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2007年8月24日(金)ポルトガルリスボン(滞在地)
世界一周111日目

朝起きると、かなりダルいです。
疲れがかなり出ているようですね。
それでも、今日は、リスボンへ行くつもりです。

11時くらいにホテルをチェックアウトして、前回セビーリャに来た時に入れなかったヒラルダの塔へ行きました。
ヒラルダの塔は、あの巨大なカテドラルに併設されているため、カテドラルに入ることになります。
カテドラルは、学割が効くということだったので、国際学生証を提示したところ、26歳以下の学生しか学割は効かないとのことでした。
同じ学生なのに〜って文句を言いたかったのですが、確かに入口のところに26歳以下と書いてありました。
仕方がないので、正規料金の7.5ユーロを払いました。
学割の場合は、2ユーロくらいですので、この差はかなり大きいですね。

カテドラルの中に入ってみると、前回はミサ中で入れなかった場所に、コロンブスの墓があり、王室礼拝堂があり、見所満載でした。
コロンブスの墓は、4人が棺を担いでいる石像になっていました。

ヒラルダの塔
ヒラルダの塔へ登ることにしたのですが、この塔は、基本的に階段がありません。
ずっと坂になっています。
正方形の坂道をぐるぐると回って行き、34角過ぎたところで頂上に到着しました。
高さ97mがある塔の頂上(この部分は何mか知らない)では、セビーリャの街を一望できて、とても気持ちが良かったです。
頂上には、23個の鐘があり、昔はカンカンと鳴っていたんでしょうね。
なお、この塔は、キリスト教徒ではなく、イスラム教徒が建てたようです。

ここで、あることに気が付きました。
実は、モロッコでデジカメのレンズの内部に埃か何かが入ってしまい、黒い斑点のような跡が写真に写っていたのですが、ヒラルダの塔などを写真に撮っていたところ、その斑点がなくなっていたのです。
いつかは、またカメラを買わなくちゃいけないと思っていたので、この出来事は、かなり嬉しいことです。
ヨーロッパに戻ってきて、付いているのかも。
モロッコにいたときより、かなり気分が良いですし。

セビーリャの見逃していた名所を押さえたので、リスボンへ行くためにバスターミナルへ行きました。
ここから7時間のバスの旅が始まります。
バスで他の国へ行くというのは、日本人にはなじみが薄いことなので、ちょっとワクワクしていました。

バスは、予定通りリスボンに出発すると、疲れていたこともあり、すぐに寝てしまいました。
1時間30分くらい寝ていたのですが、たまたま目が覚めたときに、スペインとポルトガルの国境である川を通過するところでした。
陸路での国境越えにワクワクしたのですが、EU内は入国審査などもないため感動はありません。
バスが止まるわけでもなく、ここからポルトガルというゲートを通過して終わりでした。

その1時間後くらいに、ポルトガルの南の街であるファロに到着しました。
バスの中から看板を見てみると、やはりスペイン語と少し違います。
改めてポルトガルに来たと実感した瞬間でした。

その後もバスは走り続けました。
途中、30分の休憩があったのですが、ポルトガル人もいい加減です。
運転手が自分で30分と言っておきながら、運転手が戻ってきたのが40分後です。
結局、バスは45分後に出発しました。
ヨーロッパの中でもポルトガルは大らからしいので、今後もこんなものかもしれませんね。

そして、セビーリャを出発して約6時間40分後の20時40分頃にリスボンに到着しました。
予定より早いのですが、良く考えるとポルトガルとスペインには時差が1時間あるんですよね。
だから、ポルトガルの21時は、スペインの22時ということで、外は普通に暗くなってしまう時間です。
暗い中で知らない街でのホテル探しは、はっきり言ってかなり不安でしたが、とにかく探さなくてはなりません。
とりあえず、リスボンの中心地であるロシオ広場へ向かうことにしました。
その辺りに、安いホテルが集中しているということなので。

ロシオ広場に到着すると、外はすっかり暗くなっています。
どっちがどっちだか分からないので、近くにいた人に安いホテルを知らないかと尋ねると、広場前にあった2軒を指差してくれました。
しかし、どちらも35ユーロと思った以上に高いです。
そのために、ちょっと別の道を歩いてみると、他の安いホテルを発見しました。
しかし、そのホテルは、前の2軒よりも高かったので、他に安いホテルを知らないかと尋ねてみると、フィゲロア広場周辺に安いホテルがたくさんあるとのことでした。

フィゲイラ広場に行ってみると、1軒の安いホテルを発見しました。
レセプションに部屋があるかと尋ねると、最初は満室と言われましたが、そのすぐ後に、ちょっと待ってと言われました。
私としては、部屋が無いなら無いで他を探したかったんですが、タイミングが悪く電話がかかってきてしまったため、電話が終わるまで素直に待つことに。
電話が終わると、窓がない部屋でも良い?と言ってきました。
どういう意味かと尋ねると、その部屋は、元は倉庫のようです。
さすがに倉庫は勘弁と思いつつも部屋を見させてもらうと、ちゃんとベッドや洗面所もあり、立派な部屋でした。
その部屋なら1泊20ユーロにしてくれるというので、この
「PENSAO BEIRA MINHO」に泊まることにしました。
もう21時30分過ぎだったので、今から他のホテルを探すのも面倒だったので。
ちなみに、倉庫に泊まるのは、バルセロナに続いて2回目です。
バルセロナの場合は、屋根裏倉庫でしたが、今回は、普通の部屋の隣です。

あとは、部屋でくつろぐだけだと思ったのですが、そうは行きませんでした。
レセプションの人は、リオ・デジャネイロから来た日系(たぶん)ブラジル人で、とても話好きでした。
私が10月頃にリオ・デジャネイロに行くと言うと、リオ・デジャネイロの情報をいろいろと教えてくれたり、私がリスボンについて質問をしたこともあって、レセプションで1時間以上も話してしました。
しかし、ただ長話をしたから1時間以上も話したというわけではありません。
なぜそんなに長くなってしまったかと言うと、言葉の問題があったのです。
日系人ブラジル人と言っても日本語を話せませんし、英語もほとんど話せません。
スペイン語もまばらです。
私は、スペイン語を基本にして英語を混ぜて話していたのですが、うまく通じないことが多かったんですね。
私のスペイン語は、赤ちゃん程度のレベルだし、スペイン語とポルトガル語が似ていると言っても、やっぱり別の言語なので、分からないものです。
ちなみに、今までのホテル探しは、ほとんどスペイン語でのやり取りでした。
少しでもスペイン語を知っていて本当に良かったと思いますね。

レセプションの人との会話も終わり、夕食を食べようと思ったら、レストランがほとんど閉まる時間でした。
それもそのはず、時計を見ると23時くらいです。
結局、この時間で開いていたのはマックだけだったので、マックをテイクアウトしてホテルに戻りました。

明日から本格的にリスボン観光をしますが、何だかとても楽しみです。
それは、リスボンや新しい国に対する期待もありますが、やはりヨーロッパに帰ってきた喜びみたいなものですね。

<今日の支出!>

(セビーリャ)
コカコーラライト:1ユーロ
カテドラル&ヒラルダの塔:7.5ユーロ
豚肉のステーキセット:8.1ユーロ
ビール:1.1ユーロ
チップ:0.3ユーロ
インターネットカフェ(プリントアウト3枚含):2.04ユーロ
ミネラルウォーター:0.9ユーロ
ポテトチップス:0.95ユーロ
コカコーラライト:1ユーロ
バス:1ユーロ
小計:23.89ユーロ約4,085円(1ユーロ=171円で計算)

(リスボン)
地下鉄バス共通10回回数券カード:7.15ユーロ
ホテル(1泊):20ユーロ
マックロイヤルクリスピーベーコンセット:4.65ユーロ
小計:31.8ユーロ約5,438円(1ユーロ=171円で計算)

合計:約9,523円


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