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2007年8月15日(水)![]() |
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世界一周102日目 昨日は、1日引きこもっていたので、今日は、早くから行動しました。 今日は、朝から調子が良いです。 レセプションにいたお兄ちゃんに行きたい場所の確認をするために英語で話し、外に出てからも怪しいモロッコ人と英語で話し、ツーリストインフォメーションの人と英語で話しました。 ここで、気付いた人がいるかもしれませんが、ずっと英語での会話ができたのです。 いつもだと、フランス語なら・・・って、どこかで言われてしまうのですが、ある意味奇跡です。 ![]() 壁に大きな手書きの地図が飾ってあったので、それを使って街を説明をしてもらい、近くにあるはずのタウリルトのカスバへ行きました。 このタウリルトのカスバは、以前モロッコへ来た時にも来たのですが、ワルザザード中心地で唯一の観光名所ということなので、またまた行ってみることに。 タウリルトのカスバは、観光名所というだけあって、入口にウザそうなモロッコ人がたくさんいました。 その中に、モロッコと日本とメキシコがどうのこうのって言ってくる人がいて、最初は、何を言っているのかまったく分かりませんでした。 そのうち、映画のことと分かり、タイトルを聞いてみると、菊地凛子がアカデミー賞の助演女優賞にノミネートされたバベルのことでした。 その映画を見ていないと伝えると、とても残念そうでしたが、バベルは、このワルザザードで撮影されたようです。 実は、ワルザザードは、アフリカ1の映画の街なのです。 話が脱線しましたが、タウリルトのカスバに話を戻すと、20世紀初頭のマラケシュの司令官だったグラウイという人が住んでいた所のようです。 中は、迷路のように部屋が繋がっていて、適当に回っていたら、逆側から入口に戻ってきてしまいました。 唯一景色でも楽しめると思った屋上へ行ける階段は閉鎖しており、あまり面白くないまま外に出てきてしていたので、特に見所がありませんでした。 出てきた時に、以前来た時も同じような感想だったことを思い出しました。 ![]() 先ほども触れましたが、ワルザザードは、アフリカ1の映画の街なのです。 この博物館は、映画の撮影に使ったものを展示してあるのですが、実際に使ったセットがそのまま残っているのが面白かったです。 しかし、まだ営業して良いのかどうかって感じで、普通に工事をしていました。 個人的には、それなりに面白かったのですが、映画好きならもっと楽しめると思います。 なお、ワルザザードでは、バベルの他に、(最近の)インディージョーンズ、The Hils、アレキサンダー、イダルゴ、グラディエーターなども撮影されたようです。 このワルザザード映画博物館の他に、アトラス・コーポレーション・スタジオという映画スタジオが郊外にあります。 最初は、そこへ行こうと思ったのですが、この博物館で映画関係は終わりにしました。 昼になると、ワルザザードは、かなり暑いです。 暑さで街には人がいなくなり、いてもカフェでだらっとしています。 気温を記すボードがあったので見てみたら、43度となっていました。 さすがに暑いわけですね。 しかし、43度と見ても、普通に暑いとしか思わない自分がいます。 それは、インドやエジプトなどでもっと暑いのを経験しているから、感覚が麻痺しているみたいですね。 日本にいた時は、ありえない〜って叫んでいたと思いますが。 昼食を食べた後、ちょっとだけインターネットをしてからホテルで休憩をしました。 暑さをしのぐために帰ってきたのですが、ホテルも結構暑いです。 それでも、外にいるよりはマシなので、2時間くらい休憩をしました。 15時30分くらいになったので、暑さも少しは和らいだかと思い、再度外へ出かけました。 しかし、外は相変わらずの暑さ。 一瞬、またホテルに戻ろうとしましたが、今日のメインは、世界遺産に登録されているアイト・ベン・ハッドゥを見ることだったので、頑張ってグランタクシー乗り場へ向かいました。 街中でグランタクシー乗り場を探していると、おじさんがアイト・ベン・ハッドゥへ行くというので、グランタクシー乗り場まで連れてい行ってもらいました。 このおじさんもいつもと同じくフランス語なら話せると言うことで、今ひとつコミュニケーションが取れなかったのですが、20分くらい話しながら歩いて、グランタクシー乗り場に到着しました。 グランタクシー乗り場は、ワルザザードに来た時のバスターミナルの隣りでした。 グランタクシー乗り場でアイト・ベン・ハッドゥ行きのタクシーを尋ねると、1台で300DHと法外な料金を言ってきます。 その額では乗れないと言うと、ツーリスト料金だからその額しかないと言ってきました。 もしグランタクシーの定員の6人が集まったとしても1人50DH。 10〜20分くらいで着く場所にもかかわらず、そんな料金設定をしているようです。 それも、モロッコ人は、1人20DH(6人定員)とのことでした。 お金よりもその考え方に嫌気がさしたので、連れて来てくれたおじさんにお別れの挨拶をして、バスターミナルの中に入りました。 なぜバスターミナルの中に来たかと言うと、ワルザザードに来た時にホテルを紹介してくれたポリスに挨拶をしようと思ったのです。 そのポリスに挨拶をすると、英語が少し話せる太っちょのポリスが陽気に話しかけてきました。 私は、300DHというのは違法な料金ではないかと思い、ポリスに300DHも要求されたと伝えると、それは普通のことのようで、それについて何も言ってくれませんでした。 しかし、その料金は高いので、マラケシュ行きのバスに乗り、途中の何とかというところで降りて、ペティットタクシーで行けば、往復でも50DHもかからないで行けると教えてくれました。 早速、バスターミナルの窓口の人にマラケシュ行きのバスを確認すると、一番早い便は満席とのことで、その後は、夜の便しかないとのことでした。 せっかくポリスが良い案を教えてくれたのですが、明日にマラケシュへ行く予定なので、残念ながらアイト・ベン・ハッドゥを諦めることにしました。 そんなやり取りをしている時に、日本人の男性(若そう)が現れました。 その人は、見るからに大変な旅をしてきたって雰囲気で、ちょっと汚い感じです。 私は、そういう日本人があまり好きではないのですが、向こうから声をかけてきたので、話してみることに。 すると、その人も同じ世界一周航空券を使っているようですが、私とは正反対の旅をしていることがわかりました。 それは、見た目が綺麗とか汚いとかではなく、その人は、基本的に日本人宿へ行き、そこでの情報ノートや知り合った日本人と行動をともにしながら旅を続けているようです。 私は、日本人宿には泊まりたくないし、なるべく日本人とつるみたくないと思っているので、その部分が正反対ということです。 その人とホテルがある街の中心地まで一緒に戻り、そこで別れたのですが、街をぷらぷらしていたら、また会ってしまいました。 これも何の縁と思い、いろいろと会話をしたのですが、その人は、ウザいモロッコ人が嫌で嫌でしょうがないようです。 その気持ちは分からなくもないですが、インド・エジプトも同じような奴がたくさんいたので、私の中では、モロッコもそんなものだと思っています。 そこで、どのようなルートを通ってきたかを聞くと、オセアニア→北米→南米→ヨーロッパ→モロッコ(北米とヨーロッパは通過で、ほとんどがオセアニアと南米にいたらしい)のようで、インドや他のウザイ国に行っていないから、モロッコ人が特別にそう思えてしまうみたいでした。 ちなみに、南米はどうなのか聞いてみると、南米はこんな感じではないとのことです。 私のイメージでは、同じような感じだと思うのですが。 結局、かなり長い間話をして、その人がどのように旅をしてきたのかが何となく分かりました。 私も3ヶ月ちょっと旅をしてきて、自分の旅のスタイルというのが何となく確立されてきたような気がします。 どのような旅をしても、正解も不正解もないので、このまま自分のスタイルを貫き通したいと思いました。 旅は、10旅10色ですからね。 <今日の支出!> ホテル(1泊):70DH ファンタレモン:5DH ミネラルウォーター:3DH バスチケット(ワルザザード〜マラケシュ CTM):80DH タウリルトのカスバ:10DH ワルザザード映画博物館:15DH(学割) コカコーラ:5DH タジン(チキン):30DH オレンジジュース(生絞り):6DH インターネットカフェ:20DH コカコーラライト:6DH ミネラルウォーター:5DH 絵ハガキ(2枚):3DH バーン(レッドブルのような飲み物):20DH ファンタレモン:5DH ファンタオレンジ:5DH インターネットカフェ:5DH タジン(チキン):35DH ハワイ:6DH ミネラルウォーター:4DH ビール:11DH ポテトチップス:12.5DH スプライト:6DH アップルジュース:6DH 合計:373.5DH(モロッコディラハム)⇒ 約5,528円(1DH=14.8円で計算) |
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