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2007年9月17日(月)トルコイスタンブールへ(滞在地)
世界一周135日目

今日は、トルコのイスタンブールへ行くために、9時頃出発をしました。
と言っても、そのままイスタンブールへ行けるわけではなく、ギリシャのテッサロニキまで行ってから、国際線に乗り換えて行くのです。
所要時間が約20時間と、ほぼ1日移動です。

10時51分のテッサロニキ行きの電車に乗ろうとアテネの国鉄駅へ行ったのですが、国際線のチケット売り場は、13時40分から開くとのことです。
駅のインフォメーションで、国際線のチケットが他で買えるか確認をすると、テッサロニキ駅で聞いてくれの一点張り。
もし、テッサロニキ駅まで行って、イスタンブール行きの電車に乗れないなら意味がないとずっと言っていたのですが、とりあえず、テッサロニキまでのチケットを買ってくれとしか言いません。
私も疲れてしまい、テッサロニキ行きのチケットだけを買おうと国内線の窓口へ行ってみると、2ndクラスは売り切れで、1stクラスしかないとのことでした。
ギリシャは、チケットの売り切れが多いみたいです。
パトラからアテネへ行く電車も売り切れでしたし。

このままテッサロニキ行きのチケットを買っても、かなりリスクがあると思ったので、もう一度インフォメーションへ行き、テッサロニキ駅の電話番号を聞きました。
しかし、電話をかけても通じない・・・。
もし、テッサロニキからイスタンブール行きのチケットが買えないのなら、バスでイスタンブールへ行くか、飛行機でロンドンへ飛ぶかなど他の方法を考えなくてはいけませんでした。

途方に暮れていた時に、インフォメーションの窓口に、ある張り紙があるのを発見しました。
その紙には、国際線のチケット売り場が他の場所にあると書いてあります。
インフォメーションに、この場所で国際線のチケットが買えるのか確認すると、もちろんという感じです。
早く言ってよ!って思いながら、早速、その場所へ行きました。

その場所は、国鉄の予約センターでした。
国際線の窓口へ行き、テッサロニキからイスタンブールへのチケットがあるかと尋ねると、問題なく買えるとの回答です。
これで、どうにかイスタンブールまでは行けると思い、国内線の窓口で、アテネからテッサロニキ行きのチケットを買おうとすると、国鉄駅の窓口で無いと言われた2ndクラスがラスト1席あるとのことでした。
これはラッキーと思い、そのチケットを買って、すぐに国鉄駅へ戻りました。
なぜなら、あと20分後に出発だったからです。

国鉄駅に戻ると、ちょっとだけ時間があると思ったので、カフェでピザとアイスカプチーノを頼んだのですが、これが間違いでした。
もうすぐ電車が出発してしまうというのに、アイスカプチーノが出てこない・・・。
最後は、かなり焦らせてアイスカプチーノを作らせました。
結局、電車にギリギリで乗り込み、私が座席に座ったのと同時くらいにテッサロニキへ向かって出発しました。

電車は、予定通り約5時間でテッサロニキに到着をしたのですが、テッサロニキの駅には、ツーリストインフォメーションがありませんでした。
テッサロニキを観光するために、1本早い電車に乗ったのですが、ちょっと困ってしまいました。
なぜなら、駅が街のどの辺りにあるのかさえ分からないのですから。

駅のインフォメーションはあったので、そこで地図があるかと尋ねると、バスの路線図のような小さい地図をくれました。
ちゃんと見れば、少しは分かるのですが、小さいこともあって見る気がしませんでした。
とりあえず、地図を持ったまま駅を適当に歩き出しました。

駅の周りには、中国人の貿易(個人っぽい)会社が並んでいました。
やはり、中国人の生命力は凄いと思いますね。
どこの国へ行っても、中国人が生活しています。

少し歩いたところで、何となく目印になりそうな建物がありました。
そこで、先ほど貰った地図を見ると、たぶんここだという場所が分かったので、そこから観光名所と思われる地図上にイラストが書いてある場所へ行ってみることにしました。

最初に現れたのがハマムです。
オスマントルコ時代のハマムで、ベイ・ハマムと言うものでした。
テッサロニキには、このベイ・ハマム以外にも何箇所かにトルコ時代のハマムが残っているようです。

アレキサンドロス大王その後に、歴史的な門や遺跡があったので、そこを寄ってから海へ出てみました。
ここは、ギリシャなので、当たり前のように海があります
しかし、テッサロニキは、ビーチではなく港です。
この旅に出て気が付いたのですが、私は、港で海を眺めているのが好きのようです。
港の前は公園になっていて、
アレキサンドロス大王の銅像がありました。
アレキサンドロス大王は、遠い海を見つめていました。
この銅像は、観光名所のようですが、銅像の前では、若者がスケボーで遊んでいるし、銅像の台には、落書きもされていました。
アレキサンドロス大王は、テッサロニキで威厳が無いようです。

ここまでで約1時間30分くらい歩いていたため、駅までバスで戻ることにしました。
ちょうどバスが来たので飛び乗ってしまったのですが、よく考えてみると、まだ出発まで2時間以上もあったのです。
もうちょっと考えてからバスに乗れば良かったと後悔したのですが、全てが後の祭りです。
駅に戻ってもやることがなかったので、再び駅の周りを歩き出しました。
駅の近くにインターネットカフェでもあれば良いな〜て思って歩き出してみると、PCなどを扱うお店があったので、そこでインターネットができないかと尋ねると、やはりお店のみとの回答でした。
しかし、そこの店員が、そこからちょっと歩けば、インターネットカフェがあると教えてくれたので、言われた通りに歩いてみました。
しかし、注意深く歩いていたのですが、全く見当たりません。
それより、まだ明るかったのですが、ほとんどの店が閉まっていました。
結局、インターネットカフェが見当たらなかったため、近くのお店の人にインターネットカフェに付いて尋ねると、この先にショッピングセンターがあるから、そこのことではないかと言われました。
私は、かなり疲れていたのですが、そのショッピングセンターまで行ってみようと思い、最後の力を振り絞って歩き出しました。
しかし、結局、インターネットカフェはありませんでした・・・。
疲れていたのですが、歩いて駅まで戻ってくると、特にやることがありません。
荷物は、コインロッカーへ入れていたので、本なども無かったし、何をしようかと思いました。
そして、もう1回違う道をふらついたのですが、疲れていたこともあり、歩くのが嫌になってしまったため、駅前のお店でビールを飲んで待つことにしました。

イスタンブールへの電車に乗れる時間になったので、車掌にチケットを見せると、チケットを奪われてしまいました。
チケットを返してとお願いすると、明日の朝に返すとのこと。
なぜかは良く分からなかったのですが、他の人にも同じことを言っていたので、素直に従いました。
しかし、他の車掌にチケットを拝見などと言われるのではないかと、少し心配をしました。
ちなみに、今回の夜行電車は、全車両が寝台車で、2ndクラスでも2段式のベッドで寝られます。

出発まで部屋で1人で待っていると、感じの良いアメリカ人が乗ってきました。
個人的に、あまりアメリカ人が好きでは無いのですが、このアメリカ人に関しては、嫌悪感は全くありませんでした。
せっかくなので、ちょっとだけ会話をしたのですが、やはり英語での会話は疲れますね。
たぶん、向こうもテンポが悪い会話に疲れたと思います。

電車は、イスタンブールへ向けて出発しました。
アメリカ人との会話が一区切り付いたところで、ベッドをセットしました。
寝台車は、最初からベッドがセットされているわけではなく、ベッドを横から降ろすのです。(開くと言ったほうが良いかもしれませんね)
夜行電車でも、ちゃんとベッドで横になれるというのは、体力的にかなり楽です。
これならぐっすり眠られると思い、22時くらいには、寝てしまうことにしました。
ちなみに、同室のアメリカ人は、もっと早くに寝ていました。

<今日の支出!>

(アテネ)
地下鉄:0.8ユーロ
コカコーラゼロ:1ユーロ
電車チケット(テッサロニキ〜イスタンブール 2ndクラス):46ユーロ
電車チケット(アテネ〜テッサロニキ 2ndクラス):35.3ユーロ
地下鉄:0.8ユーロ
コカコーラゼロ:1.2ユーロ
ピザ(1切れ):2.35ユーロ
アイスカプチーノ:3.4ユーロ
小計:90.85ユーロ約15,535円(1ユーロ=171円で計算)

(テッサロニキ)
コインロッカー:2ユーロ
ソーセージピタサンド&コーラセット:3ユーロ
バス:0.5ユーロ
(本来は0.6だけど、ぴったりのコインを持っていなかったら、おじさんが回数券を売ってくれた)
ビール:2ユーロ
チーズパイ:1.7ユーロ
ミネラルウォーター:0.9ユーロ
スニッカーズ:0.9ユーロ
アイス:1.3ユーロ
コカコーラ:1ユーロ
小計:13.3ユーロ約2,274円(1ユーロ=171円で計算)

合計:約17,809円


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