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2007年10月17日(水)ブラジルリオ・デ・ジャネイロ(滞在地)
世界一周165日目

体調は大丈夫そうだったので、8時過ぎにホテルをチェックアウトして、リオ・デ・ジャネイロへ向かいました。
これから、サン・パウロに来た時と同様に、約6時間のバスの旅が始まります。
ここで、不思議なことがあったのですが、サン・パウロまで来た時と、今回リオ・デ・ジャネイロへ行くのとで、バスの料金が違うのです。
バスは同じ会社なんですけど。
ちなみに、昨日のサントスまでのバスも違う料金ででした。

バスに乗って1時間くらい経った時に、とてつもない異臭が発生しました。
何かと思ったら、バスについているトイレで、誰かがウンコをしたのです。
それについては、特に問題ないのですが、扉がずっと開いていたことが問題でした。
思わず、周りのブラジル人と顔を合わせて苦笑いです。

バスは、予定通り約6時間でリオ・デ・ジャネイロに到着しました。
バスを降りると、やはり暑いです・・・。
サン・パウロと違って、リオ・デ・ジャネイロは、かなり暑いですね。
ちょっとぐったりしたまま、バスターミナルの建物の中に入りました。

明日に、クリチバへ行くつもりなので、クリチバ行きのタイムテーブルと料金を確認したところ、深夜バスには、どこへ行くにもクラスがあるようです。
教えてもらったクリチバ行きには、コンベンシオナルとセミ・レイト、レイトというクラスがあるようで、後者のほうが高いのですが、その分、座席が水平に倒せるなど快適なシートということでした。
私は、1回チケットオフィスを離れて考えた結果、ケチるより体力のことを考えて、レイトクラスに買うことにしました。
ブラジルでは、移動に深夜バスを使うことが多くなると思うので、体力が持つかが一番心配ですからね。
そんなに若くないですし・・・。
ただ、レイトクラスがどれくらい快適なのかは、良くわかりませんけど。

ローカルバスに乗り、
「HOTEL FORMULE1」へ帰って来ました。
さすがに、4日前まで滞在していたので、レセプションの人も私のことを覚えていて、温かく迎えてくれました。
前回滞在していた時に、このホテルの予約を入れておいたので、また来ることはわかっていたのだと思いますけど。

さすがに、バスの長旅で疲れたので、ホテルで休憩をしました。
ホテルの部屋で、これから見に行くブラジル対エクアドルの試合を楽しみに待っていました。
なぜなら、そのためだけに、サン・パウロから6時間かけてやってきたのですから。
それがなければ、サン・パウロから直接クリチバかフォス・ド・イグアス(イグアスの滝)に行っています。
クリチバまでは、リオ・デ・ジャネイロからは約13時間ですが、サン・パウロからなら約6時間ですし。

19時頃にブラジル対エクアドルを見るために、マラカナン・スタジアムへ向けて出発しました。
帰りは深夜になるため、必要以上の物は、何も持たないことにしました。
いつもは、ホテルも信用していないため、貴重品を全て身に付けているのですが、このホテルは信用できる(と思う)ため、部屋に置くことにしたのです。
もし何かが無くなっても、文句は言えないですけど。

マラカナン・スタジアム(狂ったブラジル人たち)
マラカナン・スタジアムに到着すると、熱気の渦でした。
さすがは、ブラジル代表の試合というだけあって、ブラジル人は、既に狂っています。
試合開始2時間30分前にスタジアムに来たのですが、それには、理由がありました。
この試合は、代表戦にもかかわらず、自由席なのです。
正確に言うと、ブロック指定席で、そのブロックの中は自由ということなので、なるべく良い席で見ようと早く行ったのでした。

私のチケットは、1階席だったのですが、1階席ならほとんどの場所に座れます。
そのため、センターラインの辺りで、全体を見渡せる通路側の席を確保しました。
これで、試合開始まで待つだけなのですが、さすがに暇です。
余計な物は持ってきていないので、何もすることがありません。
周りは、うるさいブラジル人だらけで、ちょっとイライラしてきたのですが、そんな雰囲気を味わいながら、試合開始まで待っていました。
しかし、試合開始の予定時間である21時45分になっても試合が始まりません。
ただでさえ、こんなに遅い時間に試合開始予定なのに遅れるなよ〜って突っ込みたいところでしたが、もうちょっと待っていると、22時に試合が始まりました。

試合が始まった途端に、面白くありません。
何が面白くないかと言うと、試合内容ではなく、このスタジアムがひどいからでした。
正確に言うと、スタジアムの運営がひどいのです。
何がひどいのかを三段論法で書きたいと思います。

@代表戦にもかかわらず自由席で、座席の数以上のチケットを売ってしまっている。
A後から来た人が席に座れないため、通路に立ってしまっている。
B通路にいる人を係員が放置しているため、その人たちが邪魔になって、早く来て座席を確保した人たちが試合を見られない。

こんな具合なのです。

私は、せっかく通路側の席を確保したのですが、そのせいもあって、片側のピッチで行われている時は、ほとんど見えませんでした。
それでも、やはり見たいので、そっち側のピッチにボールが行くたびに、立ち上がってみていましたが、このような状況では、じっくり見られません。
本当に、最悪だと思いましたね。
スタジアムには、2014ワールドカップの決勝戦をリオ・デ・ジャネイロでと書いてありましたが、こんな運営をしていたら、ワールドカップ自体厳しいと思いました。
今まで、いろいろな国でサッカーを見てきましたが、通路に人がいたままのスタジアムなんてありません。
席に座っているブラジル人も怒っていて、入場の際に配られたブラジル国旗などを投げつけていました。

ブラジル代表のメンバーもロナウジーニョとカカ、ロビーニョはいましたが、何だか小粒な感じでしたし、スタジアムにかなり頭にきていたので、エクアドルを応援しようと思いました。
元々ブラジルよりアルゼンチン派ですし。
しかし、私が応援しているからというわけでは無いと思うのですが、終わってみれば、5-0とブラジルの圧勝でした。
最後は、エクアドルがボロボロでしたね。
両国には、かなりの力の差があるし、ブラジルのホームだから、ブラジルが勝つだろうと思っていたのですが、あまりの大差に少しショックです。

試合開始が遅れたこともあり、帰る頃には、もうすぐ0時というところでした。
地下鉄に乗ってホテルの最寄の駅まで帰って来ましたが、ここからどうしましょう?
時間は、既に0時15分です。
ブラジルの夜は危険ということなので、タクシーに乗ろうかと考えたのです。
しかし、ホテルまでは、歩いて5分の距離です。
タクシーに拒否される可能性もあるし、思ったより道が明るかったので、歩いて、いや走って帰ることにしました。
知らない人が見たら、夜道を走っているほうが怪しいかもしれませんが、襲われるよりはマシですよね?

ホテルに戻ると、後は、シャワーを浴びて寝るだけです。
せっかく6時間かけて、サン・パウロからはるばるリオ・デ・ジャネイロまでやってきたのに、ちょっと不愉快な気分でブラジル代表の試合を見なくてはならなかったのが、とても残念でした。

<今日の支出!>

(サン・パウロ)
地下鉄:2.3R$
バスチケット(サン・パウロ〜リオ・デ・ジャネイロ):55R$
ミネラルウォーター:2R$
小計:59.3R$(ブラジルレアル)約4,258円(1R$=71.8円で計算)

(リオ・デ・ジャネイロ)
アーモンドチョコ(M&Mのような物):2R$
コカコーラゼロ:2.6R$
パン:1.7R$
ポテトチップス:1.8R$
郵便代:4.4R$
マンゴージュース:3.7R$
バスチケット(リオ・デ・ジャネイロ〜クリチバ レイトクラス):145R$
ローカルバス:2R$
ホテル(1泊):99R$
ポテトチップス:1.65R$
オレンジジュース:2.49R$
ビール:1.29R$
ロールチョコ菓子:0.99R$
スーパーマーケット端数値引き:△0.02R$
地下鉄(往復):4.7R$
コカコーラゼロ:3R$
チーズバーガー:4R$
コカコーラゼロ:2.8R$
ミネラルウォーター:2.5R$
お釣りが無いから値引き:△0.05R$
小計:285.55R$(ブラジルレアル)約20,502円(1R$=71.8円で計算)

合計:約24,760円


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