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2007年7月2日(月)エジプトバフレイヤ・オアシス(滞在地)
世界一周58日目

毛布を借りていたのですが、砂漠の夜は、やっぱり寒かったです。
そんな感じだったので、もうちょっと寝たいと思っていたら、ドライバーのお兄ちゃんが6時だからと起こしにきました。
全員が6時に起きるわけではなく、昨日、朝日を見るかどうかと確認されたので、トライしてみると答えていたのでした。
そんなことを言わなければ良かったと、この時点では思いました。

砂漠の朝日しかし、
砂漠の朝日は、最高の景色でした。
砂漠の中から太陽の光が自分に注ぎ込んでくるような感じで、とても綺麗でしたし、力を貰えるような気がしました。
ドラゴンボールで言うなら、元気玉と言ったところでしょうか。
とにかく、無理してでも6時に起きて正解でした。

朝日の段階では、数人がまだ寝ています。
その時に、日本語が少し話せる韓国人女性といろいろと話をしました。
それにしても、韓国人は、日本語が分かる人が多いです。
この4人組も全員ひらがなは分かるし、日本語の単語を結構知っていました。
それに対して、日本人の私は、全然韓国語を知りません。
他の日本人に比べれば、少しは知っているほうなのですが・・・。

朝食は、エジプトの主食?であるパサパサなパンを食べて、ツアー2日目がスタートしました。
意気揚々と出発したと言いたいところですが、やはり砂漠で寝るというのは、疲れが取れないようです。
私だけでなく、フランス人カップルも移動中はほとんど寝ていました。

最初に到着したのは、黒砂漠。
小さい綺麗な黒い石ころがたくさん落ちていて、お土産に少し貰っていきました。
ドライバーのお兄ちゃんは、フラワースターとか何とか言っていました。

次は、全部がクリスタルでできているというクリスタル・マウンテンへ行きました。
ここでもお土産用にクリスタルを拾って帰りましたが、2日目ということと疲れもあり、砂漠に対する感動は、だいぶ薄れてきましたね。
砂漠が当たり前になってきていました。

鉱泉気分的には、もう満足だったので、そろそろホテルに戻るのかと思ったのですが、最後に、
鉱泉へ行きました。
鉱泉とは、日本の温泉のようなものですが、日本の温泉のように熱くはありません。
ちょうど温水プールくらいの温度です。

最初は、水着も無かったので、入るのを躊躇していたのですが、フランス人男性が入り、ドライバーのお兄ちゃんも入って、私にも入れと勧めるので、私もパンツ一丁で入りました。
温泉と違って、つかるって感じではなかったので、ちょっとだけ入ってすぐに出ましたけど。
念のために、タオルと着替えのパンツを持ってきていて正解でした。

これで、砂漠ツアーの全行程が終わりました。
ツアーを申し込んだ
「Desart Safari Home」に戻り、ロビーでチェックインを済ますと、ドライバーのお兄ちゃん1人が私を裏に呼び出しました。
たぶん、チップの要求だと思ったら、やっぱりその通り。
バクシーシとか何とか言って、おねだりしてきました。

チップについては、韓国人女性から、いくらくらい払えば良いのかという相談があったのですが、正直私が聞きたいくらいです。
日本も韓国同様にチップの文化が無いため分からないと伝え、フランス人に相談をしたところ、ツアー代だけでチップは払わないと言っていました。
チップの国?フランス人が払わないと言うのだから、私も払わないで良いと思っていたのですが、さてどうしましょう?

ここから、お兄ちゃんとのチップの交渉がスタートです。
まずは、いくら欲しいかを聞いてみるといくらでも良いとの回答でした。
正直、これが一番困るんですよね。
ちょっとカマをかけて、フランス人は、チップを払った?払ったのならいくら払ったか?と聞くと10USドル。
フランスは、ユーロの国なんだから、ドルで払うわけないだろ!って突っ込みたかったのですが、フランス人は、チップを払わないと聞いているとだけ伝えて、私も払わない方向で話を進めました。
しかし、1人10LE(ドライバー2人とサブ1人計3人)で良いと言ってきたので、いろいろと楽しませ貰ったし、結構大変だったと思うので、払ってあげることにしました。
よくよく話を聞くと、ドライバーの1人は、今日の15時からまたツアーで、今日も砂漠に泊まると言うし。
その時に、韓国人女性4人組には、チップを要求しないことを約束しておきました。
すぐに、韓国人女性から、チップを要求されたの?って聞かれたので、チップを要求されたけど私が払ったから問題ないと伝えました。
何気に格好付けてしまいました。

疲れていた私は、韓国人女性4人組とお別れの挨拶をして、ホテルの部屋で休憩を取りました。
ちなみに、韓国人女性4人組は、このままカイロへ帰るそうです。
タフですよね。
それもそのはず、4人は、まだ大学1年生ということでした。
見た目も若かったのですが、やっぱり若かったようです。
名前は、ソヨンさん、ミニさん、ナヒョンさん、ダスルさんで、私が覚えられないと言うと、ノートにカタカナやひらがなで名前を書いてくれました。
それだけでも、韓国では、日本語が浸透しているということが分かりますよね。
韓国の大学の第2外国語で、1番人気があるのが日本語らしいです。
なぜなら、文法がほとんど同じで簡単だからだそうです。
日本では、そういう理由での第2外国語の1番人気は、中国語ですね?
4人組には、いろいろとお世話になりました。
カムサハムニダ(ありがとう)。

部屋でゆっくりした後、街をぷらぷら歩くことにしました。
部屋を出ると、ちょうどカイロ行きのバスが来る時間だったようで、韓国人女性4人組とフランス人カップルもカイロへ行く予定だったようなので、両方にお別れの挨拶をしてから、バスとは反対方向に歩いて行きました。
この時に、みんながカイロへ帰ってしまうので、自分だけ取り残された感じがしました。

このバフレイヤ・オアシスは、街という意味では、バウィーティという街になります。
街の中心に一本道があるだけの本当に小さな街なので、すぐに歩けそうな雰囲気でした。
とりあえず、当ても無く歩いていると、人がほとんど歩いていません。
廃墟と言うわけではないのですが、本当に田舎って感じでした。
たぶん、ほとんどの街人は、知り合いなんだと思います。

途中にあったレストランで、遅い昼食を食べ、その後もひたすら歩いていたのですが、本当に何もありません。
これなら、私もみんなと一緒にカイロへ帰れば良かったな〜って思いました。
街の中心地であるバス乗り場まで行っても、結局、何も無かったので、ホテルに戻ることにしました。
帰るのがちょっと面倒になっていたので、ヒッチハイクをしてみると、見事成功。
なぜなら、街中を歩いているのが私しかいなかったので、通る車も旅行者が1人で歩いていると、どうしたの?って気になるわけです。

一本道のホテルに入る横道前で降ろしてもらい、このままホテルで休憩しようと思って歩いていたら、ホテル前に住んでいるちびっ子3姉妹と会いました。
特に予定が無いので、その3姉妹に挨拶をすると、何やら気に入られた様子。
ちょっと家の前で話すと、家に入らないかと誘われました。
家の中には、その3姉妹の母親がいたので、さすがに断り(母親も駄目と言っていたらしい)、家の前で交流を図りました。
交流と言っても、その3姉妹は、英語がほんのちょっと話せるくらいで、たいして交流できません。
そこで、交流するのに良い物と思ったのがデジカメだったのですが、その3姉妹は、母親から写真を撮られることを禁止されているらしく、この方法は、失敗に終わりました。
と思ったのですが、そうでもありませんでした。
3姉妹が写真を撮りたがったので、私や景色をアングルに写真を撮らせてあげました。
その後は、アラビア語でアルファベットや数字を教えてもらったり、エジプト人の子供達がやっている遊びを一緒にやってみました。
遊びは、日本の子供がやっている遊びと同じようなもので、ある意味懐かしかったです。

子供と交流しているのは楽しいのですが、子供ってなかなか飽きないんですよね?
甥っ子と遊んでいる時もそうですが、ずっと放してくれません。
結局、2時間くらい遊んでいました。

ちなみに、途中で砂漠で拾った石をあげようと1回ホテルに戻ろうとしたら、すっごく警戒して、荷物を置いていってと言うんです。
更に、何度も本当に帰ってくるか確認してきたので、たぶん、帰ってくると言って帰って来なかった旅行者がいっぱいいるんでしょう。
子供に嘘をつくのは良くないため、私は、信用してもらうためにカバンを置いて行きました。

ホテルに戻ってくると、後はずっと休憩です。
夕飯もホテル内のレストランで食べ、ホテルのフロントに、明日のカイロ行きのバスのチケットを頼みました。
先ほど、バスのチケット小屋へ行ったのですが、既にクローズだったので・・・。
ちなみに、ホテルがやたらと静かなので、泊まっている客を訪ねると私1人。
みんな砂漠ツアーで泊まり、ホテルには泊まらないようですね。
私が砂漠ツアーから帰ってきた時に、ホテルマンが心配そうに、今日泊まるよね?って聞いてきた意味が分かりました。

思っていたより早くバフレイヤ・オアシスを去ることになりそうなので、カイロで何をしようかと思っています。
とりあえず、スペイン行きのチケットを予約するため、イベリア航空へ行くことは確かですが、たぶん7月7日にスペインへ行くことになると思ういます。
そうなると、3〜4日間はカイロにいることになるので、何をしようかな〜。
もう1回ピラミッドでも行ってみるか!?

<今日の支出!>

ドライバーへのチップ(3人分):30LE
ペプシダイエット:2LE
昼食コース(ビーフシチューのようなもの):15LE

合計:47LE(エジプトポンド) ⇒ 約1,034円(1LE=22円で計算)


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