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2007年10月28日(日)アルゼンチンブエノス・アイレスへ(滞在地)
世界一周176日目

昨日は、少し飲み過ぎてしまったようで、頭が痛くて目が覚めると、まだ7時でした。
ちょっと二日酔いって時は、何となく目が覚めてしまう時ってありますよね?
今日がそういう日だったので、そのまま出発の準備をすることにしました。
昨日の夜の段階では、もう1日ここにいても良いかな〜なんて考えていたのですが。

今日の夜行バスでウルグアイのモンテビデオへ行こうと思い、バスターミナルでバスを確認したのですが、水曜日までモンテビデオ行きのバスは、無いとのことでした。
昨日確認した時も同じように言われたのですが、パラグアイ人をちょっと信用していなかったので、再度聞いてみたのですが、結果は、やっぱり同じでしたね。
そうなると、どこへ行こうかと考えた結果、アルゼンチンのブエノス・アイレスへ行くことにしました。
とにかく、南米大陸を南下することは決めていたので。

ブエノス・アイレス行きのバスは、たくさんあったので、何軒かのバス会社に確認をしてみました。
すると、何を言っているのか全くわかりません。
もちろん、スペイン語で話しているのですが、全然聞き取れないのです。
もともとたいしたスペイン語力が無いのですが、数字すら聞き取れませんでした・・・。
二日酔いだからと言うわけではなく、相手の口調が早いと言うこともありますが、方言もあるのだと思います。
シウダー・デル・エステやアスンシオンでも、スペイン本国に比べて、わかり辛いと思ったことが多々あったのですが、このエンカルナシオンでは、さっぱりわからないという感じでした。
私としては、少しは、スペイン語も上達してきたと思っていたので、かなり自信喪失です。
ブエノス・アイレス行きのバスのチケットをどうにか購入できましたが、もうスペイン語なんて嫌いって思うくらいでした。

トリニダー遺跡ローカルバスに乗り、
トリニダー遺跡へ行きました。
トリニダー遺跡は、イエズス会が先住民のグアラニーに対して宣教活動をするために作った街の跡で、世界遺産に登録されています。
世界遺産という割には、ちょっとしょぼい気がしましたが、遺跡は嫌いじゃないので、楽しもうと思いました。
しかし、今日のエンカルナシオンは、酷暑です。
つまり、アスンシオンと同じということです。
実は、この暑さがいつもで、たまたま昨日が変に寒かっただけとのことでした。
アスンシオンと同様に、たぶん40度を越えていると思うので、動くのが嫌になります。
暑さでヘトヘトになりながら、一通りトリニダー遺跡を見て回りましたが、どれがどれだか良く分かっていません。
ちなみに、この遺跡は、JICAが協力しているようで、看板には、日本語の説明がありました。

エンカルナシオンのバスターミナルに戻ってくると、特にやることがありません。
少し街を歩いてみたのですが、日曜日だったので、ほとんどの店が閉まっています。
更に、この暑さでやられてしまい、ふらふらになりながらバスターミナルへ戻ってきました。

時計を見ると14時30分くらいです。
ブエノス・アイレス行きのバスは、17時30分発なので、まだまだ時間がありました。
すると、バスターミナルのところに、ポサーダス行きのバスがやってきました。
ポサーダスとは、パラナ川の向こうにあるアルゼンチンの街です。
バスで15分くらいと聞いていたので、暇つぶしに行ってみることにしました。

バスに乗ってちょっと経つと、パラグアイ側のイミグレーションがあります。
シウダー・デル・エステのイミグレーションでは、ブラジルのフォス・ド・イグアスやアルゼンチンのプエルト・イグアスへ日帰りで行く場合、バスに乗ったまま国境を通過できたので、今回もバスの中で待っていたのですが、係員が現れて、出国手続きをするようにと言われました。
当然と言えば当然のため、素直に従ったのですが、その間に乗っていたバスが行ってしまいました・・・。
国境で置いていかれて、私はどうなるの?って心配になり、係員に尋ねてみると、20分後に次のバスが来るから、それに乗るか、急ぐならタクシーに乗ってと言われました
もちろん、次のバスを待つことにしましたが、その間、係員何人かとテデレ(薬草を入れた冷たいマテ茶)を回し飲みました。
このテデレと言うのは、パラグアイ人の日常的な飲み物らしく、ポットとテデレを入れる専用のコップをみんな持ち歩いているくらいです。
そして、それをみんなで回し飲みするのが習慣らしく、同じストローのような物で飲んでいきます。

次のバスに乗り込み、アルゼンチン側のイミグレーションで、入国審査をしました。
この時は、バスに置いて行かれないように、急いで審査をしてもらい、ダッシュで乗り込みました。
みんな同じ考えのため、イミグレーションに到着する前から、バスの出口前でドアが開くのを待っています。

ポサーダスの街に入ったのですが、全然バスターミナルに到着しません。
話では、15分くらいで着くと聞いていたのですが、結局、アルゼンチンに入国してから30〜40分かかって、ポサーダスのバスターミナルに到着しました。
私は、バスターミナルのところが街の中心地だと思って、何も考えずにバスに乗ってしまったのですが、ここは、どうやら街の外れのようです。
バスターミナルの隣に、大きなショッピングモールのような建物があるだけで、何も無い場所でした。
もちろん、ショッピングモールも日曜日のため閉まっています。
そうなると、何のために来たのかわからなかったのですが、イミグレーションで置いてきぼりになったり、思ったよりバスに乗っている時間が長かったこともあり、下手をするとブエノス・アイレス行きのバスに乗り遅れてしまう可能性もあったので、ポサーダスのバスターミナルを一通り見て、エンカルナシオンへ戻ることにしました。
本当に、何しにポサーダスへ来たのでしょうか・・・。

帰りは、イミグレーションで置いてきぼりにあわずに、エンカルナシオンに戻ってきました。
時間は、17時です。
ある意味、ポサーダスへ行ったのは、ちょうど良い時間潰しだったのかもしれません。
昨日、焼肉を連れて行ってもらって、いろいろとお世話になった人に挨拶をすると、バスターミナルまで見送ってくれると言ってくれます。
本当に良い人だと思い、その好意に甘えることにしました。

バスが出発するまでの間も、その人といろいろと話したのですが、ブエノス・アイレスは、とても良い街だけど、とても危険だと言われました。
ガイドブックには、他の南米に比べて治安は良いと書いてあったのですが、どうやら嘘のようです。
実際に、その人は、手持ちのお金やデジカメなどをブエノス・アイレスで盗まれたそうです。
そんな話を聞いたら、ブエノス・アイレスへ行くのが、何だかとても心配になりました。
1時間くらい遅れて、やっとバスが現れたので、お世話になった人とお別れをして、ブエノス・アイレスへ向けて出発しました。

バスは、すぐにパラグアイ側の国境で止まりました。
私は、先ほどのように置いてきぼりにされたらどうしようと思ったのですが、そんな心配は無用です。
パスポートを車内で車掌に渡すと、勝手に出国審査をしてくれました。
しかし、これが異様に長いのです。
誰かがトラブっていたのかもしれませんが、バスは、ここに2時間以上止まっていました。
怪しいパラグアイ人でもいたのでしょうか?
とか言いながら、自分が怪しまれていたりして。

アルゼンチン側のイミグレーションでは、全員バスから降りて、入国審査をしました。
私の荷物検査の時に、検査官が私と言うか日本人に興味津々でいろいろと聞いてきます。
また、私のバックパックやショルダーバックから、いろいろとデジタル系の物が出てくるのが面白いようで、隣の係員に見せながら話していました。
結局、他の人よりも細かく見られた後、笑顔で開放されました。

その後は、バスは、ブエノス・アイレスへ向けてひたすら走って行きました。
私は、昼間の暑さにやられていたので、すぐに寝ようと思いましたが、寒さでなかなか寝付けません。
何が寒いのかと言うと、冷房がガンガンなのです。
バカとしか言いようがないくらいに冷房をきかせています。
冷房の寒さは、想定内だったので、トレーナーとジャージを着たのですが、それでも寒くて死にそうでした。
今日は、暑さ寒さで、とても大変な1日でした。

<今日の支出!>

(エンカルナシオン)
コカコーラゼロ:4,000Gs
バスチケット(エンカルナシオン〜ブエノスアイレス コンベンシオナルクラス):150,000Gs
ローカルバス:5,000Gs
チパ:1,000Gs
トリニダー遺跡:2,000Gs(学割)
ローカルバス:5,000Gs
アサード(スペアリブ):15,000Gs
コカコーラライト:2,000Gs
ローカルバス:5,000Gs
ミネラルウォーター:5,000Gs
バス荷物預け:5,000Gs
小計:199,000Gs(パラグアイグアラニー)約4,975円(1Gs=0.025円で計算)

(ポサーダス)
ペプシコーラ:2.5$
ミネラルウォーター:2$
ローカルバス:3$
小計:7.5$(アルゼンチンペソ)約285円(1$=38円で計算)

合計:約5,260円


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