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2007年9月3日(月)イタリアミラノ(滞在地)
世界一周121日目

今日でヴェネチアともお別れです。
この街は、いろいろと相性が悪いこともありましたが、いざ去るとなると、何だか寂しいものですね。
何だかんだと5泊もしていたのですから。

今日も9時15分のバスに乗り、最寄の駅まで行きました。
すると、またまたおばあさんが駅にいます。
駅で生活をしているので当たり前なのですが。
朝ということもあり、何となく話したくない気分だったので、挨拶だけして去ろうとすると、捕まってしまいました・・・。
おばあさんは、たぶん寂しいんでしょうね。

おばあさんとの話を適当に終わらして、いつもと同じ電車に乗り込みました。
ヴェネチア本島の1つ手前の駅でエウロスター乗り換えたのですが、残念なことに旧型車両です。
新型車両は、日本の新幹線のような形をしていて、とても綺麗だったんですけどね。
それでも、エウロスターというだけあって、2ndクラスでも快適な座席でした。

特にトラブルもなく、13時20分頃にミラノに到着しました。
早速、予約していたホテルへ向かったところ、おばさんに隣のホテルがどうのこうと言われました。
イタリア語しか話せないおばさんだったので、何を言っているのか全然わからなかったのですが、言葉とジェスチャーを推測して、隣のホテルへ行ってみることに。
この時は、ちゃんと予約ができていないのではないかとちょっと焦りましたが、隣のホテルへ行ってみると、レセプションの人が英語を話せたので理由が分かりました。
このホテルは、予約したはずのホテルと同系列のホテルらしく、私は、この
「Hotel Lugano」というホテルに泊まることになりました。
ちなみに、イタリアのハイシーズンの夏は、ホテルが満室になる可能性が高いというので、ヴェネチアとこのミラノだけは、ホテルを予約しておいたのです。

ドゥオーモミラノと言えば、やはり
ドゥオーモです。
実は、私は、このドゥオーモへ来るためにミラノへ来たのです。
今日、このドゥオーモの屋上である人と会うという10年前の約束を果たすために来たのです。
なんて言ったら、「冷静と情熱の間」ですよね。
そんな話は全くの嘘で、ミラノの観光名所というだけで、ドゥオーモへやってきました。
ちなみに、冷静と情熱の間は、フィレンツェのドゥオーモです。

このドゥオーモは、ミラノのシンボルで、500年かけて完成したらしいです。
他の教会とは少し違って、空に向かって突き出だしている135本の尖塔が特徴です。
このドゥオーモは、エレベーターか階段で屋上まで登ることができます。
私は、お金をケチったのと高さを体感してみたいため、階段で行くことにしました。
1段1段数えながら登ったところ、最初の部分まで行くのに166段で、一番上まで行くのに、更に81段ありました。
ここが一番上かと思ったのですが、脇に20段の階段があり、オープンしているところで一番上まで行くには、全部で267段でした。
屋上では、ミラノの街をずっと眺めていました。
私は、やはり登りたがりなのかもしれませんね。

その後は、急いで行くところがありました。
なぜなら、そのためにミラノにやってきたからです。
それは、イタリアでの旅のテーマです。

イタリアでのテーマ<セリエAの試合を見る!>

今日は、ACミラン対フィオレンティーナの試合日だったのです。
私は、この試合を見るためだけに、ミラノにやって来たというわけです。
試合開始が18時からだったので、急いでいたんですね。

サンシーロスタジアムACミランのホームスタジアムである
サンシーロスタジアム(正式名称:ジュゼッペ・メアッツァ)に到着すると、凄い人だかりでした。
サンシーロスタジアムは、収容人員が8万人くらいということなので、たぶん入れると思って来たのですが、ポルトガルのベンフィカの試合の時のように売切れていたらどうしようと心配になりました。
早速、チケットショップに並ぶと、何とか買えそうな雰囲気です。
そして、次が私の番という時に、前にいた人の友人だか何だかが割り込んできて、20分くらい窓口を占領して何枚もチケットを買っていました。
後ろのイタリア人は文句を言っているし、私自身も既に30分くらい待っていたので、かなりイライラしています。
私は、すぐにチケットを買ったのですが、後ろのほうに並んでる人は、私のせいで列が進まなかったのかと思っている感じでした。
何だか嫌な感じだったので、すぐにその場を離れて入場ゲートへ向かいました。
結局、チケットを買うだけで、50分くらいかかってしまいました。
なお、セリエAの試合は、死亡事件が原因だと思うのですが、チケットを購入する時には、身分証明書が必要になりました。

スタジアムに入ると、既に熱気ムンムンです。
ホームのACミランは、サポーターがたくさんいるせいか、サポーター席という感じの一角が見当たらない気がしましたが、アウェイのフィオレンティーナのサポーターは、ゴール裏の3階席にまとめられていることもあり、団結力がある感じです。
日本のチームで例えると、ACミランは、サポーター層が幅広いマリノスのような感じで、フィオレンティーナは、ジェフと言ったところでしょうか。
ちなみに、以前見たインテルは、レッズのような感じでした。

試合が始まると、本当に楽しいですね。
試合内容はもちろんなのですが、観客が楽しいです。
良いプレーには、必ず拍手をするし、ジャッジなどに文句があるときは、必ず片手を前に出して叫びます。
危ないシーンややられた時は、両手を頭に抱えるのですが、ほぼ全員が同じポーズを取るのです。
別に合わせてやっているわけではないのですよね。
サッカー文化が浸透しているからか、体にしみこんでいるようです。

試合は、1-1の引き分けでした。
イタリアのサッカーは、カテナチオ(鍵をかけるという意味らしい)というくらい守ってばっかりのサッカーかと思ったのですが、どちらのチームもパスをつないで攻撃をしていました。
あっという間に、90分が終了してしまうくらい、見ていて飽きない試合でした。

ホテルに戻って、今後のルートについて考えました。
正直、今ひとつルートが決まっていません。
結局、全然結論が出ないまま寝ることにしちゃいました。
一応、明日、サンマリノへ行くために、リミニ行きの電車のチケットを購入したのですが、どこかで途中下車をしてしまうかもしれませんね。

<今日の支出!>

(ミラノ)
電車チケット(ミラノ中央〜リミニ):29ユーロ
地下鉄24時間チケット:3ユーロ
マック28gr(オリジナルメニューだと思う)セット:6.5ユーロ
ドォーモ屋上入場料(階段):4ユーロ
絵はがき(2枚):1.2ユーロ
セリエAチケット(ACミラン対フィオレンティーナ):10ユーロ
コカコーラゼロ:3ユーロ
イタリア風サンドイッチ(ミラノ風カツレツサンド):3.5ユーロ
インターネットカフェ:1.5ユーロ

合計:61.7ユーロ約10,551円(1ユーロ=171円で計算)


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