メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ 99日目
  南アメリカ
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記!

2007年8月12日(日)モロッコティネリール(滞在地)
世界一周99日目

朝5時過ぎに起き、サハラ砂漠での朝日を堪能しました。
ちょっと山になっているところで、1時間くらいぼけーっと朝日を見ていたのですが、エジプトで経験しているせいなのか、前回ほど感動はありませんでした。
それでも、やっぱり良いものでしたけど。

その後は、サハラ砂漠をちょっと歩いてみました。
ここは、あのホテルの専属になっているため、他のツーリストは誰もいません。
違うところで集団で泊まっているそうです。
そのため、本当に誰もいないはずなのですが、ちょっと先に建物らしきものが見えるので、そこまで行ってみることに。

建物に近づくと、おじさんが井戸から水を汲んでいました。
まず、井戸があることにびっくりしたのですが、このおじさんは、砂漠の中で植林?をしようとしていました。
井戸から水をくみ上げ、長いホースに注ぎ、ホースの先を植物のところに行くようにしています。
水が溜まるように、植物の周りの砂をちょっと彫るのですが、それを全部手作業でやっているので、途方も無い時間がかかりそうでした。
植物は、ちょっとしか目が出ていないものばかりで、砂漠に植物が育つのかな〜って思ってしまいましたが、そのために、おじさんが頑張っているわけですね。
頑張れ!おじさん。

砂漠の住居その先の建物まで行ってみると、それは、
砂漠の住居でした。
おばさんと子供達が笑顔で迎えてくれて、おばさんから建物の中の写真を撮る?お茶を飲む?なんて誘われたくらいです。
ただ、年頃の娘さんは、あんまり見て欲しく無い感じでしたけど。
ここは、集落というは訳ではなく、1つの家族が住んでいるようですが、本当に砂漠のど真ん中に住んでいます。
電気も通っていないこんな砂漠のど真ん中で、どうやって生活するんだろうって思いました。
この砂漠ツアーは、料金の割にちょっと物足りなさを感じていたのですが、本当に普通の砂漠に住んでいる人の生活が見られたので、それは本当に良かったです。

そう言えば、モロッコの旅のテーマを載せていないことに気が付きました。
モロッコでのテーマ<サハラ砂漠でラクダに乗る!>
実際には、ルートを決めた時からこのテーマに既に決まっていたんです。
4〜5年前にモロッコへ行ったときは、時間切れでサハラ砂漠へ行けなかったので、今回は、サハラ砂漠へ行くためだけにモロッコを選んだというわけです。

ラクダ朝食後は、テーマ通り
ラクダに乗ってみました。
ラクダ使いのお兄ちゃんが現れていて、ラクダを先導してくれます。
私は、初めてラクダに乗ったのですが、結構高いのにびっくりしました。
それと、何と言ってもお尻が痛い。
たった30分くらいの乗ラクダ?でしたが、それくらいでちょうど良い感じでした。
このラクダの先導をしてくれたお兄ちゃんは、やっぱり砂漠に住んでいる人らしく、モーリタニアとの国境付近で化石などの発掘をしているそうです。
ラクダから降りた後に、綺麗な化石などを売られそうになりましたが、普通に断ったら、それで終わりました。
全然しつこくなくて、返ってびっくりです。
ちなみに、ラクダでモロッコからマリまで片道52日間かけて移動するツアーか仕事があるらしいのですが、私は、絶対に無理だと思いました。
お尻が痛くて我慢できないと思うし、砂漠にずっといるのもかなりしんどいですよね。

これで、サハラ砂漠ツアーは終了です。
帰りに、リッサニのスークのお店に連れて行かれてから、ホテルに戻りました。
ホテルでシャワーを借りて、すぐに次の街へ向かいました。
なぜなら、あまり長居をすると、もう一泊しろとお願いされそうなので。

実は、次にどこへ行くかを決めていませんでした。
候補地としては、トドラ渓谷が綺麗というティネリールかメルズーガとは違ったサハラ砂漠があるザゴラ、モロッコ最後の街になるマラケシュから一番近いワルザザードがありました。
この時点では、一番遠いのですが、一気にザゴラへ行ってしまおうと思っていました。
ちょうどバスが出発する時刻だったので、急いでバスターミナルへ行ったのですが、バスがかなりボロい感じだったので、これに長時間乗るのは辛そうなので、諦めることにしました。
ワルザザードは、アリがこの後ワルザザードへ行く予定があるらしく、有料でワルザザードへ連れて行ってくれると再三言っていたのですが、どう考えてもバスで行くよりかなり高い気がするので、断る口実も含めてティネリールへ行くことに決めました。

グランタクシー乗り場へ行くと、数人のツーリストがティネリールへ行くということだったので、便乗してティネリールへ行くことにしました。
数人のツーリストの中には、リッサニに来る時に同じバスだったスロベニア人夫婦がいたので、ちょっと話をしてみると、だいたいどこの国へ行くの?という話になり、世界一周の話題になります。
そして、ヨーロッパの話題になって、ぜひスロベニアに来てと誘われました。
スロベニアの首都は、イタリアのベニスから電車で4時間で行けるところにあるらしいです。
更に、この時に知ったのですが、スロベニアは、ユーロ導入国なんですね。
EUに加入していることすら知りませんでした。

ティネリールに到着すると、まずはホテル探しです。
アリから安いホテルを教えてもらっていたのですが、グランタクシー乗り場前にホテルがあったので、そこに入ってみました。
部屋は、1泊60DHと安いにもかかわらず、トイレとシャワー付きの部屋でした。
アリが教えてくれたホテルがどのようなホテルか分からないし、ホテル探しは面倒臭いなので、この
「Casa Laila Restaurant Pension Room」に決めました。
後で分かったのですが、アリが教えてくれたホテルは、日本人宿のようでした。

ティネリールは、リッサニよりは大きい街のようですが、かなり小規模な街でした。
有名なトドラ渓谷へは、明日に行こうと思ったので、街をぷらぷらしようとしたのですが、すぐに一通り見てしまいました。
グランタクシー乗り場の前を通ってみると、一緒にここまで来たスロベニア人夫婦がいました。
どこに泊まっているのかと聞くと、このままワルザザードへ行くとのことでした。
つまり、この街は、トドラ渓谷以外は何も無いので、到着後すぐにトドラ渓谷を見て、先へ行くという作戦のようです。

その後は、部屋でのんびりしようと思ったのですが、部屋の前がレストランのテラスになっているため、全然くつろげません。
はっきり言って、宿選びを失敗しました。
と言っても仕方が無いので、なるべく気にしないようにしながら部屋にいたのですが、窓から私の部屋が丸見え(カーテン無し)なので、全然落ち着きませんでした。
最後には、中が見えないように、布団カバーを窓に挟んで対処しましたけど。

街を歩いている時に、数人のモロッコ人から声をかけられるのですが、結構日本語で挨拶だけをしてくる人がいるので、ここも日本人がたくさん来ていることが分かりました。
正直ちょっとうざくなってきたのですが、何となく英語が話せるモロッコ人と話をしていたら、あることに気が付きました。
それは、自分の英語がダメになっていることです。
私が言えた身分では無いのですが、モロッコ人の英語は、はっきり言ってレベルが低いです。
その分、フランス語のレベルは、かなり高いと思いますけど。
そのモロッコ人に分かるように、元々そうと言えばそうなのですが、単語のみを連発していたら、何だかかなりひどい英語になっているような気がします・・・。

夕飯を食べるためにホテルから外に出たのですが、かなり疲れている自分がいました。
モロッコ人が話しかけてくるのに対応するのも、かなり面倒臭くなっていましたし。
良く考えると、丸2日間ホテルに泊まっていなかったので、疲れていても当たり前ですよね。
今日は、疲れを取るためにも、早めに眠ることにしました。

なお、次の街は、スロベニア人夫婦が行ったからというわけではないですが、ワルザザードにしようかと思っています。
サハラ砂漠も満喫したし、何となくモロッコを脱出したくなってきました。
今日の昼くらいまでは、次は、ザゴラのほうの砂漠へ行こうかなって考えていたんですけどね。

<今日の支出!>

(リッサニ)
砂漠ツアー残金:500DH
コカコーラ:5DH
ミネラルウォーター:5DH
小計:510DH(モロッコディラハム)約7,548円(1DH=14.8円で計算)

(ティネリール)
グランタクシー(リッサニ〜ティネリール):84DH(1/5人分)
セットメニュー(ハリーラ、ケバブ、オレンジ):55DH
ハワイ(南国フルーツをミックスした炭酸飲料):8DH
インターネットカフェ:5DH
コカコーラ:5DH
コカコーラライト:6DH
牛肉タジン:30DH
小計:193DH(モロッコディラハム)約2,856円(1DH=14.8円で計算)

合計:約10,404円


前日
          このページのtopへ          翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.