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2007年6月4日(月)インドヴァラナシー(滞在地)
世界一周30日目

結局、あんまり寝付けないままヴァラナシーへ到着しました。
かなりの疲れを感じていたのですが、コルカタ〜ヴァラナシーのように、ギリギリで電車のチケットを取ると、SLクラスしかないという状況になりかねないので、その足で電車の予約オフィスへ行きました。
扉を開けると、真っ暗・・・。
クローズかと思ったら、停電中でした。
オフィスの中は、閑散としていたのですが、待っている人の中に日本人カップルがいました。
たいしたことは話していないですが、久しぶりの日本人との会話にちょっとウキウキしている自分がいました。

2度の停電と復旧を繰り返し、やっと私の番がやってきました。
インドのテーマを遂行するために、高いのを承知で1Aクラスを注文すると、まんまと売り切れ・・・。
結局、3Aクラスしかなく、インドのテーマは遂行できませんでした。
こうなると、座席の車両もどうでもよくなり、ニューデリー〜アーグラ往復は、どちらも既に経験済みのCCクラスにしてしまいました。
最近になってテーマを決めたことが、いけなかったんですよね。

駅の外に出ると、リキシャーマンたちの攻撃が始まります。
どこへ行く?何をする?ホテルは?などとしつこいくらいに付きまとってきます。
しかし、こういうのがヴァラナシーに来たなって感じでしたけど。
とにかく、ホテルはどこでも良かったのですが、あまりにも調子が良かったオートリキシャーは断り、サイクルりキシャーで、プージャゲストハウスへ行くことになりました。
しかし、途中でアジャイゲストハウスに変更してもらうと、すんなりOK!
良い奴だな〜なんて思っていたら、アジャヤホテルに連れて行かれました。
そして、言い争いのスタート。
10分くらい口論していたのですが、埒が開かずに、結局、最初の予定通りプージャゲストハウスへ行ってもらうことになりました。

ちょっと走ってから、プージャゲストハウスは、路地を15分くらい歩かなくてはいけないため、他のホテルにしないか?って提案されました。
寝不足と暑さで、本当にどうでも良いと思ったので、どこでも良いと伝えると、
「HOTEL SONMONY」へ行くことになりました。
ちなみに、このホテルに到着するまで、1時間くらいサイクルリキシャーの後ろに乗っていて、暑さ以外にも、お尻は痛いは、首も曲がったままの状態で、辺に凝ってしまうはと、最悪な状況でした。

そして、リキシャー代を払う時になると、やはりもうちょっとくれと言ってきました。
もともと強引に20Rsで約束したし、1時間以上も自転車を漕いでいたのは事実だったので、10Rs上乗せしてあげました。
向こうとしては、トータル50Rsくらい欲しかったようですが。

このホテルは、ガンガー(ガンジス河)に面してあり、部屋のバルコニーからガンガーが見えます。
メインのガートからは、かなり離れているため、ちょっと落ち着いた感じだったので、逆に良いかなって思いました。
ハリシュチャンドラ・ガートホテル前のガートは、
ハリシュチャンドラ・ガートという火葬場のガートでした。
(火葬場で有名なのは、マニカルニカー・ガート)
バルコニーから死体が焼かれているのを見ると、何とも言えない気分です。

ホテルで一寝入りしようと思ったら、ヴァラナシーは、この時期10時〜14時か15時くらいまで停電ということで、扇風機が使えないと言われました。
寝不足のため、すぐに眠ろうと思ったのですが、なかなかうまく行かないですね。
インドでは、大小含めて、うまく行かないことばっかりです。
仕方が無いので、屋上のレストランで、従業員のまかないご飯を一緒に食べさせてもらった後、下着類の洗濯で時間を潰して、電気が復活してから眠ることにしました。

目が覚めると、18時過ぎ。
せっかくヴァラナシーに来ているので、ガートをぷらぷら歩きに出かけました。
目の前のガートからメインのダシャーシュワーメード・ガートまでは、15分くらい歩くのですが、それまでにあるたくさんのガートで、たくさんのインド人が沐浴をしていました。
あんな汚い河で、良く水浴びできるよな〜っていうのが本音ですが、インド人には聖なる河ガンガーなのだから、逆に清められているんでしょうね。
初めてヴァラナシーに来たときは、聖なる河ガンガーに来た〜!みたいな感慨深いものもありましたが、3度目ともなると感動も薄れてきます。
そうそう、このヴァラナシーからは、既に1回来たことがあるインドの街なのです。

ぷらぷら歩いてメインのダシャーシュワーメード・ガートに到着すると、プージャーというお祭りの準備がしてあり、たくさんの見物客が始まるのを待っていました。
このプージャーとは、毎日夜に礼拝僧がガンガーにお祈りなどをした後に花を浮かべるというもので、2時間くらいやっています。
一応、信仰の一貫なのですが、観光客相手のボートなどは、ここぞとばかりに商売をしてますけどね。

プージャー夕飯をダーシャシュワーメード・ロードで食べてから戻ってくると、既に
プージャーが始まっていました。
ヒンドゥー教の音楽に合わせて、鐘をカンカン鳴らしたり、お祈りしたりして進行していきます。
そのうち、ロウソクがついている花びらを女の子が売り始めて、それを川に流すという感じです。
(説明が簡単すぎるかな?)
最初は、ぼけーっと見ていたのですが、そのうち飽きてきてしまい、ホテルに戻ろうかと思いました。
そんな時、インド人2人組みに声をかけられたので、暇つぶしに話をすることに。

インド人2組は、ディープ君とベニス?君で、ディープ君は、ヴァラナシーでショップを経営しているらしく、ベニス君は、コルカタから1ヶ月ほどヴァラナシーに来ていて、その店を手伝っているそうです。
ベニス君のほうは、日本語がぺらぺらで、ディープ君は、現在、日本語を勉強中と言っていました。
2人とも日本語をもっと話したいということで、今の私の気持ちと一致したので、プージャーを見ずにずっと話していました。
最後には、チャイまでご馳走になり、明日も時間があれば会おうということで別れました。

ちなみに、話をしている時に、近くに日本人女性2人組が現れたら、2人は、私に声をかけてくれと頼んできました。
ナンパなんて嫌だよ〜って言ったのですが、すっごくお願いをされたので、勇気を出して一緒に話をしてもらえないかと声をかけてみました。
すると、普通に対応してくれましたが、今日は、もうホテルに帰るとのこと。
と言いながら、この後に、他のところを歩いているのを見かけたんですけどね。
こうして、私の海外初のナンパは失敗に終わりました・・・。

暗いガンガー沿いを歩いてホテルに戻ると、前のガートでは、夜も火葬をしています。
てっきり昼間しか焼かないのかと思っていたのですが、そんな訳ではないんですね。
バルコニーからその光景をぼーっと眺めながら、いろいろと考えてしまいました。
まだ死ぬ事なんて考えたことも無かったですが、人間いつかは死んだよな〜って。

明日は、ホテルの従業員や知り合ったインド人2人がガンガーのサンライズがお薦めと言うので、頑張って見てみようと考えています。
ただ、そこまで思い入れが無いので、起きれないかもしれませんけど。
とにかく、ヴァラナシーには、2泊しかしないので、この聖なる地で感じられるものを感じようと思います。
前に来たときは、もっといろいろと感じたような気がするんですが、歳を取ったんですかね・・・。

<今日の支出!>

チャイ:4Rs
ミネラルウォーター:12Rs
サイクルりキシャー:30Rs
電車チケット(ヴァラナシー〜ニューデリー 3Aクラス):820Rs
電車チケット(ニューデリー〜アーグラ CCクラス):395Rs
電車チケット(アーグラ〜ニューデリー CCクラス):420Rs
ホテル(2泊):600Rs
ポテトメータートマトカリー:16Rs
パニール パラータ:40Rs(パラータの中にチーズが入っている)
サムズアップ:12Rs
ランドリーサービス:50Rs

合計:2,399Rs(インドルピー) ⇒ 約7,197円(1Rs=3円で計算)



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