![]() ・ご挨拶&世界一周に至るまで! ・旅立つ前にしておくこと! ・旅のルール! ・旅の持ち物! ・旅のルート(予定)! ・旅行記!(現在地) アジア ヨーロッパ・北アフリカ 88日目 南アメリカ 北中アメリカ ・旅を振り返って! ・旅の思い出! 写真集 コラム 食事 ・Home! |
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記! |
|
2007年8月1日(水)![]() |
||
世界一周88日目 いつもより早く起きて、ドニャーナ国立公園へ行くために港へ行きました。 ![]() 名前は、とても豪華そうなのですが、結構ボロい船でした。 レアル・フェルナンド号は、予定通り10時に出発しました。 ドニャーナ国立公園に到着すると、2組に分かれました。 1組がスペイン語チームで、もう一組が更に2組に分かれて、スペイン語と英語のチームです。 私は、英語もスペイン語も良く分からないのですが、英語チームに入りました。 英語のガイドの説明を聞きましたが、英語が分かった範囲で、ドニャーナ国立公園について書きたいと思います。 このドニャーナ国立公園は、全体で53ヘクタールあり、カディス県に位置していて、スペイン政府とアンダルシア政府とで運営しているようです。 公園内には、現在も2組の家族が住んでいるそうですが、この公園内には、学校も病院も無いため、今は、ここにいないとのことでした。 もう住んでいないのか?それとも、今の時間はいないのか?この辺りがどっちなのか良く分かりませんでした。 この公園には、たくさんの植物があり、希少動物もいるようですが、水害で困っているそうです。 冬の4ヶ月間は、自然保護か何かのために観光客を入れないとのことです。 もっといろいろと話していましたが、このくらいしかわかりませんでした。 観光は、まずレアル・フェルナンド号からの動物ウォッチングでした。 レアル・フェルナンド号に乗っていると、左側に何とか動物が見えると船内放送がかかるのですが、小さすぎて良く分かりません。 動物が現れない時は、ただレアル・フェルナンド号に乗っているだけで、そのような状況が45分くらい続きました。 ![]() 本当に、地元も遺跡にある竪穴式住居と同じような住居でした。 そして、樹齢何年か良く分かりませんが、大きな木を見てから、期待していた野生動物ウォッチングです。 木の檻の小さな小窓から遠くにいるはずの野生動物を見たのですが、何もいませんでした。 私だけが見えないのかと思ったらそうでもないようです。 ガイドもナッシングと言っていました。 結局、鑑賞時間が5分くらいしかなかったので、何も見られませんでした。 公園内の見学はこれで終わり、再びレアル・フェルナンド号に乗り込みました。 最初と同じように、何かが現れると船内放送が流れます。 そして、30分後くらいにまたまた国立公園に到着しました。 しかし、今回到着した国立公園は、最初に到着した場所とちょっと違うようです。 最初に到着したのが、ドニャーナ国立公園のラ・プランチャという場所で、今回がドニャーナ国立環境公園のラ・サリナスというところのようです。 ドニャーナ国立環境公園とは、あくまで直訳したので、正しい訳かどうか分かりませんけど。 今回は、遠くにいるフラミンゴ鑑賞でした。 確かにフラミンゴがいるのですが、またまた遠すぎてよく分かりません。 結局、10分くらいでレアル・フェルナンド号に戻りました。 これで公園での観光は終わりのようで、レアル・フェルナンド号の船内では、ドニャーナ国立公園の紹介ビデオが流れていました。 私は、最初のほうだけちょっと見ていたのですが、そのうち爆睡です。 早起きしたので、眠かったようですね。 レアル・フェルナンド号が港に戻ってきて、約3時間30分のツアーが終わりました 実際に公園にいたのは、トータルでも30〜40分くらいで、ほとんどが船上からのウォッチングでした。 私としては、サファリパークのようなものを想像していたので、ちょっと期待はずれでした。 港近くに、バホ・デ・ギアというシーフードレストラン街があります。 レアル・フェルナンド号のチケットの裏に、バホ・デ・ギアのシーフードレストランの名前がずらっと書いてあり、下のほうに50%ディスカウントと書いてありました。 半額なら美味しいシーフードを食べようと思い、高級な日替わりシーフードコース(その店では安い)を食べてみることに。 料理を注文をする時に、店員にチケットを見せたのですが、あまりにも無反応だったので、もう一度チケットを見直すと、ボデガへ来た人に50%ディスカウントと書いてありました。 つまり、このバホ・デ・ギアは、全然関係ないようです。 スペイン語だから、ちゃんと見ないと良く分からないんですよね。 痛い出費になってしまいましたが、とても美味しいシーフードだったので、たまには良いだろうと思うことにしました。 バスターミナルへ行き、モロッコとの国境の街であるアルヘシラスへ行こうとすると、サンルーカル・デ・パラメダからは、アルヘシラス行きのバスが無いようです。 インフォメーションで聞いてみると、1回ヘレス・デ・ラ・フロンテーラへ行ってからアルヘシラスへ行くようにと言われたのですが、またヘレス・デ・ラ・フロンテーラへ戻るのも何となく嫌だったので、カディスへ行くことにしました。 この時は、カディスで1泊して、次の日にアルヘシラスへ行こうと思ったのですが・・・。 カディスに到着したつもりでしたが、カディスの入口で降りてしまったようです。 バスの運転手にカディスに着いた?と聞くと、カディスだと答えたから降りたのに・・・。 運転手が間違ったわけではないので、運転手を攻めてはいけないんですけどね。 現在地がどこだか分からないので、近くの人に街の中心地にあるサン・ファン・デ・ディオス広場の場所を尋ねると、歩きでは行けないと言われました。 仕方が無いので、降りたバス停でバスを待つことにしたのですが、バスを待っている地元の青年が私を興味深く見ていることに気が付きました。 そのため、私からサン・ファン・デ・ディオス広場に行きたいけどこのバス停で良いの?と質問すると、英語で回答が返ってきたので、そこから英語での会話が始まりました。 すると、その青年も旅が好きらしく、タイとカンボジアに2ヶ月いたと言っていました。 スペイン人から見ると、タイやカンボジアと日本は、同じアジアなんですね。 日本人から見ると、日本と東南アジアはかなり違う国ですけど。 ちなみに、タイでは、私と同じカオサン・ロードに泊まっていたようです。 ちょっとの時間でしたが、久しぶりの会話にとても満足しました。 サン・ファン・デ・ディオス広場前でバスを降りて、目の前のツーリストインフォメーションで地図兼ホテルリストを貰い、ホテル探しを始めました。 この時は、カディスは、ホテルがたくさんあるので、すぐに見つかると思ったのですが・・・。 しかし、バレンシアの悪夢がよみがえりました。 片っ端から安いホテルを当たってみたのですが、全て満室。 ツインならあるところもあったのですが、結局、1人ではダメとのこと。 結局、15軒くらい当たったのですが、全滅でした。 最後に、ここがダメなら諦めようと思ったホテルでは、インターフォンを押しても何の応答もなし・・・。 何だかとても悲しくなりました。 こんなことなら、わざわざカディスに来なければ良かったと後悔しましたが、そんなことを言っても仕方がありません。 こうなったら、一気にアルヘシラスへ行ってしまおうと思いました。 アルヘシラスでホテルがあるかどうかは分かりませんでしたが、カディスで途方に暮れるよりマシだと思い、賭けに出たのです。 この賭けが吉と出るか凶と出るかは、この時点では分かりませんでしたけど。 バスターミナルに行くと、18時30分発のアルヘシラス行きのバスがありました。 あと30分くらいだったので、アルヘシラスに変更してツキがあると自分に言い聞かせていました。 予定時間通りにバスは出発し、順調にアルヘシラスへ向かいました。 焦っていたことも忘れていて、どうにかなるかと思っていたら、渋滞にハマりました。 この時に、暗くなってからホテル探しになったらどうしよう・・・と本気で心配になりました。 しかし、予想通りの時間である21時頃にアルヘシラスに到着しました。 アルヘシラスは、南に来ているせいか、日が短いような気がします。 今までの街は、21時くらいではまだ明るいのですが、だいぶ日が傾いていました。 早くホテルを探さなくてはまずいと焦りながら、安いホテルがある地域に向かってみると、目の前に何軒かのホテルがありました。 選んでいる時間も無かったので、一番近くにあったホテルに入って、恐る恐る部屋があるかと尋ねると、普通にあるとの回答です。 心配していた私がバカみたいでした。 更に、1泊20ユーロでバス&トイレ、テレビ付き。 部屋は狭かったですが、大満足でこの「Hostal VERSALLES」に決めました。 21時30分くらいでしたが、ホテルの人に近くの安いレストランを教えてもらい、夕食を食べに行きました。 すると、鶏肉の丸焼きの店だったのですが、本当に安いです。 その割りにボリューム満点で、とても満足の夕食でした。 結構スペイン語も通じましたし。 外は、すっかり暗くなっていたので、素直にホテルに戻りました。 カディスにいた時は、本当にどうなるかと思ったのですが、賭けでアルヘシラスへ来て、本当に良かったです。 アルヘシラスでちょっとのんびりしてからモロッコへ行こうと思います。 <今日の支出!> (サンルーカル・デ・パラメダ) ペプシコーラライト:1.5ユーロ サンドイッチ:2.5ユーロ シーフードコース(シーフードサラダ、サメのトマトソース和え、メロン、ワイン):18.19ユーロ チップ:0.81ユーロ コカコーラ:1ユーロ バスチケット(サンルーカル・デ・バラメダ〜カディス):3ーロ 小計:27ユーロ ⇒ 約4,617円(1ユーロ=171円で計算) (カディス) バス:0.9ユーロ バスチケット(カディス〜アルヘシラス):9.99ユーロ ビール:1.5ユーロ コカコーラ:1.5ユーロ スニッカーズ:1.5ユーロ 小計:15.39ユーロ ⇒ 約2,632円(1ユーロ=171円で計算) (アルヘシラス) ホテル(2泊):40ユーロ 鶏の丸焼きセット(1/2鶏の丸焼き、サラダ、アイス、ビール):6.95ユーロ コカコーラセロ:1ユーロ 小計:47.95ユーロ ⇒ 約8,199円(1ユーロ=171円で計算) 合計:約15,448円 |
Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.