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2007年8月16日(木)モロッコマラケシュ(滞在地)
世界一周103日目

ホテルをチェックアウトして、マラケシュ行きのバスに乗り込むと、家族連れが私の席に座っていました。
どいてもらうようにお願いすると、アラビア語(だと思う)で何だか言ってきます。
良く分からないので、とりあえずどいてもらうように再度お願いすると、他の席のモロッコ人がその家族は長い距離をバスで移動していて疲れているから、他の席に座って欲しいと言ってきました。
そうは言っても、このバスは指定席であり、満席の予定です。
その家族は、母親と小学生くらいの娘と赤ん坊だったのですが、1席しかチケットを買っていないので、私の代わりの席は無いのです。

バスの係員が来たので、私の席に他の人が座っていると伝えると、目の前にあった席に座って良いと言われました。
かなり適当だと思ったのですが、私は、素直にその席に座りました。
そして、その家族が占領していた席には、結局、モロッコ人のおじさんが座りました。
実は、この席替えが後で吉と出たのです。

バスは、マラケシュへ走り出すと、私は、ウトウトと眠ってしまいました。
出発からちょっと経った時に、なぜかパッと目が覚めると、周りの人々が後ろを見てざわついています。
どうしたのかと思い、私も後ろを見てみると、誰かがリバースしたようでした。
つまり、私は、その異臭で目が覚めたのです。
車内は、異臭が充満して、かなりキツい状態です。
ふざけるな!って思い、再度後ろを見てみると、先ほどの家族連れの赤ん坊が娘がリバースをして、隣のおじさんにかけてしまったようです。
つまり、私が強引に自分の席ということで、あの席に座っていたら、私がリバースの被害に遭っていたというわけです。
適当なモロッコのおかげで助かりました。

このバスは、オートアトラス(山の名前)越えをするため、かなりの山道を進んでいきます。
山道をクネクネとずっと進んでいくので、ある意味リバースしてしまう人がいても不思議ではありません。
私も異臭の影響もあり、ちょっと気持ち悪い感じがしました。

バスは、途中で30分ほどの休憩を挟んで、約5時間かかってマラケシュに到着しました。
マラケシュに到着すると、すぐにメディナの中心地であるジャマ・エル・フナ広場へ向かいました。
途中、スペインにあったものと同じ2階建てツアーバスがあったのにびっくりしましたが、マラケシュは、それだけ観光客が多いということのようです。
そして、ジャマ・エル・フナ広場に到着すると、ひどいくらい多くの観光客がいて、本当にびっくりし、何だここは?って思いました。

早速ホテル探しを始めたのですが、マラケシュは、安いホテルがたくさんあると聞いていたので、全然心配をしていませんでした。
まずは、ジャマ・エル・フナ広場の目の前にあったホテルに尋ねると、110DHならあるとのことでした。
バス・トイレ付だったので、その料金でも全然構わなかったのですが、1軒目だったので、もうちょっと探してみようと思いました。
マラケシュのメディナには、たくさんの安いホテルがありました。
しかし、スペインのカディスを思い出すくらい満室のオンパレードです。
安ホテル街をくまなく探したのですが、結局、最初のホテル以外は、全て満室でした。
そして、最初のホテルに戻ってみると、何と満室とのこと。
先ほどの部屋も、私がホテルを探している間に満室になってしまったようです・・・。

今度は、ちょっと違う場所へホテルを探しに行ったのですが、ここでも満室のオンパレードです。
ホテルの人も苦笑い状態でした。

何か良い案がないかと考え、最初の安ホテル街でツインでも良いから泊めてもらう作戦に出ました。
その作戦もなかなか当たりはなかったのですが、1軒だけツインがあるホテルを発見しました。
料金が150DHと微妙だったので、ちょっとだけ保留と思い、近くの2〜3軒のホテルを確認してから戻ってみると、既に満室になっていました。
その間は、約10分ほどです。
今日は、マラケシュに泊まれないと思いながらも、もうちょっとだけホテルを探し続けると、テラスなら泊まれるというホテルを発見しました。
テラスってどういうこと?って思ったのですが、もうどうしようもありません。
仕方が無いので、
「HOTEL SINDI SUD」のテラスに泊まることにしました。

ちなみに、テラスとはフランス語のようで、英語のルーフ、要するに屋上ってことです。
屋根はなく、机や椅子、ソファーなどが置いてあります。
私は、ソファーを確保しましたが、他の客は、布団を引いていました。
なお、布団と毛布と枕は貸してくれます。

ジャマ・エル・フナ広場一応、寝どころは確保したので、夕食を食べに
ジャマ・エル・フナ広場へ行きました。
広場に着くと、先ほど以上に人・人・人って感じです。
広場の真ん中では、ベリーダンスや訳の分からないダンス、その他いろいろと見せ物がやっていて、たくさんの人がそこを囲んで見ています。
ちょっと写真を撮ろうとしたら、100DHと言われてしまったので、バレないように隠し撮りをしました。

ジャマ・エル・フナ広場には、たくさんの屋台が出ているので、屋台で夕食を食べました。
牛筋をパンに挟むやつだったのですが、安い割には美味しかったです。
そして、屋台の一角をぷらぷらと歩いていると驚くものを発見しました。
それは、エスカルゴです。
エスカルゴと言えば、ちょっとした高級料理のイメージですが、ここでは、日常の食べ物のようです。

そろそろホテルに戻ろうとしたら、レゲエのおじさんが話しかけてきました。
ホテルに帰ってもテラスではゆっくりできないと思ったので、ちょっと話をしてみると、おじさん所有のバーがあるからお茶でも飲まない?って誘われました。
バーと言うからには、ビールも飲めるの?って聞くと、おじさんはムスリムだから飲まないけど、私は普通に飲めるとのこと。
それなら一緒にバーへ行こう!と伝え、ちょっと怪しいと思いつつもおじさんについて行きました。
途中、暗い道を行ったときは、ちょっと怖かったのですが、バーは、旅行者も来ている普通のレストランでした。
私はビールを飲むけど、おじさんは何を飲む?って聞くと、最初は、ミントティーと答えました。
念のため、私は、自分の分しか払わないと伝えると、おじさんは、急に態度を変えて、私は何も飲みたくないと言い出しました。
つまり、私にたかろうと思っていたようですね。
そして、シルバーショップの話をしてきたので、全く興味がないと伝えると、おじさんが私に興味がなくなったようで、すぐに帰ってしまいました。
私は、ビールを1杯だけ飲んで、ホテルに戻ってきました。

テラスの自分の陣地であるソファでのんびりしていると、私と同じようにテラスに泊まる人が現れてきます。
みんなもホテルが無かったんでしょうね。
結局、私の他にスペイン人2人組みが2組の計4人(私を含めると5人)がテラスで泊まることになりました。

マラケシュの夜はかなり寒く、こんなところで寝たら風邪を引きそうです。
明日は、シングルルームが空けば、シングルルームに泊めてもらえる約束をしたので、今日1日だけ我慢しようと思います。
もし、明日にシングルルームが空かなかったらどうなるのでしょう・・・。
さすがに、テラスで2泊は勘弁です。

<今日の支出!>

(ワルザザード)
カフェオレ:6DH
オムレツ:12DH
ミネラルウォーター:7DH
バス荷物預け:5DH
小計:30DH(モロッコディラハム)約444円(1DH=14.8円で計算)

(マラケシュ)
コカコーラライト:6DH
ミニチョコパイ:1DH
ミニポテトチップス(2袋):2DH
ペティットタクシー:12DH
牛筋:15DH
パン:1DH
コカコーラ:5DH
エスカルゴ(小):5DH
生絞りオレンジジュース:3DH
ビール:25DH
コカコーラ:5DH
小計:80DH(モロッコディラハム)約1,184円(1DH=14.8円で計算)

合計:約1,628円


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