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2007年9月16日(日)ギリシャアテネ(滞在地)
世界一周134日目

外はまだ真っ暗の朝6時にホテルを出発しました。
そんな早くにどこへ行くの?トルコ?って思われそうですが、そうではありません。
せっかくギリシャに来たので、エーゲ海の島へ行こうと思ったのでした。

ギリシャでのテーマ<エーゲ海の島でリゾート気分を満喫する!>

実は、このためにギリシャに来たんですね。
1人旅でも1回くらいリゾート気分を味わったって良いのではないかと思ったわけです。

アテネ近郊のピレウス港からミコノス島へ出発しました。
ミコノス島へは、高速船で行くため、2〜3時間くらいで着くと思っていたのですが、そんなに近く無かったですね。
高速船でもシロス島、ティノス島と経由したこともあって、4時間もかかってミコノス島に到着しました。
船に乗っただけで、もうクタクタです。

ミコノス島に到着すると、みんなホテルなどのお迎えの車が来ています。
やはり、リゾートで来ている人ばかりで、1人旅の人などいない感じです。
私は、日帰り旅行のためにホテルの予約もしていないので、近くにあるというツーリストインフォメーションへ行ってみました。
すると、今までの旅でもあったことですが、ツーリストインフォメーションが閉まっています・・・。
それもそのはず、今日は、日曜日でした。
これは困ってしまいましたね。
この港は、街の外れらしく、どうやって街の中心地へ行けば良いのか全く分かりません。
そこで、近くにあったレンタカー&バイク屋で聞いてみることにしました。
レンタカー&バイク屋は、親切にも無料で地図をくれたので、ついでに、バイク(スクーター)を借りようとしたのですが、国際免許証が無いとダメとのことでした。
って、当たり前ですよね。
私は、左ハンドルに自信が無かったのと国際学生証があるために、国際免許証を作ってこなかったのですあ、スクーターなら自信もあったので、国際免許証を作ってくれば良かったと思いました。

地図を見ながら街の方向へ歩いて行きました。
しかし、どのくらいの距離なのかよく分かりません。
日帰りのため時間も無いので、かなり焦って歩いていると、バス停を発見しました。
本当にバス停なの?っていう感じの場所でしたが、一応バス停のようです。
何時にバスが来るのか分からなかったので、近くにいたおばあさんにいろいろと尋ねてみたのですが、今ひとつ通じません。
それでも、バスが5〜10分後くらいには来ると言うので、そのバス停でバスを待つことにしました。

バス停で待っていると、観光用のバスが何台も通って行きます。
しかし、ローカルバスは全然来ません。
結局、30分くらい待って、やっとローカルバスっぽいバスがやって来たのですが、手を上げたのにもかかわらず、完璧に無視されました・・・。
何だか悲しくなり、このまま港に帰ろうかと思ったのですが、わざわざ4時間もかけて来たことを思い出し、街まで歩いて行くことにしました。
すると、すぐそこが街の入口でした。
こんなことなら、最初から歩いていけば良かったですね。

かなりのロスタイムに焦りながらも、バスターミナルへ向かいました。
なぜなら、リゾート気分を満喫するために、あるビーチへ行こうと思っていたからです。
そのビーチの名前は、スーパーパラダイスビーチ!
この名前を聞いただけで、何かワクワクしてきますよね?
それもそのはず、このビーチは、ヌーディストビーチらしいのです。

スーパーパラダイスビーチへは、バスでプラティ・ヤノスへ行き、そこからは、ボートでないと行けないようです。
ボートでないと行けないなんて、本当に秘密の花園って感じです。
かなり興奮しているのを抑えながら、スーパーパラダイスビーチへ向かいました。

プラティ・ヤノスからボートに乗り込んだのですが、このボートがかなり揺れます。
それも、かなりの時間を乗りました。
途中で気持ち悪くなってきたのですが、それでもスーパーパラダイスビーチがあると思い、頑張って乗っていました。
そして、華やかなビーチが近づいてきたので、ここがスーパーパラダイスビーチかと思ったら、パラダイスビーチとのこと。
このパラダイスビーチは、バスでも行ける場所なのですが、かなりの人気らしく、たくさんの人で賑わっていました。
これなら、スーパーパラダイスビーチは、スーパーだけあって、このパラダイスビーチよりも凄いんだろうと、かなり気持ちが高ぶっていました。

スーパーパラダイスビーチそして、夢にまで見た(それは嘘ですが)
スーパーパラダイスビーチに到着です。
第1印象は、しょぼすぎる。
ビーチとしても小さすぎるし、海水浴をしている人も多くありません。
それよりも何よりも、ほとんどの人が水着を着ていました・・・。
全裸だった人がほんのわずかいましたが。
ヌーディストビーチって何?
これなら、バルセロナやバレンシアのビーチのほうが凄かったような気がします。
このために、往復で約100ユーロかけて、片道4時間もかけて、ミコノス島へ来たのかと思うと、ショックで立ち直れませんでした。

もし、周りがみんな裸なら、私も勢いで裸で泳ごうと思ったのですが、とてもそんな状況ではないので、水着を着て海に入りました。
しかし、海に入ると、水が冷たい・・・。
西洋人は、こんな冷たい水に良く入れるな〜って感じです。
西洋人の感覚は、やはり分かりません。
結局、20分くらいリゾート気分?を味わった後、ビーチにあるバーで、通常より高いビール(ヤケ酒?)を飲みました。

ミコノスの街(ミコノスタウン)
ミコノスの街まで戻ってくると、白い家と路地が続き、南スペインを思わせる街でした。
青い海がすぐあるため、こちらのほうが綺麗な気がします。
また、路地を歩くと、ギリシャ正教だからか何なのか、今までの教会とはちょっと違った協会がたくさんあり、海側には、風車もありました。
このミコノスの街は、本当に雰囲気が良く、かなりお薦めです。
これなら、ビーチへは行かずに、この街をずっと探索していたほうが良かったです。
結局、帰りの船の関係もあり、ほんのちょっとだけ街を探索して、港へ戻ることにしました。

街から港まで歩くのが嫌だったので、港行きのバスがあるバスターミナル(ビーチ行きとは別の場所)で、港行きのバスを探したのですが、みんな適当すぎ!
あっちのバスと言われたので、そのバスへ行ってみると、そっちのバスと言われ、他では、30分後ではない出発しないなどと言われたり、本当に振り回されました。
そのうち、船が出発してしまう17時に間に合わなくなってしまうため、港まで歩くことにしました。

港へ向かって歩いていると、後ろからバスが通り過ぎて行きます。
それも、さっき確認をしたバスです。
いい加減にしろ!って思ったのですが、もう歩き始めていたため、このまま歩くことにしました。
すると、行きよりかなり遠い気がします。
行きは、途中のバス停から近かっただけで、そのバス停までも結構歩いていたことを忘れていました。
そのうち、出発の時間が近づいてきたので、最後は猛ダッシュです。
息を切らしながら、どうにか船に乗り込みました。
船の中でゆっくり飲もうと思っていたコカコーラゼロは、この時に一気飲みです。
そして、船は、その5分後にアテネへ向けて出発しました。

帰りも行きと同様に、4時間かかってアテネに戻ってきました。
日帰りで片道4時間は、かなりしんどいですね。
それも、高速船というのは、思った以上に揺れるんです。
今日は、アテネ最後の夜なので、ギリシャの伝統的なダンスなどをやるレストランでショーを見ようと思っていたのですが、とてもそんな元気が無かったので、マックをテイクアウトして、ホテルに戻りました。

エーゲ海の島へ行くのなら、もっと近い場所へ行けばよかったですね。
それもこれも、全てがスーパーパラダイスビーチに騙されました。
ちょっとした好奇心がアダとなりました。
しかし、ミコノスの街は、かなり良い雰囲気を醸し出していたので、それを見られたことは良かったです。
と自分を慰めて、寝ることにしました。

<今日の支出!>

地下鉄:0.7ユーロ
高速船チケット往復(アテネ(ピリウス)〜ミコノス島):94ユーロ
パン(2個):3ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
ドネルスブラギ:2.8ユーロ
バス往復:2.4ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
ボート往復:5ユーロ
ビール:4.5ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
パン:1ユーロ
ポテトチップス:1.8ユーロ
アイスカプチーノ(2杯):7.2ユーロ
地下鉄:0.7ユーロ
マックベーコンセット:4.9ユーロ

合計:132ユーロ約22,572円(1ユーロ=171円で計算)


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