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2007年11月29日(木)ペルーナスカ(滞在地)
世界一周208日目

深夜目が覚めると、異様に寒いです。
やはり、山の夜は冷えるようですね。
ナスカは、標高約620mという低地にあるため、バスは、富士山よりも高いクスコから、どんどん山道を下って走っていきました。
そのため、飛行機の中と同じように気圧が下がるため、ペットボトルが凹んでいました。

朝7時頃にナスカに到着しました。
バスに降りると、ホテル兼地上絵ツアーの客引きが何人かいました。
寝起きの頭で何も考えられなかったので、ちょっと待ってもらってから話を聞くと、良さそうなホテルなのに安いです。
他の客引きの話を聞こうと思ったら、全員同じホテルの人でした。
すぐに部屋も使えるというので、それなら、このホテルにしてしまえっと思い、
「ESTRELLA DEL SUR」に泊まることにしました。
ちなみに、客引きの中には、日本語で話しかけてくる奴もいたので、そいつには、日本語を話す奴は嫌いと伝えておきました。

ここまではスムーズに行ったのですが、ここからが大変と言うか良くわからないまま進みました。
何かと言うと、先ほどからいた客引きがしつこく地上絵のツアーについて勧誘してきたのです。
私は、てっきりこのホテルの人だと思っていたのですが、どうやら別の旅行代理店の人のようで、このホテルに客を連れてくる代わりに、このホテルを使って交渉をして良いということになっている感じです。
最初は、ツアーの相場を知るために、話だけ聞こうと思っていたら、いろいろと攻撃が始まりました。
私は、必死にその攻撃に耐え、1時間くらい粘って、他の会社の話を聞きたいとか、ディスカウント交渉をしてみたのですが、そのうち寝不足もあったし、面倒臭くなったので、見事に負けてしまいました。
つまり、そのツアーに申し込んでしまったのです。
この金額が妥当かどうか全然わかりませんが、お金を払ってしまったので、もう考えないことにしました。

少しホテルでくつろいで見たら、やっぱりツアーの料金が気になってきました。
そこで、2軒ほど旅行代理店に料金を尋ねてみると、1軒は、ミラドール及び飛行機ツアーの両方ともグッドプライスだと言います。
しかし、もう1軒は、ミラドールツアーは、尋ねた旅行代理店のほうが高かったですが、飛行機ツアーのほうは、10US$ほど安いとのこと。
しかし、航空会社が違いました。
申し込んだ旅行代理店は、航空会社の差が料金に反映していると言っていましたが、尋ねた旅行代理店は、どこの航空会社の飛行機も同じと言っていました。
何だか良くわからないのですが、既に申し込んでしまっているので、それらのツアーに参加することにしました。

ミラドール15時になり、ミラドールツアーに参加しました。
ツアーと言っても、私1人だけですが。
ちなみに、ガイド兼運転手は、最初に日本語で話しかけてきた奴です。
しかし、実際に話してみると、全然悪い奴ではありませんでした。

ホテルを出発すると、異常な暑さです。
今までのプーノやクスコとは、えらい違いで、半そででじゅうぶんでした。
ミラドールへは、パンアメリカンハイウェイという高速道路をひたすら走っていきます。
この道路は、砂漠の真ん中に整備されている道で、周りは、砂と山しかありません。
そんな風景を見たら、ちょっとエジプトを思い出しました。

ここで、ちょっとした説明をします。
そもそもミラドールとは?って疑問があると思います。
今更ですが、ミラドールとは、地上絵が見られる観測塔のことです。
この観測塔から”木”と”手”の地上絵が見られるのです。
その他にも無数の線が見られますが、この線というのが微妙です
確かに、線がずっと引かれていると言えばそう言えるのですが、車の通った跡と言われてしまえば、そんな感じにも思えるような線でした。
地上絵 ”木” 向きが逆さましかし、
”木”と”手”に関しては、確かにはっきりと見えます。
これらの地上絵を見て、早く空から地上絵が見たいと思いました。
空からの地上絵は、明日の朝の予定です。

その後は、ミラドール・ナチュラールという小高い丘に行きました。
ここでも、地上絵が見られるのかと楽しみにしていたのですが、ここでは、無数の線が見られるだけでした。
そして、このツアーは終了です。

マリア・ライヘ博物館が閉まっていることもあり、トータルで2時間弱(それも、食事休憩込み)で終わってしまい、やはり高いのか安いのか分かりません。
たいしたガイドもなかったので、タクシーをチャーターしたほうが安かったかもしれません。
今更言っても仕方が無いのですが。

ホテル前で降ろしてもらい、ガイドとお別れをしました。
このままホテルに戻るのももったいない気がしたので、街の中心地にあるアルマス広場へ行ってみました。
しかし、この広場は、本当にこじんまりとしていて、何にもありません。
それもそのはず、ナスカは、人口3万人の小さな街で、地上絵以外は、特に何もない街なのです。
と言うことで、結局、何もせずにホテルに戻ってきました。

ホテルで休憩後、近くのレストランで夕食を食べて、明日は、どこへ向かうかを考えました。
最初は、リマへ行く予定でしたが、リマへ行く途中に、面白そうな場所を発見しました。
そこは、バジェスアス島と言い、リトルガラパゴス島と呼ばれている場所です。
そのために、バスの時間をレセプションの女性に尋ねてみると、14時30分とのこと。
しかし、貼ってある時刻表を見ると、どう考えてもナスカ11時30分発で、バジェスアス島の最寄の街であるパラガスに到着するのが14時30分のような気がします。
そこで、何度も確認をしたのですが、出発時間が14時30分だと引きません。
私としては、これで11時30分が出発だと、ナスカにもう1泊しなくてはならないため、必死になって聞きました。
そして、ちょうどレセプションに来たペルー人男性に確認をしたところ、やはり11時30分発で合っているとのこと。
レセプションの女性は、罰が悪そうに、私に対してビールの飲みすぎじゃないの?なんて言ってごまかそうとしていたので、ビールは飲んでるけど、それは、問題ないと言ってやりました。
ちょっとほろ酔い気分ではありましたけど。
と言うことで、明日は、パラカスという街に行くことに決めました。
しかし、ちょっと気がかりなのは、この街には、ホテルも数軒しかないとのことなのです。
万が一泊まれない場合は、タクシーかバスに乗って30分くらいのピスコへ行こうと思いますが、できたら、パラガスで泊まりたいですね。

明日は、ついに地上絵のフライトです。
ペルーのもう1つのテーマである地上絵を前にして、少し興奮した自分がいます。
そんな自分を抑えて、寝ることにしました。

<今日の支出!>

インカコーラ:2.5s/.
ホテル(1泊):20s/.
地上絵フライト:165s/.
空港使用税:10s/.
ミラドールツアー:50s/.
ポジョ・コン・アロス(鶏肉ライス):5s/.
オレンジジュース:1.5s/.
コカコーラセロ:2.5s/.
ミネラルウォーター:1.5s/.
ミネラルウォーター(ガイド分):1.5s/.
ミラドール:1s/.
チチャローン(豚肉ととうもろこしの混ぜたもの):6s/.
アイス:2.5s/.
絵はがき(2枚):1s/.
コーラ・イングレッソ(赤いコーラ):2s/.
ツーリストメニュー(パパ・ア・ア・ワンカイーナ(茹でたジャガイモのクリームチーズソース和え)、ロモ・サルタード(牛肉の千切りに玉ねぎなどとフライドポテトを炒めたもの)、デザート):15s/.
ビール:6s/.
チップ:0.5s/.

合計:293.5s/.(ペルーソル)約11,182円(1s/.=38.1円で計算)


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