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2007年11月13日(火)![]() |
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世界一周192日目![]() 村で食料を調達し、自転車に乗って、昨日は休館日だったイースター島博物館へ行きました。 博物館の入口で、日本人と答えると、日本語の説明書を貸してくれました。 そのおかげで、展示には、スペイン語の説明文しかなかったにもかかわらず、ちゃんと理解ができましたが、日本語の説明を読むのが大変で、かなり時間がかかってしまいました。 なお、この博物館には、モアイの目の本物やモアイをどうやって作っていたか?どうやって運んだかの仮説などの説明があります。 その後は、舗装されているはずの道を進んだのですが、予想に反してかなりの悪路です。 ここでは、車が通れるようになっている道を舗装された道と言うらしいです。 昨日の疲れが残っているので、すぐに疲れてしまい、漕いで押して、漕いで押してを繰り返しながら進んで行くと、人がいる地点まで到着しました。 やっと最初の目的地かと思ったら、どうやら違うようです。 まだ5kmくらいしか自転車を漕いでいないのですが、既にヘトヘトでした。 着いた場所は、ドス・ベンターナ(2つの窓)という場所だったのですが、どうしてそういう名前なのか良くわかりませんでした。 海のほうに、洞窟があったのですが、これが窓ということだったのかも。 私は、クタクタになっていたので、真っ青な海を見ながら休憩をしていると、どこかで見た顔がありました。 その顔とは、昨日のラノ・カオの火口で会ったスペイン人カップルのことです。 実は、ラノ・カオでは、イタリア人のおじさんの他に、この2人とも会っていたのでした。 昨日と同様に、少し会話をしてみると、明日か明後日に、一番遠いエリアを一緒に回らないかと誘われました。 なぜなら、レンタカーを借りるつもりなので、人数が多いほうが安くなるということでした。 ちょっと考えたのですが、この時は、レンタサイクルのお金を払っていたので、自転車で行くと断りました。 その場で休憩をした後、最初の目的地であるアフ・テペウへ行きました。 ここは、海に面したモアイの台座がある場所ですが、何てことはない場所です。 これだけ苦労してきたのに、こんだけ?と、ちょっと拍子抜けです。 ![]() ここは、イースター島にたくさんある洞窟の1つで、昔の人間がここで生活していた形跡が残っています。 ここでも、スペイン人カップルと一緒になったので、2人と一緒に行動しているガイドの先導の元、洞窟の中に入っていきました。 思った以上に奥深く、途中真っ暗な場所もあって、ちょっと薄気味悪かったのですが、突き当りまでやってきました。 突き当りには、外に脱出できる窓があったのですが、そこには、蜂の大群が! そこから抜けるには、死を覚悟したほうが良いというくらいの量です。 元々その窓から出るわけではなかったのですが、ちょっと(暗さではなく蜂が)怖かったです。 ちなみに、ちゃっかり説明を聞いたのですが、スペイン語のため、良くわかりませんでした。 ![]() 腕や首が焼けてヒリヒリするし、足や腰、尻は筋肉痛で痛いし、本当に帰ろうかとも思ったのですが、ここまでは行かなくてはと頑張りました。 そして、やっとの思いで到着した時に、ある決意をしました。 何かと言うと、スペイン人カップルに、先ほど誘ってもらった遠いエリアに一緒に行かせて貰うこと。 こんな悪路を自転車で行くのは、もうこりごりなので、一旦は断っておきながらもお願いしようと思ったのです。 実は、スペイン人カップルを乗せた車は、周りを見ながら超のんびりと走っているため、私と同じペースくらいで名所を回っていたので、ここでも2人と会っていたのでした。 すると、向こうは、喜んでOK!してくれて、明後日に待ち合わせようと約束をしたところ、2人についていたガイドが、明日でどう?と自分を売り込んできました。 私としては、明日は休息日にしたかったのですが、明後日では、そのガイドが無理ということなので、スペイン人カップルと一緒に、明日でお願いをすることにしました。 自分だけ明後日にしてしまうと、他のツアーを探さなくてはいけなくなるし、1人で申し込むと、かなり高くなってしまうはずなので。 アフ・アキビとは、海のほうへ向いている7対のモアイのことで、周りから人骨などが発見されたので、墓として使われたのではないかと言われています。 また、モアイたちが見つめる方角が、春分と秋分の日没の方向とも言われていて、天文学的な何かもあるのではないかということです。 私は、やっとモアイが見られて、とても満足していたのですが、さて、この後どうしましょう? ここまでの道のりでヘバっていましたし、ここからの道は、ずっと悪路の坂道のようです。 引き返したほうが良いか、頑張ってこのまま先に進むほうが良いか、スペイン人カップルについているガイドに確認をしたところ、このまま先に進んだほうが、村に帰るのに近いと言います。 それでも、目の前に見える道を見ると躊躇せざるをえません。 どうしようかと悩んでいると、そのガイドは、私の自転車を車に乗せて(と言っても、乗せられる大きさの車ではないため引っ掛けてと言ったほうが良い)、私を車で舗装された道まで送ってくれました。 私としては、願ったりかなったりの行為で、素直に嬉しかったです。 そして、分岐点のところで、スペイン人カップルとガイドにお別れをしました。 その時に、ガイドにチップを払おうとしたのですが、スペイン人カップルが払わなくて良いと言うので払わなかったところ、ガイドはとても残念そうでした。 本当は、もう1箇所見に行こうと思っていたのですが、ホテルに戻ることにしました。 ちゃんとアスファルトで舗装された道を少しだけ進み、その後は、超オフロードをひたすら進みました。 ただ、そのオフロードは、基本的に、ずっと下りだったため、どうにかなりましたけど。 やっとのことで街に帰ってくると、とても運が良く、ホテルのすぐ近くに出ました。 すぐにでも横になりたいと思った私は、どこにも寄らずにホテルに直帰です。 部屋でのんびりしていると、ドアがノックされました。 ホテルのおじさんかと思いきや、先ほど会ったスペイン人カップルです。 どうしたのかと思ったら、先ほどのガイドの車がぶっ壊れたようで、明日、行けなくなったとのことです。 そして、最初の予定通り、レンタカーを借りて行こうと思うけど、それではダメ?とのお誘いでした。 私としては、明後日のほうが都合が良かったので、特に問題ないと答えたのですが、その前に、車が壊れてしまって、どうやってこのホテルまで来たのかが気になり、尋ねてみることに。 すると、歩いて来たと言います。 どこから歩いてきたのか知りませんが、あの悪路を歩くのは、結構大変だったのではないでしょうか? ちなみに、あのガイドは、別に雇ったわけではなく、ドス・ベンターナでガイドのほうから無料で良いと誘われたから、その誘いに乗っただけとのことでした。 そのため、お金も払っていないとのことです。 ガイドとしたら、ちゃんと送り届けて、チップを貰おうという作戦だったと思いますが、大失敗ですね。 私の自転車を無理矢理乗せたから壊れたんじゃないの?って、突っ込みたくなりました。 私は、再三、この車に自転車を乗せるのは無理と忠告したんですよ。 今日は、このままホテルから出ずに寝ることにしました。 明日は、休息日にします。 体が痛くてどこにも行けないかも。 ただ、食べ物は調達しないとまずいですね。 <今日の支出!> コンプレート(ホットドック):1,000$ エンパナーダ(2個):2,600$ パンケーキ:1,000$ イースター島博物館:500$(学割) イースター島博物館お釣り間違い:△500$ 合計:4,600$(チリペソ)⇒約1,058円(1$=0.23円で計算) |
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