メニュー
ご挨拶&世界一周に至るまで!
旅立つ前にしておくこと!
旅のルール!
旅の持ち物!
旅のルート(予定)!
旅行記!(現在地)
  アジア
  ヨーロッパ・北アフリカ 119日目
  南アメリカ
  北中アメリカ
旅を振り返って!

旅の思い出!
  写真集
  コラム
  食事

Home!
Home! > 旅行記! > ヨーロッパ・北アフリカ編! > 日記!

2007年9月1日(土)イタリアヴェネチア(滞在地)
世界一周119日目

今日もホテルで朝食を食べてから、ヴェネチア本島へ出発しました。
昨日と同様にキオスクでバスのチケットを買ったのですが、キオスクの人が、今日は9時15分にバスが来ると笑いながら言ってきました。

予定通り9時15分のバスに乗り、駅で電車に乗り換えて、ヴェネチア本島まで行きました。
当たり前のことなのですが、トラブルが無く本島まで行けたことが、何だかとても嬉しいです。
昨日は、ヴェネチア本島に来るまでに、4時間もかかりましたからね・・・。

今日は、土曜日ということもあり、昨日以上に観光客がたくさんいました。
これでは、人ごみで疲れてしまうので、なるべく観光客がい無そうな場所へ行こうと思い、島の一番奥まで行くことに決めました。

ヴァポレット(水上バス)水上バスの
ヴァポレットで島の奥まで行ってみると、予想通り観光客はほとんどいません。
地元民の憩いの場のような公園があって、家族連れで遊びに来ていたり、ランニングをしていたり、テニスやバスケなどのスポーツをしていたりと、本当に休日の公園でした。
これが本当のヴェネチアだと勝手に思いました。
ここで思ったのですが、水上バスは、地元民の足でもあるんですよね。
それなのに、観光客のせいで乗れない場合もあるっていうのは、正直ウザいのかなって思います。
私も観光客の1人ですけど・・・。

お昼にパスタを食べた後、離島のリド島へ行ってみることにしました。
ここは、観光客がたくさん来る場所です。
リド島に到着すると、目の前に、レンタサイクルの文字が見えました。
昨日は寒かったのですが、今日はとても天気が良く、サイクリング日和です。
しかし、他の観光客も同じことを考えていたみたいですね。
自転車が全部貸し出されているようで、残念ながら乗れません。
諦めて帰ろうとした時に、1人の観光客が自転車を返しにきました。
つまり、自転車を借りられるってことです。
もしかして、今日は付いてる?

リド島を自転車で疾走しました。
久しぶりの自転車は、本当に気持ちが良かったです。
地図も見ずに適当に走り、たどり着いたところはビーチです。
全然調べないで来たのですが、このリド島は、ビーチの島だったようです。
リド島は、縦長の島ですが、片側が全部ビーチになっていました。

ビーチということは、確認をしなくてはいけないことがありますね。
何を確認するかと言うと、トップレスの人がいるかどうかです。
バルセロナやバレンシアのビーチでは、かなりの人数がトップレスだったので、ここはどうなのか気になったというわけです。
早速、ビーチへ行ってみたのですが、 海水浴をしている客自体もそれほど多くなかったこともあり、トップレスの人はほとんどいませんでした。
やはり、バルセロナやバレンシアが異常だったのかもしれませんね。

その後もリド島を自転車で回りました。
特に見所は無かったのですが、本当に自転車は快適です。
適当に走っていたら、リド島を一周してしまったようなので、自転車を返却しました。
ちょうど1時間でした。

本島に戻って、当てもなく歩きました。
ヴェネチアは、路地を適当に歩いていると、本当に面白いんです。
正直、迷子になっているのですが、全然構いません。
なぜなら、島自体が狭いので、そのうち運河や教会などの目印にたどり着くからです。

サンタ・マリア・グロリーサ・デイ・フラーリ教会(至宝の絵画)途中に休憩を入れて、再度島を歩き回っていると、
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会にたどり着きました。
正直、教会に飽きていたのですが、この教会は、ヴェネチアを代表する教会の1つということなので、入ってみることに。
この教会は、14〜15世紀に1世紀かけて造られたようです。
他の教会と同じように、荘厳な雰囲気で、 正面の奥にある絵画が至宝ということです。
私は、絵画などを見たことは見たのですが、ずっと休憩をしていました。
今までずっと歩き回っていたので、かなり疲れていたんですね。

今日はこの辺りで満足をして、ホテルに戻ることにしました。
最寄の駅に戻ってくると、バスの時間まで5分くらいあったので、ホテル近くで買うより安い駅の自動販売機で飲み物を買うことにしました。
小銭がなかったので、10ユーロ札でコーラを購入すると、おつりが出てきません。
バスの時間はもうすぐで、このバスを逃すと帰ることができない私は、かなり焦っていました。
お釣りの8.7ユーロを見捨てるわけにもいかなかったので。

その時、黒人の親子(母娘)が近くを通ったので、身振り手振りで状況を説明すると、子供がいきなり自販機のボタンを押しました。
私は、日本語で「ボタンを押しただろ!」って突っ込むと、必死になって押してないと言っている感じです。
母親にもボタンを押したとアピールすると、母親に伝わったようで、子供にボタンを押したのかと追求している感じでした。
子供は、それでもボタンを押していないという感じで、必死になって何かを言っています。
ふざけるなって思ったのですが、確かに飲み物が出ていないような気もします。
ボタンの反応が悪かったのかもしれないので、そんなことより、どうしたら良いかと母親にアピールすると、いきなり母親がファンタオレンジのボタンを押し出しました。
どうやら釣銭切れのようですが、勝手にボタンを押すのはいかがなものか。
この時は、母親がファンタオレンジを買うつもりだったから、それで押したのかと都合の良い解釈することに。
なぜなら、その母親は、普通にファンタオレンジを取り出して、自分の袋に入れていたので。

しかし、まだ釣り切れのようです。
仕方が無いので、ミネラルウォーターのボタンを押したのですが、ミネラルウォーターが出てきません。
もうすぐバスの時間になってしまうので、本当に焦っていました。
そして、反応が悪いのかと思い、もう一度ミネラルウォーターのボタンを押すと、ミネラルウォーターが2本出てきて、1本は底に穴が開いていたため、半分くらい漏れています。
どうやら、1本目は、底が引っかかって出てこなかったようですね。
これで、やっと釣銭が出る状況になったようで、金額も確認せずに財布にお釣りを閉まってしまいました。
それにしても、こんなに飲み物があってどうする?って感じですね。

急いでバス停へ向かおうとしたのですが、その前に、確認することがありました。
それは、ファンタオレンジのことです。
母親が自分で買うためにボタンを押したのかと思っていたので、お金を貰おうとすると、普通にファンタオレンジを返してきました。
つまり、私が言わなければ、貰ってしまうつもりだったようですね。
何ともずうずうしい母親です。

そして、急いでバス停に戻ると、すぐにバスがやってきました。
もうちょっと手こずっていたら、危うくバスに乗り遅れるところでしたね。
やっと落ち着いたので、バスの中でお釣りからジュースの本数を逆算してみると、ジュース1本分が多く取られています。
つまり、子供がボタンを押した分も取られていたというわけです。
子供は、確かファンタオレンジのボタンを押したので、次のファンタオレンジと一緒に母親が奪ってしまったようですね。
焦っていたので、母親がファンタオレンジを取り出すところを見ていませんでした。
初日のタクシーや昨日のバスのこともあるし、この街とは、本当に相性が悪い気がします。

ホテル近くに戻ってきたのですが、飲み物がたくさんあるので、一昨日と同じく持ち帰りピザで夕食を済ませました。
ナポリというアンチョビピザを美味しく頂いたのですが、何となくすっきりしない気分です。

今日から9月です。
知らない間に、出発してから4ヶ月近くも経ってしまいました。
出発した時は、9〜10月頃(半年くらい)には帰国しようと思っていたのですが、その9月に入ったにもかかわらず、まだ世界半周も終わっていません。
うまく行かないことも多いのですが、どんどん旅が楽しくなっているので、今のままでは、いつ帰国するのか自分でも分からなくなっています。
帰国の一応の目安はありますが、二度と世界一周はできないと思うので、とことん追及して来ようと思います。

<今日の支出!>

バス往復チケット2枚と片道チケット1枚:4.6ユーロ
近郊電車往復チケット:6.3ユーロ
ミネラルウォーター:0.6ユーロ
パスタ(パスタのケーキみたいなもの):6.5ユーロ
ビール:1.5ユーロ
レンタサイクル(1時間):3ユーロ
ラップ生地ロ−ル:3.5ユーロ
サービスチャージ:1ユーロ
ミルクコーヒー:3.5ユーロ
コカコーラゼロ:1.5ユーロ
サンタ・マリア・グロリオーサ・ディ・フラーリ教会:2.5ユーロ
電車チケット(サン・ドニャーニ・ピアべ〜ミラノ中央 2ndクラス):25.9ユーロ
コカコーラ:1.3ユーロ
たぶんファンタオレンジ:1.3ユーロ(子供が勝手に自販機のボタンを押した分)
ファンタオレンジ:1.3ユーロ(おばさんが勝手に自販機のボタンを押した分)
ミネラルウォーター(2本):1.2ユーロ
アンチョビピザ:4.5ユーロ

合計:70ユーロ約11,970円(1ユーロ=171円で計算)


前日
          このページのtopへ          翌日


Copyright (C) 2007 ひまな人 All Rights Reserved.