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2007年11月3日(土)ウルグアイモンテビデオ(滞在地)
世界一周182日目

朝食を食べに、ホテル内のカフェに行くと、何かがおかしい。
確か部屋を7時45分頃に出てきたのに、カフェの時計が8時45分になっていました。
アルゼンチンとウルグアイの間に時差は無いはずだったので、ウルグアイに来た時に、特に時差について気にしていなかったのですが、昨日の時点で、アルゼンチンは、サマータイムを実行していなく、ウルグアイは、サマータイムを実行していたため、1時間のズレがあったようです。
そう言えば、プエルト・イグアス(イグアスの滝)へ行った時も、パラグアイとアルゼンチンでは、時差が1時間あったはずなのに、同時刻だったので、ちょっとびっくりしたことを思い出しました。
あの時は、パラグアイがサマータイムを実行していたので、アルゼンチンと同じ時間だったのです。
ちなみに、昨日、街中で2人くらいに時間を聞かれたのですが、アルゼンチン時間のまま答えてしまいました。
その2人は、たぶん困ったことでしょう。ごめんなさい。

ホテルをチェックアウトして、バスターミナルへ向かいました。。
バスーターミナルでバスを待っていると、こんな南米の小さな街に日本人がいるだけでもびっくりなのですが、年配の夫婦がいました。
バスに乗る前に少し話してみると、私と同じくモンテビデオへ行くとのこと。
バスの乗客全体でも、そんなにたくさんの乗客がいるわけではないのに、私以外の日本人が乗っていることが、とても不思議な感じでした。

モンテビデオに到着すると、市内まで先ほどの夫婦が乗るタクシーに同乗させてもらうことになりました。
一応、弁解ですが、私が厚かましくお願いしたわけではなく、夫婦から誘って頂いたので、その行為を受けたのです。
結局、タクシー代は出してもらってしまいましたが。

タクシーは、5ツ星のホテル前で降りました。
もちろん、私が5ツ星ホテルに泊まるわけではなく、同乗させてもらった夫婦がこのホテルに泊まるのです。
私はと言うと、そのホテルから目と鼻の先にある
「Hotel Palacio」に泊まることにしました。

ホテルで洗濯物を片付けた後、モンテビデオ観光へ出かけました。
モンテビデオは、私が泊まっているホテルの近くにある独立広場を挟んで、新市街と旧市街に分かれます。
つまり、私のホテル前が街の中心地というわけです。

独立広場のアルカディスの墓
独立広場へ行ってみると、独立運動の英雄であるアルカディスの大きな石像がありました。
社会科の教員免許を持っている私ですが、ウルグアイの歴史については無知のため、アルカディスが誰だか全く分かりません。
とにかく、この人のおかげで、独立ができたようです。
石像だけならどこの広場にもありますが、この石像の下が墓になっています。
地下室になっているこの墓は、衛兵が2人で監視しており、何とも厳格な雰囲気でした。
なお、独立広場の前には、植民地時代に建てられたソリス劇場や政庁、サルボ宮殿があります。

その後は、新市街へ行きました。
なぜかと言うと、シティバンクへ行こうと思ったからです。
実は、コロニア・デル・サクラメントと同じように、この街もキャッシュカードが使えません。
そこで、ブエノス・アイレスではキャッシュカードを使えたシティバンクへ行くことにしたのでした。
ちょっと歩いて、無事にシティバンクに到着すると、何と会社のみ!
つまり、ATMと言うか銀行の窓口すら無かったのです・・・。
これは、かなり困ってしまいました。
シティバンクへ到着するまでに、何軒かの銀行でトライしていたのですが、銀行が違ってもATMが一緒なので、やはりダメだったのでした。
まだ、手持ちの現金があるので、どうにかなるとは思いましたが、そんなに余裕はありません。
正直、かなりピンチです。
何か良い手がないかといろいろと考えた結果、クレジットカードのキャッシングなら使えるのではないかと考えました。
なぜなら、モンテビデオへ来るバスのチケットは、そのクレジットカードで支払えたからです。
本当は、利息が高いキャッシングはしたくないのですが、仕方がありません。
お願いします!と祈りを込めてクレジットカードを使ってみると、見事に成功!
これで、金欠状態からは、脱出しました。
ただ、ずっとキャッシングでは辛いですね。

新市街を一通り見た後は、旧市街へ行きました。
旧市街のほうが雰囲気がある街並みですが、治安が悪そうです。
物乞いも普通にいます。
モンテビデオで一番古い建物であるマトリス教会を見てから、港の市場へ行きました。
実は、タクシーの運転手に、ウルグアイ料理はどこが良いかと聞いたところ、港の市場が良いと教えて貰っていたのでした。
この市場は、魚や野菜を売っている市場ではなく、レストラン街です。
市場の中には、パリジャータという焼肉屋やバーがたくさん入っています。
17時過ぎに到着したのですが、既にお酒を飲んで出来上がっている人もいました。
ここのピークは、どうやらもっと前のようで、半分くらいのレストランが閉まっていて、これから閉めるというお店も多かったです。
私は、ビールを1杯だけ飲んで、雰囲気だけを味わいました。

この市場が街の端であるため、旧市街も一通り見てしまったということです。
モンテビデオは、1国の首都という割には、かなり小さい街のようですね。
この後どうしようかと思ったのですが、ホテルに戻ることにしました。
いつもなら、このままホテルにいて終わりというパターンですが、今日は違います。
実は、バスで知り合った夫婦と夕食を食べに行く約束をしていたのです。
21時にタクシーを降りた5ツ星のロビーで待ち合わせることになっていました。

約束の21時になり、夫婦と一緒に中華料理を食べに行きました。
この夫婦は、アルゼンチンのブエノス・アイレスに1年くらい住んでいるらしく、たまたま旅行でウルグアイに来ているようです。
若い頃は、よく旅をしたと言っていましたが、それもそのはず、夫婦ともに英語がペラペラです。
両親と同じくらいの世代だと思うのですが、2人とも英語が話せるのは凄いですよね。
今日の昼間も、英語のガイドでモンテビデオ観光をしたようです。
ちなみに、スペイン語は、私と同じくらいでしたけど。
最初は、私の旅の話が中心でしたが、最後には、世界情勢と日本の将来というスケールの大きい話になりました。
難しい話もありましたが、なかなか聞くことができない話などもあり、とても勉強になりました。
受験は政治経済だったし、公民科教員免許を取得しているくらいなので、経済や国際問題の話は嫌いじゃないですし。
有意義な時間はあっという間に過ぎてしまい、気が付いた時には0時近くだったので、ホテルに戻ることにしました。

5ツ星ホテル前で夫婦とお別れをして、自分のホテルまで歩いたのですが、通りには、人がウジャウジャいます。
土曜日の夜ということもあるのかもしれませんが、若者がたむろっているんですね。
この辺りは明るいし、バーなどもたくさんあって、音楽などが響き渡っています。
この辺りがモンテビデオの渋谷や新宿といった感じなのかもしれません。
だからと言って、どこかへ寄り道をせずに、まっすぐホテルに戻りました。

今日は、偶然にも日本人と会い、最終的には、夕食まで食べに行く(おごってもらう)という、今までではありえない出来事がありましたが、これも旅の良い経験ですね。
夫婦とお話をして、改めて日本のことを考えました。
日本を出発して6ヶ月が経ちましたが、日本はどうなっているのでしょうか?

<今日の支出!>

(コロニア・デル・サクラメント)
バスチケット(コロニア・デル・サクラメント〜モンテビデオ):159$(バスターミナル使用料含む)
小計:159$(ウルグアイペソ)約859円(1$=5.4円で計算)

(モンテビデオ)
チビートス(ステーキを挟んだハンバーガー):110$
コカコーラライト:42$
ソフトクリーム:42$
ビール:80$
コカコーラライト:20$
ホテル(3泊):1,350$
小計:1644$(ウルグアイペソ)約8,878円(1$=5.4円で計算)

合計:約9,737円


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