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2007年10月29日(月)アルゼンチンブエノス・アイレス(滞在地)
世界一周177日目

深夜2時過ぎに、突然目が覚めました。
なぜかと言うと、外が雷雨です。
雷がピカピカと光り、凄い音が響き渡っています。
私は、特に雷は苦手では無いのですが、これで事故でも起こされたら嫌という意味で、ちょっと怖かったです

バスは、無事にブエノス・アイレスに到着したのですが、既に10時を過ぎていました。
エンカルナシオンのバスターミナルでは、到着時間は、確か7時30分と言われたのですが、いったい何時間遅れたのでしょうか?
出国審査で、2時間以上待たされたので、その分でだいぶ遅れたんだと思いますけど。

ここで、アルゼンチンの旅のテーマを決めたいと思います。
パラグアイでは、結局、テーマを決めないまま旅をしてしまったので、早めに決めておこうと思ったのです。

アルゼンチンでのテーマ<タンゴを鑑賞する!>

アルゼンチンと言えば、肉!ではなく、やはりタンゴ!だと思いますので、滞在中にタンゴを見ようと思いました。
さすがに、ダンサーと一緒に踊ったりはしないと思いますけど。

ブエノス・アイレスに来てみて、とても都会だということがわかりました。
見た目は、ヨーロッパと何も変わりません。
私がイメージしていた南米と言うのは、正にパラグアイでしたが、個人的には、こちらのほうが好きですね。
ヨーロッパ推進派ではなかったのですが、この旅で、すっかり変わってしまいました。

エンカルナシオンでお世話になった人が、ブエノス・アイレスはとても危険と言っていたので、星がついているホテルに泊まることにしました。
ガイドブックに載っている1つ星のホテルに行ってみると、見事に満室。
レディーロ駅のすぐ近くという立地の良い場所は、やはり人気があるようでした。
そこで、もうちょっとだけ歩いて、2つ星ホテルの
「Hotel CENTRAL CORDOBA」へ行きました。
私のガイドブックがちょっと前の物だったこともあったのですが、ガイドブックには、1泊55$となっているにもかかわらず、1泊100$でした。
少し高いと思ったので、近くのホテルを何軒か当たってみたのですが、これより安いホテルは無さそうですし、探すのが面倒臭くなったので、このホテルに泊まることにしました。
なお、ガイドブックの料金をホテルのレセプションで見せたところ、2年前の料金と言われてしまいました・・・。
アルゼンチン経済は、かなりインフレが進んでいるようです。

少しホテルで休憩した後、観光をスタートしました。
まずは、ツーリストインフォメーションへ行ったのですが、そこで、サッカーツアー(ホテル送迎込み)の申し込みができるとのことです。
明日のサウスアメリカカップの準決勝であるリーベル・プレート(アルゼンチン)対デフェンソール・スポルティング(ウルグアイ)の試合です。
試合があることも知らなかったので、自力で行く場合はどう行けば良いのか確認をしたところ、スタジアムは、地図に載っていないくらい遠くにあり、試合開始が21時からということもあって、お薦めしないとのことでした。
確かに、スタジアムが遠くて、試合開始が21時過ぎでは、無事に帰って来れるかわからないです。
夜は、治安が悪いらしいですし。
と言うことで、この金額が高いのかどうかわかりませんでしたが、ツアーを申し込みました。
この試合以外に、10月4日のボカ・ジュニオルズやリーベル・プレートの国内リーグ戦のツアーも扱っているようでしたが、試合開始がどちらも16時からで、ボカ・ジュニオルズのスタジアムならホテルからそれほど遠くないので、この試合のチケットが買えるかどうか尋ねてみると、サポータークラブの会員ではないとチケットは買えないと言われました。
やはり、サッカーは、アルゼンチン人の命って感じです。
もちろん、ツアーに申し込めば見られるとのことでしたが、料金は、何と200$!
私が申し込んだ国際試合より高いです。
なぜ国内リーグのほうが高いのかと確認をしたところ、アルゼンチン国民は、世界クラブワールドカップへの出場権を得られるリベルダドーレスカップならまだしも、サウスアメリカカップについては、あまり興味がなく、それよりも国内リーグのほうが人気があるとのことでした。
ちなみに、今回のサウスアメリカカップのスポンサーは日産で、リベルダドーレスカップのスポンサーはトヨタです。
こんなところで、日本企業の戦いがあるとは思ってもいませんでした。

ブエノス・アイレスのメインストリートであるフロリダ通りを歩いてみると、本当に、ヨーロッパと一緒です。
ここが南米ということを忘れてしまいそうになるくらいです。
そして、このフロリダ通りを抜けて、5月広場へ行きました。
この5月広場が街の中心地であり、目の前にはカテドラルとカビルドがあります。
カテドラルは、ヨーロッパの街の中心地には必ずあるという大聖堂ですが、カビルドとはいったい何でしょう?
カビルドとは、スペインの植民地の時は、行政機関として使われ、独立してからも議会として使われていた建物でした。

大統領府(カサ・ロサーダ)5月広場の奥には、
大統領府がありました。
1873年から94年かけて建てられ、今まで壁をピンク色に塗られてきたことからカサ・ロサーダ(ピンクの家)とも呼ばれているらしいです。
この大統領府に併設されて、博物館があるとのことだったので、守衛に場所を確認したところ、Noと言われました。
カビルドの博物館が月曜日休みだったので、同じように月曜日だから閉まっていると解釈をして、明日なら大丈夫?と聞くと、守衛は、12月と答えます。
何それ?って思いましたが、私がブエノス・アイレス滞在中には、博物館には入れないということがわかったので、それ以上は尋ねませんでした。
実際に、博物館に入れなかったのは残念でしたが、ちゃんとスペイン語で会話ができたことにホッとしました。
エンカルナシオンで、本当に理解できなく、かなり凹んでいたので。

その後も街をぷらぷらしながら、光明の家や市立博物館などへ行ってから、ホテル近くまで戻ってきました。
時間を見ると、17時頃です。
夕食を食べるには、もうちょっとおなかが空いてからが良いと思い、5月広場とは逆側にあるレティーロ駅周辺へ行きました。
このレティーロ駅周辺にバスターミナルがあるので、1回来ていると言えば来ているのですが、重い荷物を持ってホテルを探す前だったので、何も見ていませんでした。

レティーロと駅は、ブエノス・アイレスの主要な駅です。
しかし、アルゼンチン自体に、鉄道がほとんどありません。
地下鉄は発展しているのですが、普通列車は、近郊路線のみということです。
南米は、どの国も鉄道が発達していないようですね。
私は、世界の車窓からというわけではないですが、鉄道の旅も好きなのですが。

18時を過ぎたので、ホテル近くをぷらぷらしながら、安くておいしそうなレストランを探しました。
そして、30分くらい歩いた時に、何となく感じの良いレストランを発見したので、入ってみることに。
スペイン語で話しかけてみると、すぐに日本人とバレてしまいました。
別に隠しているわけではないのですが、ちょっと残念です。
ここでびっくりしたのですが、日本人とわかったら、日本のサッカー雑誌を持ってきてくれました。
以前来た日本人が置いていった物だと思うのですが、嬉しい限りです。
料理が出てくるまでの間、サッカー雑誌を見て待っていました。

夕食は、アルゼンチン名物のステーキと赤ワインを満喫していたところ、ロンドン在住のイラン人がレストランに入ってきました。
英語で店員に話しかけていたので、すぐに外国人とわかり、店員とその人との会話を聞いていたのですが、ロンドンの話になったところで、私も参加してみました。
ワインで、少し上機嫌になっていたので、自然と会話に入れたのです。
結局、10分くらいたわいもない会話をして、レストランを後にしました。
この時に、スペイン語より英語のほうが全然話せることに気が付きました。
自分では、英語が全然できないと思っていても、やはりスペイン語よりは話せますね。

ホテルに戻り、レストランから借りてきたサッカー雑誌を読みながら、ゆっくりと過ごしました。
今日は、夜行バスで来た割には、そこまで疲れていません。
寒くて死にそうなバスでしたが、それなりに寝られたようですね。
明日の夜は、サッカー観戦ですが、昼間にどこへ行こうか考え中です。

<今日の支出!>

ミラノ風カツレツサンド:6$
ホテル(4泊):400$
サッカー観戦ツアーチケット(リーベル・プレート対デフェンソール・スポルティング):170$
マックニフィカセット:15$
ペプシコーラ:2.5$
ブフェ・デ・チョリソー(サーロインステーキ)&ライス:12.5$
ハウスワイン(赤):2.5$

合計:608.5$(アルゼンチンペソ)約23,123円(1$=38円で計算)


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