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2007年11月19日(月)ボリビアラ・パス(滞在地)
世界一周198日目

朝起きると、頭が痛い・・・。
やはり高山病の症状が出ているようです。
後で知ったのですが、高山病対策には、あまり寝てはいけないようです。
寝ると呼吸が減るので、酸素欠乏になりやすいとのこと。
そんなことは知らずに、昨日、ずっと寝てしまった私は、どうしたら良いのでしょうか?

9時30分頃にホテルを出たのですが、頭痛は、ほとんどなくなりました。
まだちょっとだるさがありますが、このくらいは、ただの旅の疲れのような気もします。

まずは、昨日の床屋へ行ってみたのですが、どこだか良くわかりません。
店の場所自体は分かるのですが、その通りは、床屋通りになっていて、同じような床屋がずらっと並んでいるのです。
つまり、その通りのどこの床屋が昨日の店かわからなくなってしまいました。
たぶんここだと思った床屋をのぞいて見ても、昨日のおじさんがいません。
サン・フランシスコ教会他の床屋をのぞいて見ても、やはり昨日のおじさんはいませんでした。
正直、おじさんの顔もあやふやなのですが。
結局、たぶんここだと思った床屋のおばさんに、昨日ここに来ておじさんと話したということを伝えると、おじさんは、午後に来るとのこと。
と言うことで、私も午後に再度来ることにしました。

すぐ近くには、
サン・フランシスコ教会がありました。
大通りに面していて、地元の人が前の広場にたむろっています。
広場には、靴磨きの人(ラ・パスにはたくさんいる)やお土産やゼリーなどを売る人、その他いろいろな人がいて、とても盛り上がっています。
この教会は、スペインの植民地政策の最初の頃にできた教会らしく、年代を感じさせる建物です。
教会の中は、やはり荘厳とした雰囲気で、どこにでもある教会でした。
なお、ラ・パスには、たくさんの教会があるようです。

大通りを挟んで、向かい側のエリアにある
ムリリョ広場へ行きました。
ムリリョ広場ムリリョとは、ボリビアの独立戦争で活躍したムリリョさんのことで、中央には銅像が立ち、周りでは、地元の人がくつろいでいます。
ハトもたくさんいて、憩いの場といった感じです。
正面には、カテドラルがあり、隣には、大統領官邸、その隣には、国会議事堂があるなど、街の中心地としての役割を果たしているようです。

ムリリョ広場でくつろいでいたら、少し雨が降ってきたので、近くの国立民族博物館へ行きました。
ここは、ボリビアの文化や伝統を味わうことができました。
館内の展示物には、土器やマスク、楽器などがあり、文化紹介のビデオが流れていたので、思わずずっと見てしまいました。
説明は、スペイン語でしたが、映像だけでも何となくわかり、とても興味深かったです。

雨もやんだので、大通りを歩いて、オシャレな街というソポカチ地区へ行ってみました。
しかし、特にたいした場所でもなかったので、ツーリストインフォメーションで、いろいろと情報を収集してから、バスターミナルへ行くことにしました。
バスターミナルへは、ミニバスをトライしました。
ミニバスとは、乗り合いのワゴン車で、車掌?が窓から行き先を叫んでいるので、それを聞き取って手を上げて止めるという仕組みです。
旅行者には、なかなか難しいのですが、どうにか乗ることができました。
行き先がバスターミナルだから聞き取りやすかったし、ミニバスのフロントガラスにもターミナルと書いてあったので、分かったんですけどね。

バスターミナルでは、次の目的地であるペルーのプーノ行きバスの情報を収集して、サン・フランシスコ教会まで戻ってきました。
もちろん、帰りもミニバスです。
そして、午前中に行った床屋へ再度行ってみると、おじさんは、まだ来ていないとのこと。
本当に、この床屋なのか怪しかったのですが、おばさんともすっかり仲良くなったので、この床屋で髪を切ることにしました。
髪を切るのは、アルバイトなのか何なのか、とにかく大学生の男の子です。
髪を濡らさずに、いきなり切り出したので、ちょっと心配だったのですが、最終的には、格好良く髪を切ってもらえました。
最後に、おばさんと記念撮影をして床屋を出ようとしたのですが、おばさんは、すっかり私を気に入ったようで、明日も来てとか、写真を今現像してちょうだいとか、何だかんだと離してくれません。
結局、日本に帰ったら写真を送るということで、おばさんの名前と住所を紙に書いてもらって、解放してもらいました。
実際に、写真を送るかどうかは分かりませんけど。

ラ・パスは、高地ということもあり、雨が降るとかなり寒いです。
トレーナーを着ていたのですが、もうちょっと厚着をしても良かったと思うくらいでした。
イースター島(晴れた日)では、首の裏と両腕の皮がむけたくらい暑かったくらいなのですが・・・。
そこで、ボリビアと言えば、アルパカ製品が有名ということなので、アルパカ100%のセーターを買おうと思いました。
サルナガル通りに、質の良い製品のお土産屋がたくさんあるということなので、何軒かのぞいて見たのですが、良く分かりません。
確かに、肌触りなどが良いと思う物もあるのですが、今ひとつ価値が分からないのです。
なぜなら、同じアルパカ100%と言いながら、店によって金額にかなりの開きがあるのです。
どうせ買うなら、良いものを安く買いたかったので、ひとまずホテルに戻ることにしました。

ホテルのレセプションで、アルパカセーターについて聞いてみると、値段については分からないとのこと。
質によってピンキリだからだそうです。
結局、もう1回サルガナル通りを見に行くことにして、ホテルで休憩をしました。

夜になり、夕食を食べに行きました。
昨日教えてもらったレストランは、私が道を1本間違えていたような気もするので、再度行ってみることにしました。
しかし、やっぱり見つかりません。
セーターも見ながら街を歩いてから、適当なレストランに入りました。
レストランの入口にいたおばさんに、お勧め料理を聞いたので、何だかわからないままそれを注文してみました。
料理を待っている間に、何料理か辞書で調べてみると、何とウサギでした。
ウサギを食べるの?って思っていたら、目の前にウサギの丸焼きが出てきました。
どうやって食べて良いかわからなかったのですが、適当に美味しく頂きました。
しかし、ボリビアの料理は、本当に量が多いため、食べ切れません。
そんなに量を出して、その料金で良いの?って思ってしまいます。

フォルクローレ(客を巻き込んで踊っている)夜20時になり、
フォルクローレを見に行きました。
フォルクローレとは、ボリビアの伝統ダンス&音楽で、ペーニャというライブハウスで行われています。
演奏者は、ギターやウクレレ、アンデスの笛などで演奏し、ダンサーは、民族衣装や怪人のような衣装など、何度も衣装を変えながら楽しく踊っていました。
ダンスの途中には、客を巻き込んで踊りまくることも数回あったのですが、私は、ステージの目の前に座っていたこともあり、3回もステージで踊らされてしまいました。
もちろん1人だったので、写真を撮れなかったのが残念ですけど。
結局、22時30分でフォルクローレは終わり、ホテルに戻ることにしました。
夜道は危険なので、タクシーを手配していたのですが、イギリスから来た団体客にタクシーを取られてしまったようで、私のタクシーが見当たりません・・・。
どうしようかと思ったところ、ペーニャに待機していた観光ポリスが、私をホテルまで送ってくれることになりました。
実は、私のホテルの目の前が観光ポリスのオフィスだったのです。
帰り道を歩きながら、観光ポリスと少し話したのですが、夜道は、近くても危険だと言っていました。(たぶん)

ホテルに戻ると、お願いしていたランドリーサービスを受け取り、部屋に戻りました。
時計を見ると、23時を過ぎています。
高地では無理をしないつもりだったのですが、結構無理をしていますね。
相変わらず、少し頭が痛いし、鏡を見たら目が充血していました。
これらは、やはり高山病の症状だと思うので、持っている酸素を吸って、すぐに寝ることにしました。

<今日の支出!>

3色ゼリー:1Bs.
ブエルト・デ・ポジョ(ご飯とフライドポテトに鶏肉野菜炒めを載せたもの):20Bs.
ミネラルウォーター:5Bs.
チップ:1.5Bs.
ミニバス:1.5Bs.
ミニバス:1Bs.
床屋:10Bs.
マンゴージュース:2.5Bs.
コメホ・エスティラード(ご飯とジャガイモなどにウサギの丸焼きを載せたもの):30Bs.
りんごジュース:7Bs.
チップ:2Bs.
フォルクローレ(ボリビアの伝統ダンスと音楽):96Bs.
コカ茶:8Bs.
チップ:6Bs.
ランドリーサービス(5.5kg):38.5Bs.

合計:230Bs.(ボリビアボリビアーノ)約3,427円(1Bs.=14.9円で計算)


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