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2007年12月7日(金)メキシコメキシコシティ(滞在地)
世界一周216日目

今日から本格的なメキシコシティ観光のスタートです。
と言っても、メキシコシティには、以前来たことがあるので、無理しない程度に回るつもりです。
昨日は、ずっと寝ていたこともあり、体調もだいぶ良くなりましたが、油断は禁物なので。

まずは、街の中心地ソカロへ行ってみました。
ソカロとは、中心の巨大な広場のことです。
ソカロに到着すると、クリスマスだからかか何なのか、とにかくソカロのほとんどの部分を占領して、イベントがやっていました。
外からのぞいてみると、中央にアイススケートリンクが造られていて、周りには、客が座るスタンド席も造られていました。
入口から中に入ろうとしたら、チケットは?と言われてしまい、あえなく断念。
なぜなら、チケットオフィスは遠くにあり、行ってみたところ、チケットオフィスには、長蛇の列ができていたからです。

メトロポリタン・カテドラルそこで、スペイン様式の街では、中心地の広場の隣に必ずあるカテドラルへ行ってみました。
このメキシコシティは、大都市のため、ブラジルなどと同様に、
メトロポリタン・カテドラルと言います。
このメトロポリタン・カテドラルは、メキシコの全ての教会を統轄する施設で、とても権威がある教会のようです。
この教会は、1563年に着工し、約120年後の1681念に完成しただけあって、とても大きく広い教会です。
中に入ると、ちょうどミサが始まるところで、たくさんのメキシコ人がいました。
いつも思うのですが、このミサというのは、いったい何なのでしょう?
パドレと呼ばれる神父がいろいろと説法?をしてくれていると思うのですが、この様子を見ると、無宗教の私には、いつも不思議に思ってしまいます。
なぜなら、パドレがとんでもないことを言ったとしても、みんな信じてしまいそうだからです。
なお、このメトロポリタン・カテドラルでは、1日に10回くらいミサが行われているとのことでした。
この後、ソカロに面している国立宮殿に寄って、ソカロを後にしました。

メキシコシティの街をぷらぷらと歩き、ベジャス・アルテス宮殿へ行きました。
この宮殿の前には、なぜか裸の集団がいます。
いつもいるわけではなく、どうやら抗議デモのようです。
それにしても、100人以上の裸の集団が何かを訴えている状況は、かなり怖いです。
基本は、みんな男性で、お面を被って前張りをしていたのですが、1人だけお面もせずに、前張りもしていないおばさんがいて、少し引きました。

国立人類学博物館ペセオと呼ばれるミニバスに乗り、
国立人類学博物館へ行きました。
この国立人類学博物館は、メキシコシティと言うかメキシコの博物館の心臓と言って良い場所だと思います。
世界の中でもトップレベルの博物館で、人類の誕生からスペイン人が侵攻する前のメキシコの歴史が全て分かります。
例えば、ティオティワカンやマヤ、アステカなどの文明です。
私は、以前に1度来ているし、巨大な博物館なので、流しながら見たのですが、それでも、全て見るのに、かなりの時間かかりました。
有名なものを簡単に説明すると、ティオティワカンの雨神であるチャルティ・トゥリクエの巨大像(これは本物)やケツァルコアトル神殿の実物大、太陽の石と言われるアステカ・カレンダー、モンテアルバン遺跡の壁にある踊る人のレリーフやチチェン・イツァー遺跡のチャック・モール像などのレプリカが展示されていました。
ちなみに、以前来た時は、マヤ文明などの部屋が修繕中だったので、今回は、それらの部屋も全て見られたので、とても満足でした。

チャプルテペック城国立人類学博物館は、チャプルテペック公園の中にあるので、そのまま
チャプル・テペック城まで行くことにしました。
チャプル・テペック城は、独裁政治を行っていたディアス大統領の公邸だった場所で、現在は、国立歴史博物館となっています。
この城は、丘の上にあり、坂道をぐるっと回って行きます。
そして、入口のところにチケットオフィスがあるのですが、1度来ていることもあり、城を外から見て終わりにしようと思ったら、閉館間近だからか何なのか、とにかく無料とのことです。
ちょっと疲れていたので、坂道をのぼろうかどうしようか悩んだのですが、頑張って城まで来て正解でした。
中には、ディアス大統領の調度品が飾られていて、革命の間と呼ばれる場所に革命を表す有名な絵画があるはずだったのですが、どこだかわからずに見逃してしまいました。

そろそろ暗くなってきたので、夕食に日本食を食べて、いつもなら、これで終わりのはずですが、今日は、これからが本番です。
なぜなら、これからがメキシコのテーマだからです。

メキシコでのテーマ<ルチャ・リブレ(メキシカンプロレス)を堪能する!>

ルチャ・リブレの会場(アレナ・メヒコ)みなさん、
ルチャ・リブレって知っていますか?
メキシコでは、かなり有名なマスクマンのプロレスです。
ルチャ・リブレとは、直訳すると自由への戦いと言い、善玉が悪玉をやっつけて自由を獲得するというストーリーです。
ということなので、基本的に、どちらが勝つか決まっています。
メキシコ人は、スペイン人の支配や独裁政治からの脱出を夢見て、このルチャ・リブレを作ったのかもしれませんね。
実際は、良く分かりませんが、とにかく見に来ているメキシコ人は、とても熱かったです。
鳴り物をガンガンに鳴らす応援団もいるくらいです。

今日の試合は、全部で7試合があり、最初の1試合目は、女子プロでした。
2試合目からは、マスクマン達の戦いがあり、メインイベントの7試合目は、マスクマンではなく、普通のレスラーの試合でした。
しかし、普通のレスラーでも、マスクマンと同様に空中殺法が凄いです。
実は、ルチャ・リブレの特徴は、フライングボディアタックなどの空中殺法がメインなので、その辺りは、マスクマンだろうとなかろうとちゃんとやっているようですね。
その他の特徴としては、全て3本勝負です。
そのため、1本がとても早い。
メインイベントの試合でも、1本が長くても10分以内でした。
これなら、女性でも飽きずに楽しめるのではないかと思いました。
ちなみに、私は、それほど格闘技ファンではありません。

最後に、このルチャ・リブレの会場であるアレナ・メヒコ(メキシコ・アリーナ)で、文化の違いを感じたので、紹介したいと思います。
アレナ・メヒコの中に入ると、係員が”シュシュシュ”と口で音を出していました。
これは、呼びかける時に使う方法ということは知っていたので、何かと思って係員を尋ねてみると、私のチケットを奪って、席を案内してくれました。
これまでは、他の国と同じで特に問題は無いのですが、席に着いた途端に、チップを要求してきます。
私が拒否をすると、お前はバカか?みたいな態度です。
私としては、チップを払いたくないとかそんなことではなく、自分で席に行けるのに、チケットを奪って勝手に案内しておいて、チップを要求するのはどうなの?と思ったのです。
結局、チップを払わないまま追い返したのですが、その後に、他の客を見てみると、みんなチップを渡しています。
他の客は、自分から席の案内をお願いしたのかもしれませんが、ここでは、押し売りの係員にもチップは渡すようですね。
更に、写真撮影禁止のため、カメラを荷物預所に預けなくてはいけなかったのですが、そこにもチップを要求する皿がありました。
私としては、預けなくてはいけないというルールなのに、チップを要求するのもどうなの?って思ってしまいました。
こちらからお願いする分には、チップを払うのは構わないと思うのですが。
なお、話がそれますが、写真撮影禁止と言っても、携帯電話は持ち込み可なので、みんな携帯電話のカメラで、バシバシ写真を撮っていました。

試合が終わると、既に23時15分頃。
今日は、無理をしないつもりでしたが、すっかり遅くなってしまいました。
この後は、さすがにどこにも寄らずに、ホテルに戻りました。

<今日の支出!>

ホテル(2泊):440$
タコス(2枚):16$
コカコーラセロ:9.5$
インターネットカフェ:10$
バスチケット(メキシコシティ〜パレンケ 1stクラス):706$
バスチケット手数料:12$
ペプシコーラライト:6.5$
ドーナツ:7$
フォルクロリコ(メキシコ民族舞踊)チケット:360$
ラ・クオージョ(タコスのような食べ物):10$
ポテトチップス:12$
ミニバス(ペセオ):3$
国立人類学博物館:45$
綿菓子:10$
ルチャ・リブレのマスク(ドクトール・バルネル):60$(お土産)
エンパナーダ:8$
コカコーラ:9$
カツ丼:72$
日本茶:17$
チップ:2.5$
ルチャ・リブレ(プロレス):150$
ビール:20$
カップラーメン:25$
地下鉄:2$
ビックコーラ:4$

合計:2016.5$(メキシコペソ)約22,182円(1$=11円で計算)


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