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2007年11月18日(日)ボリビアラ・パス(滞在地)
世界一周197日目

深夜1時くらいまで、空港のベンチでくつろいでいましたが、その後は、堂々とベンチで横になって寝ていました。
サンティアゴの空港には、私だけでなく、そんな奴が何人かいました。

朝6時50分にサンティアゴを出発し、チリのイキケという街を経由して、ラ・パスへやってきました。
このラ・パスの空港は、標高4,000m以上あるようです。
ラ・パスの街も3,650mと富士山よりも高いので、かなり空気が薄く、大体の人が大なり小なり高山病になるようです。
私も寝不足が原因なのか、空気が薄いのが原因なのかわかりませんが、ラ・パスに到着したら、ちょっとだるい感じがしました。

ホテルをどうしようかと思ったら、空港で予約客を待っているホテルの人に声をかけられました。
とりあえず、どんなホテルか話を聞いてみると、とても良い条件なのに、宿泊費がかなり安いです。
場所も中心地からそんなに遠くないようだし、他の客が予約をしているということは、問題も無いだろうと思って、その
「HOTEL LA JOYA」に泊まることにしました。
後で教えてもらったのですが、このホテルは、ロンリープラネット(欧米では最もポピュラーなガイドブック)に載っているとのことです。

ラ・パスの街空港からホテルまで車で送ってもらう途中で見た
ラ・パスの街は、とても綺麗でした。
綺麗と言うのは、近代的な都市と言うわけではなく、風景が綺麗という意味です。
ラ・パスは、アンデス山脈の中にあり、街の中心地は、谷間の盆地にあるため、空港からだと街を見下ろす感じになるのです。
周りには、6,000mを越えるアンデスの山があり、茶色の屋根をした家々が網の目のように建っています。
例えるなら、坂の街である長崎に似ているかもしれません。

街中に来ると、想像していた南米人がウジャウジャいます。
いわゆるインディヘナ(先住民)という人たちですね。
顔が土色で、民族衣装を着て、たて笛を吹いていそうな人たちです。
ボリビアは、南米の中でも一番インディヘナが多い国らしく、今でもインディヘナの言葉や文化が継承されているようです。
この辺りは、アルゼンチンやチリとは、全然違いますね。

ここで、ボリビアのテーマを決めたいと思います。
ボリビアは、何と言っても高地なので、それに沿ったテーマにしました。

ボリビアでのテーマ<富士山以上の高地を体験する!>

富士山に登ったことが無いので、擬似富士山体験です。
実際に、富士山より高い場所で、人が住んでいるというのは、びっくりですよね?
と言うことで、このテーマにしてみました。
このテーマだと、ラ・パスで何もしなくても、テーマ達成と言えば達成ですけどね。

ホテルにチェックインすると、ちょっとのんびりしました。
なぜなら、寝不足と大移動の疲れもあったし、高地に来てすぐに動くのは、危険らしいからです。
いくら高地を体験したいと言っても、病気になりたいわけではないですからね。

少し経って、外出しようと思ったら、突然のスコール。
これでは、出かけられないと思い、少し寝ることにしました。
スコールは、すぐにやんだみたいですが、私は、少しどころかずっと睡眠です。
やはり、空港泊は、体力的にしんどかったようです。

18時30分くらいに、夕食を食べに出かけました。
街を歩くと、所狭しと露店が出ていて、活気がありました。
ホテルに来る時に、ホテルの人が言っていましたが、ここは、香港と同じと言っていたのですが、最初は、何が香港なのかわかりませんでした。
しかし、この辺りを歩いてみると、香港の廟街や女人街などと同じ雰囲気があり、言っていることが理解できました。
本当に、今までの南米とは、雰囲気もがらりと変わります。
パラグアイともだいぶ違いますね。

昼間に、ホテルのレセプションで美味しいボリビア料理の店を聞いていたので、そこへ向かったのですが、今ひとつどこだかわからない。
そのうち、外がだいぶ暗くなってきました。
ボリビアは、チリとは違って、日没が日本くらいなのかもしれませんね。
19時頃には、もうすっかり夜です。

レストランの近くだと思う床屋のおじさんに聞いてみたら、そのレストランは、たぶん日曜日だから開いていないとのこと。
結局、その床屋のおじさんに、他のレストランと言うか食堂を教えてもらい、夕食を食べました。
ちなみに、明日か明後日に、そのおじさんの床屋で髪を切る約束をしてしまいました。
もう1回その床屋へ行けるかが心配ですけど。

夕食は、ボリビアの鳥料理とボリビアビール(黒ビールなのに甘い)を食べました。
店員に、ボリビア料理をお薦めしてもらい、その他に、偽札の見抜き方なども教えてもらいました。
床屋のおじさんといい、ここのレストランの店員といい、ラ・パスの人は、予想通りフレンドリーです。
片言のスペイン語でのやり取りでも、ラ・パスの人とのやり取りが楽しかったです。

ホテルに戻ることにしたのですが、ずっと坂道を登らなくてはなりません。
普通の場所なら、そんなに大変なことでも無いのですが、やはり高地ということもあり、少し歩いただけで何だか息苦しい気がしました。
早速、富士山以上の高地を体験しているといった感じです。
もしかしたら、高地にいるということで、気分的にそう思ってしまっているのかもしれませんけど。

ホテルの入口のところに、インターネットカフェがあったので、ちょっと調べることにしました。
何を調べるかと言うと、キャッシュカードについてです。
アルゼンチンくらいから、郵貯の国際キャッシュカード(PLAS)が使えなくて、最初は、その国のATMとの相性が悪いと思っていたのですが、あまりにもずっと使えないため、スキミングでもされていたらどうしようと不安になりました。
もう1つの国際キャッシュカード(Cirrus)がアルゼンチン(シティバンクでは使えた)とウルグアイ以外では使えたのでどうにかなっているのですが・・・。
そして、郵貯のホームページを見てみると、私が持っている国際キャッシュカードのサービスが10月31日で終了したとのことでした。
郵政公社からゆうちょ銀行になったから、変わってしまったのですかね?
詳しくは見ませんでしたが、そういう理由で使えなかったようです。
スキミングでなくて良かったですが、何だよ〜って気分です。

今日は、ほとんど何もしていないので、明日から本格的にラ・パス観光をスタートします。
高地で坂道ばかりなので、、無理しない程度に回りたいと思います。
最後に、ボリビアについての感想ですが、異様に物価が安いです。
インドまで行かないかもしれませんが、それくらい安く感じます。

<今日の支出!>

(ラ・パス)
ホテル(3泊):129Bs.
サルティーニャ(揚げ餃子のようなもの)(2個):4Bs.
アップルパイ:2.5Bs.
コカコーラ:8Bs.
サフタ・デ・ポジョ(ジャガイモと豆のような感覚のイモの上に鶏肉が載っているもの):10Bs.
ビール:7Bs.
チップ:1Bs.
シャンプー・イン・リンス:16Bs.
インターネットカフェ:1Bs.

合計:178.5Bs.(ボリビアボリビアーノ)約2,660円(1Bs.=14.9円で計算)


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