206日目

今日は、5時45分起きでした。
この旅で、一番早く起きたかもしれません。
それでも、ちゃんと起きられたのは、今日の目的地がマチュピチュだからです。

ここで、今更ですが、ペルーのテーマを決めたいと思います。
ペルーのテーマは、ある意味、この旅のテーマと言っても良いです。

ペルーでのテーマ<マチュピチュとナスカの地上絵を見る!>

この2つがどうしても見たかったので、南米にずっと行きたいと思っていました。
そして、ついに、その1つであるマチュピチュを見るのです。
正直言って、ちょっと興奮しながら、駅まで歩いて行きました。

朝7時に、マチュピチュ行きの電車は、クスコを出発しました。
クスコを出発してすぐに、電車が止まりました。
そして、バックをし始めます。
忘れ物でも取りに行くのかと思ったら、そうではありませんでした。
なぜバックをしたかと言うと、正確にはバックではなく、スイッチバックです。
箱根登山鉄道でも有名なスイッチバックですが、クスコは、富士山よりも高い場所にある街なので、スイッチバックをしながら山を登って行ったのでした。

最初に、マチュピチュ行きの電車と書きましたが、実は、マチュピチュという駅はなく、アグアスカリエンテスという駅がマチュピチュの最寄り駅です。
この駅までは、約4時間もかかるのですが、気分が高まっていたのと、少し寝てしまったこともあり、あっという間にアグアスカリエンテスに到着しました。

マチュピチュ高いシャトルバス代と入場料を払い、
マチュピチュに入ると、何も言葉が出ません。
本当に凄いと、何も言えないものですね。
凄いの一言!それだけです。
マチュピチュについて、いろいろと書こうと思いましたが、書くことをやめました。
とにかく、凄い!それだけです。
見た瞬間に、来て良かったと思いました。
感動です。

一通りマチュピチュの押さえるところを見て回り、昼食休憩をした後は、丘の上からマチュピチュをぼけーっと眺めていました。
こんな山に囲まれた場所に、こんな都市があったなんて、本当に信じられません。
みなさんにも、ぜひ見に行ってもらいたいと思いました。

アグアスカリエンテスの温泉マチュピチュに満足した私は、クスコ行きの電車まで少し時間があったので、
温泉へ行くことにしました。
ペルーに温泉があるの?って思うかもしれませんが、駅名のアグアスカリエンテスとは、温泉(直訳するとお湯)という意味なので、もちろん、温泉があるのです。
温泉と言っても、日本のような暑い湯ではなく、温水プールに入るような感じです。
みんな水着を着ていますし。

あまり時間が無くて、少しの間しか温泉に入れませんでしたが、リフレッシュができました。
そして、駅に向かって歩いていたのですが、途中で、セーターが無いことに気が付きました。
セーターとは、プーノで買ったアルパカ100%のセーターのことです。
今日のマチュピチュは、とても暑かったので、セーターを脱いで、かばんに挟んでおいたのですが、どこかで落としてしまったようです。
温泉を出る時までは、セーターがあったので、温泉まで戻ってみたのですが、結局見つからず・・・。
プーノで買ったアルパカ100%セーターは、たった6日間の命でした。
セーターを探していたせいで、すっかり時間がなくなってしまったので、ダッシュで駅まで行かなくてはなりませんでした。
と言うことは、体は汗だくです。
これでは、何のために温泉に入ったか、分からなくなってしまいました。

アグアスカリエンテスの駅からクスコ行きの電車に乗り込むと、何だか修学旅行か大学のサークルの旅行のような日本人の団体がいました。
何だろう?と思い、修学旅行かと尋ねてみると、ピースボートとのこと。
みなさん、ピースボートって知っていますか?
ピースボートとは、世界一周船の旅ってやつです。
そこで、ちょっとだけ話したのですが、ピースボートは、各都市に1〜2日くらいしか滞在せず、ほとんどが船の中にいるようです。
この次は、イースター島のようですが、イースター島には、1泊の予定ということでした。
それなのに、約6ヶ月間で、一番安い4人相部屋でも150万円くらいかかるとのこと。
余計なお世話ですが、そんな大金を払ってずっと船の中にいるのは、かなりもったいないような気がしました。

電車は、クスコに向けて走り出しましたが、行き同様に4時間くらいかかります。
マチュピチュに感動したせいか、何となく目が覚めてしまった私は、なかなか眠ることができずに、ずっと窓の外を見たり、ぼけーっとしていました。
そして、途中のポロイ駅で、ピースボート人たちが降りる時に、西洋人のおばさんが、私が話したピースボートの2人組に、「次はどこへ行くの?」と英語で質問をしました。
ピースボートの人は、その問いに対して、イースター島と答えたかったようですが、2人とも”アイランド”という英語がわからないようでした。
私は、最初は黙っていたのですが、さすがに心配になったので、”アイランド”という単語だけ教えてましたが、そんなんで、よく世界一周できるな〜って思いました。
私の英語力もひどいですが、さすがにもうちょっとマシですね。

前に座っていたドイツ人夫婦が、ピースボートの人たちのやり取りを見て、私にどうしたのかと尋ねてきたので、ピースボートの人たちのことを説明をしたところ、隣の席に座っていたオーストリア人夫婦の美人妻のほうが話に入ってきました。
そして、ここから私とその美人妻との会話がスタートです。
隣の席の夫婦は、私と同じように、ワンワールドで世界一周をしているらしく、4月頃に日本に行く予定だそうです。
そこで、日本はどこがお勧め?と質問されてしましました。
こういう質問って困ります。
とりあえず、どこに住んでいるかを答えていたので、地元横浜をかなりアピールして、関東地方では、横浜以外には、東京の浅草や日光、鎌倉と答えました。
関西に関しては、京都や大阪、神戸と答えましたが、何が良いかを説明をするのは、なかなか難しいです。
その時に、京都で着物を買える?って聞かれたので、着物をオーストリアに持って帰るのは難しいと伝えました。
しかし、浴衣なら買えるかもと付け加えましたが、実際は、どうなんですかね?
よくわかりません。
その他に、日本の鉄道は発達しているから、京都や大阪へ行くなら新幹線に乗るべきなども伝えました。
実際に、私のつたない英語でどこまで理解して貰えたか心配です。
日本語でも、どこをお薦めするか悩んでしまうくらいですし。
ちなみに、その美人妻は、他の西洋人と同じように、日本は何でも高いというイメージを持っていました。
日本を代表して、オーストリアのほうが高いって、何度も伝えておきましたけど、たぶん信じてもらえてなさそうです。

その後は、前に座っていたドイツ人夫婦も会話に加わり、1時間くらいずっと話したところで、クスコに到着しました。
クスコに到着すると、既に21時30分を過ぎていたので、どこも寄らずにホテルに戻りました。
今日でクスコも終わり、明日は、ナスカへ行こうと思います。
ナスカと言えば、もちろん地上絵で、ペルーでのもう1つテーマです。
今日は、マチュピチュに感動したので、ナスカの地上絵でも感動できれば、感無量ですね!

<今日の支出!>

クッキー:0.6s/.
チョコ:0.6s/.
チョコ:2s/.
とうもろこし:2s/.
コカコーラセロ:3s/.
シャトルバス(アグアスカリエンテス〜マチュピチュ往復):38s/.
サンドイッチ:3s/.
マチュピチュ入場料:60s/.(学割)
トイレ:0.5s/.
サンドイッチ:13.5s/.
ビール:11s/.
絵はがき(2枚):2s/.
レンタル水着:3s/.
レンタルタオル:3s/.
温泉:10s/.
ロッカー:1s/.
インカコーラライト:3s/.
コカコーラセロ:3s/.
サンドイッチ:6.5s/.
とうもろこし:2s/.
コカコーラセロ:2s/.

合計:169.7s/.(ペルーソル)約6,466円(1s/.=38.1円で計算)


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