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2007年6月18日(月)![]() |
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世界一周44日目 今日は、急遽ルクソールへ行くことにしたので、ホテルをチェックアウトして、電車のチケットを買いにラムセス駅へ行きました。 当日のチケットは厳しいかな〜って思いつつ、駅のツーリストポリスに確認をしてもらうと、今日の夜行は、既に売り切れ。 どうしようかと思ったら、何か案があると言うので、他のツーリストポリスに着いて行くことに。 着いた先は、駅前のホテルでした。 ホテルでツアーを組めば?と言われたので、それは嫌と断って、駅のチケットオフィスに連れて行ってもらいました。 まさか、ポリスがホテルと繋がっているとは・・・。 チケット売り場へ到着すると、何だか全然分かりません。 結局、希望の日程と電車をツーリストポリスに伝えて、全てのチケットを買ってもらってしまいました。 ちなみに、今日のルクソール行きは、既に売り切れのはずだったのですが、ポリスの力で買えたような事を言っていました。 たぶん、観光客が乗らない(乗れない)電車なのではないかと思います。 他の区間のチケットと違って、日本の近郊電車くらいの大きさのチケットに手書きで書いてありましたし。 このカイロ〜ルクソールの電車は、たくさんの便があるそうですが、旅行者は、原則決まった便にしか乗れないようです。 さすがに、全部やってもらったので、チップを渡そうとすると、何だかいらないみたいなことを言いました。 それならあげないと思ったのですが、ただの勘違いだったようで、チップをくれるならぜひちょうだいという感じで言われたので、5LEをあげました。 これが、エジプトでの初のチップです。 これで、とりあえずひと安心。 これからギザのピラミッドを見に行こくため、荷物を駅のクロークルームへ預けに行くと、全部埋まっていると言われました。 インドのように、ただ荷物を中に置くだけではなく、中にロッカーがあるので、埋まるってことがあるようです。 さすがに、この荷物はどうしようかと思い、最初に相談したツーリストポリスに再度相談しました。 すると、タクシーをチャーターしたら?とのこと。 その考えは、私の頭の中になかったのですが、他に良い方法がありません。 仕方が無いので、タクシーをお願いしようと思った時、とても良いことを思い付きました。 それは、泊まっていたホテルに荷物を預かってもらうということです。 またホテルまで戻るのは面倒ですが、とても良い考えでした。 なぜなら、タクシーをチャーターすると、日本円3,000円以上もかかるからです。 やっと全てが終わったので、ギザに向けて出発しました。 ギザとは、言わずと知れたピラミッドがある場所です。 バスを待っていたのですが、なかなか来ません・・・。 近くにポリスがいたので、ギザ行きのエアコン付きバスのバス停を聞いたら、ここで待っていれば来ると言ったのですが、それが嘘だったのかもしれませんね。 しばらくすると、ポリスが他のバスを指差し、あのバスもギザへ行くと言うので、急いで乗り込みました。 やっとピラミッドへ行けると思ったら、終点ということで降ろされました。 てっきりギザのピラミッドに到着したのかと思ったのですが、着いた場所は、どこだか全く分かりません。 周りは、英語が通じない人ばかりだったので、ピラミッドの写真を見せて、アピールしてみました。 すると、ピラミッドがまだ遠いということが分かったので、再度バスに乗り、ピラミッド前まで行きました。 ギザのピラミッドに着くと、出てくるのは一言だけです。 すごーい。 本当に、スケールが大きいです。 ギザには、大きなピラミッドが3個もあるのですから、エジプト観光は、ここだけでもじゅうぶんのような気がします。 ただ、観光地だけあって、変な奴も多いですけど。 変な奴の1人目。 入口へ歩いていると、入口はこっちと指差します。 確かにゲートになっているのですが、英語でゴルフクラブって書いてあるんですよね。 もう少しうまい嘘をつけばいいのにって思ってしまいました。 2人目は、アラビア商人の頭に被る布を無理やり渡して、写真を取らしてあげるという奴。 (これは、他のエジプト人も同じ方法で近寄ってきました) もちろん、写真を撮ったらバクシーシつまりお金を要求してくるわけです。 私には、わざとコリア?チャイナ?マレージア?なんて聞いてきて、ジャパンと答えると、ジャパンはフレンドだから無料で布をあげると無理やり頭に被せてきて、近くにいたラクダまで連れて行かれました。 そして、乗るだけで良いからと何度も言われたんですが、乗ったら最後です。 ラクダに乗ると自分で降りられないみたいなので、それとカメラを人質(物質?)にしてお金を要求してくるそうです。 私は、最初にバクシーシは払わないと再三言って、写真だけ撮ってもらいました。 3人目は、日本人は友達と言って、写真を撮ってあげるまたは撮らしてあげるという奴。 コイツにも最初にバクシーシは無しと言って、写真だけ撮らしてもらいました。 4人目は、ピラミッドに登らせてあげると言う奴。 ピラミッドは登頂禁止なんですが、ちょっと登らせてお金を要求するそうです。 コイツは、最初から相手にしませんでした。 その他にも、何もしていないのにバクシーシと言ってくる奴や勝手にガイドをしたり、何かを手伝おうとする奴など、いろんなタイプがいます。 基本的に、「ラ ショクラン(アラビア語のノーセンキュー)」をずっと言っていれば大丈夫だと思いますけど。 つまり、ちゃんとノーと言えれば、特に問題ないはずです。 ![]() とてつもない大きさに、度肝を抜かれました。 クフ王のピラミッドには、午前9時からと午後13時30分からのそれぞれ先着150名のみが中に入れるということですが、私が到着したのは、既に14時過ぎ。 たぶん入れないと思いつつ入口へ行ってみると、チケットは?って聞かれました。 まだ買えるの?って確認すると、小屋を指差して、あそこで買えると言うので、急いでチケットを買い、ピラミッドの中へ入りました。 ピラミッドの中は、昔の人間サイズなのか何なのかでとても狭いため、ずっとかがみながら進まなければなりませんでした。 更にアップダウンが激しいので、体力に自信がない人は厳しいです。 そして、頑張って最終地点に到着すると、あれ?って感じです。 あんなに大変な思いをして来たのに、これだけ〜って突っ込みたくなりましたが、そういうもののようです。 同じように、カフラー王のピラミッドの中にも入って、メンカウラー王のピラミッドにも行って、ギザの3ピラミッドを制覇しました。 あとは、もうひとつ有名な狛犬ですね。 いや違いました。 ![]() ちなみに、スフィンクスって、いったい何なんでしょうか? 人面獣身で有名ですが、いまだに良く分かってないようです。 だから、狛犬と同じなのかな〜って思っています。 ギザのピラミッドに大満足の私は、カイロ最後の晩餐として、ちょっと高級なレストランへ行きました。 そのレストランは、西洋人観光客が使っている店で、今ひとつエジプトの雰囲気が味わえません。 しかし、久しぶりに普通のレストランでの食事に満足し、最後に待っているのが一番難しい会計です。 その店は、精算時にサービス料が込みなのですが、エジプトでは、サービス料込みでもチップを渡すのが一般的のようです。 結局、ちょうど良いお金を持っていなかったので、5LEがチップと言って支払ったら、おつりが5LE返ってきてしまいました。 さすがに、そこで違うとは言えず、チップとして6.5LE払ったことになりました。 日本人には、いくらくらいのチップが妥当なのかがわからないですよね? 個人的には、チップの習慣をなくして欲しいです。 最後の晩餐も終わり、ホテルから荷物をピックアップして、ルクソール行きの夜行電車に乗るために、ラムセス駅へ向かいました。 歩くのも疲れていたため、タクシーで行ったのですが、そのタクシーの運転手が英語でいろいろと質問をしてきました。 疲れていたのに頑張って答えていると、英語が下手だねって言われました・・・。 そんなことは言われなくても分かっているけど、わざわざ言わなくても良いのにって思いませんか? 他のエジプト人よりはマシだよ〜って言いたくなりましたが、ここは我慢して、どうにか逃げ切りました。 エジプト人は、たいして英語も話せないくせに、ちょっと話せる奴は、平気でそういうことを言うんです。 だまそうと言うか、すぐに金々と言ってくる奴も多いし、観光ズレしているカイロのエジプト人を相手にするのがちょっとうざくなってきました。 しかし、ちょうどカイロを離れてルクソールへ行くので、リフレッシュしてこようと思います。 夜行列車に乗り込むと、リクライニング無しのコンパートメント席(6人がけ)で、これでルクソールまで行くの?って感じでした。 これなら、インドの夜行電車のSLクラスのほうがマシかなって思いましたね。 ちなみに、この席は、ファーストクラスなんですけど。 コンパートメントのメンバーは、フランス人のおじさんとエジプト人親子(母子)と怪しいおじさんと普通のおにいちゃんでした。 最初は、フランス人のおじさんと仲良く話していたのですが、フランス人のおじさんがエジプト人親子の親に英語が話せるのかと質問すると、答えはイエス! 早速、英語でいろいろと話しかけたら、お名前は?との返事。 どうも怪しいと思ったら、ほとんど英語ができませんでした。 それなら、英語ができるなんて答えなければいいのに。 しかし、ここで終わらないのがエジプト人。 交流しようとしているのはわかるのですが、分からないアラビア語でいろいろと話してきます。 こちら(私とフランス人)も一生懸命理解したり、アラビア語の数字の発音を教えてもらったりしました。 すると、子供のほうが調子に乗ってきました。 アラビア語なら素直に聞くのですが、私達に対して、英語を教えて欲しいの?英語?と言って、ワン、ツー、スリーと言いだしました。 最初は、何で英語を言い出したのか分からなかったのですが、私が英語の数字が分からないと思ったようで、自分が1から10までは分かるのを自慢したかったようです。 最初は、英語の数字も聞いていましたが、そのうち面倒臭くなって、子供が英語の数字を言い始めたら、先に全部の数字を言ってしまいました。 私って大人気ない・・・。 そして、もうすぐ0時になるので、照明を消してもらおうと思ったら、エジプト人の親が大量のパンを取り出してきて、食え食えと言ってきます。 さすがに、この時間は食べられないと断ると、しつこく勧めてきたので、ちょっとうざいな〜って思ったのですが、ノーと言えない日本人。(既に何回かノーと言っていますが) フランス人おじさんも1個食べていたので、私も食べることにしました。 そうしたら、エジプト人おにいちゃんが、私が食べ終わっていると親に伝えると、もう一個食べろとしつこく薦められ、もう一個だけ食べることにしました。 ちなみに、エジプト人おじさんとおにいちゃんは、断っていたので、自分は食べないくせに、人に振るなよ〜って日本語で突っ込みました。 そんな感じで、なかなか眠れないまま夜は更けていきました。 この座席では、たぶん熟睡はできないでしょう。 早くルクソールへ着いてくれ〜! <今日の支出!> (カイロ) ミネラルウォーター:1.25LE トイレットペーパー(2ロール):1.5LE サンドイッチ:2LE ペプシコーラ:1LE タクシー:4LE 電車チケット(カイロ〜ルクソール 1stクラス):55LE(学割) 電車チケット(ルクソール〜アスワン 1stクラス):30LE(学割) 電車チケット(アスワン〜カイロ 1stクラス):70LE(学割) チップ:5LE ペプシコーラ:2.5LE タクシー:10LE インターネットカフェ:2LE バス:1.25LE バス:0.5LE ギザピラミッド群入場料:25LE(学割) クフ王のピラミッ内入場料(午前・午後先着150名):50LE(学割) コカコーラ:1.5LE カフラー王のピラミッド内入場料:15LE(学割) ペプシコーラ:2LE コカコーラ:4LE ケンタッキー(ポテトとマウンテンデュー):11.75LE ミネラルウォーター:2LE バス:0.5LE コフタタラブとサラダとビール:58.5LE チップ:6.5LE ミネラルウォーター:1.25LE タクシー:5LE コカコーラライト:3LE 合計:372LE(エジプトポンド) ⇒ 約8,184円(1LE=22円で計算) |
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