0724日記

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		2007年7月24日（火）グラナダ（滞在地）
		世界一周80日目今日からグラナダ観光のスタートです。まずは、近くにある王室礼拝堂へ行ってみました。そこのチケット売り場で、アルハンブラ宮殿やこの王室礼拝堂、カテドラルなどの共通入場券と市内を一周する2階建て観光バス1日乗車券、市内バス回数券がセットになっているボノ・トゥリスコというチケットを購入しました。すると、その場で、アルハンブラ宮殿の予約ができました。一番心配していたアルハンブラ宮殿の予約がすぐにできてしまったので、安心して王室礼拝堂を見ることができました。ちなみに、アルハンブラ宮殿は、明日の12時で予約しました。その後は、観光バスに乗る前に、街をぷらぷらしてみました。中心地を歩いていると、グラナダにもスペインの主要都市ならどこにでもあるデパートがありました。何気なくのぞいてみると、任天堂DSLiteが売っています。実は、任天堂DSLiteなら暇つぶしになるし、日本でなかなか買えないはずなので、アンドラにいた時に値段だけはチェックをしておいたのです。アンドラは、免税の国だから、スペインとどのくらい違うのかと見てみると、その違いは20ユーロ。つまり、約3,400円も違うわけですね。これなら、アンドラで買っておけば良かったかもしれません。更に、アンドラには、日本でなかなか買えないスーパーマリオのソフトも売っていましたし。今更言っても仕方が無いのですが、ちょっと後悔です。観光バスに乗り込み、意気揚々と2階の最前列をキープしたのですが、そのうち、暑さで死にそうになってきました。（2階は、吹き抜け）他のスペインもそうですが、グラナダの夏の日差しは、かなり厳しいです。最初は、そのままこのバスで街を一周しようかと思ったのですが、ガルシア・ロシカ記念館があるという公園の前で降りることにしました。ガルシア・ロシカと言えば、確か深夜特急にも出てきた人物だったので、ちょっと興味がありました。暑さに限界だったってこともありますが。ガルシア・ロシカ記念館に行ってみると、出ました！スペインならではのシエスタ・タイムで閉まっています。暑さでヘトヘトなのになんだよ～って突っ込みたかったのですが、仕方がありません。近くにあったショッピングモールで休憩をすることにしました。ショッピングモールの中にゲームセンターがあり、懐かしのスーパーマリオがありました。タイトルは、”VS, SUPER MARIO BROS”と若干違う表記でしたが、画面を見るとあのスーパーマリオブラザーズそのものでした。久しぶりにやってみると、結構覚えているものですね。ただ、このスーパーマリオは、最初から2人しかいなかったり（つまり2回死んだらゲームオーバー）、100枚コインを取っても1upにならなかったり、本来1upキノコがあるところが普通のキノコだったり、タイムが異様に短かったり、4-2から6-1、7-1、8-1と選択できるはずのワープが6-1にしか行けなかったりと違う部分もかなりありました。それに、AボタンとBボタンの配置が逆ということもあって、結局、6-2でゲームオーバーでした。やる前は、8-4をクリアするつもりだったのですけど・・・。このネタは、同年代の一部の人しか分からないですね。（マニアックですいません）その後は、バス停を1つ歩いて戻り、入場料がボノ・トゥリスコに含まれている科学館（スペイン語を直訳すると科学公園）へ行ってみたのですが、灯台みたいなのに登っただけで、ほとんど何も見ずに出てきました。もともと科学館へ行くつもりもなかったですし、暑さで何もやる気がなくなっていたので、ちょっと休憩をしに行ったって感じです。そろそろシエスタ・タイムも終わったはずなので、ガルシア・ロシカ記念館に戻ると、まだ開いていません。どうなっているの？って入口に貼ってある紙を良く見ると、7～8月は、シエスタ・タイム前で終わりとのことでした。ちゃんと見ておけば良かったですね・・・。暑さで死にそうになっていたので、観光バスで乗った場所まで戻ろうと思ったのですが、他の観光客がカルトゥラ修道院前で降りるのを見ると、私も一緒に降りてしまいました。なぜなら、このカルトゥラ修道院もボノ・トゥリスコに入場料が含まれている場所なのです。元を取ろうとするセコい自分が出てしまいましたね。この修道院は、大きな壁画がたくさん飾ってありましたが、特にどうということはありませんでした。またまた観光バスに乗り込み、乗った場所まで戻ることにしました。観光バスで一通り回ってみたので、グラナダの街の位置感覚が掴めたのですが、その代わりに、かなりヘトヘトになっています。この観光バスは、そんなにいっぱい走っているわけではないので、暑い中、バス停でかなり待たされるんです。バスを降りると、目の前にあるカテドラルに行きました。カテドラルは、どこの都市にもあるため、今ひとつ興味がありませんでしたが、ここもボノ・トゥリスコに含まれていたので、入ってみることに。しかし、グラナダのカテドラルは、他とは違っていました。天井が高く、空洞が広いので、とても大きく感じました。もしかしたら、疲れていたところに広い空間を見たので、凄いと思っただけかもしれませんけど。 19時も過ぎたので、夕飯を食べてホテルに戻りました。いつもならこれで終わりですが、今日は、まだまだ続きます。実は、今の時期にグラナダでフラメンコのイベントがやっていて、今日の22時30分からもあるというので、昼間にチケットを買っておきました。このイベントは、観光客向けのタプラオ（ショーパブ？）で見るより、プロが踊るからお得だと泊まっているホテルのレセプションの人も言ってたので。フラメンコ会場に到着すると、開場前にもかかわらず、列ができていました。それもほとんどが地元民（だと思う）。ちょっとした地元の夏のお祭りなのかもしれませんね。 22時30分になり、イベントスタートです。今日は、前半がアントニオカンポス（Antonio Campos）という葉加瀬太郎のような風貌の歌手で、後半がエレナチャベス（Elena Chaves）というフラメンコダンサーのショーでした。前半の葉加瀬太郎は、4人組で登場し、葉加瀬太郎の他にギター1人と合いの手ブラザーズ2人がいました。葉加瀬太郎は、座りながらギターに合わせて歌うのですが、イッちゃったというかウンコを力んでいるような感じで歌い、曲を歌いきると急に立ち上がって、やり遂げたという感じで、どうだ！ってポーズを取ります。周りは、そのポーズが出ると絶賛の拍手をするんですが、私には、そのやり遂げた感がとても面白く、1人でニヤニヤしてしまいました。合いの手ブラザーズは、手と足でリズムを取りながら、歌の合間にアレーやカバチャン（そのように聞こえた）などと合いの手を入れていました。後半のフラメンコは、男性のギター2人と太鼓1人、女性の歌い手2人が後ろに並び、ダンサーが前で踊るといった形でした。フラメンコは、初めて見たのですが、結構厳しい表情で踊っているんですね。私は、エアロビまでいかないにしても、もうちょっと笑顔で踊るものなのかと思っていました。手首をクネクネ回転しながら指パッチンをして、タップダンスのように足も鳴らし、力強く激しく踊るのが印象的でした。全部で3回踊ったのですが、1回目が終わった時に、トイレにでも行きたいのかと思うくらいダッシュではけて行ったので、どうしたのかと思いました。 3回とも別の衣装で踊っていたので、着替えるために急いでいたと後で分かりました。このフラメンコショーを見ていて、何でもありだな～って思いました。それは、ダンサーの友人3人が客席にいたようで、急遽ステージに上げてしまったのです。そして、その友人がフラメンコを踊りだしました。プロのフラメンコショーを見に来ているのに、知らない人のフラメンコショーを見せちゃっていいの？なんて、余計な心配をしてしまいましたが、周りは、全然お構い無しって感じでした。そう言えば、エジプトのベリーダンスも知らない中国人が踊っていましたね。結局、前後半1時間ずつの計2時間の公演は終わり、ホテルに帰ったのが1時頃でした。日本では、22時30分スタートってのは、考えられないですよね。しかし、スペインでは、当たり前のようです。だから、昼間にシエスタ・タイムがあるのかもしれません。部屋に入ると何も考えずにそのまま眠りました。今日は、ゆっくりするはずだったのに、かなり疲れた1日でした。＜今日の支出！＞パン（2個）：2.3ユーロミルクコーヒー：1.1ユーロボノ・トゥリスコ（アルハンブラ宮殿等の入場券、観光バス、市バス回数券のセット）：24.5ユーロインターネットカフェ：0.65ユーロフラメンコフィスティバル入場券：15ユーロワッパーコンボ(バーガーキング）：6ユーロインターネットカフェ：0.75ユーロコカコーラ：1ユーロゲーム（スーパーマリオ）：1ユーロトマトジュース：1.5ユーロアイスティー：1ユーロコカコーラライト：0.9ユーロビール：1.5ユーロガスパッチョとサングリアのセット、ビール：12.09ユーロチップ：0.4ユーロミネラルウォーター：0.75ユーロ合計：70.44ユーロ　⇒　約12,045円（1ユーロ＝171円で計算）