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2007年7月1日(日)エジプトバフレイヤ・オアシス(滞在地)
世界一周57日目

朝6時に起きて、身支度を始めました。
朝食をホテルで食べると、ホテルマンがオアシスの説明をしてくれると言うので話を聞くと、単なる営業でした。
同じ系列か何かのホテルがサファリツアーをやっているらしいのですが、何と1人90USドル(3人参加で)と言うことでした。
そんなに高いとなるとちょっと考えようですよね?
とりあえず、ここでは決められないと断り、バフレイヤ・オアシスへ行ってみることにしました。

朝8時出発のバスは、エアコンが壊れているし、長距離にもかかわらず、トイレも付いていないというバスでした。
このバスで5時間くらい走るとなるとちょっと不安です。
と言いつつ、出発したら寝てしまいましたけど。

バスが急に止まったので、辺りを見てみると、全く何もない場所です。
何でここで止まったのかと思ったら、エジプト人おじさん2人が外へ出て行きました。
何をするのか見ていると・・・。
もう分かりますよね?
1人は、ガラベーヤ(エジプトのおじさんが良く着ているワンピース)を着ていたので、座って小便をしていました。(こちらの人は、座って小便をする人も多いらしいです)
それを見ていたら、私もトイレに行きたくなったのですが、さすがに一緒になってできませんでした。

そこで目が覚めてしまったので、窓の外を見てみると、一面が砂漠でびっくりです。
砂漠の中に1本道があり、バスは、そこをひたすら走って行きます。
ここで故障したらどうしよう・・・なんて余計な心配をしてしまいました。

砂漠の中にポツンとある小屋で休憩に入りました。
トイレを済まして、シャイで一息ついたのですが、砂漠の中で休憩している自分がちょっと不思議な感じです。

バスは、再び砂漠の中を走り出し、13時30分頃にバフレイヤ・オアシスに到着しました
トータルで約5時間半のバスの旅でした。
さすがに、疲れた〜。

ホテルで休憩をしようとチェックインをしていたら、バスも一緒だった韓国人女性4人組がサファリツアーに行くらしく、人数が多いほうが安くなるということで、私を誘ってきました。
私は、疲れていたので、休息日にしようかと思っていたのですが、料金を聞いてみると1人120LE。
朝のホテルマンの話と全然違います。
もうちょっと詳細を聞くと、白砂漠などの名所を押さえて、砂漠で1泊するツアーでその料金ということだったので、チェックインを取り消して、ツアーに参加することにしました。
ツアーの参加者は、韓国人女性4人の他にフランス人カップルを含めた計7人でした。

安いツアーでラッキーと浮かれていら、最悪な事態に気が付きました。
それは、昨日に引き続き、お金を失くしてしまったのです。
しかも、今度は、10ユーロ!
ユーロは、基本的に使わないつもりだったので、財布の別のところに入れておいたのですが、ツアー代を払う時に、10ユーロ札が無いことに気が付きました。
何となく落ちそうな雰囲気があったので、敢えて奥に突っ込んだつもりだったのですが・・・。
たぶん、休憩所でシャイを飲んだ時に落としたんだと思います。
最近、旅に慣れてきたせいか、ちょっとたるんでいますね。
ここら辺で、もう1回引き締めないといけないと思いました。

砂漠ツアーは、韓国人女性4人組とフランス人カップル+私組の2台のジープで出発し、砂漠の中にある舗装された1本道を時速100km/hで飛ばしていきました。
このジープは、エアコンが壊れているらしく、窓全開で走っていくので、風と誇りが凄いです。
すぐに、髪がパサパサになってしまいました。
まずは、ブラックマウンテンに寄り、その後は、オフロードをぶっ飛ばすようになりました。
このオフロードは、本当に砂漠の中を疾走しているという感じです。
イメージとしては、スキーへ行った時に、新雪を滑って自分の滑った跡を付けている感じですかね。

白砂漠(マッシュルームの形をした岩)オフロードをアップダウンしながらジープは進み、
白砂漠に到着しました。
白砂漠を見た瞬間、本当に凄いの一言しか出ませんでした。
360度土の砂漠の中に、真っ白な砂漠があるのです。
普通の砂漠だけでも、既に魅了されていたのですが、その中に石灰石を含んだ白砂漠が現れたのは、ちょっと衝撃的でした。
白砂漠は、一部と言うわけではなく、凄い広い地域が白砂漠で、中には、マッシュルームや鳥、木のような形の岩がいくつもあり、エジプトは、遺跡だけでなく、自然も凄いと思いました。

運転手は、白砂漠後も自由奔放に砂漠の中を走って行きます。
道が分かっているのかな〜?なんて、またまた余計な心配をしてしまいました。
そして、特に何も無いところに止まり、何をするのかと思ったら、そこが今日の寝床だそうです。
辺りは、裸足で歩いても痛くない綺麗な砂地で、本当に砂漠の中にいるって気になります。
砂漠の表面ここの
砂漠の表面は、日本人がイメージしている通りの土でした。

夕飯までは、自由時間だったのですが、こういう時に、1人旅の寂しさを感じます。
フランス人カップルは、人目も気にせずイチャイチャしているし、韓国人4人組もグループで仲良く話しています。
そんなことは、最初から分かっていることなのですが、やっぱりちょっと寂しいのが本音です。
ただ、韓国人女性4人組の中に、日本に興味があるのか、少し日本語が話せる人がいて、その人が気を使ってくれて、適度に私に話しかけてくれました。
日本語だけでなく、英語と韓国語のミックスでの会話だったのですが、素直に嬉しかったです。

夕飯の準備ができた頃、みんなで会話をすることになりました。
全員がつたない英語で会話しているのですが、一生懸命話せば、何とか伝わるものですね。
正直、大勢での会話は、ちょっと大変でしたが、良い交流ができました。

かなり待たされましたが、ドライバーのお兄ちゃん達が野菜の煮込みかけご飯と鳥の丸焼きを作ってくれました。
砂漠のど真ん中で星空を見ながら食べる夕食は最高です。
素直に、このツアーに参加して良かったと思いました。

その後は、各自で適当に時間を過ごしていたので、私は、砂漠に寝ながら星空を眺めていました。
日本とは逆さまの北斗七星が綺麗に見えて、北斗の拳を思い出しました。
って言うのは冗談で、本当に吸い込まれそうな感じでした。

砂漠の夜は、本当に真っ暗で、ここで襲われたら終わりと思いながら、寝ることにしました。
と思ったら、ドライバーのお兄ちゃんがキツネがいるから来いと起こされました。
暗くて、今ひとつ分かりませんでしたが、確かにキツネのような動物がいました。

砂漠で1泊するのは、本当に貴重な体験で、この旅行記を読んでいる皆さんにもぜひ体験して欲しいと思いました。
別に、エジプトでなく鳥取砂丘でも構いませんけど。

<今日の支出!>

(カイロ)
ミネラルウォーター:1.5LE
バスの荷物預け代:1LE
小計:2.5LE(エジプトポンド) ⇒ 約55円(1LE=22円で計算)

(バフレイヤ・オアシス)
シャイ:1LE
砂漠ツアー:120LE
ミネラルウォーター(3本):6LE
ステラビール:15LE
ペプシダイエット:2.5LE
不明:50LE(アスワンで50LEと変えた10ユーロ札をどこかで落としてしまったらしい)
小計:194.5LE(エジプトポンド) ⇒ 約4,279円(1LE=22円で計算)

合計:約4,334円


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