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2007年8月2日(木)![]() |
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世界一周89日目 ちょっとお疲れ気味だったので、溜まっていた洗濯物の洗濯だけして、昼くらいまでゆっくりしました。 部屋でのんびりテレビを見ていると、またアルプスの少女ハイジがやっていました。 今回は、ハイジがホームシックになってしまい、クララとお別れをして、モンターニャに帰るという話でした。 私は、まだホームシックにはかかっていませんが、もしかしたら、ハイジのようにホームシックになってしまうかも知れないと思いました。 この先、どうなるか分かりませんからね。 昼頃にホテルを出て、アルヘシラスの街を歩き出しました。 アルヘシラスは、モロッコとの国境の街(と言っても陸続きではない)というだけで、特に観光名所というものが無いようです。 ツーリストインフォメーションに聞いても、中央のアルタ広場と市場くらいとのことでした。 既に、その2つは押さえていたので、明日のモロッコ行きの視察で、フェリー乗り場を見に行くことにしました。 フェリー乗り場へ行く道に、たくさんの旅行会社があり、フェリーのチケットが売っています。 ここでチケットを買ってしまえば、いつでもモロッコに行けるのですが、今日は我慢です。 その通りにインターネットカフェがあったので、ちょっと入ってみたのですが、日本語が読めません。 日本語が書けない分には構わないのですが、読めないとなると困ってしまうんですよね。 モロッコのガイドブックを持っていないので、少しは情報収集をしようと思ったのですが・・・。 仕方が無いので、英語のサイトを見ていたら、隣りのモロッコ人が困っているようでした。 そして、フランス語を話せる?と聞いてきたのですが、もちろん、話せるわけありません。 英語ならちょっと話せると伝えると、英語は分からないようでした。 そう言えば、モロッコは、英語が全然通じない国だったんですよね。 以前にモロッコへ行った時に、かなり困ったのを思い出しました。 結局、フェリー乗り場までは行かずに、バスターミナルへ行きました。 実は、このアルヘシラスへ来たのは、モロッコへ行くためもありますが、ある場所に行きたかったからなのです。 ある場所とは、私と同じ世代の人には懐かしいジブラルタル海峡です。 この名前を聞くと、風雲たけし城と言うテレビ番組を思い出しませんか? たけし城まで後ちょっとのところで、バレーボールで狙われる橋がジブラルタル海峡でした。 当時は、ジブラルタルがどこにあるかも分からずに、この番組を見ていましたけど。 そのジブラルタルへ行くには、バスでラ・リネアまで行き、そこからイミグレーションを抜けなくてはいけません。 つまり、ジブラルタルは、スペイン国内ではなくイギリス領なのです。 イギリス領だから当たり前ですが、街中は全て英語表記で、お店の会話も全て英語でした。 私は、久しぶりの英語での会話が嬉しくて、たいして英語も話せないのに、お店で店員に話しかけたりしました。 ちなみに、ほとんどの住民が英語とスペイン語のバイリンガルらしいです。 ここで、簡単にジブラルタルの説明をしたいと思います。 ジブラルタルは、イベリア半島の南にあり、スペインと陸続きに繋がっているのですが、1713年のユトレヒト条約によりイギリスが統治することになったようです。 アフリカ大陸まで数kmという距離に位置し、先端は、アフリカ大陸に一番近いところらしいです。 大きさは、バスなら簡単に一周できるくらいです。 入国審査は、あってないようなものでした。 ジブラルタルに着いて、、一番最初に思いついたのがフィッシュ&チップスです。 だって、イギリスと言えば、フィッシュ&チップスですよね? バーでフィッシュ&チップスを注文すると、出てきたのは、魚のフライとフライドポテトです。 当たり前なのですが、チップスってポテトチップスじゃなかったんだっけ?って素で思い、恥ずかしながら店員に質問してしまいました・・・。 食べ終わると、精算が待っています。 ジブラルタルの通貨は、ユーロではなくポンド(正確には、ジブラルタルポンドというのがある)なのですが、ほとんどの店でユーロが使えるので、ユーロ払いにして貰いました。 最初は、予想通りの金額だと思ったのですが、それは、ポンドでの金額で、そこからユーロに換算したので、予想をはるかに超える金額にびっくりしました。 普通に両替するより、かなり悪いレートだったような気もしましたが。 ![]() このタリークの山は、ジブラルタルの真ん中にそびえ立つ山で、山頂からアフリカ大陸がはっきりと見えます。 明日にモロッコへ行く私は、その前にモロッコを見ておこうと理由になっているのかなっていないのか分からない理由で、タリークの山に登ることにしました。 と言っても、徒歩ではなくケーブルカーでですけど。 山頂へ行くと、本当に絶景と言える景色がありました。 しかし、それだけでは満足しなかった私は、観光客があまり歩いていない徒歩ルートを歩いてみました。 とにかくひたすら歩き、隣りの山頂を目指したのですが、山頂付近に到着した時に、オフィスか何かがあって、それ以上行けませんでした。 せっかく1時間くらいかけて歩いていたのですが、戻ることにしました・・・。 ちなみに、タリークの山は、野生の猿がたくさんいることでも有名です。 ![]() ヨーロッパポイントとは、ヨーロッパの最南端で、アフリカ大陸に一番近い場所です。 ここまでくると、本当にすぐ目の前にモロッコがあり、ちょうど霧か何かがかかっていて、雲の上にアフリカ大陸があるように見えたので、神秘的な感じがしました。 明日は、向こう側にいるはずなので、待ってろよ〜モロッコって小さく叫んでみました。 ヨーロッパポイントのところには、灯台があったのですが、残念ながら入場禁止のようです。 本当は、その灯台に登ってアフリカ大陸を見たいと思っていたんですけどね。 ジブラルタルを満喫した私は、アルヘシラスへ戻ることにしました。 来た道を戻り、アルヘシラスに帰ってくると、既に21時近く。 ジブラルタルとアルヘシラスのあいだにあるラ・リネアでマックのセットを食べてしまったので、今ひとつおなかがすいていません。 しかし、スペイン最後の晩餐なので、生ハムを買って、それを肴にサンルーカル・デ・バラメダで買っておいたマンサニーリャ酒を1人で乾杯しました。 もうすぐ寝ようと思ってテレビを見ていたら、どこかで見たような番組がやっていました。 どんな番組かと言うと、とんねるずの番組で、タイツを着て迫ってくる壁の文字に体を合わせてすり抜けるというのがありますが、それと全くと言って良いほど同じ番組でした。 失敗すると後ろの水に落ちるのも一緒です。 どっちがパクっているかは分かりませんが、ちょっとひどいと思いました。 その後もタイツを着たまま他のゲームをしていて、ナイナイの番組でやっているようなことをやっていたり。 どうでも良い話ですが、ちょっとびっくりしたので書いてみました。 明日は、ついにスペインを脱出する予定です。 モロッコは、ちょっと不安もありますが、旅を楽しもうと思います。 <今日の支出!> (アルヘシラス(ラ・リネア含む)) ココアとサンドイッチ:3.75ユーロ KASレモン(ファンタレモンのような飲み物):1ユーロ インターネットカフェ:1ユーロ ペプシコーラライト:1ユーロ スニッカーズ:1ユーロ バスチケット(アルヘシラス〜ラ・リネア):1.9ユーロ ミネラルウォーター:0.6ユーロ マックロイヤルセット:5.7ユーロ バスチケット(ラ・リネア〜アルヘシラス):1.9ユーロ 生ハム:2.65ユーロ コカコーラライト:0.6ユーロ 小計:21.1ユーロ ⇒ 約3,608円(1ユーロ=171円で計算) (ジブラルタル) バス:1ユーロ フィッシュ&チップスとビール:13.94ユーロ チップ:0.06ユーロ ケーブルカー(往復):13.5ユーロ ペプシコーラダイエット:2ユーロ バス(往復):1.5ユーロ 小計:32ユーロ ⇒ 約5,472円(1ユーロ=171円で計算) 合計:約9,080円 |
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