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2007年8月29日(水)イタリアヴェネチア(滞在地)
世界一周116日目

バスの中で、ぐっすりと眠っていたのですが、夜1時ころの休憩で起こされてしまいました。
それは仕方がないことなのですが、何と全員外に出ろとのこと。
バスは、20分ほどバルがある道の駅で停車している間、外で待たされることになりました。
その時に、リスボン発マドリッド経由パリ行きのバスもこの道の駅に来たのですが、とても驚くことを発見しました。
それは、このバスの乗客が全員黒人だったのです。
たまたまなのかもしれませんが、全員が黒人だと、黒人専用バスかと思ってしまいますよね?
ちなみに、夜に黒人を見ると、何だかとても怖いです。
人種差別と言われてしまうと困ってしまいますが、本当に怖く感じました。

その後は、今ひとつ寝付けないままバスはマドリッドに到着しました。
時計を見てみると、朝6時。
こんな時間に着いてどうする?って感じです。
ポルトガルのバスのチケットの人は、朝7時に到着すると言っていたのですが、それは、ポルトガル時間だったようです。

バスターミナルのベンチでウトウトしながら、10時まで粘っていました。
そして、やっと動き出すことにしたのですが、このバスターミナルがマドリッドのどこだか分かりません。
壁に地図が貼ってあったのですが、まだ頭が働かないため、今ひとつ理解できませんでした。
もともと地図には、あまり強くないほうですし。

シャツと靴下を取り替えてから、前に泊まっていたアトーチャ駅近くへ行きました。
この辺りに来ると、何だかとても懐かしいです。
スペインに到着したばかりで、アタフタしていたことを思い出しますね。
あれから2ヶ月近くたって、今では、スペインに帰ってきたという気分になっているから不思議です。

インターネットカフェで、今日の夜に行くイタリアのヴェネチアのホテルについて調べてました。
すると、到着が夜のため、空港からの直通バスが無いようです。
空港から15kmくらいの場所にあるのですが、わざわざ遠回りをしなくてはいけないらしく、ホテルに到着するのに2時間くらいかかってしまうことが分かりました・・・。

いきなりですが、サッカー好きにマドリッドで思い出すものを聞くと、1つしか出てこないはずです。
もちろん、レアル・マドリッドですね。
と言うことで、レアル・マドリッドのホームグランドであるサンチアゴ・ベルナベウスタジアムへ行くことにしました。
バルセロナでカンプ・ノウスタジアムのツアーへ行ったように、マドリッドでもサンチアゴ・ベルナベウスタジアムのツアーがあるのです

地下鉄に乗り込むとギターを持った女性がいきなり演奏を始めました。
これはもしかしてって思ったのですが、そのもしかしてです。
ストリートライブではなく、地下鉄ライブというわけですね。
あまりにもびっくりしてしまった私は、あっけに取られてしたのですが、マドリッドの人々は普通な感じで、お金をあげている人もいるくらいでした。

サンチアゴ・ベルナベウスタジアム地下鉄を降りると、目の前に
サンチアゴ・ベルナベウスタジアムが現れました。
とても巨大なスタジアムを見て、気分も高まってきます。
調子に乗ってスペイン語でチケットを購入し、スタジアムへ入ってみることにしました。

スタジアムは、芝生がとても綺麗だし、客席の傾斜が急ですね。
もちろん、サッカー専用スタジアムのため、とても見やすいです。
スタジアムの内部には、博物館があり、今までの歴史などが分かるようになっています。
今まで在籍していた選手の顔写真を見てみると、ちゃんとジダンもいましたよ。
余談ですが、レアル・マドリッドでは、ジダンが1番の選だと思っています。
その写真を見ていたら、有名な選手なのですが、レアル・マドリッドに在籍していたことを知らなかった選手が何人もいました。
他には、ロッカールームや記者会見ルーム、グラウンドのベンチなどにも座れて、気分はすっかりレアル・マドリッドの選手になりました。

ヴェネチア行きの飛行機に乗るために、空港へ行ったのですが、ここからがうまく行かないことばかりでした。
空港で、イタリアの格安航空会社であるMyairのチェックインカウンターへ行くと、荷物が重量オーバーと言われました。
今までそんなことを言われたことがなかったのですが、格安航空会社だからかEUルールなのか分かりませんが、15kgがMAXだったようです。
今回は、洗濯物が乾いていなかったので、濡れたままの衣類をバッグに入れていたし、いつもは手荷物にしているノートPCも電池が切れていたためにバッグに入れていたため、いつもより重かったんですよね。
更に、今まで1回も使っていない変圧器(これ1つで3〜4kgはある)も入れてありましたし。
カウンターの人に超過料金を尋ねると、スペイン語で15ユーロくらいだと思うけど、向こうの男性に聞いてくれと言われました。
15ユーロは痛いと思いつつも、向こうにいた男性に料金を尋ねると、英語で16ユーロと言ってきます。
だいたい女性が言っていた料金だったので、格安航空会社だから仕方がないと思って20ユーロ札を支払うと、60ユーロと言ってきました。
ボったくりバーかと思うような話ですが、本当の話です。
良く話を聞くと、1kgオーバーごとに10ユーロかかるらしく、私のバッグが6kgオーバーということで60ユーロとのことでした。
私は、60(シックスティ)という金額がかかるとは思っていなかったので、勝手に16(シックスティーン)と思ってしまったのでした。
そんなことなら荷物を減らさせてくれ〜って思ったのですが、私のバッグは、既に飛行機の中へ行ってしまいました・・・。
渋々60ユーロ払いましたが、この額は、リスボンでの3泊分の金額です。
何のために格安航空会社を選んだのか分からなくなってしまいました。
ちなみに、今まで1回も使っていない変圧器は、日本に送ってしまおうと思っていたのですが、重量が重いため、それだけで郵便代が高くつくため仕方がなく持っていたのです。
5,000円くらい出して買ったものなので、捨ててしまうのはちょっともったいないと思っていたのですが、こんなことなら思い切って捨てていれば良かったですね。
この超過料金で、買った額より高くついてしまいました・・・。

かなり凹んだまま飛行機に乗り込み、約2時間30分後にイタリアのヴェネチア空港に到着しました。
この時点で、夜22時20分頃です。
昼間にインターネットで行き方を調べていたのですが、到着が遅くなっているし、他に良い方法があれば良いな〜って思ってホテルに電話をしてみたのですが、私が調べた行き方と同じ回答でした・・・。

空港からシャトルバスでヴェネチア・メストレ駅へ行くのですが、そのバス待ちに30分。
ヴェネチア・メストレ駅からホテルの最寄の駅に行く電車を待つのに1時間30分。
かなり長い時間を待たなくてはいけません。
実際の乗車時間は、バス・電車ともに20分くらいなのに。
駅で待っている時には、変な若者がお金をくれと声をかけてくるし、本当に早くホテルで寝たかったですね。
しかし、そう簡単には、ホテルへ行かせてくれませんでした。

ホテルの最寄の駅に到着すると、辺りは人気がありません。
ここからタクシーに乗ろうと思っていたのですが、タクシーどころではありませんでした。
私の他に数人の乗客がこの駅で降りたので、みんな迎えの車か自家用車で帰って行きます。
そこで、車に乗り込もうとしていた人にタクシー乗り場を聞いてみました。
すると、駅のほうを指差して、そこがタクシー乗り場なんだけど・・・って感じの回答です。
これはタクシーが来ないということだと思い、良ければ乗せてくれないかと思いながら、プリントアウトしてあったホテルの情報ページの紙を見せて、ここに行きたいと訴えました。
しかし、ここは2kmくらいあるからタクシーじゃないと難しいみたいなことを言って、その人は去っていってしました・・・。
はっきり乗せて欲しいと言えば良かったですね。
なお、この人は、英語が通じたので、こういう会話ができました。

この後、タクシー乗り場と指差した場所へ行ってみたのですが、要するに駅前の道です。
タクシーどころか車も走っていなく、どうしたら良いか途方に暮れました。
この時点で、もうすぐ1時になるところでしたし。
すると、ホームからおばあさんが出てきたので、プリントアウトした紙を見せながら、このホテルに行きたいのでタクシーに乗りたいと訴えました。
すると、そのおばあさんは、英語が少し分かるようでしたが、次の電車に乗ってどうのこうのって言ってきます。
一瞬、降りる駅を間違えたのかとも思ったのですが、間違いなくホテルの最寄の駅だったので、このおばあさんは大丈夫?って思ったのですが、頼れる人は、このおばあさんしかいません。
結局、全然解決方法が見つからず、このまま駅で朝までいるしかないのかな〜・・・って思っていたところに、1人のおじさんが駅に入ってきました。
そのおじさんは、飲み物か何かを買おうと思って駅に寄ったようです。
こんな時間に駅に現れるということは、そのおじさんは、もちろん車で来たわけですね。
こんなチャンスは2度と来ないと思い、このおじさんに車に乗せて貰えないかとお願いしようとして、ホテルのプリントアウトした紙を見せたのですが、英語が全然通じません。
おじさんがずっと何かを言っていたのですが、イタリア語のため全然分かりませんでした。
後で分かったのですが、この時間ではタクシーは来ないのでおじさんの車に乗せてあげるとずっと言ってくれていたみたいですが、おばあさんが何だか変なことをずっと言い返していたようで、おじさんが怒り出してしまい、おばあさんと口論になってしまいました。
そして、おじさんが怒ってバイバイみたいなことを言い出だしたので、私は、おじさんに帰られてしまっては困るので、ジェスチャーで必死に引き止めるとと、おじさんは、だから乗りなさいみたいなジェスチャーで返してきました。
わたしは、ここで初めておじさんが乗せてくれようとしていることが分かったわけです。
おばあさんは、英語でおじさんのことを危険と言うのですが、どう見てもそういう風には見えないし、金を請求されても駅で寝るよりは良いと思っておじさんの車に乗り込みました。

車の中で、あのおばあさんが駅で寝ている浮浪者で、ちょっとクレージーということが分かりました。
確かに、おじさんがおばあさんと口論をしている時に、ずっと駅で寝ているどうのこうのと言っていたのですが、そういうことだったようです。
なぜ分かったかと言うと、寝るという単語がスペイン語と同じだったからです。
ジェスチャーとおばあさんや駅という単語も何となく分かったので、理解ができたというわけです。

おじさんは、フローレンス出身の人で、私が日本人と分かると、ナカ〜タと言って来ました。
おじさんと話をして分かったのは、おばあさんが浮浪者でクレージーということとナカタだけでしたが、それでも私にはじゅうぶんでした。
結局、5分くらいでホテルに到着し、おじさんとはお別れをしました。
なお、タクシー代くらいは払わなくてはいけないのかと覚悟をしていたのですが、おじさんは、一切お金を請求してきませんでした。
本当に、おじさんには感謝です。ありがとう!

ホテルは、
「ALBERGO Leon d'ro」という3ツ星ホテルで、この旅始まって以来のちゃんとしたホテルです。
早速、チェックインをしたのですが、1時45分を過ぎていました。
さすがにヘトヘトになっていた私は、すぐにベッドで横になりました。
ベッドで横になりながらテレビを見ていたら、イタリアの夜は刺激的でしたね。
いくつものチャンネルで、下着姿の女性が電話を持ってクネクネしている通販番組がやっていましたあい、ケーブルテレビだと思うのですが、無修正のアダルトビデオが流れていました。
テレビがとても気になったのですが、それ以上に疲れていたために、すぐに眠ってしまいました。

<今日の支出!>

(マドリッド)
ココアとチュロス:2.35ユーロ
イカフライサンドイッチ:3.5ユーロ
ミルクコーヒー:2.05ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
インターネットカフェ:3.7ユーロ
サンチアゴ・ベルナベウスタジアムツアー:15ユーロ
コカコーラライト:1.95ユーロ
地下鉄:1ユーロ
荷物預け:1.3ユーロ
地下鉄(空港使用特別料金含む):2ユーロ
飛行機(マドリッド〜ヴェネチア Myair):83.35ユーロ ※
飛行機荷物重量超過分(1kgにつき10ユーロ):60ユーロ
小計:181ユーロ約30,951円(1ユーロ=171円で計算)

(ヴェネチア)
バス:3ユーロ
近郊電車:2.7ユーロ
チョコレート:0.8ユーロ
アイスレモンティー:1.3ユーロ
ホテル(5泊):240ユーロ ※
小計:247.8ユーロ約42,374円(1ユーロ=171円で計算)

合計:約73,325円

※インターネットで予約したものは、実際に使った時に支出計上をしている。


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