メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ 86日目
  南アメリカ
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記!

2007年7月30日(月)スペインヘレス・デ・ラ・フロンテーラ(滞在地)
世界一周86日目

今日は、昨日行けなかったシェリー酒のボデガへ行くことにしました。
ホテルを出ると、昨日に比べて街に活気がありました。
やっぱり、ヨーロッパの日曜日というのは、本当に休みなんですね。
昨日とは別の街のように、たくさんの人がいました。

ゴンサレス・ビャス(ボデガ)シェリー酒のボデガがある
ゴンサレス・ビャスへ着くと、指定した時間に各言語での説明があります。
ちょうどが次の回が英語だったので、その回のチケットを買いました。
なお、各言語とは、英語以外にスペイン語とフランス語、ドイツ語がありました。

総勢15名でのボデガ見学が始まりました。
小さい電車で敷地内を回り、その後は、歩いてボデガ内を見学しました。
英語があまり分からなかったのですが、分かった範囲で書くと、このゴンサレス・ビャスという会社は、世界的に有名なTIO PEPEというシェリー酒を作っていて、スペインはもちろんのこと世界各国に輸出をしているそうです。
シェリー酒は、ワイン樽を3段にずらして重ねて、時期が経つと下に降ろして行き、一番下の樽になった時に花(たぶんカビか何か)を発酵させてワインにすると言っていました。
作り方の調整によって、ブランデーにもなるし、あっさりしたワインにもなるようで、見本として10段階のワインが置いてありました。
ボデガには、有名人がたくさん来ているようで、樽に有名人のサインがたくさんありました。
また、スペイン王族のワインなどもありました。
一通りボデガを見終わると、ゴンサレス・ビャスとTIO PEPEの紹介ビデオを見せられて、もう一度ボデガに行って約1時間の見学が終わりました。
懐かしの社会科見学のようでした。

見学が終わると、試飲タイムです。
ここは、レストランも併設しているようで、そこでTIO PEPEを飲みました。
Fino(フィノ)という辛口のシェリー酒だったのですが、1テーブルでボトル1本が準備されいました。
私は、1人で参加なので、1人1本です。
さすがに、1本は飲みきれなかったので、半分程度でやめましたが、それでもすっかりご機嫌でした。

アルカサル(カマラ・オスクーラ)ボデガ見学に満足した私は、目の前にある
アルカサルへ行きました。
アルカサルは、南スペインの都市にたくさんあり、どこも同じようなものなので、最初は、入るつもりはありませんでした。
しかし、ここのアルカサルには、他と違う点があったのです。
それは、カマラ・オスクーラというものがあり、これは、鏡とレンズを使って街を投射するものらしく、何だか良く分からなかったのですが、そのためだけに入ってみました。

カマラ・オスクーラは、予約制でした。
ここでも言語が選べたので英語を選んだのですが、ポーランド人カップルと私の3人でした。
説明する係員は、日本に2ヶ月ほどいたことがあるらしく、私が日本人と分かると嬉しそうで、ありがとうと言っていました。

カマラ・オスクーラがスタートすると、結構面白いです。
実際に街を投射しているので、鳥が飛んでいたり、人が動いていたりします。
係員が街について説明をしていき、途中途中で話を振ってきます。
ポーランド人もそこまで英語が得意ではないようなので、私も遠慮なく話しました。
そして、係員がなぜ南スペインに来たの?って聞いてきたのですが、正直困ってしまいました。
最初は、特に理由は無いって言ったのですが、それもあんまりだと思ったので、慌てて白い村を見に来たと訂正しました。
ちなみに、このカマラ・オスクーラは、10年ほど前からやっているそうですが、このアイデアは、10世紀(前)からあったそうです。

カマラ・オスクーラに満足して、本当に白い村を見に行くことにしました。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(白い村)白い村とは、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラからバスで約30分のところにある
アルコス・デ・ラ・フロンテーラのことです。
アルコス・デ・ラ・フロンテーラに到着すると、ちょうどシエスタ・タイムということもあり、村全体がとても静かでした。
それは、どこの街も同じことなので気にしなかったのですが、暑さのほうがやばかったです。
この暑さは、インドやエジプトと同じです。
だから、インドなどと同じように昼間は活動しないんでしょうね。

坂道を20分くらい歩くと、やっと街の中心地であるカビルド広場に着きました。
ここにあるツーリストインフォメーションで街の地図を貰ったのですが、たいしたものは無さそうです。
やっぱり、ここは、白い家々がメインのようですね。
暑さで死にそうになりつつも路地を適当に歩いていくと、確かに白い村だと思いました。
コルドバやセビーリャでもユダヤ人街は、白い壁の路地でしたが、ここは、村全体がそういう感じです。

ぷらぷらと適当に歩いていると、道に迷ってしまいました。
人があまりいなかったのですが、お兄ちゃん4名組が道で話していたので、地図を見せて道を聞いてみたら、さあ大変。
いきなりビールを飲めとビンを渡され、とりあえず飲んで返すと、全部空けろと言ってきます。
私は、びっくりしながらも暑さにやられていたので、美味しくビールを頂きました。
その人たちは、とても陽気な人たちで、ここの景色は最高だから写真撮れとかビールはスペイン人の何とかだとか、フレンドリーにスペイン語で話してくるので、どこかメキシコチックな感じでした。
そのアミーゴたちと別れて、アルコス・デ・ラ・フロンテーラを去ることにしました。

暑い中、アルコス・デ・ラ・フロンテーラのバスターミナルへ向かって歩いていたのですが、路地でも無いのに道に迷ってしまいました。
来た道を戻れば良いだけだったんですけど・・・。
結局、どうにかバスターミナルを発見できたのですが、かなり余計な体力を使ってしまいました。
暑さで思考能力が落ちていたのかも。

バスに乗り込みヘレス・デ・ラ・フロンテーラに戻ってくると、時間は18時過ぎです。
まだ夕飯には早い時間なので、ホテルに戻って休憩を取りました。
昨日もそうでしたが、ホテルで休憩を取らないと、たぶん倒れますね。
暑さもありますが、ずっと旅をしていると、つい無理をしがちですし。

20時過ぎになり、夕飯を食べに行きました。
昼間にアルカサルの前にあるレストランのおじさんからスカウトされていたので、そのレストランに食べに行きました。
おじさんは、ちゃんと私のことを覚えていて、握手で出迎えてくれましたが、その後は、特に何もなく放置でしたけど・・・。

夕飯を食べると、スーパーに寄ってからホテルに戻りました。
そろそろスペインを脱出しようと考えているのですが、新たに気になる街を発見してしまいました。
自分中での予定では、今週中には、モロッコに入ろうと思っています。

<今日の支出!>

ホットチョコとチュロス:2.8ユーロ
ボデガ見学(ゴンサレス ビャス):9ユーロ(試飲込み)
コカコーラライト:0.75ユーロ
アルカサルとカマラ・オスクーラ:5.4ユーロ
ペプシコーラライト:1ユーロ
バスチケット(ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ〜アルコス・デ・ラ・フロンテーラ):2.33ユーロ
スプライト:1ユーロ
ミネラルウォーター:1ユーロ
生絞りオレンジジュース:1.5ユーロ
アイス:1.2ユーロ
ビール:1.2ユーロ
ポテトチップ:1ユーロ
バスチケット(アルコス・デ・ラ・フロンテーラ〜ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ):2.33ユーロ
コカコーラ:1ユーロ
麺のパエリヤ:9ユーロ
ビール:1.2ユーロ
チップ:0.5ユーロ
ソーセージ:0.68ユーロ
サーモン:1.84ユーロ
ペプシブーム:0.4ユーロ(カフェイン無し)
コカコーラ:1ユーロ
不明:0.01ユーロ

合計:46.14ユーロ ⇒ 約7,890円(1ユーロ=171円で計算)


前日
          このページのtopへ          翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.