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2007年8月22日(水)モロッコカサブランカ(滞在地)
世界一周109日目

目を覚ますと、夜行電車まで何をしようか悩みました。
とりあえず、チェックアウト時間の12時近くまでホテルにいてからイベリア航空のオフィスへ行ってみることに。
イベリア航空のオフィスで、無駄にしたマラケシュ〜マドリッドの往復チケットを他の区間に変更しようと思ったのです。

イベリア航空のオフィスへ入ると、日本人女性が困っているようでした。
私がオフィスに入ると、助けて欲しいという感じで声をかけてきたので、どうしたのか尋ねてみると、航空券の予約が取れないようです。
つまり、私のマラケシュ〜マドリッドと同じで、カサブランカ〜バルセロナが9月上旬まで予約がいっぱいとのことです。
ずっとモロッコにいるのも嫌なようで、どうしたら良いかと途方に暮れていたようでした。
更に、その人は、私と同じワンワールドグループで世界一周をしているらしいのですが、所持金が残り6万円くらいしかないそうです。
その額で残りの旅ができるのかと余計な心配をしてしまいます。
なぜなら、この後に、エジプト→タイ→インドなどへ行くらしいからです。
ただ、その人は、精神的にちょっと弱っているらしく、日本に帰りたいと言っていました。
飛行機が全部繋がっているため、そのまま日本には帰ろうと思えば帰れるようです。
私もそんな風に思う時が来るんですかね?

そこで、私がチケットの変更について質問をする時に、その人のチケットの変更についても質問をしてあげることになりました。
なぜなら、その人は、英語に全く自信がないと言うのです。
今まで5ヶ月くらい旅をしているらしいのですが、ある意味凄いですよね。
私も英語に自信が無いのですが、頑張って質問をしてみました。

イベリア航空の窓口の女性は、やる気がないモロッコ人です。
質問をしても、調べもしないで予約がいっぱいとしか答えません。
私がしつこく調べて欲しいと言うと、やっと調べてくれたのですが、確かにカサブランカ〜バルセロナは予約がいっぱいのようで、マラケシュ〜バルセロナ又はカサブランカ〜マドリッドorバレンシア等を調べて欲しいと伝えると、直行便が飛んでいないため、どうしようもないとのことでした。
ちなみに、私は、モロッコとは全然関係ない区間に変更を依頼したら、モロッコ内かスペイン内、つまり持っている航空券のどちらかは生かさないと変更にならないようです。
確かに、全然関係ない区間の場合は、新たに購入ですね。

結局、その人はどうしたかと言うと、私の経験を生かし、直接空港へ行ってみることにしました。
私は失敗しましたが、その人はどうなったのでしょうか?
もし、飛行機に乗れなければ、私と同じ夜行電車でタンジェへ行くと言っていて、1人では心配なので、私に電話をすると言っていましたが、特に連絡がないということは、無事にバルセロナへ行けたのでしょう。
乗れたのなら良かったと思いつつ、私は乗れなかったのに〜って嫉妬してしまいました。

その後は、インターネットカフェに入り浸っていました。
実は、来週辺りにイタリアのヴェネチアへ行こうと考えていたのですが、このハイシーズンでは、ホテルの予約をしておかないと厳しいということなので、それを調べていたのです。
すると、どこのホテルもほとんどが満室だったのですが、この時期のヴェネチアにしては、そこそこ安いホテルに空室があったので、そこを予約してしまいました。
しかし、予約をしてから気が付いたのですが、英語を良く読んでみると、ヴェネチアの本島からは遠い場所で、ホテルの位置がどの辺りなのかまったく分かりません。
こんな状態では、ホテルへ辿り着けるのか心配ですし、そもそもヴェネチア本島へ観光できる場所なのかどうかという問題も出てきます。
勢いで予約してしまったのですが、キャンセルをする場合は、1万5千円くらいかかるらしく、もうちょっと考えてから予約をすれば良かったと後悔しています。
とりあえず、8月29日にチェックインをする予定で、8月28日までならキャンセルができるというので、もうちょっと調べてみたいと思います。
そんなに遠くなければ良いんですけど。

カサブランカ港その後もひまな人なので、
カサブランカ港へ行ってみました。
カサブランカ港は、街の中心からすぐ近くにあり、ちょっとボロい船がたくさん泊まっていました。
港にいる人々は、漁師という感じでもなく、そこら辺にいるモロッコ人とあまり変わらなかったです。
港の奥まで歩いて行くと、ほんの少しですが、釣れたて(だと思う)の魚が売っていました。
普通の魚に混じってサメまで売っていたのにはびっくりしましたが、この辺りの雰囲気はやっぱり港でしたね。
もちろん何も買いませんでしたが、見ているだけで何だか面白かったです。

その後は、夕食を食べてから、CTMのバスターミナルの前にあるバーへビールを飲みに行ってみると、ちょうどテレビでサッカーEURO2008予選のベルギー対セルビアの試合が始まったところでした。
ひまな人の私は、ビールとミントティー1杯ずつで、試合終了までバーで観戦してしまいました。
ある意味迷惑な客ですが、カウンターのおじちゃんは、全然迷惑がっていません。
なぜなら、モロッコのカフェなどは、ティーやカフェ1杯で何時間もいるモロッコ人がたくさんいるからです。
本当は、ビールをもう1杯くらい飲もうと思っていたのですが、料金を聞くと30DHと高かったので、後半はミントティーで我慢をしたのですが、実際に精算をしてみると、ビールは13DHでした。
その額なら、もう1杯ビールを飲んでおけば良かったと後悔しました。

タクシーに乗り、夜行電車に乗るカサボヤージ駅へ行きました。
タンジェまでの夜行電車は、私が滞在していたカサブランカポート駅ではなく、このカサボヤージ駅から出るようです。
そこで、残金を確認すると、思った以上に余っています。
モロッコのお金は、国外で両替できないので、どうにかして使い切ろうと考えました。
そこで考えたのが、電車のランクアップ。
もともと寝台電車を希望して夜行電車に乗るつもりだったのですが、やはり2ndクラスは自由席のようなので、1stクラスに変更しようと考えたのです。
駅の窓口で1stクラスに変更できるどうかを質問すると、ここでもフランス語なら分かるとの回答です。
窓口には、英語ができる人がいないということでしたが、その窓口にいた人がスペイン語なら少し分かるというので、頑張ってスペイン語で質問をしてみました。
すると、この電車には、1stクラスと2ndクラスの他に寝台クラスがあるようです。
それなら寝台クラスに変更をして欲しいと伝えると、寝台クラスは、既に満席のようでした。
スペイン語では、今ひとつ意思の疎通ができなかったのですが、最終的に1stクラスになら変更できることがわかったので、指定席である1stクラスに変更をしてもらいました。
なぜ1stクラスに変更をしたかと言うと、マラケシュから来る夜行電車のため、自由席の2ndクラスでは、座れない可能性が高いと思ったからです。
実際は、どうだか分かりませんが。

この時点で、まだ21時です。
電車は、0時45分カサボヤージ駅発のため、かなりの時間を待たなくてはいけません。
駅にずっといてもやることがないので、駅の前にあったバーに入ってみることに。
バーに入ったら、やることは1つですよね。
すかさずビールを注文して、出発時間まで待つことにしたのですが、23時で閉店のため出なくてはいけなくなりました。
途中で全然言葉が通じないながらもモロッコ人と交流したりして、気が付いたら3杯もビールを飲んでいました。

その後は、:駅のホームの椅子で電車を待っていると、黒人のセネガル人とコンゴ民主共和国人が隣の椅子に座ってきました。
ただ座って電車を待っていても暇なので、ちょっと話してみたのですが、セネガル人が少しだけで英語が話せるだけで、コンゴ民主共和国人は、英語を聞くことはできるとのことでした。
そこで、セネガルとコンゴ民主共和国は同じ言語なのかと尋ねてみると、全然違う言語で、お互いの共通語は、ここでもフランス語でした。
西アフリカでは、フランス語が強いんですね。
コンゴ民主共和国は中央アフリカですけど。
今ひとつ分からないながらもコミュニケーションを取りながら、電車が来るのを待っていました。

<今日の支出!>

豚足定食:20DH
ファンタオレンジ:5DH
インターネットカフェ:15DH
コカコーラライト:12DH
ノート:8.5DH
コフタ&フライドポテト:18DH
ハリーラ:5DH
ビール:13DH
ミントティー:7DH
タクシー:15DH
電車チケット変更料(カサブランカ〜タンジェ 1stクラスへ):57DH
ビール(3杯):36DH
ミネラルウォーター:6DH

合計:217.5DH(モロッコディラハム)約3,219円(1DH=14.8円で計算)


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