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2007年6月5日(火)インドヴァラナシー(滞在地)
世界一周31日目

深夜3時頃に停電が起きたらしく、扇風機が回りません。
さらに、外の火葬場は、24時間人を焼いているようで、お祈りなのか掛け声なのか分からないのですが、その声がうるさくて4時頃に起きてしまいました。
せっかくこんな時間に起きたので、行ってみましょうサンライズ!
停電で真っ暗な部屋で準備をして、4時半頃ホテルを出ました。

ホテルを出ると、昨日のお昼に一緒にまかないを食べたおじさんが眠そうな顔をして、ボートに乗らないか?と誘ってきました。
昨日の昼食時にも誘われていて、起きられたらお願いしようかなって思っていたので、その誘いに乗ることにしました。
10分ちょっと前のガートで待って、もう一人の同乗者(日本人)が合流し、ボートの旅スタート!
メジャーなダシャーシュワメードガートへ向けて、船は進んでいくのですが、途中途中で他の船に横付けしてくる物売りが現れます。
その状態ですと、逃げられませんよね。その代わり、言い寄っても来られませんけど。

ダシャーシュワメードガート各ガートでたくさんのインド人が沐浴をしていましたが、メインの
ダシャーシュワメードガートに着いた時は、本当に沐浴をしているたくさんのインド人とそれを見ている観光客で人が溢れていました。
そんな光景を見ていると、やっぱりガンガーは神聖なものなのかな〜なんて思ったりもします。
そうして、船はガンガーを周遊し、戻ろうとした時に、ボートのおじさんが沐浴する?って誘ってきました。
昨日は、あんなに汚い河で沐浴なんてできないと思っていましたが、実は水着を着ています。
実は、朝の準備の時から沐浴する気満々だったんですね。
同乗者は、沐浴をしないというので、荷物を見ててもらい、ボートのおじさんと一緒に沐浴してみました。
ガンガーの水は、もちろん汚いですが、とても気持ち良いです。
聖なる河で沐浴というより、普通に水浴びをしたといった感じでしたけど。
ただ、目だけは怖くて開けられないですね。
失明などになったら大変なことですし。
ホテルに戻ると、すぐにシャワーを浴びて、体を洗いました。
そのままにしておいたら、やっぱり怖いので・・・。

昼近くまで寝ていたのですが、ヴァラナシーは、昨日と同様に停電になります。
そのため、ファンが使えないので、中にいると死にそうに暑いのです。
ということで、外も暑いのですが、ぷらぷら散策に出かけました。

ここで、アクシデント発生!
道を歩いていたら、出来立てほやほやの野良牛のウンコを踏んでしまいました。
踏んだ瞬間ぐにゅっとなって、ウンコが飛び散り、ズボンに付いてしまう始末・・・。
そう言えば、以前、ヴァラナシーに来た時も野良牛のウンコを踏んで、靴を履いたまま直接ガンガーで洗おうとしたら、おじさんに真顔で追いかけられたことを思い出しました。
あの時は、本気で殺されるって思い、必死で逃げました。

ウンも付いたところで、昼ご飯にカツ丼と味噌汁(どちらもまともな味)を食べました。
これで、今日のやることは全て終了。
特にやることがなかったので、ガンガーをぷらぷら歩いていると、2人の日本人とお茶をすることになりました。
今日は、朝のボートも含めて、今まででは考えられないくらい日本人と話しています。
まさしく日本人デーですね。
ヴァラナシーに来てから、ちょくちょく日本人を見かけましたし、他の街に比べて日本人が多いようです。
その分、日本語を話す怪しいインド人も多いですが。

この2人は、私と同じワンワールド世界一周航空券で世界一周中の人と小まめに旅を続けている人(同い年)で、旅話が盛り上がり、あっという間に2時間くらい話していました。
世界一周中の人は、小学校の教員を辞めて旅立ったようです。
教員を夢見ている(た)私にとっては、旅に出たい気持ちも分かったため、とても複雑な感じでした。
2人とはここでお別れしましたが、またどこかの国で再会できたら良いな〜って思います。

この後は、メインの火葬場であるマニカルニカーガートへ行きました。
カメラを出してないのに、ノーフォトと言われ、そんなことは分かっていると無視していたら、理解できないと思ったらしく、お前は馬鹿か?みたいな事を言ってきました。
そんなことを言われたら、さすがに黙っていられません。
お前のほうがバカだ!って、思いっきり言ってやりました。
そのインド人や他のインド人がバルコニーから見た方が良いと誘ってきましたが、全部無視して、ガンガーから離れました。

ヴァラナシーの代名詞の路地裏路地裏を行く宛ても無く彷徨って、その後は、外の道に出てぷらぷらしていました。
こう思うと、本当に何もやることが無いんですよね。
結局、ダシャーシュワメードロードに戻ってきたので、そこからダシャーシュワメードガートへ行き、ホテルのほうへ向かって、ガンガー沿いを歩いていきました。

途中、サイババの弟子の占星術師を紹介するというシルク屋のおじさんと会話などもあり、ホテル前に戻ってきたのですが、まだ戻る気分ではなかったので、ガートの一番端まで行ってみることにしました。
ホテルの先にもたくさんのガートがあり、本当にガンガーは、インド人の生活の一部ということが分かります。
何となくですが、以前来た時のような気持ちになってきました。

もうすぐプージャーの時間でしたが、ガートの端は、プージャーをやるダシャーシュワメードガートとは正反対にあるため、ホテルに戻ってゆっくりすることにしました。
それがかなりの誤算でしたが・・・。

ホテルに戻り、10分もくつろがないうちに停電になりました。
もちろん、暑い中扇風機は使えないし、次第に外も暗くなり、部屋は真っ暗です。
これはどうしようと思い、フロントでロウソクを貰ったのですが、一向に停電が復旧しません。
そのロウソクも終了してしまい、とても寂しい気分になりました。
暗いってのは、結構ダメージ来ますね。
それも涼しければまだ良いのですが、死ぬほど蒸し暑いといった始末。
夏は、昼間も自動的に停電らしいのに、このように臨時?にまで停電になるってのはどういうことなの?って、本当に突っ込みたいし、日本って改めて凄い国なんだな〜って思いましたね。
日本では当たり前でもインドでは当たり前ではないということが、本当に良くあります。
ちなみに、ロウソクの火で生活をしたのは、生まれて初めてでした。

結局、3時間以上経って、やっと電気が復旧しました。
おなかがすいていたので屋上のレストランに行くと、開店休業中。
昨日の昼に引き続き、まかない料理を食べることになりました。
昨日と同じおじさんが、裏メニューでビールがあると言うので、即注文。
おじさんにも注いで上げて、最後のヴァラナシーの夜に乾杯しました。

こんな停電ばかりの街では、正直生きていけないと思いましたが、これがインドと言えばインドですよね。
扇風機が動いているうちに、眠ることにしました。

<今日の支出!>

ミネラルウォーター:12Rs
ペプシコーラ:11Rs
ボート:60Rs(朝にホテルの入口でホテルのボート漕ぎに捕まった)
ボート立替:50Rs(同乗者が小銭がないため立替したが返ってこないかも)
ミネラルウォーター:12Rs
サイクルりキシャー:10Rs
カツ丼:65Rs
味噌汁:15Rs
ペプシコーラ:12Rs
ミネラルウォーター:13Rs
リムカ:12Rs
ミネラルウォーター:12Rs
チャイ:2Rs
サイクルリキシャー:10Rs
キングフィッシャービール:80Rs

合計:376Rs(インドルピー) ⇒ 約1,128円(1Rs=3円で計算)



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