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2007年10月16日(火)ブラジルサン・パウロ(滞在地)
世界一周164日目

今日は、日帰りでサントスへ行くことにしました。
サントスは、日本人や他の国の移民が長い船旅の末に到着したサントス港がある街です。
サン・パウロから約1時間30分くらいです。

モンテ・セラートの丘のケーブルカーサントスに到着すると、ツーリストインフォメーションへ行きました。
そこで、いろいろと情報を得た結果、
モンテ・セラートの丘へ行くことにしました。
このモンテ・セラートの丘は、移民がやってきたサントス港を一望できる丘で、景色が素晴らしいということでした。

モンテ・セラートの丘には、2通り行く方法があるようです。
1つは、ケーブルカーに乗る。
もう1つは、400段以上ある階段で丘に登る。
私は、どちらを選択したかと言うと、前者のケーブルカーです。
サントスは、結構暑かったので、階段で行く元気はありませんでした。

ケーブルカー乗り場に到着すると、急勾配にケーブルカーがありました。
こんな急斜面とは思っていなかったので、ちゃんと上まで行けるのか心配になりましたが、そんな心配をしても、結局、このケーブルカーで行くつもりなのですが。
ケーブルカーに乗り込むと、回りには、地元民が数名いるだけです。
観光客は、私だけではないでしょうか?
本当に、観光名所なのか心配になりながら、丘の上まで行きました。

丘の上に到着すると、びっくりしました。
それは、本当に何も無いからです。
特に、展望台になっているわけでもなく、小さい教会が1つあって、あとは、住宅が並んでいるだけです。
あのケーブルカーは、地元民の足として動いていたのでした。
天気が曇りということもあり、景色も素晴らしいとも言えず、次のケーブルカーで丘の下に戻りました。

その後は、近くにあったカテドラルに寄ってから、昼食を食べることにしました。
その辺にあるカフェみたいな場所で適当に注文すると、店員の男性が話しかけてきました。
その人は、日系2世らしく、日本語が少しだけ話せるようです。
見た目は、日本人そのものなのですが、2世になると、日本語を話せない人は話せないようです。
この後に、その人の奥さん(か兄弟)も現れて、ちょっと日本語で会話をしました。
(奥さん(か兄弟)のほうが日本語が話せる)
その奥さん(か兄弟)も日系2世(見た目は、どちらかと言うと中国人)で、おばあさんが日本人なのですが、当時は、おばあさんが日本語で話しかけてきても、ポルトガル語で返事をしていたらしく、日本語を話せるようになったのは、日本に出稼ぎに来てからと言っていました。
日本では、周りが日本人しかいないので、必然的に覚えたそうです。
外国語を覚えるには、やはりその国で生活するのが一番ですかね?

その後は、街をぷらぷらして、市庁舎前にやってきました。
そこには、観光用の路面電車がありました。
英語で車掌に話しかけたのですが、スペイン語なら分かるというので、スペイン語で話をしてみると、もうすぐ出発とのことです。
料金も1R$と安かったので、乗ってみることにしました。
路面電車は、約10分くらいで市庁舎前に戻ってきましたが、移民がサン・パウロに運ばれた電車の始発駅跡やブラジルの代表的な産物であるコーヒーの旧取引所などを車内から見ました。
これで、街の観光は終わりと言っても良かったので、ビーチへ行くことにしました

サントスのビーチは、ブラジル内では、結構有名ということなので、リオ・デ・ジャネイロのように込んでいるんだろうと思っていたら、何とも殺風景でした。
人がポツンポツンといるだけです。
今日は、平日の火曜日だから、普通の人はビーチに来れないのかもしれませんが、それにしても、かなり寂しいビーチでした。
と言うことで、ビーチの近くにある日本移民ブラジル上陸記念碑を見て、ビーチを後にしました。

この時に、ちょっと疲れている自分がいました。
それも、ただ疲れているのではなく、ちょっと調子が悪い感じです。
嫌だな〜って思いつつ、サントススタジアムへ行くことにしました。
この時に、サン・パウロへ帰っていれば良かったのですが・・・。

サントススタジアムのペレのロッカー(107X年から開けられていないらしい))
サントススタジアムに到着すると、いつも通り、スタジアムツアーに参加しました。
サントスとは、サッカーの王様ペレが在籍していたチームで、日本のキングであるカズ(三浦知良)も在籍していたチームです。
カズファンの私は、何かカズのことが展示されていないかと思ったのもあって、このスタジアムに来たのでした。

スタジアムに入ると、いきなりトロフィーがたくさんありました。
そこは、博物館になっていて、ピッチなどへ行くには、ガイドと一緒でないと行けないらしく、そこで待っていなくてはなりませんでした。
博物館と言っても、ほんの1部屋のため、5分もあれば、全て見ることができる場所です。
この時に、頭がぼーっとしてきてしまい、これはやばいと思いつつ、ガイドが来るのを待っていました。

ガイドは、英語も話せる人で、他の客にポルトガル語で説明をした後、私に英語で説明をしてくれました。
せっかく説明してくれているので、一生懸命聞いていたのですが、体調不良もあり、今ひとつ理解できません。
英語力が無いのもありますが、日本語で説明されても、たぶん理解できなかった感じでした。
途中からは、もう終わって欲しいと思うくらい。
なお、サントスは、今でもペレのチームのようです。
ペレのロッカーは、ペレがサントスを去った時からずっと開けられていないとか、ペレがどうのこうのという話がたくさん出ていました。
ちなみに、カズの話は、全く出ませんでしたし、展示もされていませんでした。

サン・パウロに戻るために、バスターミナルへ行かなくては行けなかったのですが、どうやって帰るのか良くわかりませんでした。
そこで、スタジアムの係員に尋ねてみると、タクシーが良いとのこと。
いつもならタクシーはもったいないと思うのですが、今回は、体調が今ひとつだったので、タクシーを呼んでもらうことにしました。
その時に、料金を確認したら、だいたい7R$で、MAXで10R$ということでした。

タクシーが現れると、スタジアムの係員が行き先を伝えてくれました。
私は、ただタクシーに乗り込んだのですが、そこでトラブル発生!
タクシーの運転手がメーターを使おうとしないのです。
私は、すぐにメーターを指して、英語やスペイン語でメーターを使うようにお願いしました。
すると、タクシーの運転手は、10R$で良いとずっと言います。
私は、10R$で良いという意味がわからず、ずっとメーターを使うように言いました。
タクシーの運転手は、私がしつこく言ったからか、メーターのボタンを入れたのですが、数字の2を選択しました。
ブラジルのタクシーメーターは、1が普通料金で、2が深夜料金のはずだったので、今度は、なぜ2にしたのかと追求しました。
しかし、言葉が全く通じません。
体調が悪いのに、いろいろと言わなくてはいけなくなり、本当に嫌な思いをしました。
そうしたら、タクシーの運転手が、またメーターを止めました。
結局、いくら言っても伝わらないと思ったので、途中からは、無言のままバスターミナルまで行きました。

バスターミナルに到着した時に、やっぱり納得がいかなくなり、なぜメーターを使わなかったかを確認したくなりました。
騙しているのか?それとも、本当は、もっと高いのに10R$で良いと言ってくれているのか?その辺をはっきりさせたかったのです。
別に、10R$が払えないわけではないので。
そんなことを伝えたつもりですが、やっぱり全然伝わっていません。
そのうち、タクシーの運転手が5R$で良いと言い出し、私が良くないと言っていたのですが、埒が開かなくなったので、5R$を払って終わらせました。
この状況だと、私が難癖つけて、無理矢理5R$で乗った感じですよね?
何とも後味の悪い、ブラジル初のタクシーでした。

サン・パウロのバスの中では、爆睡でした。
1時間くらい寝たこともあり、ちょっとは体調が良くなった感じです。
夕食は、マックのテイクアウトで済ませ、ホテルでのんびりすることにしました。
明日は、リオ・デ・ジャネイロに戻る日なのですが、体調がまだ悪そうなら、明日のブラジル対エクアドルを返上して、サン・パウロに残って休息を取るかもしれません。

<今日の支出!>

地下鉄:2.3R$
バスチケット(サン・パウロ〜サントス):15.9R$
パン:1.5R$
コカコーラゼロ:2R$
モンテセラートの丘ケーブルカー(往復):14R$
モンテセラートの丘Tシャツ:14R$
パストル(揚げたパイ包み)(2個):3R$
ガラナゼロ:1.8R$
ソフトクリーム:1R$
路面電車:1R$
ローカルバス:2.2R$
ローカルバス:2.2R$
エネルゲンのような飲み物:2R$
サントススタジアムツアー:7R$
タクシー:5R$
バスチケット(サントス〜サン・パウロ):14.9R$
トイレ:1R$
地下鉄:2.3R$
マッククアトラーニョセット:8.5R$

合計:101.6R$(ブラジルレアル)約7,295円(1R$=71.8円で計算)


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