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2007年5月17日(木)インドハイダラーバードへ(滞在地)
世界一周12日目

今日は、ちょうど旅の疲れが出てきたからかもれませんが、朝からとても不愉快な感じでした。
何と言っても、夜の寝台電車が不安と言うのもありましたが・・・。

そんな気分のままチェックアウトしようとすると、ホテルTAXとして、30Rs取られました。
最初に聞いてなかったよ〜て突っ込みたかったですが、これは仕方が無いので支払いました。
その後、荷物を夜の電車まで預かってもらおうと思ったら、またまた30Rsを請求されました。
それも仕方が無いと思うので、素直に払ったのですが、これが後でとんでもない事件を起こすことに・・・。
この時に、荷物を取りにホテルに戻るのも面倒だから、有料なら駅のクロークルームに預けようかなって思ったんですけどね。

チェックアウトをしていると、今日の早朝にこのホテルに来たドイツ人が現れました。
私みたいに出待ちされていたのでしょうか。
ドイツ人は、どこかレストランを知らないかと従業員に尋ねると、従業員は、私も最初に教えてもらったレストランを教えていたので、一緒に行くことにしました。
そのドイツ人は、私は、あまり英語が分からないと伝えていたのに、お構いなしにマシンガンのように話しかけてきます。
結局、半分くらいしか分からないまま一緒に食事をしていると、そのドイツ人に電話が入り、何かあったみたいで、急に先に出て行ってしまいました。
ドイツ人の食事代は、ドイツ人が計算した結果45Rsで、50Rsを貰ちゃいましたが、いざ会計をしようとすると、全部で50Rsと言われました。
さすがに、その額は安すぎると思い、もう一度確認をすると、今度は70Rs。
それでも、かなり安いのですが、得をしたので、そのまま70Rsを払いました。
実際に、私が食べたものは、ウチャパ28Rs、ミネラルウォーター15Rs、チャイ5Rsなので、絶対にお店が間違えていると思います。
もしかしたら、ドイツ人が間違えているかもしれないですけど。

朝の不安は、どこへ行ってしまったかのように調子の良いスタートを切り、とりあえず、ホテル方面へ戻っていると、アウランガーバードの初日に会って、約束を破ってしまったオートリキシャーマンが普通のバイクに乗って現れました。
どこ行くの?って話になったので、特に予定はないけど、マーケットにでも行こうと思っていると言うと、オートリキシャーで連れて行ってくれるという話になりました。
さらに、アウランガーバードの有名なヒムローの政府公認の工場にも連れて行ってくれると言うので、前日に約束を破っちゃったのも申し訳ないと思っていたので、お願いすることにしました。

ヒムローを織る女性旧市街のマーケットを一緒に歩いてもらい、その後、
ヒムローの工場へ連れて行ってもらったのですが、その場所で、サリーを着た女性が手織機でヒムローを織っていました。
実際に織っているのを初めて見たので、とても新鮮でした。
中のショップに入ると、男性が対応をしてくれました。
ずっと英語で会話をしていたのですが、私が思わず100%を日本語でヒャクと言ったら、なんだか分かっている様子。
あれ?って思いつつ、その後も英語で話そうとしたら、日本人?って日本語で聞かれたので、日本人と答えると、その人は、何と日本語が話せる人だったのです。
ちなみに、ドイツ語とスペイン語も話せると言っていました。(もちろん英語も)

私は、久しぶりの日本語の会話にとても嬉しくなり、その後はずっと日本語でやり取りをしていました。
そして、その嬉しさ等もあったので、奮発してヒムローを何個か買いました。
あとで、オートリキシャーマンに感想を聞くと、妥当な金額で本当にラッキーと言われたので、少し安心しました。
今まで、あまり気付いていなかったのですが、日本語が話せないことにストレスを感じていたようです。

オートリキシャーマンと分かれて、時間潰しに映画へ行きました。
内容はどうでも良いから、とりあえず、冷房が効いていて休める所を探したのです。
チケットを購入して、入口が開くまで入口前で待っていると、20人くらいのインド人に囲まれて、ずっと見られます。
これって、凄くしんどいです。
まだ、何か話しかけてくれればいいのですが、みんながみんな凝視なんです。
こちらから英語で話しかけても、全く通じないし、かなりライラしてきたので、入口が開くまで別のところにいました。
入口が開いてからも、しつこく付いてくる奴もいて、本当にウザくて、この辺りから、かなりインド人に対してイライラしている自分がいました。

映画は、「APOCALYPTO」というもので、英語の字幕が出ていました。
最初は寝ようと思っていたのですが、頑張って字幕を見てみると、とても簡単な英語。
私でも分かるくらいの訳だったので、思わずちゃんと見ちゃいました。
内容は、ロナウジーニョみたいな原始人が古代文明の国の生け贄として捕まったのですが、1人で逃げ切って、最後は、西洋人がその島を発見して、新しい時代が来るというものです。
興味がある人は、メールを貰えれば、ちゃんとお答えします。
ちなみに、この映画も途中で休憩時間がありました。

その後も食堂で休憩すると、オクスフォード大学の辞書を買わないか?等と言われたり、その辺を歩いていると、相変わらず訳も分からず絡んできたりするインド人に対して、本当にインド人イライラ病になっている自分がいました。
その後もぷらぷらした後、ホテルへ荷物を取りに帰るため、オートリキシャーに乗ると、料金交渉で決裂。
3台目のオートリキシャーに乗り込むと、駅まで相乗りしてくるインド人がいました。
私は、断ろうと思ったのですが、お構いなしにオートリキシャーマンが乗せてしまいます。
この時は、何でこんなにイライラしているか分かりませんでしたが、そのくらいイライラしていて、相乗りしてきたインド人に、冷たく対応してしまいました。
正直、話しかけないでくれって。

そして、ついに事件が起きました。
荷物をホテルから引き取り、駅へ向かったのですが、ふと荷物を見ると、鍵が壊されていたのです!!
鍵穴をこじ開けた感があったので、偶然壊れたって訳では無いと思ったのと、インド人イライラ病も重なり、ホテルにクレームを言いに戻りました。
最初は、アモール君が丁寧に対応してくれて、中をチェックして欲しいと言われました。
私も冷静を装い、中身をチェックしていると、他の従業員だか友達だかが、お前が壊したんじゃないの?って言ってきたので、ついにブチ切れてしまいました。
私は、本のライターだから、このホテルは駄目駄目ホテルだって書いちゃうぞ!って嘘をついたり、お金を払って預けたんだから、ちゃんと預かるのがホテルの義務だろ!って、怒鳴ってしまいました。
その場は、とりあえず終わりましたが、私の気持ちは収まりません。
フロントにオーナーがいたので、再度、クレームを言うと、30Rsを返せば良いのか?みたいなことを言うので、お金はいらない。結構だ!って言ってやりました。
結局、少しは冷静になった私は、アモール君に近くの鍵が買えるお店に連れて行って貰い、アモール君に暑くなってごめんと謝りました。
アモール君も仕方が無いよ。気にしない。と言ってくれたので良かったですが、何とも後味悪いままホテルを後にしました。
この時、これから新しい都市のハイダラーバードへ行くので、気持ちを切り替えて、インド人イライラ病も治そうと思いました。

20分遅れでハイダラーバードの近くなるスィカンダラーバード行きの電車が来たので、不安ながらも乗り込むことに。
私は、素早く席に乗り込み、自分の荷物を鍵で縛り、戦闘準備は完了です。
しかし、電車の中は、思ったよりも人が少なく、指定席券を持っていない人が乗っているということはありませんでした。
やはり、5年も経てば変わるものなのかもしれませんね。
もしくは、南インドだから北とは違うのかもしれませんけど。

ちょっと落ち着き、周りを見ていると、アジャンターツアーで一緒だった家族が乗っていました。
その家族も私のことに気付き、少し話したり、デジカメの写真を見せたりして、インド人イライラ病を回復させようと努力したところ、夕飯として、その家族のお母さんが作ったカレーライスまで貰ってしまい、良い雰囲気のまま電車はハイダラーバードへ進んでいきました。
ちなみに、お母さんが、親切心でこんなことを言ってきました。
この電車は、泥棒が多いから、ちゃんと鍵をしておかないと駄目だよって。
私は、もちろん分かっていましたが、インド人がそのようなことを言うれたので、凄く不安になりました。

このまま行けば、インド人イライラ病も解消されそうだったのですが、そうは行かないのがインドなんですよね。
3段スリーパーの私の上2段がウザいおじさん2人組で、いろいろと絡んできたのです。
最初は、丁寧に答えていたのですが、いろいろとどうでもいいことを聞いてきます。
興味を持ってくれるのは結構ですが、本当に疲れていたので、絡まないで欲しかったです。
それも、私が他のことをしているのに、何も構わずガンガンと話しかけてきます。
さすがに、今日は疲れたので、2段目を寝台使用にしてもらい、寝ることにしました。
2段目寝台使用にするというのは、背もたれを起こして、2段目のベッドにするんです。
1段目と3段目は、既に寝台になっているので、私としては、チケットを購入する際に、3段目のアッパーシートを希望していたわけです。
ここだと、ずっと横になれるし、誰からも絡まれずに済むから、気分的に楽なんですよね。

<今日の支出!>

(アウランガーバード)
ホテルTAX:30Rs
ホテルに荷物を預かってもらう手数料:30Rs
トマト オニオン チーズ ウチャパ:28Rs
ミネラルウォーター:15Rs
チャイ:5Rs
ドイツ人から預かった朝食代:△50Rs
朝食を食べたレストランが間違えた?:△28Rs
オートリキシャーチャーター:200Rs
ヒムローのショール:500Rs(アウランガーバードは、ヒムローという織物の生産地)
ヒムローのランチョンマット3枚:500Rs(アウランガーバードは、ヒムローという織物の生産地)
映画(APOCALYPTO):25Rs
インターネットカフェ:15Rs
サンドイッチ:7Rs
サムズアップ:12Rs
ミネラルウォーター:13Rs
インターネットカフェ:30Rs
オートリキシャー:15Rs
ミネラルウォーター:10Rs
カギ:9Rs
ペプシコーラ:7Rs
チャイ:5Rs
サモサ(2個):18Rs

合計:1,446Rs(インドルピー) ⇒ 約4,338円(1Rs=3円で計算)

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