メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ
  南アメリカ 191日目
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > 南アメリカ編! > 日記!

2007年11月12日(月)チリイースター島(滞在地)
世界一周191日目

早速、今日からモアイを見るために、観光をスタートしました。
ホテルにあったマウンテンバイクをレンタルして、意気揚々と出発です。

まず向かった先は、ツーリストインフォメーション。
この島は、観光で成り立っているところもあるので、ちゃんとツーリストインフォメーションの人は、英語が話せました。
実は、サンティアゴでは、ツーリストインフォメーションなのに、英語が話せない人が普通にいました。
そして、ツーリストインフォメーションで地図をゲットして、ツーリストインフォメーションの裏にあるメインストリートへ行きました。

メインストリートに到着すると、どこがメインなのかわかりません。
その道には、市場とお土産屋やレストラン、私が泊まろうと思っていたホテルなどが確かにあるのですが、本当に殺風景です。
言われなければ、ここがメインストリートかどうかわかりませんでした。

アフ・タハイ村の中心地からすぐにある
アフ・タハイへ行きました。
アフ・タハイとは、壊れかけたものも含めて5体のモアイ像が”立っている”場所です。
実は、この”立っている”というのが重要で、イースター島には、たくさんのモアイがいるのですが、結構、倒れているモアイが多いようです。
このモアイは、アメリカの考古学者によって復元ざれたらしく、モアイの下にあるアフと言う台座がモアイが作られる前から祭祀などで使われていたということがわかった重要なものらしいです。
なお、このアフ・タハイは、夕日が最高に美しいらしいので、村から近いということもあるので、別の日のその時間帯に、もう1回来てみようと思います。

アフ・パイ・ウリ同じ敷地内には、顔が壊れかけてるアフ・コテリクというモアイと唯一目がある
アフ・パイ・ウリというモアイがあります。
このモアイの目というのは、とても重要なようで、モアイに目を入れることにより、霊が入ると考えられていたようです。
この霊の話は、何となく日本でもありそうな話ですね。
しかし、ここにあるモアイの目は、残念ながら復元したものを入れてあるだけで、造られた当初から入っていたものではありません。
モアイの歴史については、イースター島博物館で知ることができるらしいのですが、月曜日の今日は休館日らしいので、後日、勉強しに行こうと思います。

この後は、海沿いを自転車で疾走して、アナ・カイ・タンガタ(鳥人洞窟)へ行きました。
ここは、鳥人間が住んでいた洞窟と言うわけではなく、海に面した洞窟の天井に鳥人の絵が書いてあることから、そのように呼ばれているようです。
ちなみに、不気味な話ですが、ここでは、戦争で勝ったほうが負けたほうの人間を儀式として食べていたらしいです。

ここまでは、順調に観光ができていましたが、ここからが大変でした。
今日は、観光初日のため、あまり無理をしないつもりだったので、村から近いエリアに絞って観光をすることにしたのですが、それが失敗だったようです。

村から近い南西のエリアに向かったのですが、そこは、山でした。
何も考えないで、自転車で行ってしまったのですが、当たり前のようにずっと山道です。
その山道は、砂利道ならまだしも、舗装がろくにされていない土の道です。
もちろん、南国のイースター島は暑いので、正直、このままぶっ倒れるのではないかと思いました。
最初は、頑張って自転車を漕いでいたのですが、途中からは、ずっと押しっぱなしです。
途中で泣きたくなるくらいしんどかったのですが、2時間くらいかけて、どうにか山頂まで行くことができました。
なお、この山頂は、島のちょうど端になり、3方面が海です。

山頂には、オロンゴ遺跡があります。
オロンゴ遺跡とは、国立公園になっていて、かつては聖域とされていた場所のようです。
遺跡には、住居跡や岩に書かれた鳥人の絵などがあり、すぐ近くに3つの島がありました。
ここからの景色は、今までの疲れを”一瞬だけ”忘れさせてくれました。
なお、このオロンゴ遺跡から海を見渡すと、本当にイースター島が孤島ということがよくわかります。

ラノ・カオ実は、このオロンゴの一番の名所は、死火山の
ラノ・カオにある火口湖です。
この火口湖は、直径1,600mで、深さが11mもあるらしく、島の水源になっているようです。
素直な感想は、藻のような葦が湖の大半を覆ってしまっているので、何だか気味が悪かったです。
ちなみに、この火山湖を見ていた時に、イタリア人のおじさんと話したのですが、私は、英語の火山という単語を知らなかったので、イタリア人のおじさんが火山の景色について素晴らしいと言っているのに、何が素晴らしいのかわかりませんでした。
思わず、その単語は何?って聞いてしまったら、目の前の火山湖を指差されてしまい、ちょっと恥ずかしかったです。
行きは良い良い帰りは怖いとは逆で、帰りは、下り坂を一気に降りました。
しかし、道が悪いために、何度かこけそうになりましたけど。

アフ・ヴィナプこの時点で、かなりへばっていましたが、このエリア最後の場所である
アフ・ヴィナプへ行くことにしました。
オロンゴと同じようなアップダウンの激しい悪路を1時間くらい進んで、どうにかアフ・ヴィナプに到着したのですが、もうふらふらです。
このアフ・ヴィナプとは、モアイを乗せるアフという台の石に隙間がないということで有名らしいのです。
この隙間がない石造りは、ペルーのインカ帝国と同じということで、インカ文明と関係があるかもしれないと調査しているようですが、現時点では、わからないままだそうです。
その台の隣には、唯一の女性モアイがあったのですが、どこで女性と見極めたのか全然わかりませんでした。
この一帯を見渡すと、たくさんの倒れたモアイがいたため、周りの石に登ってモアイを見ていたら、他のツアーのガイドに怒られてしまいました。
警察か何かが見ていたら、罰金とのことです。

かなり疲れた私は、最後の力を振り絞ってホテルに戻ってきました。
2〜3時間くらい休憩をして、20時30分頃に、近くのレストランへ夕食を食べに行くと、レストランには、私以外の客が誰もいません。
かなり心配だったのですが、現地料理を美味しく頂きました。
そして、精算ですが、覚悟はしていましたが、やはり高いです。
魚料理1品とグラスワインで約20US$しました。
毎日20US$ではしんどいので、明日からの夕食をどうするか考えながら、ホテルに戻りました。
ちなみに、このホテルは、街のメインストリートから離れているため、少し不便です。

ホテルに戻ると、かなり疲れている自分がいます。
観光初日から過酷な旅をし過ぎましたね。
明日に行こうと思っている場所のほうが遠いのですが、道が舗装されているはずなので、どうにかなると思います。

<今日の支出!>

ホテル(6泊):82,500$
レンタサイクル(6日間):26,000$
ミネラルウォーター:450$
チョコ:1,200$
オロンゴ国立公園:5,000$
コカコーラセロ:600$
ファンタオレンジ:600$
エンパナーダ:1,000$
ミネラルウォーター:950$
コカコーラライト:1,250$
ポテトチップス:1,250$
ビール:480$
ゼリー:470$
エンパナーダ:800$
カナカナ(白身魚焼)と大学いも:7,500$
グラスワイン(白):2,500$
チップ:300$

合計:132,850$(チリペソ)約30,556円(1$=0.23円で計算)


前日
          このページのtopへ           翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.