メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ 93日目
  南アメリカ
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記!

2007年8月6日(月)モロッコメクネス(滞在地)
世界一周93日目

今日は、旅を楽しもうと思いながら、ホテルを出発しました。
まずは、エディム広場のツーリストインフォメーションへ向かうと、昨日会ったポーランド人2人と再会しました。
笑顔で挨拶をしてくれて、わざわざエディム広場にツーリストインフォメーションがあったと教えてくれたりしてくれるし、本当にポーランド人は良いな〜なんて思ってしまう今日この頃ですね。
この調子だと、ヨーロッパに戻ったらポーランドへ行ってしまうかもしれません。

エディム広場で観光用の地図等をゲットしたのですが、全てフランス語でした・・・。
ツーリストインフォメーションの人は、英語が話せたので良かったんですけど、フランス語の表記では今ひとつ分からない部分が多いです。

まずは、昨日、ホテルのレセプションの人が教えてくれたアグバルの貯水池へ向かいました。
両側が壁で覆われている風の小道という通りを抜けると、ムーレイ・イズマイルの何とかというのがありました。
何とかという部分は、フランス語でGranaioと書いてあります。
ここは、イスラム風の石の建物があり、その奥には門と言うか水道橋のような感じのものがたくさんありました。

アグバルの貯水池(奥のがムーレイ・イズマイルの何とか)このムーレイ・イズマイルの何とかの隣りに、
アグバルの貯水池がありました。
この貯水池は、アグバル帝が作らした貯水池で、広さか水の量が4何とかという単位あるそうです。
フランス語で4ettariと書いてあるのですが、これはどういう意味なのか分かりません。
とにかく広い貯水池で、周りには緑も多く、住民の憩いの場やちょっとしたデートスポットになっていそうな場所でした。

風の小道を引き返し、エディム広場近くまで帰ってきて、キリストの牢獄へ行きました。
ここは、キリスト教を弾圧していた時代に、キリスト教徒を閉じ込めて、最終的には虐殺していた場所のようです。
牢獄は、地下にあるのですが、光があまり入ってこないので、ちょっと怖いかもしれません。
私は、ドラクエの世界(ドラクエで洞窟に入った時の感じ)と思いました。
もちろん、モンスターは出てきませんけど。

お昼は、昨日仲良くなったエディム広場のお兄ちゃんがいる食堂で食べました。
ここは、明瞭会計のため、特にトラブルなく食事ができて良いです。

おなかがいっぱいになったところで、トイレットペーパーのクレームを言うために、一旦ホテル近くへ戻りました。
その食堂に行くと、騙した奴は、まだ来ていないとのこと。
しかし、親切にも他の店員が奴を呼びに行ってくれました。
どんな顔をして現れるかちょっと楽しみにしていたのですが、さすがにみんなが知っていることも分かっていたようで、素直に6DHを渡してきました。
私がポリスへ行く?って言うと、勘弁してよって感じでした。

ホテルへ戻ろうとしたら、英語が話せるお兄ちゃんの喫茶店に例のフランス人女性2人組がいました。
大きな荷物を持っていたので、次はどこへ行くのか尋ねると、フェズへ行くとのことでした。
明日、私もフェズへ行くのでまた会いましょう!とお別れの挨拶をしてからホテルに戻りました。

ホテルでちょっと休憩をしてから、日本に荷物を送るために中央郵便局へ行きました。
実は、エディム広場へ行く前に、近くの郵便局へ日本に荷物を送れるか聞きに行ったのですが、英語が話せる客がいたので、フランス語とアラビア語で中央郵便局の場所をメモに書いて貰っていました。
そのメモを元に小さいタクシーで行こうとしたら、昨日ディスカウントした食堂のおじさんが俺に任せろと言ってグランタクシーを止めてくれました。
しかし、タクシーの中は、既に満員のような気がします。
それでも大丈夫と言って乗せてくれましたが、普通乗用車に運転手を入れて7人(前3人、後4人)乗っていました。

中央郵便局へ行くと、日本への郵便代が凄く高くてびっくりしました。
ヨーロッパで送ると高いと思ってモロッコで送ることにしたのですが、やっぱり日本は遠いってことですね。
高いから送らないというわけにもいかないので素直に送りましたが、モロッコでこの額?ってびっくりしました。
凄く高いと言っても、日本からモロッコへ送るよりは、たぶんかなり安いんだと思いますけど。

ここからが今日のメインである郊外のムーレイ・イドリスとヴォルビリス遺跡です。
行き方は、昨日レセプションの人に確認し、更に午前中にツーリストインフォメーションでも確認したのですが、グランタクシーでムーレイ・イドリスまで行き、ヴォルビリス遺跡までは、歩いて行くしかないということでした。
はっきり言って、その2拠点間を歩きたくなかったのですが、とりあえず行ってみることにしました。

グランタクシー乗り場に到着すると、タクシーをチャーターしないかと言ってきます。
メクネスからムーレイ・イドリス、ヴォルビリスと行ってメクネスへ帰ってくるコース(各場所での待機含む)で300DHや350DHなどと言ってきました。
正直、ちょっと気持ちは揺らいだのですが、7人乗車の普通のグランタクシーで行くことにしました。
グランタクシーがムーレイ・イドリスに到着すると、タクシーの運転手がチャーターの話を持ちかけてきたので、ムーレイ・イドリスとヴォルビリスの往復(ヴォルビリスで1時間待機)を80DHから60DHに値切ってお願いしました。
それなら、難関だった2拠点間を歩かずに済みますからね。

ヴォルビリス遺跡と言うことで、そのままヴォルビリス遺跡へ向かったのですが、ムーレイ・イドリスまでの窮屈な車内とはうって変わって、お抱え運転手と私という状態でした。
ヴォルビリス遺跡とは、、メクネスの郊外にあるローマ時代の遺跡です
モロッコでは、ローマ時代の遺跡は少ないらしく、とても貴重ということでした。
広さが何uか分かりませんでしたが、遺跡全体はとても広くて、帰り道を迷ってしまうほどです。(私が方向音痴なだけかもしれませんけど)
この遺跡は、紀元前200年代頃に建てられたもので、石の柱やモザイク、文字などがありましたが、残念なことに保存状態が悪かったです。。
石ころがそこら辺に転がりまくっていたり、遺跡といえば遺跡ですが、廃墟とも言えそうな感じでした。
1時間ほどヴォルビリス遺跡を見学して、ムーレイ・イドリスへ向かいました。

ムーレイ・イドリスに到着して60DHを払うと、運転手が80DHと言ってきます。
交渉して60DHで成立したと金額を書いたノートを見せたのですが、6の線がはみ出ているのを指して、80DHと言い張ってきました。
いい加減にしろと思い、大声で60DHと連呼すると、周りに人が集まってきたので、ノートを見せて60DHとアピールしました。
すると、周りの人もこれは60DHと言ってくれたので、私は一歩も引かなかったら、向こうが根負けして試合終了です。
たぶん、このタクシードライバーは、ヴォルビリス遺跡で1時間待っている間に、金額を忘れちゃったんだと思います。
確かに、最初の言い値は80DHだったんですけど。

ムーレイ・イドリスの山からの景色気を取り直して、
ムーレイ・イドリス観光をしました。
このムーレイ・イドリスとは、街の名前であって、特に何があるというわけではありません。
しいて言えば、南スペインのユダヤ人街のように白い壁の路地が多い街で、山の上からの良い景色が見られるといったところです。
しかし、スペインのユダヤ人街より汚い感じでしたけど。
白い壁の路地を適当に歩き、見晴らしが良いというテラスへ向かいました。
坂や階段をひたすら登り、やっとの思いでテラスまで到着すると、確かに良い景色がありました。
しかし、感動というわけにはいきませんでしたね。
ちょっとだけ景色を見た後は、グランタクシー乗り場まで戻ることにしました。

適当に坂や階段を降りて行くと英語が話せるという大学生と出会ったので、特に急いでいない私は、その大学生と話してみることにしました。
そこで、私が気になっていたモロッコの教育について質問をしてみました。
なぜフランス語がこんなに普及をしていて、英語が全然話せない人が多いのかに興味があったので。
モロッコの教育制度は、日本と同じ6・3・3制で、フランス語は中学校から始めるようです。
英語は、高校の3年間だけのようですが、もしかしたら選択制なのかもしれません。
大学は、3年制かその人が3年生なのか良く分かりませんでしたが、英語は必修ではないとのことでした。
更に、フランス語は、テレビで日常的に流れているので、みんな普通に話せるようです。
だいたい英語で話しかけると、フランス語なら分かると言われるのは、そういう理由からだったんですね。
モロッコ人は、そもそも外国人を相手にする場合は、最初からフランス語で話しかけてきます。
結局、その大学生とは、20分くらい話をして別れました。

メクネスへの帰りもぎゅうぎゅう詰めのグランタクシーで帰りました。
メクネスに到着すると、ちょうど新市街の場所だったので、昨日はやめたマックで夕飯を食べました。
マックは、モロッコの相場で考えるとちょっと高めですが、昨日に続いて今日も込んでいました。
モロッコ人は、マックが好きな人が多いようです。

ホテルに戻ると、レセプションの人にヴォルビリス遺跡などへ行ってきたと報告をしてから部屋に戻りました。
別に報告しなくても良いのですが、そのレセプションの人しか英語が話せないこともあり、その人がレセプションにいる時にたくさん質問をさせて貰っていたので、報告したくなりました。
その人とちょっと話したかったというのもありますけど。

昨日は、モロッコに完敗でしたが、今日は楽しく旅ができました。
少しは、モロッコにも慣れてきたのかもしれませんね。
良く考えると、ヨルダンやエジプトの時も全然英語が通じずに苦労していたので、同じかもしれません。
ただ、モロッコの場合は、フランス語なら分かると言われるのが変に困ってしまった原因のような気がします。
明日からも今日のような旅ができるように、旅を楽しみたいと思いました。

<今日の支出!>

ホテル(1泊):90DH
ミネラルウォーター:3DH
パン:1DH
ムーレイ・イスマイル何とか:10DH
キリストの牢獄:10DH
コカコーラゼロ:8DH
1/4鶏の丸焼き:20DH
トイレットペーパー代返金:△6DH
グランタクシー:2DH
郵便用ダンボール箱:11DH
海外発送費:454.5DH
コーヒー:5DH
ミネラルウォーター:4DH
グランタクシー:10DH
ヴォルビリス遺跡:10DH
グランタクシーチャーター(ムーレイ・イドリス〜ヴォルビリス遺跡往復):60DH
ミネラルウォーター:3.5DH
コカコーラ:4DH
グランタクシー:10DH
マック(ビックテイスティーセット):56DH
コカコーラゼロ:6DH

合計:772DH(モロッコディラハム)約11,426円(1DH=14.8円で計算)


前日
          このページのtopへ          翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.