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2007年6月17日(日)エジプトカイロ(滞在地)
世界一周43日目

今日から本格的なカイロ観光です。
朝9時前にホテル代を払いに行くと昨日の分を払っていないんじゃないの?なんて言われて、朝から慌ててしまいました。
あれ?ホテル代って、今日もそのホテルに泊まるの??って思った人も多いと思いますが、1番寝たら動くのが面倒臭くなってしまったんですよね。
夜中は、インドみたいに死ぬほど暑い訳ではなかったですし。
エジプト考古学博物館
エジプト名物コシャリを食べてから、
エジプト考古学博物館へ行きました。
この考古学博物館は、あのツタンカーメンの黄金のマスクがある博物館です。
博物館の中は、写真撮影禁止だったので、残念ながら、ツタンカーメンのマスクは撮れませんでした。
ちなみに、ここでは、学割パワーが炸裂!
エジプトでは、ほとんど全ての博物館等で学割が効くそうです。
わたしは、たまたま学生ですが、学生ではない人は、タイのカオサンロードで偽国際学生証を作ってからエジプトに来たほうが良いですね。

この博物館は、2階建てなのですが、展示品がものすごく多いです
本気で全部見ていたら、かなりの時間がかかると思います。
私は、何となく気になるところは重点的に見て、それ以外は、かなり流して見ました。
それでも、2時間くらいはかかりました。

ここは、カイロに来たら絶対に押さえておかないといけない場所らしく、世界中の人でごった返していましたね。
日本人も団体客が2組と小グループが何組かいました。
正直、人が多すぎ!って、突っ込みたくなりましたが、自分もその1人です・・・。
ちなみに、グレコローマン時代の展示室があったのですが、レスリングのグレコローマンスタイルっていうのは、ここから来ているのでしょうか?
知っている方は、ぜひ教えてください。

また、この博物館には、特別室があります。
何の特別室かと言うと、エジプトならではの部屋です。
もったいぶってしまいましたが、特別室とは、ミイラが展示してある部屋なのです。
冷房が聞いていることもあり、部屋の中はひんやりとしていて、それがちょっと気味悪いです。
生?のミイラを初めて見ましたが、あんまり良いものではありません。
その感覚は、私も普通の日本人のようです。

昼頃になったので、中州にあるカイロタワーに登って、カイロ市内を見ながらランチでもしようかなって思ったのですが、あまりにもボロいタワーに登る気が失せました。
安ければ登ったかもしれませんが、料金もかなり高いし、学割が効かないので、下から見ただけでやめました。

地下鉄でアダバまで行き、スーク・イル・アダバ(市場)へ行きました。
とりあえず、ぷらぷら歩いていると、アル・アハリ(エジプトのサッカーチーム)のユニホームが売っていました。
そう言えば、クラブワールドカップで日本に来ていたな〜って思ったので、試しにいくらくらいか聞いてみると、誰もわからない。
もちろん、金額が分からないのではなく、私のハウマッチという単語が分からないのでした。
これは、かなり困りましたね。
市場だから、ハウマッチくらいは分かると思っていたのですが、アラビア国は、あんまり英語が通じないようです。
そのうち、ただ質問をしているだけなのに、危うく買わされそうになったりとお互いに良くない感じになってしまいました。
しかし、電卓等を使って、何とか確認できた金額が40LE。
それでは、買わないと言うと、交渉が始まりました。
ちょっとだけ値下げを希望しましたが、まだ1軒目だったので、もうちょっと他を調べてから買うことにしました。

そして、2軒目へ。
この2軒目は、英語の数字が分かる人だったので、話が早かったです。
50LEからスタートでしたが、いくらなら買うと聞かれたので、20LEと答えると、それはどうのこうのとなり、40→30→25となって、ここで打ち止め。
それなら買わないと背を向けたら、20LEでOKと言われました。
この辺がラインと分かったので、その店では買わずに、スタートが安かった1軒目に戻りました。
1軒目で再度電卓で交渉し、こちらの言い値は、15LE。
それでは無理となり、私も17LEまで譲歩したのですが、結局、交渉決裂してしまいました。
ちょっとやりすぎたかなって思いました。

そして3軒目へ。
3軒目も2軒目同様に英語の数字は分かる人で、50LEからスタートでした。
いつも通り、いくらなら買うと聞かれたので、15LEと言うとOK!の返事が。
たぶん、15と50を間違えたのだと思ったので、1(ワン)5(ファイブ)と確認して、交渉成立。
しかし、20LE札を払って、5LE返せと言ったら、返そうとしない。
逆に足らないって感じでした。
やっぱり、間違えていると思ったのですが、15LEで良いと言ったから買うとして、それが駄目なら買わないと、お店の人の手から20LEを奪い取りました。
すると、自分の間違いに気が付いたのか何なのか、あと2LE追加して欲しいと言ってきたので、1LEなら良いと答えて、本当に交渉成立。
結局、16LEで買いました。
その店の人は、安く売って失敗したって感じだったので、他のユニホームも買ってくれとしつこくお願いされました。
もちろん、何も買いませんでしたけど。
ちなみに、この市場は、観光客向けではないため、英語ができない人が多いようです。
観光客が多く行くハーン・ハリーリという市場なら、英語で大丈夫なのかもしれませんね。
この市場に来たおかげで、いくらですか?のアラビア語ビーカム?を覚えました。

その後、近くにあるアフディーン宮殿へ行く途中に個人のスポーツ用品店を発見しました。
その前に、サッカーのユニホームを着た青少年が3人いたので、アル・アハリをネタに話してみました。
英語は、あんまりできませんでしたが、サッカーは共通語です。
そこで、有力な情報をゲット!
アル・アハリの試合を今の時期に見られるのかと確認をしたところ、来週の日曜日の夜にカイロで試合があるということが分かりました。
今は、オフシーズンじゃなかったんですね。
絶対に見ようと思ったのですが、来週の日曜日って、ちょうど1週間後ですよね。
旅人としては、ずっとカイロにいるつもりは無かったし、ルクソールとアスワンを回るとなると1週間で戻ってくるのは、ちょっと短いのかな〜なんて考えたりして、どうしようと思いました。
しかし、ユニホームを買ったこともあって、気分はすっかりアル・アハリサポーター。
と言うことで、

エジプトでのテーマ<エジプトサッカーを観戦する!>

に決めちゃいます。

アフディーン宮殿に行くと、既にしまっていました。
ここは、14時で閉まってしまうようです。
ちょっとサッカー話に夢中になってしまいましたね。

これで、カイロの新市街地の観光は終わってしまったので、地下鉄で行けるオールドカイロへ行ってみることにしました。
カイロは、新市街とオールドカイロとイスラム地区とに分かれていて、イスラム地区が一番大きいです。

オールドカイロとは、言ってみれば、下町と言うと田舎と言うか、とにかくちょっと外れです。
ここは、イスラム国のエジプトの中で、今でもコプト教が信仰されている土地なので、ちょっと貴重な場所だと思います。
コプト教??って思った人も多いのではないでしょうか。
私も全く知らなかったのですが、原始キリスト教の一派で、異端児扱いされていた宗教らしいです。
宗教話は、いろいろと問題があるので、具体的には書けませんが、キリスト教の前身とでも思っておけばいいのではないでしょうか。
わたしは、コプト教なんて名前を聞くと、カルト集団?なんて思ってしまいました。

コプト博物館コプト教の教会へ行った後、
コプト博物館へ行ったのですが、これまた撮影禁止のため、入口でカメラを預けました。
写真が撮れなくて残念ですが、たくさんの展示物があり、見ごたえはありました。
見終わった後、敷地内にあったお土産屋へ行ったのですが、そこのおじさんと45分くらい話してしまいました。
日本語のレクチャーなどもして、楽しい時間を過ごし、最後に、ギフトとして絵はがきまで貰ってしまいました。
と、ここまでは良かったのですが、時計を見ると17時10分頃。
このコプト博物館は、17時で閉館です。
出るのは問題なかったのですが、預けていたカメラはどうなるの?
既に、カメラを預けた場所は、閉まっていました・・・。
守衛さんにカメラを返して欲しいと伝えると、ちょっと待ってと言われました。
そのポーズは、日本人とは全然違うのですが、どこかで見たことがあったんですよね。
どこかと言うと、ヨルダンでした。
アラビアでは、中指と薬指と親指をくっつけて、手の甲のほう見せるのが、ちょっと待ってのポーズのようです。
5分くらい待つと、ノートにサインを書かされましたが、ちゃんとカメラは戻ってきました。

オールドカイロには、コプト教以外にエジプト最古のイスラム寺院であるガーマ・アムルがあるというので、行ってみることにしました。
中に入ると、じゅうたんが引いてあり、そこで読書をしている人がいたり、寝ている人(1番多かった)がいたりと自分の時間を過ごしていました。
私もいろいろ動き回って疲れたので、夕寝として30分くらいだらだら横になっていました。
冷房や扇風機等は無かったのですが、気持ち良い風が吹いていて、ゆっくりくつろげました。

これで、今日の観光は終わりと思い、ホテルに戻ろうとすると、ちびっ子たちが道端でサッカーをやっていました。
ちょっと立ち止まったら、一緒にやろう!って誘ってくれたので、参加することに。
なんか中田英寿みたいですよね。
言葉は、ほとんど通じなかったですが、30分くらいやっていました。
このレベルなら、かばんをたすきがけにしたままでも大丈夫でした。

その後、水などを売っているお店の主人と子供に気に入られて、水パイプを勧められました。
タバコは吸わないと拒否していたのですが、ちょっとだけと言うので、やってみることにしました。
結果は、わかりますよね?
咳き込んで終わりです・・・。
ここでも、なんだかんだと30分くらい一緒にいました。

遅くなってきたので、さすがに帰ろうと思ったら、他の人がまた道端でサッカーをしています。
さっき一緒にやったちびっ子がいたと思って、声をかけてみると、全然別の人。
ごまかすために、サッカー?って尋ねると、またまた一緒にやろうと誘われました。
自分から声をかけちゃったので、10分だけということで参加しましたが、先ほどのちびっ子たちよりも大人だったため、ちょっとは本気を出さないとまずくなりました。
だいぶ疲れていたのですが、かばんを見ている仲間に持ってもらい、10分間サッカーを楽しみました。
そろそろ終わりと言おうかなって時に、そのサッカー自体が終わりになりました。

ちなみに、このオールドカイロでは、かなりの人気者でした。
ほとんどの人が英語が分からない状況にもかかわらず、ひたすら声をかけてきます。
ただ、商売と絡んでないところが嬉しいです。
エジプトは、インドと同じような国だと勝手に思っていたのですが、実際に来てみると、全然違うことが分かりました。
やっぱり、あんなクレイジーな国は、インドしかないようですね。
それがインドの良さでもあるんですけど。

ホテルに戻ると、かなり疲れきっていました。
しかし、明日以降のプランを考えなければなりません。
すぐに南のルクソールやアスワンへ行って、日曜日までに帰ってくるか。
それとも、日曜日までカイロや近場のアレキサンドリアなどでぷらぷらして、今度の日曜日以降に南のルクソールやアスワンへ行くか。
この2パターンです。
結局、今日は、結論が出ないので、明日起きた時の直感で決めることにしました。
今日も狭くて暑い部屋で就寝です。

<今日の支出!>

ホテル(1泊):25LE
ミネラルウォーター:1.25LE
コシャリ(エジプト風ミートソース・スパゲッティ・ライス):3LE
考古学博物館:25LE(学割)
考古学博物館特別室(ミイラ):50LE(学割)
ミネラルウォーター:2LE
地下鉄:1LE
ペプシダイエット:2LE
シャウェルマ(ドネルケバブ風のコッペパンサンド):4.5LE
ミネラルウォーター:1.25LE
ペプシコーラ:1.75LE
地下鉄:1LE
カルカデ(ハイビスカスジュース):1LE
アル・アハリユニホーム(22番アブトレイカ):16LE
ミネラルウォーター:1.5LE
地下鉄:1LE
コプト博物館:20LE(学割)
パピルス2枚(茎を縦横に並べて押し固めた面に絵が書いてあるもの):20LE(お土産用)
クスクス(パサパサした米っぽいものに甘い小麦粉みたいなものをかけたもの):1LE
ミネラルウォーター:1.5LE
地下鉄:1LE
ノンアルコールビール:1.75LE
ミネラルウォーター:1.25LE
ポテトチップス:0.5LE

合計:184.25LE(エジプトポンド) ⇒ 約4,054円(1LE=22円で計算)


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