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2007年7月25日(水)スペイングラナダ(滞在地)
世界一周81日目

昨日は、帰ってきてそのまま寝てしまったので、朝にシャワーを浴びてから出発しました。
アルハンブラ宮殿の予約が12時なので、まだ余裕があると思い、朝食セットを頼んでのんびりしていたら、思ったより時間が無いことに気が付きました。
そして、バス停に向かうと、このバス停からでは、アルハンブラ宮殿には行かないとのこと。
完璧に予定がずれてしまい、慌てて別のバス停へ行きました。

アルハンブラ宮殿に到着すると、時間は11時40分。
予約時間まで、あと20分しかありません。
予約とは、アルハンブラ宮殿に入る予約ではなく、その中のナスル朝宮殿の予約なので、時間ギリギリです。
時間通りに入らないとチケットが無効ということなので、かなり焦りながらナスル朝宮殿へ向かいました。
しかし、焦っていたこともあり、道を間違えてしまい、ナスル朝宮殿に着いたのが12時ジャスト。
大丈夫かな?って思ったのですが、どうやら30分ごとに予約時間を設けているので、12時30分までに入れば良かったみたいです。
ナスル朝宮殿に入ってしまえば、ゆっくり見ても構いません。
落ち着いて、宮殿内を回ることにしました。

ナスル朝宮殿の前にアルハンブラ宮殿を簡単に説明します。
アルハンブラ宮殿とは、グラナダ王国時代にスペイン=イスラム文明の象徴として建てた宮殿、敷地内に2000人以上が住んでいたとのことです。
その後、カトリックにアルハンブラ宮殿を明け渡したので、イスラム建築のまま現在も残っているようです。

ナスル朝宮殿の入口
ナスル朝宮殿は、入場制限がされているほど重要な場所で、アルハンブラ宮殿の中心部です。
当時は、政治の中心地で、実際に王が住んでいた場所であり、いろいろなところにアラビア建築が見られます。
この時に、インドやエジプトのイスラム建築を思い出しました。
今までイスラム文化の国を通ってきたこともあり、コーランが石に彫られていたり、大理石を使っていたりとイスラムっぽいというのが分かります。
ナスル朝宮殿内には、メスアール宮、コマレス宮、ライオン宮などがあり、ライオン宮(だと思う)の中央にあった石の何かを修復師が直していました。
修復師というと「冷静と情熱のあいだ」を思い出しますが、ちょっと格好良いと思います。
こうやって修復することによって、ずっと保存されるんですね。

この後は、隣にあったカルロス5世宮殿へ行きました。
スペインの国王であるカルロス5世がアルハンブラ宮殿に泊まった時に、ここがとても気に入ったため、この宮殿を建てたそうです。
そのため、他の場所とはちょっと違った感じがします。
宮殿と言っても、2階建てのアーチになっているだけです。

アルカサバ少し休憩した後、
アルカサバへ行きました。
アルカサバとは、敵から守るための要塞だったらしく、アルハンブラ宮殿の中で最も古い場所のようです。
中は、わざと迷路のようになっているのですが、上から見ると、懐かしの巨大迷路のようでした。
先端には、砦としての見張り台があり、そこからの景色は、とても良かったです。

この一角は、このアルカサバで終わりなので、昼飯にサンドイッチを食べて、少し休憩をしました。
今日も昨日同様に暑いので・・・。
今日は、昨日の教訓を生かして、半ズボンで来ていて正解でした。
スペインに入ってから、何となくずっとジーパンでいたのですが、さすがに、これだけ暑いと厳しいですからね。

ヘネラリフェ休憩後は、中央のパルタル庭園の奥にある
ヘネラリフェへ行きました。
ヘネラリフェとは、憩いの場と言うかいわゆる別荘で、緑豊かで気分が落ち着く感じの場所です。
タージマハルのように真ん中に池があり、その先に建物が建っているのがヘネラリフェでした。
別名「水の宮殿」と言うそうです。

森林浴をして、気分もすっかり落ち着いたところで、アルハンブラ宮殿を去ることにしました。
バスに乗り、中心地まで戻ってきたのですが、その後に何をするか考えていませんでした。
ちょっとだけ街をぷらぷらした後、休息も必要と思い、ホテルに戻ることにしたのですが、通り道に日本語情報センターという貼紙を発見しました。
そう言えば、ガイドブックにもそんなのがあると書いてあったような気がします。

特に予定もなかったので、日本語情報センターの扉をノックすると、おじさんが馴れ馴れしく、何の情報が欲しいの?なんて聞いてきたので、今ひとつ好きになれなそうない人でした。
特に、何か情報が欲しくてここに来たわけではなかったので、ちょっと考えてから、船でのモロッコへ行くつもりなので、何か情報はないかと尋ねると、仮面ライダーとショっカーのどっちが好き?って聞いてきました。
意味が分からず、どちらも別に好きではないと答えると、本当にモロッコに行くの?と聞いてきます。
そして、モロッコは、ショっカーのようなものだから、ヨーロッパと比べると大変だと言ってきたので、モロッコへ行ったことがあることを伝えると、免疫があるなら大丈夫と言い、アルヘシラスから船に乗れば行けるって、そんなことは分かっているって突っ込みたくなるような情報だけ教えてくれました。
私もスペインやグラナダの情報を聞かなかったのがいけなかったのですが、もうちょっと良い情報はないものですかね。

結局、たいした情報も得られないまま、ホテルに戻ろうとした時に、とても良い情報を聞くことができました。
それは、中華料理のコースが5.5ユーロで食べられる中華料理屋がこの近くにあるということです。
こういう情報を得るために日本語情報センターに入ったのではなかったのですが、ある意味一番良い情報を手に入れたのかもしれません。

ホテルに戻ると、溜まっていた洗濯物を洗い、その後は、部屋でのんびりくつろぎました。
最近は、休息日を取っていなかったので、改めて休みも必要だと思いました。
結局、3時間くらいホテルにいました。

そろそろ夕飯を食べようと外に出て、向かった先は中華料理屋。
先ほどの日本語情報センターで聞いた中華料理屋へ行ってみることに。
それだけ安いコースを出しているということは、絶対に汚い定食屋みたいなところだと思っていたのですが、店に着いてみると、ちょっと高級っぽい感じです。
本当に5.5ユーロで食べられるの?って心配をしましたが、外壁にメニューが貼ってあり、ちゃんと5.5ユーロのコースが載っていました。

夕飯として、春巻きとチャーハン、カシューナッツ炒めを頼み、久しぶりの中華を堪能しました。
しかし、最後の飲み物の時に失敗をしてしまったのです。
コーヒーか茶かと聞かれて、茶=紅茶と思い込んでいたので、コーヒーをお願いしたのですが、後で店員に尋ねてみると、中国茶もあるとのことでした。
久しぶりにお茶が飲めるチャンスだったのに、自らそのチャンスを潰してしまいました・・・。
ちなみに、この中華料理屋は、箸が用意されていませんでした。
スペイン人は、中華料理もフォークとナイフで食べるのですね。
私は、せっかくなので、箸を貰いました。

帰りに、バルで1杯飲んでからホテルに戻りました。
今日でグラナダも終わりです。
明日は、バスでコルドバへ行こうと思っていますが、何泊しようか考え中です。
たぶん、2〜3泊くらいだと思いますけど。

<今日の支出!>

朝食セット(クロワッサンとミルクコーヒー):2.14ユーロ
サンドイッチ:3.2ユーロ
コカコーラライト:1.5ユーロ
コカコーラライト:1.2ユーロ
小説「アルハンブラ物語」(日本語版):5.5ユーロ
ファンタレモン:1ユーロ
中華コース(春巻、チャーハン、カシューナッツ炒め、コーヒー):5.5ユーロ
チップ:0.5ユーロ
サングリアとタパス:2ユーロ
コカコーラセロ:1ユーロ

合計:23.54ユーロ ⇒ 約4,025円(1ユーロ=171円で計算)


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